この記事は特になんでもないですが不意に構図の決め方の話をしたくなったので書く記事です。
そもそもポーズがわかんねえよ!って人向けの記事誘導も置いておきます。この記事は構図で詰まってる!ネタがダブるんだが!という人向けです。
アクション構図を考えろ!と言われて……
出来たら困らないそりゃそう。
実は結構パターンがあります。今回はそのパターンの話をしていこうと思います。
私はおおよそこれくらい描いてるんですが大体いっつもうわーーー構図が出て来ないよーーーって言ってます。1個1個描いてるとマジで出てきません。その上被ります。泣き叫ぶしかない人生。
解決方法としては全部同じキャンバスに並べて見比べながら描きましょう。私はこれで解決しました。
具体的にどういう考え方?というのを説明していきます。
ちょうど都合よく6枚で収まってるミカヅキの絵で解説します。
この絵はだいたい引き・パーツ寄り・中距離・引き・近距離・中距離背面で構成されています。
何となくわかったかもしれませんが、カメラの近さを変えるようにしているわけです。
こうすると……なんと、大して変わった絵を描かずともなんか良い感じに描いた風になります。
誤魔化せる!やった~!!
そして引き二つは何が違うのか?なぜ同じ引きでも割と区別出来てるのか?というと
大雑把にこういう方向に視線が向かうように線を引いているよ~を描き足しました。
これでおおよそわかるんですが、骨砕きは右下、ヘイストは左下に向かう絵になります。
チャージとリザレクションは向きが被ってますが、近距離と中距離なのでダブっていても問題ありません。
カメラの引き具合(パーツ寄り・近距離・中距離・引き)+視線誘導の向き(上下左右)の組み合わせで使っていないものを順番に繰り出す……これが構図を無理矢理出すコツです。大したポーズじゃなくていいです。
この方法は1枚1枚分けて描くと何やったか分からなくなるので、詰まります。並べて描くとこの顔の大きさのものが無いから次はこの顔の大きさから行こう……といった思い付きが始まります。
これも同じような仕組みなのが分かると思います。今見ると大分ざっくりした絵で泣いてしまう。
パーツ寄りは手・足・瞳など好きな位置に寄せていいですが、手ばっかり描くと手ばっかりになって逆に目立つので、手ばっかりにする時は何か持たせた方がいいです。何も持ってない手のパターンは案外少ない。
6枚パターンばっかり出したんですが、8枚描かないといけないデスパターンもあると思います。私もよくある。泣く。そんなときの解決法も挙げます。
1.地平を描き、傾ける。
この辺で使われているテクです。地平線を描いて斜めに傾けます。するとカメラ自体が傾いているかのうような錯覚を与えることが出来ます。普通の角度の絵を描いているにも関わらず割とイケる感が出ます。
2.逆光にする
どうしよう!これ構図ネタ被ったわ!そう思った時は片方を逆光にしましょう。勝てます。
全部逆光にすると全部逆光で印象が被るので最後の手段にしてください。
いかがでしたか!?(クソ記事)
並べて描く、ダブりを減らすように努力することで割と無限に色々出てくるんじゃないかな~と思います。描けねえ!とおもっても無視してとりあえずなんか線を引いてみてください。動いてる絵は雑でも案外なんとかなります。マジで。