人魚の涙を戴きに参上いたします

あなた達が目に止めたのはそんな依頼だった。
張り紙を剥がし、アルマに向けて差し出す。
アルマ
「その依頼を受けてくれるのね。」
ロザーリオ : ええ。
カルロ : うん、よろしく。
アルマ
「最近街で噂の怪盗を知ってる?
 ……まぁ、まだそこまで大きな噂にはなってないけど。」
ロザーリオ : どうです?カルロ
カルロ : いや、知らない……
アルマ
「その怪盗の予告状が、
 サル・キゾーク伯爵の家に届いたらしいの。」
ロザーリオ : それは何やら不穏ですね
アルマ
「その警護の為の人員を募集してるって感じみたい。」
カルロ : なんか聞いたことあるようなないような名前だな……
カルロ : ははあ。
アルマ
「まぁ、いくら怪盗とはいえ相手も人間だし、
 それほど戦闘の腕は必要ないってことで、
 初心者冒険者向けの依頼って事で出てるみたいね。」
ロザーリオ : 手軽な依頼としては悪くないでしょう。
カルロ : そうなんだ。まあ、ある意味護衛っていうならこっち向きかな。
アルマ
「こういう仕事は自警団に頼むものだと思うんだけど。
 ……新人冒険者に頼んだほうが安上がりだからかしら。」
カルロ : ははっ……。
ロザーリオ : まあ、買い叩かれている事実は、ありそうですが
アルマ
「あなた達なら特に問題ないと思うわ、
 どう?引き受けてくれる?」
ロザーリオが[引き受ける]を選択しました
アルマ
「それじゃあ、あなた達に任せるわね。」
カルロ : ああ、引き受けよう。
アルマ
「ええと、それじゃあ。
 これ、サル・キゾーク伯爵の家までの地図と……。
 あと、クエストの受注証ね。」
ロザーリオ : どうも
カルロ : どうもな
アルマ
「ついたらこれを見せたら奥に通してもらえると思うから。」
アルマ
「それじゃあ、頑張ってね。」
アルマ
「なあに?忘れ物?」
アルマ
「はーい、気をつけていってらっしゃい。」
カルロ : じゃ、いってきます。
準備を終え、依頼に出発します
外に出れば、僅かに涼しくなった時節。
そんな季節の風が静かに頬を撫でる。
街を行く影も、心なしかその風を凌ぐように。
外套を抱えて足早に歩き過ぎていっていた。
受け取った地図を広げる。
真新しい紙の仄かな香りが広がって、
簡単な図式で示された道順が目に入った。
カルロ : (あなたにも見やすいように地図を広げた)
地図を読み解く
目標値:10 <= 3d + マッピング
ロザーリオ:成功!(10)([5,2,3])
カルロ:成功!(10)([4,5,1])
カルロ : できたよ
ロザーリオ : 造作もない
ロザーリオ : さほど変わった場所でも無さそうですが……
地図を読むのが得意な人が居たか、
あるいは、地図のわかりやすさが勝ったか。
ともあれ、地図を片手に、
あなた達は目的地へ向かうことになった。
リーンの街、その中心部は賑やかに人が行き交っている。
新しい冒険者は、毎日のように現れては何処かへ消えていく。
カルロ : うん、問題なさそう……
死んだという事もあるだろう。
ただ他の場所へ旅立ったということもあるだろう。
そんな喧騒を背に、馬車を使わないぎりぎりの時間を歩いて。
それくらいの位置。街の中心から大きく逸れた場所に、その館はあった。
なぜそれほど歩く事になったか。
それは簡単な事、この大きな館を立てるのには、
街というごちゃごちゃと狭苦しい場所では足り得なかったのだ。
館の使用人
「あなた達が依頼を受けた冒険者の方ですか?」
ロザーリオ : まあまあ歩きましたね
ロザーリオ : ええ、そうです
カルロ : リーンの街の中にしてはだいぶね。……そうだよ。
粗暴な立ち振舞
目標値:12 <= 3d + ソシャリティー
ロザーリオ:成功!(16)([6,1,6]+3)
カルロ:成功!(クリティカル)([4,4,4])
ロザーリオ : 造作もない
カルロ : できたよ
館の使用人
「冒険者とは思えない優雅な所作だ。
 どうぞこちらへ、ご案内いたします。」
ロザーリオ : おや、練習の成果でも?
カルロ : ……えへへ、まあね。ロザーリオといるわけだし?
神経質そうな使用人の案内を受け。
あなた達は豪奢な館を歩く。
館にはそこかしこに高価そうな美術品が並び、
壁には美しい絵画の数々がかけられていた。
いくつかの扉を潜る。
最奥の部屋に、目的の人物はゆったりと腰掛けていた。
カルロ : ……(瞬き)
ロザーリオ : どうも、こんにちは。依頼で来ました
サル・キゾーク伯爵
「よく来てくれた。
 依頼の話をしようと思うんだが、その前に。」
カルロ : その前に?
ロザーリオ : なんでしょう
サル・キゾーク伯爵
「………ちょっと失礼。」
カルロに3のダメージ  
ロザーリオに3のダメージ  
伯爵は手を伸ばすと、突然全員の顔や鼻をぐいぐいと
あっちこっちへと引っ張りまわす、痛い!!
ロザーリオ : っと、
カルロ : わ、
カルロ : な、なに!?
サル・キゾーク伯爵
「すまない、怪盗は変装を得意としていてね。
 君たちはどうやら本物のようだ。」
カルロ : そ、そういうことか……
ロザーリオ : おやおや、随分な歓迎だ
サル・キゾーク伯爵
「お詫びといってはなんだが、夕飯はごちそうするよ。
 どうか楽にして、腰掛けてくれ。」
ロザーリオ : そうですか
サル・キゾーク伯爵
「食事を取りながら、依頼について話すとしよう。」
優雅に腰掛ける猿顔の人物は、
威厳のある声でそうあなた達に声をかけた。
カルロ : あ、ああ……(なんとなくロザーリオのほうを気遣うように見上げた)
机の上には夕食ということになるだろう。
色とりどりで豪勢な食事が並べられていく。
それに従ったか、従わなかったか。
それはさておき、彼は話を続けるだろう。
サル・キゾーク伯爵
「依頼の話の概略は、アルマ殿から聞いているだろう。」
サル・キゾーク伯爵
「この度、不遜にも怪盗ナイ・セーヌがこの私の至宝。
 『人魚の涙』を盗みだすという、予告状をよこした。」
ロザーリオ : (少し困った顔をしたが、最近学んだとおりに食事をとることとした)
カルロ : 人魚の涙、……?
サル・キゾーク伯爵
「君たちにはそれを阻止、
 『人魚の涙』を守って欲しい。」
サル・キゾーク伯爵
「他に、何か聞きたいことはあるかね?」
ロザーリオ : 守る品物について聞いておきたいかな
カルロ : どういう宝物なんだ?
カルロが[『人魚の涙』について]を選択しました
サル・キゾーク伯爵
「『人魚の涙』は私の持つ数々の美術品の中でも最も価値のある品でね。」
サル・キゾーク伯爵
「ある人間に人魚が恋に落ち、最後には死に別れた。
 ……その時に人魚が零した涙と言われている、青色の宝石だ。」
サル・キゾーク伯爵
「手に入れるのには随分と苦労したものだよ。
 まさに至宝、値などつけられるものではない。」
サル・キゾーク伯爵
「他に、何か聞きたいことはあるかね?」
ロザーリオ : やけに事情の込み入った宝物というわけですね
カルロ : 零した涙と言われる青い宝石か……。
カルロ : そんなに大きいわけじゃなさそうだな。
ロザーリオ : 相手のことはどれほどご存じなんです
カルロが[『怪盗』について]を選択しました
サル・キゾーク伯爵
「怪盗ナイ・セーヌは最近この街を騒がしている怪盗だ。」
サル・キゾーク伯爵
「変装を得意としていてね、どんなに堅固に守りを固めても
 まるで煙のように入り込み、知らぬ間に宝を奪い去るという。」
ロザーリオ : 変装が得意とは厄介ですね
サル・キゾーク伯爵
「自警団に頼むとどうしても大掛かりな警備になる。
 数が多くなるよりも、少数精鋭のほうがいい
 ……という判断で君たちにたのんだのさ。」
カルロ : ……ふむ。
サル・キゾーク伯爵
「君たちには盗みを阻止してもうらうが、
 具体的にはまず「怪盗を見つける」ところからになる。」
ロザーリオ : 数が多ければそれだけ混ざる余地がありますからね
サル・キゾーク伯爵
「怪盗を看破したあとは荒事になる。
 そうしたら後は冒険者の独壇場というわけだ。」
サル・キゾーク伯爵
「………まぁ、全く見つけられなかった時は、
 もはや場当たりで決戦するってことになるだろうがね。」
カルロ : それはどうなんだ……まあうまくやるよ、できる限り。
サル・キゾーク伯爵
「他に、何か聞きたいことはあるかね?」
ロザーリオ : 上手くやりますよ
カルロ : こんなところかな。
カルロが[特に聞きたいことはない]を選択しました
サル・キゾーク伯爵
「話しながらで十二分にお腹が満たせたか分からないがね。
 多少なりとも腹が満たせたならばなによりだ。」
ロザーリオ : ええ。ありがとうございます(ほとんど食べていない、手を付ける程度だった)
カルロ : ああ、ごちそうさま。
カルロ : (同じくほとんど手は付けていなかった。まだ慣れない)
サル・キゾーク伯爵
「では、冒険者殿をゲストルームへお通ししろ。
 ……今日の所はゆっくりと休み、明日に向けて英気を養ってくれ。」
サル・キゾーク伯爵が声をかければ、
部屋の隅の使用人が穏やかに一礼した。
使用人
「………こちらでございます。」
使用人に案内され、冒険者達はゲストルームへと連れられる……。
使用人
「こちらがゲストエリアになります。
 どうか1人1部屋遠慮なくご利用下さいませ。」
使用人
「部屋はいくらでもございますからね。」
ロザーリオ : 1人1部屋ですか
カルロ : わざわざ……
カルロ : 別に一緒でいいけどな。
ロザーリオ : 同じくそうは思いますが
使用人
「こちらがゲストエリアになります。
 どうか1人1部屋、遠慮なくご利用下さい。」
カルロは[おやすみ]になった
ロザーリオ : まあ、言葉には従いますか。
カルロ : (調べている)
ロザーリオは[おやすみ]になった
大きなクローゼットだ。
旅の荷物が入るようになっているのだろう。
大きなクローゼットだ。
旅の荷物が入るようになっているのだろう。
ロザーリオ : さほど変わった場所も無し、か
カルロ : (使用人にとがめられた…)
カルロ : え~……
カルロ : えっと、それじゃまた後で……おやすみ、ロザーリオ。
ロザーリオ : ええ。おやすみ
カルロ : (ちょっと寂しそうにそちらを見たが、与えられた部屋のほうへ戻っていく…)
カルロ : (ぽす…)
ロザーリオ : (窓際で外を見ることとした)
部屋で休みますか?
(*全員休んだ時点でシナリオを進行します。)
あなたは重たい旅装備を外し、
部屋で身体を休めることにした……。
ロザーリオは[睡眠]になった
カルロは[睡眠]になった
あなた達は質のいい寝床で、一時の安息を得る。
沈み込む重さに身を任せれば、緊張していた心も解れるような心持ちがした。
明日は仕事だ、しっかりと身体を休めることにしよう。
ロザーリオは[睡眠]でなくなった
ロザーリオは[おやすみ]でなくなった
カルロは[睡眠]でなくなった
カルロは[おやすみ]でなくなった
深夜、あなたは物音に目を覚ました。

……とはいえ、休むに当たって丸腰。
完全に不意を打たれる形で眠らされ、クローゼットに押し込まれる。

そうだ、あなたは怪盗に襲われ、
怪盗の変装によって入れ替わることになった。

怪盗であるあなたの目的は、
『人魚の涙』の在り処を調べ、
秘密裏に持ち込んだ偽物とすり替える事だ。

変装相手の下調べはした。
一般的に知り得る情報はしっかりと知れただろう。
だが、隠された情報までは知り得ない。

変装がバレないように、
また、隠した冒険者の本体。
それを見られないように立ち回る必要がある。

冒険者の外した旅装束を身につけ、
あなたは活動を開始した……。

悪徳貴族から、人魚の涙を本来の持ち主の手へ返す。
その目的の為に、手段は選んでいられない。
ロザーリオ : お早うございます
カルロ : ん、おはよ~。
ロザーリオ : 昨日はよく眠れましたか
カルロ : おかげさまで…と言いたいところなんだけど。
ロザーリオ : 何かありましたか……?
カルロ : え、あ、いや。
カルロ : なんでもない!行こうか。
ロザーリオ : 気になるじゃないですか。依頼に集中出来なくなりそうだ
カルロ : (さすがに近くにいないと不安だったなんて言えないな…)
カルロ : そ、そんなに?
ロザーリオ : どうでしょう、……フフ、大袈裟だったかな
カルロ : ……ちょっと、ロザーリオが傍にいてくれたらなと…思っただけ…
カルロ : い、行こう。
ロザーリオ : そうですか
使用人
「おはようございます。
 朝食の支度ができておりますので、
 まずは食堂においでください。」
使用人が大扉を示している。
………あちらが食堂のようだ。
扉をあけると、使用人は先に食堂へ入っていく。
サル・キゾーク伯爵
「昨晩はよく休めたかね。
 さぁ、朝食にしよう……しながら今日の流れを説明する。」
ロザーリオ : ええ、よく眠れましたよ
カルロ : まあまあかな。了解…
机の上にはトースト、ハムエッグ、サラダ、スープ……。
そんな、豪勢な朝食が並んでいる。
人数分の食事があるようだ、
言葉に甘えて席につくなり、つかないなり、
好きなようにして、サル・キゾーク伯爵の話を聞こう。
ロザーリオ : 席につきますか
サンジ
「この朝食も、夕飯も、僕が作ったんですよ。
 旅ぐらしではあまりおいしいものも食べられないでしょう?」
ニーナ
「怪盗ってどんな人なんでしょう……。
 怖い人じゃないといいなぁ……。」
シヨニン
「朝食の用意が出来ております、席へどうぞ。」
シヘイ
「まずは主様のお話を聞いて下さい。」
セバスチャン
「この館が怪盗の標的になろうとは。
 全く、下賤の者の考えることは浅はかで参りますな。」
セバスチャン
「冒険者は粗野と聞きます。
 くれぐれも無用に館を荒らさぬように頼みますぞ。」
セバスチャン
「この館には貴重な美術品が沢山残されているのですから。」
サル・キゾク伯爵
「よし、では今日の布陣を説明しよう。」
サル・キゾク伯爵
「この館の人間には、全てこの食堂に集まって貰っている。
 つまり、この館に居る人間は、今ここに居る者で全てだ。」
カルロ : (周囲を視線で確かめる)
ロザーリオ : これで全員ですか
サル・キゾク伯爵
「『人魚の涙』はそちらの部屋。
 ……食料保管用の地下室に仕舞わせて貰った。」
サル・キゾク伯爵
「地下室の入り口はここしかない。
 外から派手に穴でも掘らない限り、
 怪盗はここを通るというわけだ。」
サル・キゾク伯爵
「ここで全員がそれぞれを見張っている限り、
 怪盗は強硬策でここを突破するしかない、というわけだな。」
サル・キゾク伯爵
「………して。」
サル・キゾク伯爵
「冒険者諸君にはこの館を調査し、
 怪盗探しをしてもらいたい。」
サル・キゾク伯爵
「この館に居る者はここにいる者で全て。
 この部屋以外で人を見つけたらそれが怪盗ということだからな。」
サル・キゾク伯爵
「当然、怪盗が変装し、既に紛れている可能性もある。」
サル・キゾク伯爵
「その証拠を見つけた場合は、
 ここで全員の前で明らかにするのだ。」
サル・キゾク伯爵
「もっとも、ただ当てずっぽうに言っただけでは
 当てずっぽうだろうと言い訳が効いてしまう。」
ロザーリオ : 探偵の真似事ですか
カルロ : そうらしいな。
サル・キゾク伯爵
「指名できるのは一度きりと思い給え。
 必ず、明確な証拠を掴んでから宣言するように。」
サル・キゾク伯爵
「………こんな所か、冒険者諸君の調査に期待する。」
ロザーリオ : ええ、構いませんよ(そう言いつつ食事を終えた)
カルロ : わかった。
カルロが[理解できた]を選択しました
サル・キゾク伯爵
「では、よろしくたのむ。」
ロザーリオ : とりあえずは、屋敷を見てみませんか。何か手掛かりがあるかも
カルロ : ああ。まず見て回ろうか。
シヘイ
「この先は地下室です。
 『人魚の涙』が置かれている為、
 何人たりとも通すなと言われております。」
シヘイ
「何か御用で……?」
セバスチャン
「この館が怪盗の標的になろうとは。
 全く、下賤の者の考えることは浅はかで参りますな。」
セバスチャン
「冒険者は粗野と聞きます。
 くれぐれも無用に館を荒らさぬように頼みますぞ。」
セバスチャン
「この館には貴重な美術品が沢山残されているのですから。」
暖炉だ、少し肌寒い季節というのは、
暖房をつけるかどうかで少し悩むものだ。
……迷うような火が、ほんの僅かに揺らめいている。
シニヨン
「調査のほうは順調でしょうか。
 ……どうか、盗人の正体を明らかにしてくださいませ。」
シニヨン
「冒険者様だけが頼りですから。」
ニーナ
「私は本物ですからね!?
 信じられないならほっぺをぐいぐい引っ張ってもいいですから!!」
ニーナ
「ああああああああ!!!!
 そんなに引っ張られてわああああああ!!!
 ああああああああ!!!!!」
ロザーリオ : (一人の頬を引っ張った)
サンジ
「料理は美味しかったですか?
 僕は、この家の料理担当なのですよ。」
カルロ : 容赦ないな……
ロザーリオ : 先にやられたでしょう?我々も
カルロ : (といいつつ自分もぐいぐいした)
カルロ : 大丈夫かも。
ロザーリオ : どこから見ます?
カルロ : うーん。じゃあこっち(↗)から。
ロザーリオ : 此処は使用人室ですかね
カルロ : 使用人の部屋か。
入り口にはシニヨンとかかれている。
清潔感のある香りが漂った。
護身用に持ち歩いているのだろうか。
あるいは、趣味の運動用なのだろうか。
剣術の練習に扱われる木の棒が置かれている。
[木の棒] を手に入れた。
護身用に持ち歩いているのだろうか。
あるいは、趣味の運動用なのだろうか。
剣術の練習に扱われる木の棒が置かれている。
ベッドを探っていると、手に硬いものが触れる。
枕の中に鍵が入っていたようだ。
[シヨニンの鍵] を手に入れた。
入り口にはシニヨンとかかれている。
清潔感のある香りが漂った。
入り口にはニーナとかかれている。
どことなく甘い香りがするような気がした。
見かけに似合わず、変な石を集める趣味でもあるのだろうか。
変わった石が大量にならんでいる。
[変な石] を手に入れた。
見かけに似合わず、変な石を集める趣味でもあるのだろうか。
変わった石が大量にならんでいる。
入り口にはニーナとかかれている。
どことなく甘い香りがするような気がした。
入り口にはサンジとかかれている。
タバコの匂いが部屋にこびりついている。
料理に関する本がずらっとならんでいる。
仕事を抜きに、料理が好きなのだろう。
料理に関する本がずらっとならんでいる。
仕事を抜きに、料理が好きなのだろう。
入り口にはサンジとかかれている。
タバコの匂いが部屋にこびりついている。
使用人同士で度々遊ぶのだろう。
ダイスや駒といったボードゲーム用の小道具が並んでいる。
[ダイス] を手に入れた。
使用人同士で度々遊ぶのだろう。
ダイスや駒といったボードゲーム用の小道具が並んでいる。
ロザーリオは、ダイスを使った。
ダイスロール….5
入り口にはセバスチャンとかかれている。
高いお酒の匂いがするような気がした。
机の上には新聞が置かれている。
[新聞] を手に入れた。
どうやら晩酌用の酒とグラスが並べられているようだ。
[名酒] を手に入れた。
入り口にはセバスチャンとかかれている。
高いお酒の匂いがするような気がした。
ロザーリオ : 目ぼしい物はありましたか?
カルロ : うーん。シヨニンの鍵があったのと…その他諸々…
ロザーリオ : 棒だとか、色々酒だとか、サイコロだとか、まあ、後で返せば問題無いでしょう。
カルロ : まあ、そうだね。
ロザーリオ : この鍵は、どこのでしょうね。
カルロ : どっかに合うとこがあるかも?一応拝借しておこう。
カルロは、新聞を使った。
カルロ : 新聞にも怪盗のこと書かれてたんだな。
ロザーリオ : 色々書いていますが、怪盗の話以外にも墓荒らしだとか。色々ありますね
カルロ : ダミアン……いや、うん。
ロザーリオ : 鍵の合う場所を探しますか
カルロ : ああ。
こちらは外へ抜ける道だ。
……出ていくわけにはいかない。
カルロ : 順番に…こっちかな。
ロザーリオ : こちらは外のようですね
カルロ : ……。
ロザーリオ : 一周回っていきますか
カルロ : (方向音痴)
カルロ : うん…!
適当に絵の具をべたべたと塗りつけたような絵だ。
ぐるぐると渦を巻く色が、何処か不思議な気分にさせる。
額縁はしっかりと固定されており、
専用のカギがなければ外せなそうだ。
ロザーリオ : 鍵が無ければ開かないようで
カルロ : ……これか?
ロザーリオが[シヨニンの鍵]を入力しました
絵画を外すと、豪華な壁が静かに佇んでいる。
……流石に絵は戻しておこう。
ロザーリオ : 何も無いですね。
セクシーなポーズをした色気有る女の人の像だ。
これもまた芸術、なのだろうか。
手に何か持たせられるかもしれない
ロザーリオは何も入力しませんでした。
やめておいた。
カルロ : なかったな。
セクシーなポーズをした筋骨粒々の男の人の像だ。
これもまた芸術、なのだろうか。
手に何か持たせられるかもしれない
ロザーリオが[木の棒]を入力しました
全裸に木の棒ではじまる冒険はそれはそれは悲惨なものだろう。
あるいは凄まじい達人ならば、かえって身軽でいいのだろうか。
当たらなければいいという話なら、もしかしたらそうなのかもしれないが。
とはいえそんな素寒貧で旅に出たくはない。
名刀とはいかずとも、長剣の一本くらいは欲しいものだ。
カルロ : (順番に外してみている)
ロザーリオ : フ……(像に棒を持たせた)
ロザーリオ : どうです?
天界から天使と神々が舞い降りる、
そんな幻想的な景色を描いた宗教画だ。
写実的な絵ではないが、荘厳な雰囲気を感じさせる。
額縁はしっかりと固定されており、
専用のカギがなければ外せなそうだ。
ロザーリオが[シヨニンの鍵]を入力しました
…………。
絵画の裏に穴があいている。
………どうやら隠し棚のようだ。
[シヨニンの手記] を手に入れた。
カルロ : あ。
カルロ : ……隠し棚だ。
ロザーリオ : 手記でしょうか
カルロ : (シヨニンの手記を見せ)こんなのがあった。
カルロは、シヨニンの手記を使った。
ロザーリオは、シヨニンの手記を使った。
どうかこの恐るべき罪の数々を
白日の下に晒せない私の弱さを、

それでいて我が身の内に
留めおけぬ弱さをお許し下さい。
この館の主であるサル・キゾーク伯爵は、
欲しいと思った美術品の収集には、
手段を一切選びません。

使用人である私は、
あらゆる悪事に加担することとなりました。
中でも恐ろしい一件、それは
『人魚の涙』の盗掘でありました。

死別した人魚と人間、恋仲である二人。
人間の死を悲しんだ人魚が、
海底の底から拾い上げ、人間の墓へと入れた。

そんな宝石を、深夜に掘り出せというのです。
私は一心不乱に掘りました。

そして、死体の入る棺桶を見つけ、
その中に入った青く美しい宝石を盗み出した。

罪深い事をしてしまった事は理解しています。
何しろ、あの時見た死体の顔が、
毎日毎日夢に出るのです。

死んだ人間の顔など、変わるはずもないのに、
恋人との思い出を、あるいは恋人の分見を、
持っていくなとうらめしげに眺める

その暗く深い、くぼんだ目が。
いつかこの館が取り壊されるとなったか。
財産整理となるか、あるいは、
勇気ある無頼者の手によって、
この手記が見つかったのなら。

どうかこの貴族の悪事を、
白日の下へと晒して下さいますよう。
しかし、証拠はこの手記だけでは不十分でしょう。

使用人という立場はあまりにも弱く、
ただ1人の証言では、
立場にもみ消されてしまいます。

何か決定的な証拠が残っているはずなのです。
表に飾れぬ美術品があるはずなのですから。
サル・キゾーク伯爵は。
『人魚の涙』を盗まんとする。
薄汚い盗人です。

……そしてまた、私も。

たとえ白日の下に明らかとならずとも、
紛れもない事実です。

階しか残せぬ弱い我が身を、お許しください。
ロザーリオ : 盗掘、ですか(覗き込んで)
カルロ : そうらしい。
ロザーリオ : ですが証拠無しに何かを指摘することは出来ないでしょう
『ラプラスの悪魔』の像だ。
空想上の存在だが、この世の万物を理解しているとされている。
それこそ『ラプラスの悪魔』ならば、
悩んでいる全ての謎の答えを知っているのだろうか。
そうして見上げているうちに、どこからか声が聞こえてきた。
「お前が望むならば、その魂の堕落と引き換えに教えよう」
(*ヒント要素です、経験点が減少するかわりに謎解きのヒントを教えてくれます。)
カルロ : この手記だけでは弱いな。
カルロ : ……。
セクシーなポーズをした色気有る女の人の像だ。
これもまた芸術、なのだろうか。
手に何か持たせられるかもしれない
ロザーリオが[変な石]を入力しました
……当然なにも起こらない。
なんともばかばかしいどうでもいい時間を過ごしてしまった。

ロザーリオ : (美術品をあれそれいじっていたが)まあ、一旦後回しにしてみるがいいでしょうか
カルロ : うーん……そうするか。
書棚には色々な本が置かれている。
ぱら、と一冊開くと、
どうやら各地の伝承に関する本のようだ。
竜退治の名剣、奇跡を起こす像、
神から授けられた宝玉、楽して強くなる指輪。
伝承に語られるのは、どれも素晴らしい一品ばかりだ。
ロザーリオ : 随分と熱心に調べていたようですね。
カルロ : 鍛冶師としては結構気になるな…。
奇妙なことに、何も置かれていない台座だ。
……元々、何かが置かれていたのだろうか。
ロザーリオは何も入力しませんでした。
ロザーリオ : 何も置かれていませんね
カルロ : ……?
カルロ : なんだろう。
机の上には空のグラスが置かれている。
………晩酌用だろうか?
ロザーリオは何も入力しませんでした。
ロザーリオ : 空のグラスもある……
カルロ : うわっ。(変な石を置いた。マンドラゴラじみた鳴き声が上がった。ちょっとびっくりした。)
奇妙なことに、何も置かれていない台座だ。
……元々、何かが置かれていたのだろうか。
ロザーリオが[ダイス]を入力しました
………何も起こりそうにない。
ロザーリオ : 石が鳴くことあるんですね
壁にはセバスチャンとサル・キゾーク伯爵が並ぶ絵画がかけられている。
……どうやら、他の使用人よりも特別親しくしているようだ。
絵画は二人が乾杯する様子が描かれている。
中に入っているのは有名な酒だろう。
セバスチャンは老齢のようだったし、
二人で晩酌する程度には、信頼関係があるのだろう。
机の上はきれいに片付けられている。
どうやら几帳面な性格らしい。
……そのわりには、グラスが出しっぱなしなのが気にかかる。
カルロ : ね……ていうかこの石なんなんだろう……。
ロザーリオ : グラスは出しっぱなしですが……
棚には見たこともない置物が沢山置かれている。

[鳥の彫像] を手に入れた。
…………。
違和感
目標値:10 <= 3d + 感覚補正 + パーセプション
達成値:10([4,2,4])
判定に成功しました
ロザーリオ : 造作もない
彫像を取り除けた裏に、鍵穴のようなものが見える。
ロザーリオは何も入力しませんでした。
……なんとも愚かな時間を過ごしてしまった。
カルロ : ……よく使うのか?
…………。
違和感
目標値:10 <= 3d + 感覚補正 + パーセプション
達成値:12([1,6,5])
判定に成功しました
ロザーリオ : 造作もない
彫像を取り除けた裏に、鍵穴のようなものが見える。
ロザーリオは何も入力しませんでした。
……なんとも愚かな時間を過ごしてしまった。
ロザーリオ : 良く呑んでいるか、何か別の意図、か
ロザーリオ : (鳥の彫像を取り外した)
カルロ : ……鍵穴があるけど、鍵がないな。
ロザーリオ : これは向こうのかな
奇妙なことに、何も置かれていない台座だ。
……元々、何かが置かれていたのだろうか。
ロザーリオが[鳥の彫像]を入力しました
なんだかいい感じに台座にマッチしている気がする。
ちょっとかっこいい。
カルロ : ……。
ロザーリオ : 何となく合っているように思いませんか?
この世界を示しているとも言われる球体だ。
……とはいえ、狂人の残した大法螺とも言われている。
カルロ : いい感じだなうん。
カツカツと叩くと、響く音が帰る。
どうやら中身は空洞のようだ。
書棚には色々な本が置かれている。
こちらに置かれているのは、各種族の生態等についてのようだ。
エルフを殺害すると流す美しい涙は、
宝石になるとされている。
人魚の鱗はこの世で最も美しい。
鳥族の声の秘密は身体の内に眠る鳴き石にある。
竜の瞳は強い魔力と、この世のものとは思えぬ深い輝きを持つ。
ゴーレム族の心核は、長年の稼働で美しい宝石へと姿をかえる。
機工人形の瞳には、技術の粋がつまっている。
……奇跡すら可能にする魔力から、悪魔すら呼び出すという鉱脈。
美術品の収集家だけあって、
美しいものや貴重なものに目がないのだろう。
許されざる宝の数々は、絵つきで紹介されていた。
ロザーリオ : 希少品の本もありますね、随分お好みみたいです
カルロ : ……そのようで。
机の上には先程酒を注いだグラスが置かれている。
ロザーリオは何も入力しませんでした。
この世界を示しているとも言われる球体だ。
……とはいえ、狂人の残した大法螺とも言われている。
カツカツと叩くと、響く音が帰る。
どうやら中身は空洞のようだ。
奇妙なことに、何も置かれていない台座だ。
……元々、何かが置かれていたのだろうか。
ロザーリオが[鳥の彫像]を入力しました
なんだかいい感じに台座にマッチしている気がする。
ちょっとかっこいい。
奇妙なことに、何も置かれていない台座だ。
……元々、何かが置かれていたのだろうか。
ロザーリオが[変な石]を入力しました
ンギェエエエエエヴォオオオオオオオガアアアーーーー!!!!
なんか石が鳴き声を上げた。
ちょっとびっくりした。
この世界を示しているとも言われる球体だ。
……とはいえ、狂人の残した大法螺とも言われている。
カツカツと叩くと、響く音が帰る。
どうやら中身は空洞のようだ。
カルロ : 至高の域まで達する職人ってのは得てして狂気に片足突っ込むとは言うが…
ロザーリオ : 何かありそうなんですが……
机の上には先程酒を注いだグラスが置かれている。
ロザーリオが[名酒]を入力しました
さらに名酒を注いだ。
擦り切れいっぱいまで酒が入ると、
カコン、と音を立ててグラスの底が沈んだ。
……どこかで何かが開く音がした。
ロザーリオ : あ
カルロ : "美術品"にされる側からするとたまったもんじゃないな… っと。
ロザーリオ : (酒をもう一杯注いだ、そして何か妙な音を聞いた)
球体が割れ、中に鍵が入っている。
[貴族の鍵] を手に入れた。
ロザーリオ : (地球儀から、貴族の鍵を取り上げて)
カルロ : お……
ロザーリオ : 先ほど……鍵穴のようなものがありましたよね
…………。
違和感
目標値:10 <= 3d + 感覚補正 + パーセプション
達成値:15([3,6,6])
判定に成功しました
ロザーリオ : 造作もない
彫像を取り除けた裏に、鍵穴のようなものが見える。
ロザーリオが[貴族の鍵]を入力しました
鍵を回すと、本棚が音を立てて地面へ沈み込んだ。
ロザーリオ : さて、ここは?
カルロ : こんな隠し部屋が…
机の上では血のように赤い宝石が輝いている。
あなたが知ってか知らずか、それは血の涙と呼ばれる。
エルフが死ぬ時に流すとされる宝石だ。
不思議な光を放つ鱗が輝いている。
人魚から剥ぎ取ったものだろう。
人魚の鱗は美しさ故に価値があるが、
捕獲した人魚の鱗をはぎ、治ってはまたはぎ、と
繰り返すその非人道性故に、取引は禁じられている。
風に鳴らせば世にも美しい音を奏でる石だ。
この石を使った笛はこの世ならざる音を鳴らすとされる。
しかし、その美しさは、
ハーピィ族の断末魔の声と引き換えだ。
かつての英雄が握っていた剣のようだ。
英雄譚が好きならば、遠くその国のおとぎ話を耳にする機会もある。
その剣は英雄の死と共に墓におさめられたはずだが、
紛れもなくその剣が、今眼の前の台座に突き立っている。
ロザーリオ : 墓荒らしの証拠、となるでしょうか
失われた技術の結晶。
ロストテクノロジーの粋、機工人形の瞳だ。
しかるべき研究機関にのみ置かれるべきものだ。
一介の収集家が持っていていいものではない。
持ち主から許しをえたならば、その限りではないのだろう。
命そのものと言われるような輝きを宿す宝石だ。
長く稼働し、多くの愛を受けたゴーレム族の
心核ほどに美しさを増すとされている。
しかし、それを奪うということは、
誰かの愛したものを永遠に土塊へと変えるということだ。
抉られて尚、美しい輝きを宿す瞳だ。
その瞳の宿す魔力は、魔導具としても一線の力を持つ。
心優しき竜はたびたび裏切られ、
この瞳を奪われたという。
カルロ : 決定的な証拠のひとつだな。
ロザーリオ : 剣でも持って行ってやりますか?
カルロ : ああ、こんなところにあるはずがないもの。
剣が突き立っていた台座だ。今はなにもない。
ロザーリオ : もう少し調べる場所がありましたね。
カルロ : (英雄の剣を拝借した)
ロザーリオ : まあ、何もないとは思いますが
カルロ : 客間だな…昨夜は何もなかったと思うけど。
大きなクローゼットだ。
旅の荷物が入るようになっているのだろう。
ロザーリオ : 落とし物なんかもしてはいないですよね
カルロ : し、してないぜ。
大きなクローゼットだ。
旅の荷物が入るようになっているのだろう。
振り返った瞬間、『怪盗』は窓際へと翔けていく!
ロザーリオ : っと、仕舞った!!
カルロ : ……!?
怪盗ナイ・セーヌ
「まさかクローゼットを調べられてしまうとはね。」
カルロ : 一通り調べるのは冒険者の基本だろ…
怪盗ナイ・セーヌ
「これでは仕方ない。
 ……『人魚の涙』を盗み出す事は諦めよう。」
怪盗ナイ・セーヌ
「だが、ダメ元で一つ、君たちにヒントを残していくよ。」
怪盗ナイ・セーヌ
「この館の主はとんだ食わせ物だ。
 君たちも信用するのはやめたまえよ。」
カルロ : わかってるさ。
怪盗ナイ・セーヌ
「怪盗調査の為に館を歩き回れる今が好機だとも。」
カルロ : それより一発殴りたいんだが?
怪盗ナイ・セーヌ
「館をよくよく調べれば、僕の言っている意味もわかるはずさ。」
カルロ : 別の理由で!殴りたいんだが!?
カルロが[たとえそれでも、お前を許さない]を選択しました
怪盗ナイ・セーヌ
「仲間思いってところか。
 ………それは、悪いことをしたね。」
カルロ : よくもてめえ……
怪盗ナイ・セーヌ
「だが許してくれといいたいわけじゃあない。
 一応謝ってはおくが、僕は怪盗なのでね。」
ロザーリオ : まあ、守る依頼自体は……こなせるでしょうが(微妙に疲れた顔)
カルロ : そっちじゃない、そっちじゃ。ったく……
怪盗ナイ・セーヌ
「それじゃあアディオス。
 ……君たちが真実にたどり着いたなら、また会うこともあるだろうさ。」
怪盗は窓から飛び立ち、どこかへ消えていく。
怪盗の脅威が去ったことを館の主に伝え、仕事を終えるのも。
あるいは、怪盗の言葉の真意を確かめるのも。
あとは、あなたの好きなように判断するだけのことだ。
大きなクローゼットだ。
旅の荷物が入るようになっているのだろう。
カルロ : ロザーリオ……!
ロザーリオ : ええと、その。すみません
カルロ : 謝るなよ。……気づかなかった俺の落ち度だ。
ロザーリオ : ……む
カルロ : 大丈夫だったか?あんたが意識失うほどってよっぽどだぜ。
カルロ : ……ごめんな。
ロザーリオ : ……気付いてほしかったですけど
カルロ : ……。
ロザーリオ : 別に、良いです。無事でしたし
カルロ : (絶対拗ねてる!!)
ロザーリオ : 分かりづらい位相手が上手かっただけでしょう。別に
カルロ : ロザーリオ……
ロザーリオ : なんです
ロザーリオ : 依頼はどれくらい進んだんですか
カルロ : (あなたの頬に両手で触れた、灰色と金の瞳をまっすぐに見据える)
ロザーリオ : (少し目を逸らした)
カルロ : ごめん。必ず埋め合わせるから。(軽く、触れるだけの謝罪として、或いは自身とをつなぐものとして、一瞬仮面をずらして口づける)……ロザーリオが無事でよかった。
ロザーリオ : 別に謝らせたい、わけでは……無いんですが。……全く、どこで覚えたんです
ロザーリオ : (仮面を付け直した)話はどれくらい進みましたか、教えてくださいよ。今朝から何も知らないわけですから
カルロ : ……あんたに教わったってとこかな。 依頼のほうは…(かくかくしかじか)
ロザーリオ : ……成程、大抵はわかりました、もう肝心な所までは解けているらしい……
ロザーリオ : そんなに面白いことがあったのなら、一緒にやりたかった所ですが……まあ、大詰めだけでも付き合いましょう
カルロ : ここが肝心だからな。頼むよ、ロザーリオ。
ロザーリオ : はい
カルロ : 喜雨!
ロザーリオを癒す… 達成値:17([6,5,6])
ロザーリオは4回復した。 ([5]-1)
ロザーリオ : 犯人とするなら、ですよね
カルロ : ああ。
カルロ : 発端となる証拠…それから決定的な証拠は手元にある。
ロザーリオ : もうわかっていますよね。任せてしまおうかな。補足程度には手を貸しますよ。
カルロ : 俺が? ……んんっ、やってみるよ。
ロザーリオ : ええ、折角なら活躍するところを見せて下さい
サル・キゾーク伯爵
「……ついに盗人の正体がわかったと?」
カルロが[謎は全て解けた]を選択しました
サル・キゾーク伯爵
「では、その名をここに示したまえ。
『人魚の涙』を盗み出そうという、卑しい盗人の名をな。」
カルロが[サル・キゾーク]を入力しました
犯人はサル・キゾークだ!
あなたは食堂の皆の前で宣言した!
カルロ : あんたが犯人だ。
サル・キゾーク伯爵
「この私が人魚の涙を盗もうと企む盗人だと?
 そんなわけが無いだろう、何か根拠はあるのかね?」
ロザーリオ : もう手掛かりは掴んでいるんでしょう?
カルロ : ……まずはこの使用人の手記だ。
カルロが[シヨニンの手記]を入力しました
サル・キゾーク伯爵
「キキッ!!なんだこれはッ!!
 シヨニン!!!お前、一体何を……!!!」
カルロ : ここにはあんたが働かせた悪事についてのあらましが綴られてる。
サル・キゾーク伯爵
「………こ、こほん。」
サル・キゾーク伯爵
「どこでそれを見つけてきたのか分からないが、
 使用人一人の戯れ言、作り話やもしれない。」
サル・キゾーク伯爵
「貴族というのは何かと顰蹙を買うもの。
 持つものの苦労を知らない者のやっかみでしょうな。」
サル・キゾーク伯爵
「それとも、私が手段を選ばず美術品を集めてきた、
 その証拠になりえるものがあると?」
カルロ : あるよ。
カルロが[英雄の剣]を入力しました
サル・キゾーク伯爵
「そ、それはッ!!!!」
カルロ : こいつはかの有名な英雄の副葬品として墓に納められたはずのものだろう?
サル・キゾーク伯爵の部屋にあった隠し部屋。
その中にあった許されざる財宝の数々を見たと、
あなたはサル・キゾーク伯爵……いや、今やただのサルに突きつけたッ!!!
ロザーリオ : 見事な探偵役です
カルロ : これ以外にも禁じられたはずの、許されざる品々があった。
サル・キゾーク伯爵
「ウ………ウ………。」
カルロ : もう言い訳できないぜ。
サル・キゾーク伯爵
「ウッキャーーー!!ウッキーーーー!!!
 ウッッキョウキャキャキャーーーーー!!!キョーーーーー!!!」
ロザーリオ : ついに体裁すら保てなくなってしまったらしい
カルロ : ……本当にサルだったのか?(小声)
サルが顔を真っ赤にして喚き散らしているッ!!
シヘイとセバスチャンは迷いなくあなた達へと構えを取った。
この二人は、この主の悪事を知っていたのだろう。
……使用人達に目配せすると、使用人たちは姿を隠す。
その中の1人、シヨニンの口元が、
確かに「ご武運を」と、形を作った。
*戦闘ボードへ移動します
カルロ : 結局こうなるわけか…望むところだ。
カルロ : 雨露!
清廉な水の気配が漂う 達成値:13([3,5,5])
ロザーリオは[ブレッシング]になった
ロザーリオ : そうですね、ですが敵にはならないでしょう。
カルロ : 雨露!
清廉な水の気配が漂う 達成値:6([3,1,2])
カルロは[ブレッシング]になった
カルロは、SPポーションを使った。
カルロはSPポーションを飲んだ。
カルロは4のSPを回復した。 ([1]+3)
カルロは、SPポーションを使った。
カルロはSPポーションを飲んだ。
カルロは6のSPを回復した。 ([3]+3)
ロザーリオ : そちらは任せます
カルロ : ああ
Round 1
ロザーリオは移動した。
ロザーリオは[4,8]へ移動した。
セバスチャンは移動した。
セバスチャンは[9,8]へ移動した。
シヘイは移動した。
シヘイは[6,4]へ移動した。
カルロは移動した。
カルロは[6,4]へ移動した。
ロザーリオは移動した。
ロザーリオは[8,9]へ移動した。
セバスチャンは移動した。
セバスチャンは[8,9]へ移動した。
カルロは移動した。
カルロは[6,4]へ移動した。
Round 2
ロザーリオ : フェールスラスト
踏み込み、一閃 達成値:14([3,3,2]+6)
ロザーリオはWillを使用した!
セバスチャンは防御した。
ダメージを2軽減! ([]+3)
セバスチャンに18のダメージ ([3,6]+14)
セバスチャンは[6,7]へノックバックした。
カルロ : 風波!
刃をなぞれば力が収束する…
カルロは[チャージ]になった
シヘイは移動した。
シヘイは[7,4]へ移動した。
セバスチャン : フラッシュリープ!
セバスチャンは電光石火の連撃を繰り出した! 達成値:14([6,1,1,1,2]+3)
ロザーリオは防御した。
ダメージを6軽減! ([]+9)
セバスチャンは[8,9]へ移動した。
ロザーリオに0のダメージ ([2,1]+6)
カルロは攻撃した。 達成値:9([3,2,4])
シヘイ : アイアンクラッド!
シヘイは防具を使って衝撃を減らす!
ダメージを4軽減! ([2]+3)
シヘイに16のダメージ ([3,1,3,3]+13)
セバスチャン : ファント!
セバスチャンは踏み込んで一撃を放つ! 達成値:19([3,2,5,2,4]+3)
ロザーリオの防御はAPが足りず失敗した。
消費SPを-2修整した。  
消費APを-2修整した。  
セバスチャンは[8,9]へ移動した。
ロザーリオに5のダメージ ([5,1]+6)
シヘイのバッシュはAPが足りず失敗した。
ロザーリオのラピッドスラストはAPが足りず失敗した。
カルロは[チャージ]でなくなった
セバスチャンは[閃光]カウンターを失った
Round 3
ロザーリオ : 参ったな、間合いを取らせてはくれないらしい
カルロ : 伊達に長く使用人やってないってことか…
ロザーリオ : リストリクション
ロザーリオ : ですがその手はよくわかる……
制止、一線
セバスチャンは[移動禁止]になった
セバスチャンのファントは状態によって失敗した。
シヘイ : バッシュ!
シヘイは武器を力強く叩きつけた! 達成値:14([3,4,4]+3)
カルロは回避しようとした。
カルロは回避した。 達成値:16([3,5,5]+3)
カルロは攻撃した。 達成値:10([3,2,5])
シヘイ : アイアンクラッド!
シヘイは防具を使って衝撃を減らす!
ダメージを5軽減! ([3]+3)
シヘイに17のダメージ ([6,6]+13)
シヘイは[重傷]になった
シヘイは[気絶]になった
ロザーリオ : フェールスラスト
踏み込み、一閃 達成値:20([5,6,3]+6)
セバスチャンに18のダメージ ([1,6]+14)
セバスチャンは[6,7]へノックバックした。
セバスチャンは[重傷]になった
セバスチャンの移動は状態によって失敗した。
カルロの攻撃はAPが足りず失敗した。
セバスチャンは[移動禁止]でなくなった
Round 4
カルロ : こっちに来るか。でも…
ロザーリオ : ラピッドスラスト
構え、貫く 達成値:15([6,2,1]+6)
セバスチャンは防御した。
ダメージを2軽減! ([]+3)
セバスチャンに24のダメージ ([3,3,5,6]+12)
セバスチャンは[気絶]になった
カルロは移動した。
カルロは[6,5]へ移動した。
ロザーリオ : 私の方が早いですよ
カルロは移動した。
カルロは[4,5]へ移動した。
ロザーリオは移動した。
ロザーリオは[6,8]へ移動した。
カルロは[ブレッシング]でなくなった
ロザーリオは[ブレッシング]でなくなった
Round 5
カルロ : サンキュー、ロザーリオ。
ロザーリオ : これくらいはね
サル・キゾク伯爵 : スリーピング!
カルロに眠気が襲う! 達成値:10([5,4,1])
カルロは抵抗しようとした。
カルロは抵抗した。 達成値:13([1,4,2]+6)
ロザーリオは移動した。
ロザーリオは[4,8]へ移動した。
カルロは移動した。
カルロは[3,5]へ移動した。
ロザーリオ : ラピッドスラスト
構え、貫く 達成値:22([5,5,6]+6)
サル・キゾク伯爵は回避しようとした。
サル・キゾク伯爵は回避に失敗した。 達成値:8([2,1,5])
サル・キゾク伯爵に21のダメージ ([4,2,3,4]+7)
サル・キゾク伯爵は[重傷]になった
サル・キゾク伯爵は[気絶]になった
カルロ : 壊れろ、 砕氷!
経絡を読み解き、弱点を突く 達成値:9([1,4,4])
カルロはWillを使用した!
サル・キゾク伯爵に16のダメージ ([4,3]+8)
サル・キゾク伯爵は[骨砕き]になった
サル・キゾク伯爵は[昏睡]になった
サル・キゾーク伯爵
「キキッ……ばかな……この私が……ッ!!
 役立たずの猿どもめェ……ッ!!!」
カルロ : 観念しなよ。
セバスチャン
「………申し訳ございません。」
暴れる伯爵、加えてニ名を地に伏せ、
あなた達は武器を収める。
依頼の用向きとは違う結果になったが、
それでも、一つの悪はここに潰え、世界はひとつ平和になった。
新聞に描かれるような凶事も、ひとつふたつは減ることだろう。
サル・キゾーク伯爵による悪事、
その全ては、証拠の提出により白日の下へさらされた。
サル・キゾーク含め、共謀者であった三名は捕縛
告発者であるシヨニンは、その立場も考慮され、
それほど悪い目には合わなかったらしい。
ロザーリオ : 悪くはない結末でしたが……
カルロ : (あなたの少し先を歩き、空を見上げた)
帰り道、ぴゅうぴゅうと吹き晒す夜道を歩く。
依頼人が捕まってしまえば、報酬もなにもない。
カルロ : ただ働きもいいとこだけどな。
ロザーリオ : ……私は働いてすらいませんよ
カルロ : (夜風に、黒髪が揺れた)
カルロ : ちゃんと働いただろ、最後の立ち回り。
ロザーリオ : 最後だけでした。折角なら色々一緒にやりたかったです
ロザーリオ : まあ、仕方のないことか……忘れて下さい。別に、気にしてません
カルロ : ……(振り返り、ふっと口元が弧を描く)
カルロ : それだけ想ってくれること、俺は忘れない。
ロザーリオ : む……
カルロ : 次は一緒に、な。
カルロ : ロザーリオが、自ら望んでくれること。
カルロ : 俺はたまらなく嬉しいんだ。
悪は一つ潰えても、あなたにはなんの得もない。
それをあなた達はどう感じながら、その夜道を歩くだろう。
ロザーリオ : なら、良いです。そこだけは覚えていても。
ロザーリオ : そこだけですよ
カルロ : ああ。(悪戯っぽく笑って、再び前を向き、少し先を歩く)
ふと……。
あなたの歩く道の先に、人影が一つ立ちふさがった。
???
「冒険者達、よくやってくれた。
 これで、『人魚の涙』も持ち主の手に戻るだろう。」
ロザーリオ : ……
カルロ : あんたは……
カルロが[お前は……。]を選択しました
ナイ・セーヌ
「そうさ、僕はナイ・セーヌ。
 君たちがここまでやってくれるとは思わなかったけど。
 責任を持ってお礼をしに来た、そんなところだ。」
カルロ : (さっきの聞かれてたか!?とちょっと焦った)
ロザーリオ : 今更なんです、今あまり機嫌は良くありません、納得いくような物が貰える気もしませんが
人影は、あなた達の眼の前に袋を投げる。
じゃら、と音を立てて床へ落ちたそれには、
依頼一つ分の報酬としては十分な量のルドが入っているようだ。
カルロ : 依頼の報酬ってわけ?
ナイ・セーヌ
「僕からの依頼の報酬と思えば、そう悪くはないだろ?」
カルロが[仲間を閉じ込めた分は]を選択しました
ナイ・セーヌ
「それは……。」
カルロ : ……。
ロザーリオ : ……
ナイ・セーヌ
「仕方ないね、殴るなりなんなりしたまえよ。」
カルロが[殴る]を選択しました
あなたは思いっきり力を込めて、ナイ・セーヌをぶん殴った。
カルロ : (秒で殴った)
ロザーリオ : 私も良いかな
カルロ : いいよ。
ロザーリオが[まだまだ]を選択しました
ナイ・セーヌ
「いった!!ちょっ!!まっ!!!」
ロザーリオ : まあ気は済みました。そちらは?
カルロ : 俺も一発殴りたかっただけだから。大丈夫。
ロザーリオが[やめとく]を選択しました
ナイ・セーヌ
「1発も殴る?
 何?バーサーカーか何か?」
ロザーリオ : 必要な制裁かなと
カルロ : これくらいで十分だろ。
すっかりぼこぼこになったナイ・セーヌは、痛々しげに頬をさすった。
あまりにも暴力的かつ残忍な暴力だ。
ナイ・セーヌ
「………君たちと会うことは、できればもう無いと嬉しいね。」
ロザーリオ : 私も同じくそう思いますよ
カルロ : 俺もだ。
ナイ・セーヌ
「………それじゃあ、僕はもういく。
 次のお宝が待っているからね。」
カルロ : やれやれ……
ナイ・セーヌ
「………また会うことがあったら、よろしく。アデュー。」
手をふると同時、その姿は夜の闇へと消えていく。
悪を一つ潰し、十二分の報酬を得た。
寒々しい風の一つも、温まった懐を思えばそれほど辛くはない。
ロザーリオ : 次はもう少し面白い依頼にしましょう
……あなた達はその帰り道を歩いていく。
カルロ : そうだな。 ロザーリオ、やっぱりだいぶ怒ってるだろ…
ロザーリオ : 別に
カルロ : もう……
『人魚の涙を頂きに参上いたします』

*エピローグC(True end):怪盗は夜に消える
カルロ : (あなたの手を取った。寒さが軽減されるわけではないが)
ロザーリオ : はい(手を握り返した)
カルロ : ……帰ろう。今日は好きにしていいから。
ロザーリオ : なら少し長話にでも付き合ってもらいますか
カルロ : うん。幾らでも付き合うよ。
カルロ : また、次の舞台へ
ロザーリオ : お疲れ様でした
[報酬袋] を手に入れた。