アルマ:おかえりなさい。
今日はどうするの?
アルマ:おかえりなさい。
今日はどうするの?
アリョーシャがクエストの参加を募集しています。
クエストを開始します。
ここはリーンの街、客入りの少ないとある酒場……
貴方は"一人"、仕事の依頼人と顔を合わせていた。
[依頼人]
依頼を受けてくださって助かりました、どうぞ何かお飲み物でも。
ロザーリオ : 水で構いませんよ。あまり味の付いた飲み物は好みませんで
生真面目そうな痩身の男性が "どうぞご遠慮なさらず" と貴方に飲み物を勧めると、依頼について語り始めた。
[依頼人]
少々、北に行った土地にある、バダンプールという街では、三年に一度、闘技大会が開かれています。
[依頼人]
その大会に出場して"準"優勝者に贈られる賞品を手に入れてください!
ロザーリオ : 準優勝?
依頼人はそこまで話すと、冷めかかった紅茶に手を付けた。
[依頼人]
そうです、"準"優勝である必要があります。
優勝賞品は黄昏の涙石という宝玉ですが、それは今回は関係致しません。
[依頼人]
準優勝者には、名のある刀匠の鍛えた宝剣が与えられるのですが……それが……
依頼人は何か言いにくいことでもあるのか、その先を言い淀んでいる。
[依頼人]
私は刀剣の売り買いを生業としているのですが、その宝剣は私が商った物なのです。
[依頼人]
大会を主催する伯爵に数年前に売った物ですが、後に……お恥ずかしながら贋作であったことが判明致しました。
ロザーリオ : ああ……
[依頼人]
謝罪し、買い戻す旨申し出たのですが、伯爵は宝剣を絶賛されていた手前、プライドが許されないのか真作であると頑なでして……
[依頼人]
贋作が他の出場者の手に渡っては申し訳がありません。
せめて穏便に回収したいのです……
貴方は得心したか呆れ果てたか、快諾したか不承不承か。
何はともあれ依頼を引き受けた。
[依頼人]
つまり……決勝戦にて、わざと "負けて" ください。
よろしくお願いいたします!
ロザーリオ : わかりました。任せて下さい
そして大会当日、貴方は依頼人と共にバダンプールの街に降り立った!
大会の受付前には、貴方のライバルであろう猛者達が互いの様子を伺いあっている……!
[依頼人(商人の男)]
ついに大会ですね……!
出場者はいずれも達人揃いのようです。どうかお気をつけて!
と、その時、会場入り口に立つ女性が案内の声をあげた。
[係員]
お待たせいたしました。大会出場者の受付を開始致します!
さぁ、戦いの時が来た、いざゆけ冒険者!
[依頼人(商人の男)]
ついに大会ですね……!
出場者はいずれも達人揃いのようです。どうかお気をつけて!
[格闘家]
何だお主、筋肉が足りておらんのではないか?
最後に頼れるのは己の筋肉のみであるぞ!
アリョーシャ : …………。
魔術師は貴方に一瞥もくれず、手にした魔導書に目を落としている。
[武芸者]
あんたの得物は……剣か。
ふふ、隠しても分かるぜ、相当の使い手だな?
ロザーリオ : (他の参加者の様子を少し見て回っている)
アリョーシャ : 準優勝か……。大会の名を穢している気がしないでもないが……。
アリョーシャ : それ以上に、賭けられたものが贋作であるというのなら、だな。
ロザーリオ : (そして受付の方に)
大会会場の入り口で係員が出場者の名前を確認していた。
アリョーシャ : ……ロザーリオ。
アリョーシャ : まさかお前もここに来ているとはな。
ロザーリオ : おやアリョーシャ。こんにちは。貴方も優勝狙いですか?
アリョーシャ : (本当のことを言うわけにもいかない。)……当然。
ロザーリオ : 貴方程の実力者が出ているのですから、期待できそうですね
アリョーシャ : 言ってくれる。
アリョーシャ : 本番の活躍に期待している。
ロザーリオ : 貴方が勝ったら何か一つ、教えてあげましょうか。以前からそうしているもので
アリョーシャ : …………。
アリョーシャ : ……。
ロザーリオ : ま、ついでの余興です。話半分にどうぞ
アリョーシャ : (リスクマネジメントだ。)
アリョーシャ : ……乗った。
アリョーシャ : 賭けられるものは多いのがいいに決まってる。
アリョーシャ : この大会がそうであるようにな。
ロザーリオ : 意外ですね。こういった遊びは好まないものかと。
大会会場の入り口で係員が出場者の名前を確認していた。
[係員]
大会に出場されるのですね。
お名前をお伺いしてよろしいですか?
アリョーシャ : 堅実なんだよ。
ロザーリオが[ロザーリオ]を入力しました
[係員]
ロザーリオ様ですね、確かに受付いたしました。
どうぞ控室へお進みください。
貴方は戦いの場へと歩を進めた……!
ロザーリオ : ではお先に(さっさと受付を済ませて行った)
ついに戦いの火蓋は切って落とされた!
出場者達は死力を尽くし、修行の果てに体得した技を駆使し、戦い抜いた!
そして、一人、また一人と敗者が脱落していく中、決勝の舞台へと勝ち残ったのは……
[係員]
西門より入場、アリョーシャ!!!
[係員]
対するは東門、ロザーリオ!!!
アリョーシャ : …………。
ロザーリオ : やはり残るのは貴方でしたか
アリョーシャ : ここまで勝ち上がってくるとは。
[係員]
数々の猛者を地に沈め、この場に残った両雄!
まさに万夫不当、決勝に相応しい英雄と言えましょう!
アリョーシャ : ……相手がお前で嬉しいよ。
ロザーリオ : そう言ったことを後悔させてあげましょう
[係員]
優勝者には深山の頂に10年に一度だけ結晶するという、"黄昏の涙石"が与えられます!
[係員]
さぁ、戦い!勝利し!己が最強を証明せよ!
決勝戦……始め!!!
Round 1
アリョーシャは移動した。
アリョーシャは[9,5]へ移動した。
ロザーリオは移動した。
ロザーリオは[3,5]へ移動した。
アリョーシャは移動した。
ロザーリオは防御した。
アリョーシャは[7,5]へ移動した。
アリョーシャ : こいつ……。
ロザーリオの移動はAPが足りず失敗した。
アリョーシャの影縫いは距離が合わず失敗した。
Round 2
アリョーシャ : それでも剣士か?
ロザーリオ : 何です、私の間合いは此処です
アリョーシャ : なっ……。
アリョーシャ : (気づけば……。)
アリョーシャ : 素早いな……。
アリョーシャ : (大ぶりな自分の剣とは相性が悪い。)
アリョーシャ : クイックステップ。
アリョーシャは素早く移動した!
ロザーリオのリポストは距離が合わず失敗した。
アリョーシャは[7,5]へ移動した。
ロザーリオ : レイスラスト
構え、連撃 達成値:18([6,5,1]+6)
アリョーシャは回避しようとした。
アリョーシャは回避に失敗した。 達成値:7([2,1,3]+1)
ロザーリオは[6,5]へ移動した。
アリョーシャに24のダメージ ([4,6,1]+23)
ロザーリオは[閃光カウンター]を2つ獲得した。
ロザーリオのカウンターはAPが足りず失敗した。
アリョーシャ : ホークアイ。
アリョーシャは弓を引きしぼった! 達成値:18([5,5,2]+6)
ロザーリオの防御はAPが足りず失敗した。
ロザーリオのチェインスラストはAPが足りず失敗した。
消費SPを-2修整した。
消費APを-2修整した。
ロザーリオは[閃光カウンター]を1つ失った。
ロザーリオのチェインスラストはAPが足りず失敗した。
消費SPを-2修整した。
消費APを-2修整した。
ロザーリオは[閃光カウンター]を失った
Round 3
ロザーリオ : おや、装備を間違えたのでは?フフ……
ロザーリオ : それとも加減して頂いたんでしょうか。なんて
アリョーシャ : …………。
ロザーリオ : アトラクト
疾く、緩徐に 達成値:14([1,1,6]+6)
ロザーリオは[7,4]へ移動した。
アリョーシャ : 影縫い。
ロザーリオの足元に矢が突き刺さる! 達成値:13([2,1,2]+8)
ロザーリオは[移動禁止]になった
ロザーリオ : 攻撃
ロザーリオは攻撃した。 達成値:16([1,6,3]+6)
アリョーシャに0のダメージ ([5,6,5]+19)
アリョーシャは攻撃した。 達成値:17([2,3,4]+8)
ロザーリオの防御はAPが足りず失敗した。
ロザーリオに8のダメージ ([1,3,1]+16)
ロザーリオは[移動禁止]でなくなった
Round 4
ロザーリオ : おっと!
アリョーシャ : (ぎち、と剣が唸る。)その細腕からよくもそんな力が出るもんだ……!
ロザーリオ : リポスト
翻り、そして貫く
ロザーリオ : カウンター
機先の構え
ロザーリオは[見切り]になった
ロザーリオのリポストはAPが足りず失敗した。
ロザーリオは[見切り]でなくなった
アリョーシャ : ダブルショット。
アリョーシャは素早く二回攻撃した! 達成値:19([5,1,5]+8)
ロザーリオのリポストはAPが足りず失敗した。
ロザーリオに18のダメージ ([4,5,5]+17)
ロザーリオに19のダメージ ([6,3,6]+17)
ロザーリオは[重傷]になった
ロザーリオ : まだやれる
ロザーリオの攻撃はAPが足りず失敗した。
Round 5
ロザーリオ : やはり本気であればその位やれるということか……
アリョーシャ : (あなたであれば分かるはず。二撃目に一瞬の焦り)
ロザーリオ : 別のことでも考えているんでしょう?随分と余裕なんですね
アリョーシャ : 言ってろ!
ロザーリオ : アトラクト
疾く、緩徐に 達成値:15([4,3,2]+6)
ロザーリオの行動は失敗した。
アリョーシャ : インタラプト。
ロザーリオの行動を阻害する!
アリョーシャはWillを使用した!
アリョーシャ : クイックステップ。
アリョーシャは素早く移動した!
アリョーシャは[7,4]へ移動した。
アリョーシャは攻撃した。 達成値:22([6,2,6]+8)
ロザーリオ : 防御
ロザーリオは防御した。
ダメージを0軽減!
ロザーリオに10のダメージ ([2,1,4]+16)
ロザーリオのチェインスラストはAPが足りず失敗した。
Round 6
ロザーリオ : おっと……!
アリョーシャ : これだけ至近距離であれば……。
アリョーシャ : (──まずい! ムキになりすぎた……!)
ロザーリオ : そう仰る割には随分と……
ロザーリオ : カウンター
機先の構え
ロザーリオは[見切り]になった
ロザーリオ : 抵抗
ロザーリオは抵抗しようとした。
ロザーリオは[見切り]でなくなった
ロザーリオは抵抗に失敗した。 達成値:12([3,4,2]+3)
アリョーシャ : 攻撃。
アリョーシャは攻撃した。 達成値:13([1,2,2]+8)
ロザーリオ : リポスト
翻り、そして貫く
ロザーリオに0のダメージ ([1,3,6]+16)
ロザーリオのチェインスラストはAPが足りず失敗した。
Round 7
ロザーリオ : あまり遊んでもいられないんですがね。
アリョーシャ : 温いな。
アリョーシャ : お前であればもう一歩早く踏み込めるはずだろう。
ロザーリオ : さあどうでしょう
アリョーシャ : (観客がいる手前、ずさんな戦いはできない。)
アリョーシャ : (こいつの攻撃を引き出さなくては。しかし何故……。)
ロザーリオ : アトラクト
疾く、緩徐に 達成値:15([2,1,6]+6)
ロザーリオは[6,3]へ移動した。
ロザーリオは抵抗しようとした。
ロザーリオは抵抗に失敗した。 達成値:15([3,4,5]+3)
ロザーリオは抵抗しようとした。
ロザーリオは抵抗に失敗した。 達成値:14([6,2,3]+3)
ロザーリオは抵抗しようとした。
ロザーリオは抵抗に失敗した。 達成値:16([6,5,2]+3)
ロザーリオ : カウンター
機先の構え
ロザーリオは[見切り]になった
アリョーシャは攻撃した。 達成値:11([1,1,1]+8)
アリョーシャの行動は失敗した。
ロザーリオ : リポスト
翻り、そして貫く
ロザーリオはWillを使用した!
ロザーリオは[見切り]でなくなった
アリョーシャに17のダメージ ([4,4]+19)
ロザーリオ : 攻撃
ロザーリオは攻撃した。 達成値:18([6,1,5]+6)
ロザーリオはWillを使用した!
アリョーシャに0のダメージ ([1]+19)
ロザーリオの攻撃はAPが足りず失敗した。
Round 8
ロザーリオ : おっと手が滑りました。
アリョーシャ : き、貴様……っ!!
アリョーシャ : ──っ……。
ロザーリオ : なんです、好機でしょう?
アリョーシャ : (こいつに勝てば……。余分な思考を振り払う。)
ロザーリオ : アトラクト
疾く、緩徐に 達成値:15([1,3,5]+6)
ロザーリオは[5,2]へ移動した。
ロザーリオのリポストは距離が合わず失敗した。
ロザーリオは抵抗しようとした。
ロザーリオは抵抗に失敗した。 達成値:15([5,3,4]+3)
ロザーリオは抵抗しようとした。
ロザーリオは抵抗に失敗した。 達成値:11([5,1,2]+3)
ロザーリオのアトラクトはAPが足りず失敗した。
ロザーリオは抵抗しようとした。
ロザーリオは抵抗に失敗した。 達成値:9([1,4,1]+3)
Round 9
ロザーリオ : チェインスラスト
踏み込み、一閃 達成値:17([6,1,4]+6)
アリョーシャ : 防御。
アリョーシャは防御した。
アリョーシャはWillを使用した!
ダメージを0軽減!
ロザーリオは[7,4]へ移動した。
アリョーシャに21のダメージ ([6,6]+19)
アリョーシャは[重傷]になった
ロザーリオは[気絶]になった
アリョーシャは[気絶]になった
アリョーシャ : ああ、また……。
ロザーリオ : 終わりか……
パーティー全員が戦闘不能になりました・・・。
クエストに失敗しました。
[係員]
なんということでしょう……!
本大会、決勝戦は相打ちとなりました!!!
会場はどよめきに包まれたが、主催者の伯爵が両雄の健闘を称え、それぞれに代わりの賞品を与えることを告げると、どよめきは万雷の拍手に代わった……
ロザーリオ : なっ、代わりの賞品……(ぼそ)
アリョーシャ : く……。(膝をつき)
アリョーシャ : これは、どうなるんだ……?
ロザーリオ : まあ、何か教えてやる件に関しては……少し悩ましい所です
アリョーシャ : そんな……。
アリョーシャ : ……いや、まあいい。それがルールだ。
パーティー全員が戦闘不能になりました・・・。
クエストに失敗しました。
アリョーシャは[気絶]でなくなった
ロザーリオは[気絶]でなくなった
真の決闘であったか、とんだ泥仕合であったか……
ともあれ、両者の手には本来の賞品の代わりに贈られた美しい盾があった。
ロザーリオ : 参りましたね
アリョーシャ : ……。これはいったい?
ロザーリオ : 欲しかったのは剣だったのですが
そして、控室に引き上げて来た冒険者二人の元に、駆け寄って来る者たちがいた。
[鍛冶屋の男]
なんてこったい!
まさかこんなことになっちまうとは……!
アリョーシャ : な、剣……?
アリョーシャ : おい鍛冶屋、どういうことだ。
[商人の男]
まさかのまさか。こんな結末だれが予想できたでしょうか……
ロザーリオ : 申し訳ありませんね。上手くやるつもりだったのですが
ロザーリオ : 相手が悪かったようで
アリョーシャ : ロザーリオ?
アリョーシャ : 何が起きてる……。
……すったもんだの末、二人の依頼人は互いに思惑が斜め上の彼方に外れてしまい絶句している。
ロザーリオ : おや、私は最初から負ける気でしたよ。それを貴方がやけにムキになるものですから……
ロザーリオ : 揶揄ってやることにしたのです。
アリョーシャ : まさか、最初から複数人に……。
アリョーシャ : そういうことなら早く言え……!!
アリョーシャ : ああ、まっとうにこいつをぶちのめしてやればよかった!
アリョーシャ : あれが負ける気だったって? とんだ男だ……!
ロザーリオ : 言いませんよ。見世物である以上台本は隠すべきです
もう放っておいていいだろう。
あとは冒険者同士、健闘を称え合うなり、顛末を明かし合うもいいかもしれない。
アリョーシャ : (大きくため息をつき……。)
ロザーリオ : 依頼はしくじりましたが、面白いものが見れた事ですし、良しとしましょう
アリョーシャ : だったらどうだ。
アリョーシャ : お前の秘密とやらをひとつ、明かしてはくれないのか?
ロザーリオ : フフ、貴方が勝ったら教える約束です。引き分けでは不足かな。
アリョーシャ : …………。
アリョーシャ : 次は勝つ……。
もちろん、さっさと帰ってふて寝するのもいいだろう。
シナリオ「竜虎相搏」……劇終!!!
クエストをクリアしました。
50ルド 手に入れた。
70経験点 を手に入れた。
余剰経験点で 1名誉点 を手に入れた。
1名誉点 手に入れた。
ロザーリオ : お疲れ様でした
アリョーシャ : よし。
5経験点 を手に入れた。
レビューを送信しました。
[報酬袋] を手に入れた。
ロザーリオは、報酬袋を使った。
ロザーリオは報酬袋を開けた!
[ワンドのレシピ] を手に入れた。
アリョーシャは、報酬袋を使った。
アリョーシャは報酬袋を開けた!
コルト:おかえりなさい。
リーンの冒険者の宿へ。
アリョーシャ : そういえば。
ロザーリオ : なんです
アリョーシャ : 俺とお前は友人という認識であっているか?
アリョーシャ : (斜め上からのドッジボールが飛んできた。)
ロザーリオ : どこからを友人と定義したいんです?
アリョーシャ : 知らん。俺としてはどうでもいいんだが、別の奴にそう指摘されたから聞いている。
ロザーリオ : なんだどうでも良いんですか。それで、友人なら何が変わるというんです?
アリョーシャ : 不服か? いや、俺の主が……。
アリョーシャ : ……立ち話もなんだ。紡ぐ白羽亭でもどうだ、時間はあるか。
ロザーリオ : 気になるだけですよ。構いませんが
パーティーから離脱しました。