ミレアの森の調査依頼

あなた達は、依頼を受けてミレアという村の近辺にある森を訪れていた。
ロザーリオ : ミレア、の辺りまで行ったことは無いですよね
カルロ : この辺りは初めてだな。
依頼人は魔術協会。
この森で近頃見られるようになった
奇妙な動植物についての調査が主だった内容だ。
ロザーリオ : 動植物の調査、というのは少し珍しいような
カルロ : そうだな……分かりやすい討伐でもなし
現地で協会から派遣された魔術師と合流する予定だったが……。
それらしい人物は未だに現れない。
そして。
ロザーリオ : 来ませんね……
あなた達の目の前に、一体の魔物が姿を現す。
シルエットはゴブリンやオークのような見覚えのあるものだが、
その全身は結晶のようなものに覆われ、
動きもアンデッドのようにぎこちない。
カルロ : ……
どうやら、合流する前に調査対象と出会ってしまったらしい。
向かってくる以上はやむを得ない。
戦闘開始だ!
ロザーリオ : 先に仕留めておきましょう。やむを得ません
カルロ : あれが奇妙な動植物?……やるしかないか
Round 1
ロザーリオは移動した。
ロザーリオは[12,9]へ移動した。
謎の魔物は移動した。
謎の魔物は[10,9]へ移動した。
カルロは移動した。
カルロは[11,8]へ移動した。
ロザーリオ : ラピッドスラスト
構え、貫く 達成値:17([3,2,6]+6)
謎の魔物は防御した。
ダメージを2軽減! ([]+4)
謎の魔物に16のダメージ ([5,2,3,3]+9)
カルロは攻撃した。 達成値:17([5,6,2]+4)
謎の魔物は防御した。
ダメージを2軽減! ([]+4)
謎の魔物に11のダメージ ([2,5]+10)
謎の魔物は[重傷]になった
Round 2
ロザーリオ : お任せしておきますか
謎の魔物は攻撃した。 達成値:13([3,2,4]+4)
カルロは回避しようとした。
カルロは回避した。 達成値:18([3,2,6]+7)
カルロは攻撃した。 達成値:17([1,6,6]+4)
謎の魔物は防御した。
ダメージを2軽減! ([]+4)
謎の魔物に15のダメージ ([6,5]+10)
謎の魔物は[気絶]になった
あなた達が武器を振るい、術を繰れば敵は倒れる。
カルロ : ……よし、と。
ロザーリオ : お見事です
倒れた魔物の体が崩れていく。
結晶の輝きも失われ、後には灰の山が残った。
ロザーリオ : ……灰になってしまいましたね
この敵はなんだったのだろう。
しかし今考えても結論が出ない事は明白だ。
カルロ : 倒してよかったのか―あ、……灰に……
カルロ : うーん、まあ今考えても仕方ないか…
魔術師との合流を待つべく、
あなた達は武器を下ろし、あるいは周囲の様子を伺おうとしたか。
しかし、その矢先──!
ロザーリオ : まあ待ちますか……
一瞬、あなた達の周囲が光った……ように思える。
カルロ : ?
カルロ : 今光ったような……
ロザーリオ : ?
……いいや! これは気のせいではない!
明滅は段々と感覚が短くなり、やがて──
ロザーリオ : !何か
カルロ : いや、光って、何だ……!?
あなた達は、光の奔流に巻き込まれた。
そして、その光が収まると、
森には、静寂だけが残された。
カルロ は全回復しました。
ロザーリオ は全回復しました。
光が収まり、だんだんと目が慣れてくる。
そうして辺りを見渡すと、
そこには先程の森とは違う光景があった。
カルロ : ……ここは…
ロザーリオ : …………っと
カルロ : ロザーリオ、大丈夫か?
ロザーリオ : 私は無事ですよ
カルロ : よかった……にしてもなんだろうこの部屋は……さっきまで村付近の森にいたはずだよな
魔術師:う…… うぅ……。
ロザーリオ : 何かしらの転移のような……?
カルロ : !
……あれは……。
あなた達と合流する予定だった魔術師だろう。
事前に教えられていた外見の特徴が一致している。
だがその体は傷つき、明らかな衰弱がみられる。
ロザーリオ : 何かされた後のようですね……
魔術師:き…… 君たち……。 早く、こちらへ……。
魔術師はあなた達が部屋に現れたことに驚きを示さず、
それどころか震える手で手招きをしている。
ロザーリオ : ……
一体何が起こっているのだろう。
魔術師の下に行こう。
ロザーリオ : 話さないことには……何もわかりませんしね
カルロ : ああ、……
魔術師:驚かせてすまない……。
上で戦闘の気配があったから、きっと冒険者が来たんだと転移のスクロールで呼んだんだ……。一刻を争う、事態だったから……。
カルロ : 上で?ここは地下なのか
ロザーリオ : もう少しわかりやすく呼んでいただきたいものですね……
魔術師:たまたまこの場所の入り口を見付けて、忍び込んだのはいいが、魔物から奇襲をされて、このざまだ……。
迂闊だった……。
ロザーリオ : 早計と言わざるを得ませんね……
カルロ : だから来なかったってわけか……
痛みに呻きながらも、魔術師は言葉を続ける。
魔術師:……結晶を帯びた生き物を、見付けたかい。
ロザーリオ : ええ。先ほど倒しましたが
魔術師:……あれは、本来私たちが調査するはずのものだった。
調査も大事だが、それ以上に……。
あれを持ち出し、逃亡した者を探す手がかりでもあったんだ。
カルロ : (目を眇めた)持ち出して逃げた……?
魔術師:あれは恐らく、『魂蝕晶石』……。
名前の通り魂を蝕む、私たちが危険視しているものだ。
だが、性質がまるで違う。
あれに侵食性はない、のに。生物が、被害に遭っている。
ロザーリオ : 魂を蝕む…………
魔術師:この部屋の下もそうだった……。
建造物にまで侵食しているんだ。
放っておけば、この森とミレア村は……結晶に飲み込まれるだろう。
カルロ : 魂を蝕む、随分と大仰な名前だが。あながち間違いでもないのかな…
魔術師:ここは恐らくミレアス遺跡……。
歴史の中で埋もれ、現存していないとされていた、魔術仕掛けの建造物。
まさかこんな形で出会うことになるとは……。
ロザーリオ : 忘れられた遺跡というわけですか……
魔術師:頼みがある……。
……君たちに、魂蝕除けの魔術を付与する。
それでしばらくは持つだろうから…… 行って、くれないか。
彼女がいる。禁忌を犯した魔術師が、元凶が。
カルロ : (ぐるりと小部屋を見回してから、魔術師へ向き直った)
魔術師:ライラ。ライラ・バートレー……。
優秀だったが、危険思想を持った邪教徒に感化され、道を誤った者の名だ……。
頼む、彼女を、止めてくれ。
ロザーリオ : 変わってしまった魔術師……ですか。依頼としては大きく変わってしまいますが……
カルロ : 調査依頼のはずが魔術師討伐か。
ロザーリオ : 他に出来ることは無さそうです。請けましょう
カルロ : ああ。やろう
あなた達は……
ロザーリオが[承諾する]を選択しました
魔術師:……! ありがとう……。
私の事は、心配いらない。十分に、気を付けてくれ。
魔術師はそう言うと、何事か呪文を唱える。
恐らくこれが魂蝕除けの術なのだろう。
ロザーリオ : (やや警戒した雰囲気を出したがそのまま受けた)
カルロ : ……これが魂蝕除けの術ってやつか…あまり変わった感じは受けないけど
気力を振り絞ったのだろう。
呪文を唱え終えると魔術師は眠ってしまった。
息はあるが…… 彼のためにも早めに事を成したほうがいいだろう。
ロザーリオ : 行きましょうか……
カルロ : ああ。あまり遅れることはできないな
あなた達は行動を開始した。
開け放った扉の向こうからは、
まるで悪意を空気に溶かし込んだような異質な冷気が漂っている。
……一歩、あなたは踏み出した。
……それは、辺境の森には似つかわしくない光景だった。
ロザーリオ : ……奇妙な場所ですね
カルロ : まるで凍り付いたみたいだ
夥しい量の結晶に覆われた空間が、あなたたちの目の前に広がっている。
そして、眼前の巨大な扉と祭壇のようなものが、
魔術師の言葉通りここが遺跡であることを物語っている。
今更後戻りはできない。
……魔術師ライラの探索を開始しよう。
ロザーリオ : 我々まで結晶に飲まれる前に……済ませましょう
祭壇の上には天秤が置かれている。
天秤は左に傾いている。
ロザーリオ : ……?
ロザーリオが[……]を選択しました
カルロ : ……天秤と…左の皿の上に赤い球体が乗ってるな
ロザーリオ : まだよくわからない内にいじるべきではないかもしれませんね
ロザーリオ : 魔術的なことについてはよくわからないですし……
カルロ : 恐らく何か仕掛けがあるだろう。一旦今は置いておこうか…
ロザーリオ : 何処から行きますか?
カルロ : こっちからかな
カルロ : ……
ロザーリオ : 埋まってますかね……この様子では
豪奢な造りの扉に文字が刻まれている。
『地底の月よ、陽を喰らえ。なれど贄は等価に非ず。
選ばれし三つの贄が欺瞞なる安寧を破る。』
……。
!参照可能な情報が追加されました。
カルロ : だいぶ埋まってるな…そっちは…
ロザーリオ : (諦めて近くの扉を見始めた)詩文がありますね
豪奢な造りの扉に文字が刻まれている。
『地底の月よ、陽を喰らえ。なれど贄は等価に非ず。
選ばれし三つの贄が欺瞞なる安寧を破る。』
……。
ロザーリオ : こちらも違いますね。やはり祭壇を?
カルロ : これしかないか…
『地底の月よ、陽を喰らえ。なれど贄は等価に非ず。
選ばれし三つの贄が欺瞞なる安寧を破る。』
……。
選ばれし三つの贄……。
つまり何かを三つ集めればいいという事だろうか?
……扉の前にある天秤の祭壇の下に何か複雑な機構がある。
そしてそれは、大扉の両隣に繋がっているようだ。
……集めたものを天秤に乗せるという事だろうか……。
ロザーリオ : 詩文を辿るに……何か乗せるんでしょうか
祭壇の上には天秤が置かれている。
カルロ : ……うーん、地底の月、陽を喰らえ…太陽の図は真ん中にあるな
ロザーリオ : 何も持ってはいませんが乗せてある分を動かすのは出来るでしょうし……(ぶつぶつ)
天秤は左に傾いている。
ロザーリオが[指で押してみる]を選択しました
天秤の片側を指で押してみた。
……!
扉の上の仕掛けが動き、月が現れる。
……と同時に、ゆっくりと重い扉が開いた!
……しかし。
ロザーリオ : っと
カルロ : おっ…
ロザーリオ : あ、ええと……迂闊な動かし方だったかもしれません……
押さえていた指を離し、天秤の傾きが元に戻ると扉は再び閉じてしまった。
誰か一人が押さえていてもいいかもしれないが、上に乗せるものを探した方がいいだろう。
カルロ : いや、触り方は問題なかった、かな?……何か乗せとかないとダメかもしれない
ロザーリオ : こちらの石以外には無いですよね。これを乗せてみます?
天秤は左に傾いている。
ロザーリオが[左側の操作]を選択しました
ロザーリオが[赤い石を取る]を選択しました
左の天秤から赤い石を外した。
陽光の石を手に入れた。
天秤が動いた。
それ以外に変化は見受けられないが……。
……どこかで何かが動いた音がする。
カルロ : ……?
ロザーリオ : ……何か?
カルロ : どこかで何かが動いたみたいだ
カルロ : !
結晶に覆われた、鎧を纏った女性の石像だ。
かろうじて刻まれた文字を読むことが出来る。
ロザーリオ : まさかこの仕掛けで開け閉めがなされるとは
陽光を掲げよ。
守護者の影あるところに道は拓く。
……石像の周囲には、何かを設置できそうな台座がある。
!参照可能な情報が追加されました。
床に魔方陣が描かれている。
今は起動していない。
ロザーリオ : 動いていませんね
何かを置けそうな台座がある。
……ちょうど先程の部屋で手に入れた石が嵌まりそうだ。
カルロ : そうみたいだ。像の周りの台座に…石を置けそうだな
ロザーリオ : 影があるところに、というと……私の立つ位置が影でしょうか
カルロ : そうなると……陽は中央かな
カルロが[中央に嵌める]を選択しました
赤い石を中央の台座に嵌めた。
……
石が静かに光を放つ……。
……。
陽光の石を失った。
ロザーリオ : フフ……合っていたようで
カルロ : よかった。行こうか
ロザーリオ : っと、暗いな
『掲げし怒りは天の咆哮を浴びて動き出す。』
何かの仕掛けを示唆しているもののようだが……。
あなた達が今持っているものでそれらしい反応を示すものはないようだ。
どこか別の場所にあるのだろうか。
!参照可能な情報が追加されました。
カルロ : 少し暗い…
暗くて見えづらいが、ナイフを掲げた少女の石像のようだ。
他と同様に結晶に覆われている事と、
その手に握らされたナイフが本物であることを除けば変わった所はない。
ロザーリオ : ナイフを持っているのまではわかりますが……後回しでしょうか
カルロ : うーん?ナイフは像じゃなくて本物なんだな…今手元にある物では特に…か
『掲げし怒りは天の咆哮を浴びて動き出す。』
何かの仕掛けを示唆しているもののようだが……。
あなた達が今持っているものでそれらしい反応を示すものはないようだ。
どこか別の場所にあるのだろうか。
ロザーリオ : 戻りますか
カルロ : 一旦戻るか
床に魔方陣が描かれている。
今は起動していない。
台座がある。
ロザーリオが[石を取り外す]を選択しました
陽光の石を手に入れた。
ロザーリオ : 別の道を見てみましょう
天秤は均衡を保っている。
ロザーリオが[右側の操作]を選択しました
ロザーリオが[……]を選択しました
天秤は均衡を保っている。
ロザーリオが[左側の操作]を選択しました
ロザーリオが[……]を選択しました
ロザーリオ : ……乗せるのはダメか
カルロ : これじゃないものを置くしかないみたいだな
天秤は均衡を保っている。
ロザーリオが[……]を選択しました
ロザーリオ : やはりあの魔法陣が?
『掲げし怒りは天の咆哮を浴びて動き出す。』
「動き出す」という事は、何かのきっかけや道具が必要なのかもしれない。探してみよう。
「天の咆哮」に値する何かがあればいいのだが……。
カルロ : んー…?
『陽光を掲げよ。
守護者の影あるところに道は拓く。』
……どうやら周囲に置かれた台座と像による仕掛けを示唆したもののようだ。
石像の周りを調べてみよう。
結晶に覆われた、鎧を纏った女性の石像だ。
かろうじて刻まれた文字を読むことが出来る。
陽光を掲げよ。
守護者の影あるところに道は拓く。
……石像の周囲には、何かを設置できそうな台座がある。
台座がある。
ロザーリオが[中央に嵌める]を選択しました
赤い石を中央の台座に嵌めた。
……
陽光の石を失った。
『掲げし怒りは天の咆哮を浴びて動き出す。』
暗くて見えづらいが、ナイフを掲げた少女の石像のようだ。
他と同様に結晶に覆われている事と、
その手に握らされたナイフが本物であることを除けば変わった所はない。
『掲げし怒りは天の咆哮を浴びて動き出す。』
何かの仕掛けを示唆しているもののようだが……。
あなた達が今持っているものでそれらしい反応を示すものはないようだ。
どこか別の場所にあるのだろうか。
ロザーリオ : 天の咆哮……咆哮?うーん
暗くて見えづらいが、ナイフを掲げた少女の石像のようだ。
他と同様に結晶に覆われている事と、
その手に握らされたナイフが本物であることを除けば変わった所はない。
『掲げし怒りは天の咆哮を浴びて動き出す。』
何かの仕掛けを示唆しているもののようだが……。
あなた達が今持っているものでそれらしい反応を示すものはないようだ。
どこか別の場所にあるのだろうか。
カルロ : このまま中央まで一旦戻ってみるか…
ロザーリオ : そうですね……
天秤は均衡を保っている。
カルロが[左側の操作]を選択しました
カルロが[……]を選択しました
豪奢な造りの扉に文字が刻まれている。
『地底の月よ、陽を喰らえ。なれど贄は等価に非ず。
選ばれし三つの贄が欺瞞なる安寧を破る。』
……。
豪奢な造りの扉に文字が刻まれている。
『地底の月よ、陽を喰らえ。なれど贄は等価に非ず。
選ばれし三つの贄が欺瞞なる安寧を破る。』
……。
台座がある。
ロザーリオが[石を取り外す]を選択しました
陽光の石を手に入れた。
床に魔方陣が描かれている。
今は起動していない。
台座がある。
ロザーリオが[右に嵌める]を選択しました
赤い石を右の台座に嵌めた。
……
陽光の石を失った。
ロザーリオ : っと
カルロ : …そっちが開くんだ
ロザーリオ : 道は一つではなかったらしいですね
ドラゴンの像だ。
傍の碑文に文字が刻まれている。
『暗き眼を与えよ。』
……よく見ると、目にあたる部分が窪んでいる。
!参照可能な情報が追加されました。
左向きのドラゴンの石像だ。
目の部分が窪んでいる。
ロザーリオ : 眼を?何かこう……物を要求するものが多いですね
左向きのドラゴンの石像だ。
目の部分が窪んでいる。
カルロ : 目に当たる部分に嵌めることが出来そうだ ……だな…魔術師とか遺跡ってこういうの好きだね…
ロザーリオ : 趣味なのやも
台座がある。
ロザーリオが[石を取り外す]を選択しました
陽光の石を手に入れた。
台座がある。
ロザーリオが[左に嵌める]を選択しました
赤い石を左の台座に嵌めた。
……
陽光の石を失った。
ロザーリオ : こちらも可
カルロ : こっちはなんだろう…
……!
ロザーリオ : ……!
結晶に体を覆われた魔物たちが徘徊している…!
倒して問題はないが、敵の数も少なくはない。消耗を避けるならばそれに越したことはない。

幸い魔物の索敵能力は高くなさそうだ。柱の陰に隠れれば十分やり過ごせるだろう。
ロザーリオ : 1人1体で、如何です?
カルロ : (隠れてやり過ごすことも出来なくはなさそうだが…)
カルロ : フフ、いいよ、やろうか!
ロザーリオ : では勝負。なんてね
敵が見える。
これ以上進めば交戦は避けられないが、
上手くいけば隠れて進むことができるだろう。
ロザーリオが[正面から挑む]を選択しました
万全を期するためか、それとも別の思惑があったのか。
いずれにしても目の前の魔物と対峙するため、あなた達は武器を手に取った!
Round 1
ロザーリオは移動した。
ロザーリオは[10,15]へ移動した。
カルロは移動した。
カルロは[11,8]へ移動した。
クリスタルスレイブは移動した。
クリスタルスレイブは[9,8]へ移動した。
クリスタルスレイブは移動した。
クリスタルスレイブは[8,15]へ移動した。
ロザーリオは攻撃した。 達成値:13([3,2,2]+6)
クリスタルスレイブは防御した。
ダメージを2軽減! ([]+4)
クリスタルスレイブに8のダメージ ([2,3]+9)
カルロは攻撃した。 達成値:15([6,3,2]+4)
クリスタルスレイブは防御した。
ダメージを2軽減! ([]+4)
クリスタルスレイブに8のダメージ ([3,1]+10)
Round 2
カルロは攻撃した。 達成値:13([2,6,1]+4)
クリスタルスレイブは防御した。
ダメージを2軽減! ([]+4)
クリスタルスレイブに10のダメージ ([3,3]+10)
クリスタルスレイブは攻撃した。 達成値:13([2,1,6]+4)
ロザーリオは防御した。([5,5,5]) クリティカル!
ダメージをすべて軽減!
ロザーリオに0のダメージ ([5,2]+11)
クリスタルスレイブは攻撃した。 達成値:13([2,3,4]+4)
カルロは回避しようとした。
カルロは回避した。 達成値:18([5,1,5]+7)
ロザーリオは攻撃した。 達成値:13([2,3,2]+6)
クリスタルスレイブは防御した。
ダメージを2軽減! ([]+4)
クリスタルスレイブに10のダメージ ([6,1]+9)
カルロの攻撃はAPが足りず失敗した。
Round 3
カルロは攻撃した。 達成値:14([1,3,6]+4)
クリスタルスレイブは防御した。
ダメージを2軽減! ([]+4)
クリスタルスレイブに8のダメージ ([1,3]+10)
クリスタルスレイブは[重傷]になった
クリスタルスレイブは攻撃した。([3,3,3]) ファンブル!
カルロは回避しようとした。([3,3,3]) ファンブル!
カルロは回避に失敗した。
クリスタルスレイブは攻撃した。 達成値:17([5,6,2]+4)
ロザーリオは防御した。
ダメージを9軽減! ([]+15)
ロザーリオに0のダメージ ([2,2]+11)
ロザーリオは攻撃した。 達成値:16([1,4,5]+6)
クリスタルスレイブは防御した。
ダメージを2軽減! ([]+4)
クリスタルスレイブに13のダメージ ([5,5]+9)
クリスタルスレイブは[重傷]になった
クリスタルスレイブは[気絶]になった
カルロの攻撃はAPが足りず失敗した。
Round 4
カルロは攻撃した。 達成値:8([2,1,1]+4)
クリスタルスレイブは防御した。
ダメージを2軽減! ([]+4)
クリスタルスレイブに11のダメージ ([5,2]+10)
クリスタルスレイブは[気絶]になった
ロザーリオは移動した。
ロザーリオは[9,8]へ移動した。
ロザーリオは移動した。
ロザーリオは[9,8]へ移動した。
Round 5
ロザーリオ : 手伝う必要は……無さそうですね
ロザーリオ : 私の勝ちです。フフ……
カルロ : っと……ロザーリオのがちょっと早かったな、さすがだ
小綺麗な箱が置いてある。
鍵はかかっているようだが、箱自体の強度を鑑みると武器で壊すことも出来そうだ。
ロザーリオ : 鍵開けに自信はお有りで?
カルロ : 俺は鍵屋じゃない…
ロザーリオが[解錠する]を選択しました
指の先に伝わる微かな感触から、解錠の手応えを感じる。そしてそれに違うことなく、箱の中身が姿を現すだろう。
ロザーリオ : なら少し、貸してください(箱を数秒弄んで、その末に)
カルロ : ロザーリオ、結構器用だよな……
先程の赤い石と似た、黒い石だ。
ロザーリオ : 何です、不器用な所を見せたことがそんなにありましたっけ
カルロ : え、いや!その……ええと……あ~……
カルロ : (なぜか赤くなって言葉に詰まってしまった…)
カルロ : と、ともかく手がかりはあったな!
ロザーリオ : フフ、そんなにありましたか?心当たりが……
曇天の石を手に入れた。
カルロ : あああ……
台座がある。
ロザーリオが[石を取り外す]を選択しました
陽光の石を手に入れた。
台座がある。
ロザーリオが[右に嵌める]を選択しました
赤い石を右の台座に嵌めた。
……
陽光の石を失った。
ロザーリオ : 眼になるとしたら、これだと思うんですよね
カルロ : ……ええと暗き瞳だったなたしか
彫像の眼には、先程手に入れた黒い石が嵌まりそうだ。
ロザーリオ : 眼が無いとすれば画竜点睛を欠くようなものです。まあ、私は片目しかありませんが。
ロザーリオが[嵌めてみる]を選択しました
……。
カルロ : それを言ったら俺もだよ。……
ロザーリオ : ここは二人で完璧というところで一つ。
部屋の外で何かが動く音がした。
曇天の石を失った。
カルロ : お、おい…… っと、何か動いたみたいだ
彫像の目には石が嵌まっている。
ロザーリオ : 確認してみましょう
カルロが[……]を選択しました
床に魔方陣が描かれている。
今は起動状態のようだ。
カルロ : !起動してる
……!
ロザーリオ : (乗ってみた、動いているようだ)
どうやら先程の魔方陣で転移をしたらしい。
だが……。
カルロ : ってええ……
通路を魔物が徘徊している……!
既にこちらに気付いたものもいるようだ。
避けて通るのは難しいだろう。
障害は排除するほかない。
さあ、武器を取り、敵を討ち倒せ!
Round 1
ロザーリオは移動した。
ロザーリオは[7,8]へ移動した。
カルロは移動した。
カルロは[2,11]へ移動した。
クリスタルスレイブは移動した。
クリスタルスレイブは[5,8]へ移動した。
クリスタルスレイブは移動した。
クリスタルスレイブは[2,9]へ移動した。
ロザーリオは攻撃した。 達成値:20([4,5,5]+6)
クリスタルスレイブは防御した。
ダメージを2軽減! ([]+4)
クリスタルスレイブに7のダメージ ([3,1]+9)
カルロは攻撃した。 達成値:14([2,6,2]+4)
クリスタルスレイブは防御した。
ダメージを2軽減! ([]+4)
クリスタルスレイブに7のダメージ ([1,2]+10)
Round 2
クリスタルスレイブは攻撃した。 達成値:11([3,3,1]+4)
ロザーリオは防御した。
ダメージを9軽減! ([]+15)
ロザーリオに0のダメージ ([2,2]+11)
カルロは攻撃した。 達成値:9([1,2,2]+4)
クリスタルスレイブは防御した。
ダメージを2軽減! ([]+4)
クリスタルスレイブに10のダメージ ([4,2]+10)
クリスタルスレイブは攻撃した。 達成値:16([6,1,5]+4)
カルロは回避しようとした。
カルロは回避した。 達成値:20([5,6,2]+7)
ロザーリオは攻撃した。 達成値:17([3,6,2]+6)
クリスタルスレイブは防御した。
ダメージを2軽減! ([]+4)
クリスタルスレイブに9のダメージ ([1,5]+9)
Round 3
カルロは攻撃した。 達成値:18([6,4,4]+4)
クリスタルスレイブは防御した。
ダメージを2軽減! ([]+4)
クリスタルスレイブに13のダメージ ([5,4]+10)
クリスタルスレイブは[重傷]になった
クリスタルスレイブは[気絶]になった
クリスタルスレイブは攻撃した。 達成値:12([4,3,1]+4)
ロザーリオは防御した。
ダメージを9軽減! ([]+15)
ロザーリオに0のダメージ ([1,6]+11)
ロザーリオは攻撃した。 達成値:16([3,4,3]+6)
クリスタルスレイブは防御した。
ダメージを2軽減! ([]+4)
クリスタルスレイブに7のダメージ ([1,3]+9)
クリスタルスレイブは[重傷]になった
Round 4
ロザーリオ : 困りましたね。次は負けらしい
カルロは移動した。
カルロは[5,8]へ移動した。
クリスタルスレイブは攻撃した。 達成値:8([1,1,2]+4)
ロザーリオは防御した。
ダメージを9軽減! ([]+15)
ロザーリオに0のダメージ ([6,4]+11)
ロザーリオは攻撃した。 達成値:18([4,2,6]+6)
クリスタルスレイブは防御した。
ダメージを2軽減! ([]+4)
クリスタルスレイブに11のダメージ ([2,6]+9)
クリスタルスレイブは[気絶]になった
カルロは攻撃した。 達成値:10([1,3,2]+4)
クリスタルスレイブに17のダメージ ([5,6]+10)
あなた達の攻撃を受け、魔物たちは動かなくなった。
……?
魔物の一体が何かを持っていたようだ。
カルロ : 毎度譲るわけにもいかないからな
どうやらこの遺跡の中で時折見かける碑文であるらしい。
刻まれた文字も問題なく読めそうだ。
ロザーリオ : フフ……次は負けませんよ
カルロ : ……と…碑文が出てきたな
空を映す三つの宝玉は、
役目を終え守護者の元へ還る。
その光に少女が妬心に狂うとも知らず。
……。
!参照可能な情報が追加されました。
ロザーリオ : 三つの宝玉は守護者に還る……ということはまだありそうですね
先程の部屋にあったものと同じドラゴンの像だ。
台座に文字が刻まれている。
ふたつの視線交わりし時、
汝贄を得るであろう。
……。
!参照可能な情報が追加されました。
ロザーリオ : 二つの視線……?
カルロ : ……?像じたいはさっきのドラゴンの像と同じ形のものみたいだけど…
ロザーリオ : 他の像と目を合わせるのでしょうか
この部屋は他と雰囲気が違う。
やはり大部分が結晶で覆われてはいるが、家具や何かの実験道具のようなものが置かれている。誰かがここに住んでいたようだ。
様々な実験器具や紙類が散乱した机だ。
あなたに知識があれば、その中には一般的に忌避される魔術にまつわるものが混ざっていることも分かるだろう。
……机の上に「ライラ・バートレー」という人物の名が記された日記が置いてある。
上で魔術協会の術師が語っていたものと同じ名だ。
ロザーリオ : ……日記ですね
カルロ : 件の魔術師の名前だ…
ロザーリオ : 女性の日記を覗き見るのは少々無礼ですが。まあそれはそれ。
ロザーリオが[【1】]を選択しました
今日、ついに魂蝕晶石の精製に成功した。
これで私の研究は次のステージに進むだろう。
かねてからコネクションを得ていた×××××教会の助力で
魂源支配に関する知識も手に入れる事が出来た。

この二つを組み合わせる事が出来れば
これまでの魔術なんて比べるべくもない、
革新的な世界が始まる。

そして、その中心にいるのは私。
ようやくくだらない権威主義者達を
椅子から引き摺り降ろすことが出来る。

ロザーリオが[【2】]を選択しました
魔術協会から逃げて、どれくらい経っただろう。

まったく馬鹿馬鹿しいほどの懐古主義。
死霊術を研究していたらなんだというの?
実験用のネズミの蘇生を悪だと言うのであれば
死んだ獣の腹にメスを入れるほうが余程残酷じゃない。
私はそれを修復するために研究をしているというのに。

それだけじゃない。
私の美しいきらきらと組み合わせる事で
生物はより強く、美しい姿になる事が出来る。

一体何がいけないの? 許せない。いつか必ず復讐してやるわ。
ロザーリオ : ……
ロザーリオが[【3】]を選択しました
きれい。
きれいきれいきれい。

どんどん増えていく。
協会を出たのは正解だった。
ここなら研究に没頭できるし、
実験動物もそこらじゅうにいる。
何よりこんな場所にまだ稼働している遺跡が
眠っていただなんて夢にも思わないでしょう。

カルロ : ……
私のきらきらは、死霊術の力を得て
触れたものを自らの支配下に置くことが出来るようになった。
いずれ生物以外への侵食性も示すようになるでしょう。
この子のために生きることが出来るだなんて幸せね。

問題はその母体…… 司令を出す本体ね。
たくさんの生き物と掛け合わせたけれど、
植物系の魔法生物と相性がいいみたい。
丁度アルラウネの幼体を手に入れたからそれを使いましょう。
あとはそれを私がコントロールできればいい。

頭がふわふわする。すごく気分がいい。
もうすぐこの子のための世界が来る。
全部きらきらになる。きれい。すごくきれい。
ロザーリオが[【4】]を選択しました
……『マザー』を作り出す事には成功した。
けれどあれには魂がない。
今は眠らせているけれど、あんなものただ暴れるだけで
私たちに必要なきらきらじゃない。
全部私とこの子のものにしなくては意味がない。
私は一つの結論にたどり着いた。

私とこの子の意志を最も強く反映させるもの。
意思の根源たるもの、魂。
ここに最も適した養分がある。
あの子に取り込まれるなんて、
こんなに嬉しいことないわ。
私が、わたしがきらきらになる。
きらきらになれる。きらきらになれる。きらき
 ら 
  きら
 き
ロザーリオが[……]を選択しました
……日誌の最後のページに何かが挟まっていた。
金細工の鍵を手に入れた。
ロザーリオ : おぞましい……
カルロ : …あれは、死霊術なのか…魂を蝕むという通りに…
これは……。
妖精などの生物が薬液に浸けられ、棚に並べられている。
身体の一部が失われていたり、
結晶に侵されて痛々しい姿を晒しているものが多い。
瓶には日付とコメントが書いたラベルが貼られている。
 『×××××を切除。大人しくなったけど侵食反応は低下』
       『いい検体』 
           『ベースとして採用』
  『侵食に負けた。』     『使えない』
……。
見るに堪えないものばかりだが、
その中に「浄化薬」と書かれた薬品をいくつか見付けた。
どうやら結晶による浸食を治療する薬のようだ。
といっても効果はあまり高くないようだが……。
魔術師にかけてもらった魔術も万全ではないかもしれない。
確保しておいて損はないだろう。
[浄化薬] を手に入れた。
[浄化薬] を手に入れた。
ロザーリオ : う……
魔術に関する本が並んでいる。
カルロ : ……
カルロ : ロザーリオ、…大丈夫か?
ロザーリオ : (並べられた棚から薬を何本か拝借した)あまり気分の良い物ではありませんね……
カルロ : そうだな……(こちらも少し拝借しておいた)
ベッドがある。
最近まで使われていたのだろうか。結晶の侵食はほとんど見られない。
あまりゆっくりしている時間はないが、これからの事を考えれば休憩するのも手だろう。
ロザーリオが[……]を選択しました
ロザーリオ : 休憩は要りませんね
カルロ : ああ
先程手に入れた鍵が使えそうだ。
貼り付いた結晶が削れるような音を立てて、扉が開く。
ロザーリオ : こう繋がるんですね
カルロ : ここに戻ってくるわけか
台座がある。
ロザーリオが[石を取り外す]を選択しました
陽光の石を手に入れた。
ロザーリオ : 何処を見てみます?
『掲げし怒りは天の咆哮を浴びて動き出す。』
「動き出す」という事は、何かのきっかけや道具が必要なのかもしれない。探してみよう。
「天の咆哮」に値する何かがあればいいのだが……。
カルロ : うーん……
ロザーリオ : 少女が気になるかなという所なんですが。どうでしょう?
カルロ : もう一度見てみるか…
台座がある。
ロザーリオが[中央に嵌める]を選択しました
赤い石を中央の台座に嵌めた。
……
陽光の石を失った。
暗くて見えづらいが、ナイフを掲げた少女の石像のようだ。
他と同様に結晶に覆われている事と、
その手に握らされたナイフが本物であることを除けば変わった所はない。
『掲げし怒りは天の咆哮を浴びて動き出す。』
何かの仕掛けを示唆しているもののようだが……。
あなた達が今持っているものでそれらしい反応を示すものはないようだ。
どこか別の場所にあるのだろうか。
台座がある。
ロザーリオが[石を取り外す]を選択しました
陽光の石を手に入れた。
ロザーリオ : はずれでしたね
カルロ : 三つの石とあるがまだあって二つ……先にドラゴンの視線のほうからかな
台座がある。
ロザーリオが[左に嵌める]を選択しました
赤い石を左の台座に嵌めた。
……
陽光の石を失った。
台座がある。
ロザーリオが[石を取り外す]を選択しました
陽光の石を手に入れた。
台座がある。
ロザーリオが[右に嵌める]を選択しました
赤い石を右の台座に嵌めた。
……
陽光の石を失った。
彫像の目には石が嵌まっている。
ロザーリオ : 外してみます?向こうに嵌るやも
カルロ : あっちに窪みはなかった気はするけども…
ロザーリオが[石を外す]を選択しました
……。
部屋の外で何かが動く音がした。
曇天の石を手に入れた。
カルロ : ん
ロザーリオ : まあ、物は試しです
ロザーリオ : これが目だというのなら
ドラゴンの像だ。左を向いている。
ロザーリオが[調べる]を選択しました
何か見付かるだろうか?
目標値:13 <= 3d + 感覚補正 + フォーチュン
ロザーリオ:成功!(14)([4,6,3]+1)
カルロ:失敗・・(ファンブル)([1,1,1])
ロザーリオ : 造作もない
カルロ : む

よく見ると、この台座には回転させたような跡がある事に気が付いた。
ロザーリオ : !
ロザーリオ : 回せるようですね……
カルロ : ……単純に回転させられるのか…
ドラゴンの像だ。左を向いている。
ロザーリオが[像を回す]を選択しました
像を回転させた。
どこかで物音がした。
……像の裏側にも何か文字が刻まれている。
『瞳は雷を宿す。』
……。
ドラゴンの像だ。右を向いている。
カルロが[もう一度調べる]を選択しました
回転させた像の目に石が嵌まっている。
雷雨の石を手に入れた。
カルロ : …よっと…
ロザーリオ : おや。そんなところにも?
ドラゴンの像だ。右を向いている。
これ以上は何も見つからなさそうだ。
……?
ドラゴンの像の視線の先に何かが落ちている。
首のない人形を手に入れた。
カルロ : ?
ロザーリオ : 何でしょうねこれは
カルロ : さあ……
台座がある。
カルロが[石を取り外す]を選択しました
陽光の石を手に入れた。
台座がある。
ロザーリオ : 咆哮……というと
ロザーリオ : 雷は少し咆哮のようですよね。
カルロ : だな。雷鳴というくらいだし
カルロが[中央に嵌める]を選択しました
赤い石を中央の台座に嵌めた。
……
陽光の石を失った。
暗くて見えづらいが、ナイフを掲げた少女の石像のようだ。
他と同様に結晶に覆われている事と、
その手に握らされたナイフが本物であることを除けば変わった所はない。
『掲げし怒りは天の咆哮を浴びて動き出す。』
……ドラゴンの石像から手に入れた黄色の石が嵌まりそうな窪みがある。
カルロが[嵌めてみる]を選択しました
黄色の石を窪みに嵌めた。
……!
雷のようなけたたましい音とともに、突如部屋全体が激しい光に包まれる!
ロザーリオ : !カルロ
カルロ : ちょうど嵌まって… !
……光が収まると、あなた達の足元に黄色い石が落ちた。
一体なんだったのだろう……。
ロザーリオ : 無事そうですね……
少し焦げ付いて、結晶が一部剥がれ落ちた女の像だ。
内部で何かが動いている音がするが……。
それ以上変わったことは見受けられない。
他にもするべき事があるということだろうか……。
ロザーリオ : 何かが……
カルロ : まあね…びっくりしたけど… うん……?
『掲げし怒りは天の咆哮を浴びて動き出す。』
『掲げし怒りは天の咆哮を浴びて動き出す。』
少し焦げ付いて、結晶が一部剥がれ落ちた女の像だ。
内部で何かが動いている音がするが……。
それ以上変わったことは見受けられない。
他にもするべき事があるということだろうか……。
ロザーリオ : 他をあたりましょうか
カルロ : だな
そういえば……。
道中で手に入れた石はすべてこの台座に嵌まるサイズだ。
像には三つの窪みがある。
ロザーリオ : ……入れてみます?すべて
カルロ : 全部ここに収まりそうだ。守護者の元に三つ、碑文とも合う
ロザーリオが[黒い石を嵌める]を選択しました
黒い石を嵌めた。
曇天の石を失った。
台座がある。
ロザーリオが[……]を選択しました
像には三つの窪みがある。
ロザーリオが[黄色い石を嵌める]を選択しました
黄色い石を嵌めた。
雷雨の石を失った。
ロザーリオ : どうでしょう……?
カルロ : ……少し…ロザーリオみたいな色…
カルロ : ……
ロザーリオ : ええ?
結晶に覆われた、鎧を纏った女性の石像だ。
かろうじて刻まれた文字を読むことが出来る。
陽光を掲げよ。
守護者の影あるところに道は拓く。
……石像の周囲には、何かを設置できそうな台座がある。
少し焦げ付いて、結晶が一部剥がれ落ちた女の像だ。
内部で何かが動いている音がするが……。
それ以上変わったことは見受けられない。
他にもするべき事があるということだろうか……。
『掲げし怒りは天の咆哮を浴びて動き出す。』
『掲げし怒りは天の咆哮を浴びて動き出す。』
彫像の目には石が嵌まっている。
ロザーリオが[……]を選択しました
彫像の目には石が嵌まっている。
ロザーリオが[石を外す]を選択しました
……。
部屋の外で何かが動く音がした。
曇天の石を手に入れた。
結晶に覆われた、鎧を纏った女性の石像だ。
かろうじて刻まれた文字を読むことが出来る。
陽光を掲げよ。
守護者の影あるところに道は拓く。
……石像の周囲には、何かを設置できそうな台座がある。
像には三つの窪みがある。
カルロが[黒い石を嵌める]を選択しました
黒い石を嵌めた。
曇天の石を失った。
3つすべての石を台座に収めた。
ロザーリオ : どうです?
……!
先程の部屋から、ナイフを持った女の像がぎこちない動きで現れた……!
ナイフを掲げたまま、ゆっくりと前進している。
カルロ : ……!おいでなすった
女の像が鎧姿の像にナイフを振り下ろす!
結晶の像に99のダメージ  
結晶の像は[重傷]になった
結晶の像は[気絶]になった
結晶の像は[昏睡]になった
結晶の像に99のダメージ  
結晶の像は[重傷]になった
結晶の像は[気絶]になった
結晶の像は[昏睡]になった
……。
ロザーリオ : ……
ロザーリオ : 倒れましたね……
カルロ : えぇ……
二つの像は、粉々に砕けてしまった……。
……?
像の破片の中に何かが混ざっている。
女の像が持っていたナイフと……
夜を封じ込めたような美しい宝石だ。
怨嗟のナイフを手に入れた。
宵の宝玉を手に入れた。
ロザーリオ : フフ……これは少しカルロみたいな色かもしれません
カルロ : そ、そう?
『地底の月よ、陽を喰らえ。なれど贄は等価に非ず。
選ばれし三つの贄が欺瞞なる安寧を破る。』
……。
ロザーリオ : 贄、になりそうなものは3つ用意出来ましたね
天秤は均衡を保っている。
ロザーリオが[右側の操作]を選択しました
カルロ : だね。これを……
ロザーリオが[宵の宝玉を乗せる]を選択しました
右の天秤に宝石を乗せた。
天秤に変化はない。
ロザーリオ : これはそれほど重くないということでしょうかね
天秤は均衡を保っている。
ロザーリオが[左側の操作]を選択しました
ロザーリオが[……]を選択しました
天秤は均衡を保っている。
ロザーリオが[右側の操作]を選択しました
ロザーリオが[怨嗟のナイフを乗せる]を選択しました
右の天秤にナイフを乗せた。
天秤が少し傾いた。
ロザーリオ : ……まさか3つ全てを?
天秤は均衡を保っている。
ロザーリオが[右側の操作]を選択しました
ロザーリオが[首のない人形を乗せる]を選択しました
右の天秤に人形を乗せた。
天秤は完全に傾いた。
……!
ロザーリオ : !
カルロ : !
扉が重苦しい音を立てながら開いていく……。
どうやらこれで先に進めるようだ。
……魔術師のようなローブを纏った女性の遺体だ。
周囲には結晶の欠片が散乱している。
大きく見開いたままの目は、
僅かに開いた扉の向こうを凝視しているようにも見える。
そしてその腕もまた、縋るように扉のほうへ向かって伸ばされていた。
……
ロザーリオ : ……
カルロ : ……これは…
ロザーリオ : ……
ロザーリオ : 例の女でしょう。
ロザーリオ : 正直、あまり良い気持ちはしません。放っておきましょう
カルロ : 恐らくは。思い通りにはならなかったというわけか…
カルロ : ……(短く祈った)
あなたは祈ることも、蔑む事も、考える事も、何もしなかった。
何もしないことが正しいと思ったのかもしれない。
何をしても間違いだと思ったのかもしれない。
いずれにしても、あなたは何もしない事を選んだのだ。
……ただ、それだけだ。
ロザーリオ : (何もせずに、ただ前に進むことを選んだ)
扉の向こうから、禍々しい気配を感じる。
恐らくこの奥に全ての元凶があるのだろう。
準備は……
ロザーリオが[出来た]を選択しました
重い音を立てて、扉が開く。
あなた達は前に進んだ。
大輪の花が、咲いていた。
ロザーリオ : ……
カルロ : ……
否、花のように見える、結晶の巨塊が。
そして、その中心には。
???:~♪ ……~♪ …… ……
まどろむような表情の女性のようなものがいた。
アルラウネにも似た姿のそれは、
ふいに顔を上げるとあなた達のほうをぼんやりと見つめた。
ロザーリオ : (剣を構える)
???:……じゃない……。
???:きらきらじゃない……。きらきら、してない……。
みにくい肉のうつわ……。わたしはきらきらしかほしくないの……。
よく見れば、その顔立ちは先程見た女性の亡骸にひどく似ている。
あの日記の内容の通りだとすれば、あるいは。
ロザーリオ : 同じ相手だとしたら、同じ気持ちを抱いていてもおかしくはない
カルロ : (剣を構え、結晶の中央を見据える)
???:……ああわかった、きらきらになりに、きたのね。だってすてきだもの、ぜんぶきらきらで、ああ、きらきらを通してとおしてぜんぶつたわる。わたしがきらきらで、きらきらはわたしだから、わたしをふやすのが、わたしのつとめ、わたしが、わたし、わたしわたしわたし
ロザーリオ : ……早く終わらせましょう
人の言葉を話してはいるが、もはや理性はないように見える。
これがミレアスの遺跡を、ミレアの地を蝕むもの。

あなた達が取るべき手段は、ひとつしかない。
カルロ : ……あの亡骸は器だけか… ああ
???:ねえそうでしょう? そうよねそうよねそうよねわたしはただしいわたしがぜんぶになるのわたしは、ァ?ワ、た、ェ? キヒッ、きひひひっきひゃははははははははははははは!!!!!!
── 己の魂すらも明け渡し、冒涜する者を、打ち倒せ。
ミレアスの蝕み:おいで!!!!!おいでおいでおいでおいでおいでおいで!!!! いっしょに、わたしになろうよおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!
Round 1
周囲に生えた蕾のような結晶から、脈動するように妖しい輝きが送り込まれているのが見える。
あれを破壊する事で本体を弱らせることが出来るかもしれない……。
ロザーリオ : 花を潰すまでも無さそうではあります、どうしますカルロ!
カルロ : 本体を叩く。あれさえ倒せば……終わる筈
ロザーリオ : ではそのように
ロザーリオ : っと!
カルロ : ……ち、一筋縄ではいかないか
ミレアスの蝕み : くちずさむ!
「~♪ ……~♪ ……」 達成値:16([4,6,2]+4)
カルロは防御した。
ミレアスの蝕みに100のシールドが付与された  
ロザーリオは移動した。
カルロは防御した。
ロザーリオは[15,8]へ移動した。
カルロは移動した。
カルロは[15,8]へ移動した。
ロザーリオは移動した。
ロザーリオは[13,8]へ移動した。
カルロの移動はAPが足りず失敗した。
ロザーリオは移動した。
ロザーリオは[11,8]へ移動した。
Round 2
カルロは移動した。
カルロは[15,5]へ移動した。
ミレアスの蝕み : 蝕みの萌芽!
ミレアスの蝕みが結晶の吐息を吐く! 達成値:16([6,5,1]+4)
カルロは回避しようとした。
カルロは回避した。 達成値:17([1,5,4]+7)
ロザーリオは攻撃した。 達成値:16([4,1,5]+6)
ミレアスの蝕みは防御した。
ダメージを3軽減! ([]+6)
ミレアスの蝕みに6のダメージ ([1,5]+9)
カルロ : 砕氷!
経絡を読み解き、弱点を突く 達成値:20([6,4,6]+4)
妖晶花の蕾に18のダメージ ([4,4]+10)
妖晶花の蕾は[骨砕き]になった
カルロの攻撃はAPが足りず失敗した。
Round 3
ロザーリオ : チ……思いの外堅い……
カルロは攻撃した。 達成値:18([4,4,6]+4)
妖晶花の蕾に27のダメージ ([6,6]+10)
妖晶花の蕾は[重傷]になった
妖晶花の蕾は[気絶]になった
ミレアスの蝕み : 捕まえた!
足元から茨が伸びる!
カルロは[11,9]へ引き寄せられた。
ロザーリオは移動した。
ロザーリオは[9,6]へ移動した。
ロザーリオ : ラピッドスラスト
構え、貫く 達成値:18([6,2,4]+6)
妖晶花の蕾に26のダメージ ([4,6,5,2]+9)
カルロの攻撃は距離が合わず失敗した。
ミレアスの蝕み : 蝕みの萌芽!
ミレアスの蝕みが結晶の吐息を吐く! 達成値:16([3,3,6]+4)
カルロは抵抗しようとした。
カルロは抵抗に失敗した。 達成値:14([1,3,4]+6)
カルロに20のダメージ ([6,6]+8)
カルロは[晶蝕]になった
カルロは1のSPを失った  
ミレアスの蝕みは[崩壊]になった
Round 4
カルロ : っ……
ロザーリオ : カルロッ!
カルロ : 大丈夫、まだやれる
ロザーリオ : ならば頼みます、此処を潰してから行きます
ロザーリオ : ラピッドスラスト
構え、貫く 達成値:14([4,3,1]+6)
妖晶花の蕾に23のダメージ ([1,5,2,6]+9)
妖晶花の蕾は[重傷]になった
妖晶花の蕾は[気絶]になった
カルロ : 風波!
刃をなぞれば力が収束する…
カルロは[チャージ]になった
ミレアスの蝕み : 蝕みの萌芽!
ミレアスの蝕みが結晶の吐息を吐く! 達成値:15([5,1,5]+4)
ロザーリオは抵抗しようとした。
ロザーリオは抵抗に失敗した。 達成値:11([5,1,3]+2)
ロザーリオに17のダメージ ([5,5]+8)
ロザーリオは[晶蝕]になった
カルロ : 砕氷!
経絡を読み解き、弱点を突く 達成値:10([4,1,1]+4)
ミレアスの蝕みは防御した。
ダメージを3軽減! ([]+5)
ミレアスの蝕みに17のダメージ ([6,4,4,1]+10)
ミレアスの蝕みは[骨砕き]になった
ミレアスの蝕み : 戯れ!
ミレアスの蝕みが茨を振り回す! 達成値:17([6,1,6]+4)
カルロは回避しようとした。
カルロは回避に失敗した。 達成値:15([1,2,5]+7)
カルロに4のダメージ ([1,4,1]+5)
カルロは[晶蝕]になった
ロザーリオは移動した。
ロザーリオは[10,7]へ移動した。
カルロは1のSPを失った  
ロザーリオは1のSPを失った  
カルロは[チャージ]でなくなった
ミレアスの蝕みは[崩壊]になった
Round 5
ロザーリオ : あまり、長くかけるべきではなさそうですね……
カルロ : っそのようで…!
ロザーリオ : ラピッドスラスト
構え、貫く 達成値:18([6,3,3]+6)
ミレアスの蝕みは防御した。
ダメージを0軽減! ([]-1)
ミレアスの蝕みに23のダメージ ([1,4,3,5]+9)
カルロは攻撃した。 達成値:10([1,2,3]+4)
ミレアスの蝕みは防御した。
ダメージを0軽減! ([]-1)
ミレアスの蝕みに17のダメージ ([3,3]+10)
ミレアスの蝕み : 蝕みの萌芽!
ミレアスの蝕みが結晶の吐息を吐く! 達成値:16([3,6,3]+4)
ロザーリオは抵抗しようとした。
ロザーリオは抵抗に失敗した。 達成値:15([6,2,5]+2)
ロザーリオに14のダメージ ([2,5]+8)
ロザーリオは[晶蝕]になった
カルロは攻撃した。 達成値:13([5,2,2]+4)
カルロはWillを使用した!
ミレアスの蝕みは防御した。
ダメージを0軽減! ([]-1)
ミレアスの蝕みに14のダメージ ([2,1]+10)
ミレアスの蝕みの戯れはAPが足りず失敗した。
ロザーリオは、浄化薬を使った。
ロザーリオはWillを使用した!
ロザーリオは25回復した。  
ロザーリオは25のSPを回復した。  
ロザーリオは[晶蝕]でなくなった
カルロは攻撃した。 達成値:13([5,1,3]+4)
カルロはWillを使用した!
ミレアスの蝕みの防御はAPが足りず失敗した。
ミレアスの蝕みに21のダメージ ([5,5]+10)
ロザーリオは、APポーションを使った。
ロザーリオはAPポーションを飲んだ!
ロザーリオはWillを使用した!
ロザーリオは7のAPを回復した。  
ロザーリオ : ラピッドスラスト
構え、貫く 達成値:10([1,2,1]+6)
ミレアスの蝕みの防御はAPが足りず失敗した。
ミレアスの蝕みに17のダメージ ([1,3,1,2]+9)
カルロは、浄化薬を使った。
カルロはWillを使用した!
カルロは25回復した。  
カルロは25のSPを回復した。  
カルロは[晶蝕]でなくなった
ミレアスの蝕みは[崩壊]になった
Round 6
ロザーリオ : ラピッドスラスト
構え、貫く 達成値:19([5,4,4]+6)
ミレアスの蝕みは防御した。
ダメージを0軽減! ([]-1)
ミレアスの蝕みに20のダメージ ([1,3,5,1]+9)
ミレアスの蝕みは[重傷]になった
カルロ : 風波!
刃をなぞれば力が収束する…
カルロは[チャージ]になった
ミレアスの蝕み : 収穫!
蕾が叩き潰される!
妖晶花の蕾に99のダメージ  
ミレアスの蝕みは30回復した。  
ミレアスの蝕みは30のSPを回復した。  
妖晶花の蕾は[重傷]になった
妖晶花の蕾は[気絶]になった
妖晶花の蕾は[昏睡]になった
カルロは攻撃した。 達成値:9([2,1,2]+4)
ミレアスの蝕みは防御した。
ダメージを0軽減! ([]-1)
ミレアスの蝕みに28のダメージ ([5,2,5,5]+10)
ロザーリオ : ラピッドスラスト
構え、貫く 達成値:19([1,6,6]+6)
ロザーリオはWillを使用した!
ミレアスの蝕みは防御した。
ダメージを0軽減! ([]-1)
ミレアスの蝕みに25のダメージ ([4,1,6,4]+9)
ミレアスの蝕みの蝕みの萌芽はAPが足りず失敗した。
ミレアスの蝕みの蔦を伸ばすはAPが足りず失敗した。
カルロは[チャージ]でなくなった
ミレアスの蝕みは[崩壊]になった
Round 7
ロザーリオ : ラピッドスラスト
構え、貫く 達成値:22([5,6,5]+6)
ミレアスの蝕みは防御した。
ダメージを1軽減! ([]-2)
ミレアスの蝕みに24のダメージ ([5,3,5,1]+9)
ミレアスの蝕みは[気絶]になった
カルロは攻撃した。 達成値:16([3,4,5]+4)
ミレアスの蝕みに15のダメージ ([2,1]+10)
カルロは攻撃した。 達成値:14([6,2,2]+4)
ミレアスの蝕みに19のダメージ ([1,6]+10)
妖晶花の蕾に99のダメージ  
妖晶花の蕾は[重傷]になった
妖晶花の蕾は[気絶]になった
妖晶花の蕾は[昏睡]になった
──あなた達の攻撃を受け、妖花がついにその動きを止める。
ロザーリオ : ……終わりです
カルロ : ……終わったな
悲鳴にも似た音を立てて結晶に次々と亀裂が走る。
女のようなそれもまた、例外ではなかった。
ミレアスの蝕み:ア゛! ア゛ァ゛ア゛アァア゛ァ゛!!!!
ロザーリオ : (目を僅か細めて、その姿を睨む)
ミレアスの蝕み:どうしてッ! どうしてドウシテドウシテ!!! ワタシハ間違ッテナカッタノニ!!!何ガ違ウ!!!何ガ何ガ何ガ何ガ!!!!!
ミレアスの蝕み:ア…… アアア……  苦シイ、クルシ、ガ、ァ……

…………
崩壊を目前に半狂乱となった魔物の瞳が、あなた達を捉えた。
金切り声が止まる。
あなた達を見つめる赤い双眸に、ふと理性の光が宿った。
……崩壊は、続いている。
魔術師ライラ:……そうか……。そうだったのね……。
カルロ : ……
悟ったように、諦めたように、
勝ち誇るように、負けを認めるように。
魔術師だったものが、微笑んだ。
── そして、それが最期だった。
闇に堕ちた身勝手な女魔術師も、魂を蝕む結晶の怪物も、
もうそこにはいない。
後にはただ、何の意味も成さない灰だけが残された。
ロザーリオ : ……
ロザーリオ : こんな風に、終わられたとして。何かをされた相手は、どう思うのでしょうね。
カルロ : 魂蝕むものの最後か…… ……ロザーリオ…
ロザーリオ : 別に、そう易々と来るものでもないと思っていますよ
そして、それは魔物だけには留まらなかった。
……!
元凶を取り除いたことで、
遺跡を侵食していた結晶が急速に灰化していく……!
ロザーリオ : !
カルロ : ……!まずい、急ごう
このままでは生き埋めになってしまう!
急いで脱出しなければ!
魔術師:……! 君たち……!
この物音…… そうか、やってくれたのか……!
ロザーリオ : 説明は後にしてください、早く脱出を!
カルロ : なんとかね、早く行こう!
……こちらも間に合ったようだ。
魔術師は持っていたスクロールをあなた達に見せる。
魔術師:さあ、こちらに。スクロールで外に出よう。
……積もる話をするにも、今のままではな。
魔術師がスクロールを起動させると、
辺りが光に包まれていく。
あなた達は、遺跡を後にした。
── それからというもの、ミレア村も魔術協会も大騒ぎだったらしい。
なにせあまりにも多くの出来事が起こりすぎた。
遺失したと思われていた遺跡の発見、
追放された魔術師による禁忌の実験とその被害、
それから…… それらがすべて灰まみれになったこと。
「らしい」というのは、
実際のところ冒険者たちがそれら全てを見届ける事を選ばなかったからだ。
傷を負った魔術師と共に帰還したあなた達は、
魔術協会の、やや実験室じみた医務室で念入りに検査をされた。
それだけに危険なものだったのだろう。無理もない話だ。
ロザーリオ : (大分困ったりごねたりしたのは言うまでもない)
ロザーリオ : (なんだかんだ最終的には……どうにかなったのだろう)
カルロ : (都度フォローを入れた。当たり障りがないように…少なくとも依頼を受けて解決した側なのだから…)
ようやく解放された頃に先だっての話が耳に入ったが……
村の様子を見に行くのはやめておいた。
灰の撤去で人手が欲しいだとか、除染が終わったら次は調査だとか、
当分は遠慮願いたいような話も同時に聞こえてきたからだ。
こうしてミレア村の調査依頼は幕を閉じた。
── そして。
あなた達は今日も、依頼を求めて冒険者の宿を訪れていた。
ロザーリオ : 楽な依頼にしましょう
カルロ : 寧ろ少し休んでもいいくらいなんだけどね…
ロザーリオ : おや、それなら何処かにでも出かけます?
カルロ : それも良い。まだ寒いけど今のうちだからこその景色があるし…
善いことも悪いことも、
すべて飲み込んで、他人事のように回っていくのが日常で。
その中にいるあなた達は冒険者で。
だから今日もここにいる。
他人事で回る日常が、わずかに混ざり合うこの場所に。
ロザーリオ : ならこの後すぐにでも。
カルロ : ……ふふ、いいよ(貴方もいつか灰になるのだろうか、と言えなかった言葉は飲み込んだ)
あなた達が依頼書を眺め、気になった依頼書に手を伸ばそうとした時。
掲示板の横に、何かがあるのを見付けた。
……ガラスで出来た、花の置物だ。
アルマ:あ、それ綺麗でしょう?
コルと一緒に出掛けた時に見付けたんですよ。
ロザーリオ : おや、工芸品ですか
カルロ : へぇ、いいね。綺麗な青色だ。
あなた達に気付いてカウンターから顔を出した女亭主が声を掛ける。
「こういうのがひとつあると雰囲気が出ていいわよね」
と朗らかに笑うアルマが、近くにいたコルトにつつかれて咳払いをひとつ。
あなた達が手に取りかけていた依頼書に気が付いたのだろう。
……そうだ。あれはもう終わった出来事なのだ。
だからあなた達も、あなた達の日々に戻ろう。
ロザーリオ : ……少なくとも、長く覚えるほどのことでも無し。
アルマ:っと…… いけない。私もお仕事しないと。
それじゃあ改めて……。コホン。
カルロ : ああ。……
アルマ:あなた達、その依頼に興味があるの?
QuestNotes Scenario
『ミレアの森の調査依頼』

         ……Fin
カルロ : また、次の舞台へ
ロザーリオ : お疲れ様でした
[報酬袋] を手に入れた。