探査


オルフェウス : や。どうも。
ヘクター : …あ、こんにちは。いやこんばんはかな…どうも。
オルフェウス : どっちでも似たような物でしょ。探査。途中だったでしょ。進みはしたから教えとこうと思って。
ヘクター : (昨日戦闘があったのだろうか、包帯を直し)
ヘクター : それもそうだ。…あれから進展があったので?
オルフェウス : 僕としては一人でも姉さんを引き戻せるならやるけど、でも君達の目的と競合するのも怠いし
オルフェウス : 鍵らしいもの見つけたけど。
ヘクター : 一人でも引き戻せるなら…臨むべきでしょう。当然。……鍵を?
ヘクター : 相当調べましたがそれらしきものは―
オルフェウス : あったけど?
ヘクター : ……本当に!?え、すごいな……!
オルフェウス : ただ上手く取り出せなかったな。魔力の扱いが僕より上手いのがやった方が良いんじゃない。随分昨日は熱心にやってたようだし
オルフェウス : それとも現地で見る?君も
ヘクター : そうなのか……ああ、確認させて頂こう。
*冥界へ足を踏み入れますか?
[探査]を覚えました。
オルフェウス : ほらここ
凍った水の底に、輝く鏡が沈んでいるようだ。
分厚い氷は、そのあたりの武器でどうにかなるようには思えない。

*幽幻の剣で氷を突き破りますか?
ヘクター : な、路が―
ヘクター : 昨日はなかったはずですが。
オルフェウス : (霊界の破片を投げて)これ。誰がやったのか知んないけど。冷気が出るでしょ
ヘクター : これは一体… ……え、それ僕です
ヘクター : 確かに冷気を放っているとは思ったものの…なるほど……
オルフェウス : やった事忘れてた?まあ良いけど。念入りに調べないから見落とすんだよ。
オルフェウス : 後はこれで、突き立てるだけだと思うけど……(幽幻の剣が片手に握られている)
ヘクター : う、すみません(真面目…) 注意します。…
ヘクター : ……剣を…
オルフェウス : あ~別にいいよ。口ではなんとでも言えるし。
オルフェウス : ただ上手く突き立てらんなくて。
オルフェウス : や。どうも。
ラシアム : オルフェウス、ヘクター。
ヘクター : ラシアム。いま、オルフェウスさんから解を聞いていたところだ。
オルフェウス : やあ筆頭魔剣士。ちょっと試してよ。君のが上手くやれそうだし
オルフェウスは、手帳を使った。
*あなたは手帳を開いた
アイテムの取引を行いますか?
誰に渡しますか?
ラシアム : あぁ?
オルフェウスが[ラシアム]を選択しました
何を取引しますか?
渡すアイテムを入力してください。
オルフェウスが[幽幻の剣]を入力しました
取引を終了しました!
[幽幻の剣] を失った。
ラシアム : 何をすれば……(剣を受け取り)
オルフェウス : (剣をそちらに投げてよこす)剣の扱いなら君のが得意でしょ。氷の下、鏡だけ取り出して。
ラシアム : ふむ。(剣を眺めつつ)
ラシアムは[耽溺]になった
Round 1
ヘクターは攻撃した。 達成値:21([1,6,4]+10)
ラシアムに8のダメージ ([1]+18)
ラシアムは[耽溺]でなくなった
オルフェウス : 空砲のアルペジオ
響く銃砲 達成値:25([3,6,5]+11)
ラシアムに6のダメージ  
Round 2
オルフェウス : ねえやりすぎないでよ。
ラシアム : ッ……なんだ?
オルフェウス : 深いとこに潜んないでね。危ないよ
ラシアム : 勝手に体が動いた気がしたが……気のせいか。
ヘクター : っと、危ない…… ……
ヘクター : (昨日は沈んでたな…と思いつつ)
オルフェウス : どう?やれそう?
ラシアム : 突き破れん。
ヘクター : 一応試してみても?
ラシアム : 鏡、なるほど。
ラシアム : 光に対して有効だな。と、少し待て。
ラシアムは、手帳を使った。
ラシアム : (手渡した)
ヘクター : ………………
オルフェウス : どう
ラシアム : ダメか。
ヘクター : (ガツン、と硬質な音がした…それだけだ)
ヘクター : そのうちいけそうだが骨が折れるかもしれない…
ラシアム : 成程。さて……困ったな。
ヘクター : いや、でも進展があった。一時はもう詰みかと…
オルフェウス : 待ちぼうけになっちゃうわけだ。で、取れたらさ。そこの鏡を台座にって流れだと僕は思う
ラシアム : まあ、そうなるだろう。
ラシアム : お手柄だ。オルフェウス……褒美はいるか?
オルフェウス : 君らが椅子の連中と争ってる間に調べといたから、まあ君らのお陰でもあるかもね
オルフェウス : 姉さん以外は要らないけど。
ヘクター : (頷く)すごいです、オルフェウスさん。
ラシアム : そうか。では……いらんか。
ヘクター : ……引き戻しにいかなくてはなりませんね。
オルフェウス : 喫茶店に珈琲でも飲みに来てよ。それで良いよ。前に大きな幽鬼が出てから店長が客が減っただのぼやいてたし
ラシアム : ではそうする。案外大人しいな。もっとごねるかと。
ヘクター : …… ……
ヘクター : え? あ、バイト先一緒だったんですね!?
オルフェウス : なんだ。シフト違いか
オルフェウス : 僕の事なんだと思ってるの
ヘクター : そのようで。ふふ、実は先輩だったのやも
ラシアム : 優秀だが扱い難い人材。
オルフェウス : 人間は駒じゃないから万人に扱い難さはあるよ
ラシアム : 違いない。しかし執着等の、感情の割合が大きい人物程扱い難い。
ラシアム : 程度の話だ。
ヘクター : すごいばっさり言う……
オルフェウス : じゃあ姉さんの事が好きな僕は相当って事か。あは
ラシアム : いや、今ので認識を改めた。
ラシアム : 優秀で、程々に扱い難い場面がある人材だ。
ヘクター : …姉君想いなことは良いことだと思いますよ。
オルフェウス : そ、なら姉さんが戻って来る時までちゃんと付き合ってね。
ヘクター : ええ。
ラシアム : いいだろう。オレは取り戻したい人物はいないからな。
ラシアム : 競合することもなし。
オルフェウス : 他はどうなんだろね。あんまり他に興味無かったから知らないや
ラシアム : 昨日で二人目が死んだからな。以前興味無いと言った奴でも今は分からんだろうよ。
ヘクター : (競合、にわずか表情を曇らせたが取り繕った)
オルフェウス : そっか。じゃあ遠ざかるな。どうにかして姉さんのが重要な事を教えてやらないと
ラシアム : 頑張れ。
オルフェウス : 5年もやってるんだし。馴れっこだけどね。
ヘクター : 5年……そんなに。
ラシアム : お前の姉は……いや、今の無し。(聞こうとして、めんどうなことになると思ったのだろう)
オルフェウス : 駄目だよラシアム。姉さんは確かに素晴らしい人だけど欲しがるなよ
ヘクター : あはは……
ラシアム : 必要無い。
オルフェウス : まああげないけどね。僕のだ
ラシアム : そうか。好きにしろ。
ヘクター : 素敵な方なんだろうな…。
ラシアム : ………。
オルフェウス : あげないけど
ヘクター : 取りませんよ。
オルフェウス : 見るのも駄目。減る
ヘクター : 減る!?
ラシアム : お前たちにとってどういう人物が素敵、にカテゴライズされる?
ラシアム : 姉というだけでは分からん。
ヘクター : 藪から棒に……うーん。
オルフェウス : 相手に求めない、自由奔放、享楽的で人生を楽しんでる、明るくよく喋る、力の使い方を心得てる
オルフェウス : どう?
ラシアム : ふむ。
ヘクター : 僕は心優しく、聡明な人だと思う…。
オルフェウス : 少ないな。
ラシアム : 曖昧だな。
ラシアム : オルフェウス、お前はオレが思ってるより会話が出来る奴らしい。
ヘクター : そんなに具体的に挙げるべきでしたか!?
オルフェウス : 具体性が無いのに素敵かどうかが判断付くかと言われると微妙でしょ
ラシアム : (頷いている)もっと言えば心優しいについてはかなり人によって差異がある。
ヘクター : ……想い人一個人を挙げるならばともかく…非常に曖昧な感覚だと認識しており…
オルフェウス : どうされたら嬉しい?ヘクターは
ヘクター : え……
オルフェウス : だから心優しいの具体的な定義の話だけど
ヘクター : ……具体的に考えたことが、ありませんでした…少し待ってください。
オルフェウス : 10秒
ラシアム : (頷いている)
ヘクター : ……み、短い 人を思いやり共によりよく生きようとする、こと…
ヘクター : いえ、もっと些細なことで良いんです…きっと…
オルフェウス : 十分悩んだでしょ。ラシアム。満足した?
ラシアム : まぁ。45点くらいか。
ヘクター : 厳しい……精進します……
オルフェウス : まあ僕は姉さんの良い所を挙げるだけだったけど、君は違うもんね。
ラシアム : 人のフォローも出来る。もしかしてまともな人間だったな?オルフェウス。
ヘクター : えぇ…… その、少し、貴方が羨ましいと思います。
オルフェウス : 今日は評価を上げるねラシアム
ラシアム : 最近人の扱いに苦労してるからな。
ヘクター : はっきりと意思を表せることも、強く誰かを想うことも。…
ラシアム : お前は浮ついているからな。
ヘクター : ……ふふ。お心遣いありがとうございます。
オルフェウス : 言われた事よく鵜呑みにするしね。知ってる?鵜。川魚丸のみ。
ヘクター : 相変わらずラシアムは手厳しいけど。…本当のことだから…。
ラシアム : 東の方だとあの鳥を使って漁をするらしい。
ヘクター : ……鵜はわかります!
ラシアム : オレは手厳しいか?
オルフェウス : ヘクター。そういうところね。
ヘクター : ちょっと違うな、率直というか… 僕はそんなに嫌ではないから気にしなくていい。
ヘクター : ……え?(ボケ―)
オルフェウス : ラシアムは時計。君は大抵、精確で精密に動こうとする。それが人によっては手厳しく映る。
ラシアム : ………、………。(顎に手を当てた) 成程。
オルフェウス : 偶には目覚ましの時間になっても鳴らなかったりだとか。狂ってやりなよ。なんてね。
ヘクター : …よく見ていますね。
ラシアム : 鳴らないこともある。そういう時大抵、自分でもどこの歯車が狂ったのか分からん。
オルフェウス : へえ。
ラシアム : ま、必要無いと思ってる部品が動いていたりするのだろうな。
ヘクター : 自分の内部は案外分からないものかもしれません。
オルフェウス : その必要ないと思う部分が必要だと思うヤツもきっと居るよ。アンナとかね
ヘクター : アンナさん……
ラシアム : オレもそう思ってる。しかし……。
ラシアム : ……時間は有限だ。(言葉を大分濁した、のだろう)
オルフェウス : あは。上手く返したな
ラシアム : 流石にオレも確執を生む物言いを理解している。
ヘクター : ……(機微を感じ取ってはいたが、言葉にはせず)
オルフェウス : しかし本当に溶けないね。この氷
ヘクター : 左様で……
ラシアム : 冥界の氷だしな
ヘクター : (突き立てたままだ…)
オルフェウス : 腕、疲れない?
ヘクター : いえ、慣れてます。
ラシアム : 疲れることあるのか?
ヘクター : ……? まあ多少は。人間なので。
ラシアム : ……そうか。
ラシアム : どうする?このまま待っていて……も、か……?
ヘクター : …… …… ……
ラシアム : ‥‥冷えるな。さすがに。
オルフェウス : なら少し温まるか
ヘクター : ……今日はこの辺にしましょうか。びくともしない。
ラシアム : 温まるか……。
ヘクター : (突き立てた剣を戻し)
[探査]を忘れました。


ラシアム : 地味にはじめてくる。
ヘクター : えっ。
オルフェウス : そうなんだ。
ヘクター : そうなんだ…
脱いだ服を入れる為の棚が、ずらりとならんでいる。
籠には出た時に着るようの浴衣やタオルセットも入っているようだ。

ラシアム : シャワーで済ませてた。時間が勿体ないから。
ヘクター : (比較的行動を共にしている割に知らない―)
ヘクター : 一理ある、けどたまには湯ぶねにつかるのもいいよ。
オルフェウス : 効率主義者なんだね
*アメニティグッズが色々と置かれているようだ。
オルフェウス は全回復しました。
ラシアム : 時間は有限だ。今の所は。
ラシアム は全回復しました。
ヘクター は全回復しました。
ヘクターは[ほかほか]になった
ラシアム : 効率が全てじゃないことも理解はしている。
ラシアムは[ほかほか]になった
オルフェウスは[ほかほか]になった
オルフェウス : じゃあ少しは人間してるね
ラシアム : 人間だ。
ヘクター : (髪が短いのと、慣れてるのか比較的早い)……人間だね…
ラシアム : (適当に長い方の髪を結っている)
ヘクター : (息を吐いて、そのまま若干沈んだ…)
オルフェウス : (髪を雑に縛って入っている)
ヘクター : ……髪が長いと大変じゃない?
ラシアム : 慣れだな。
オルフェウス : 馴れるよ。
オルフェウス : 伸ばしたらわかるよ
ヘクター : 慣れか…似合ってますけども。
ラシアム : 魔法の触媒によく使うし、伸ばしておいて損も無い。
ヘクター : そう……?剣士だからその、掴まれたり引っかかったりを考えると、あまり。
オルフェウス : 引っ掛かるような動きしなきゃいいじゃない
ラシアム : 道理。
ヘクター : それは熟練者の弁ですよ。
オルフェウス : じゃあ熟練者には程遠いってつもりなんだ
ラシアム : へ〜
ヘクター : まあ……そんなに自信はないほうです。できるだけ危険は避けたいですし。
ラシアム : よく言う。
ヘクター : (肩をすくめてより沈んだ)
オルフェウス : 沈むと早くのぼせるよ
ラシアム : オルフェウスの戦うところをそういえば見たことがない。
ヘクター : はっ……つい……(ざば)
オルフェウス : 銃だよ。弾丸と、それから空気の流れで音が鳴って、それが魔法の効果をもたらす
ヘクター : なるほど…銃士…でしたよね。珍しい。
ラシアム : ほう。興味深い。
オルフェウス : 術師の唱える呪文を逸らすだとか。そういうのも出来る
ラシアム : それは頼りになるな。向こうは術師が多いから。
ヘクター : 器用ですね…。
オルフェウス : ただ届く範囲が狭いんだよね。矢より信頼出来ない武器だよ
ヘクター : 特殊な代わりに射程の制約が少々…ふむ…。
ラシアム : まあ、難しいよな。万能なものなどない。
オルフェウス : 万能に色々出来るなら今頃姉さんは現世に戻ってきてるよ
ラシアム : 違いないな。
ヘクター : それもそうか…
ラシアム : 冥界下り、さて、このまま成るのかどうか……。
オルフェウス : 成ったその後、どうなるかだよね
オルフェウス : 目的を達したから去る人、きっと居るよ
ラシアム : まぁ、そうだな……。
ヘクター : (困ったように微笑む。ヘクターの癖だ。)
ヘクター : ……その時はその時としか。
オルフェウス : 向こうとは違って結束も弱いしね
ラシアム : ……そうだな。全く……。
オルフェウス : もう少し仲良くするなら。懇親会だとか、会食だとか。そういうので深まる可能性はあるよ
ラシアム : ………結束するのに仲良くする必要は……。
ヘクター : 痛いところを。……事実ではあるものの。
オルフェウス : あるよ。好きでもないやつの為に頑張れる?
オルフェウス : 僕は姉さんの事が好きだから姉さんの為なら誰とでも組むし、誰の手だって借りるけど、別に君らに特別そういうの無いもん
ラシアム : 頑張らないと何事も成功しないだろ。目的を思うなら好きでもない奴のために頑張れ。
オルフェウス : でも最後の一押しは感情だよ。
ヘクター : ……。
オルフェウス : あるのと無いのじゃ違う。
ラシアム : ………難しいことを言う。
ラシアム : あるのと無いのじゃ確かに違うだろう。あれば結束は深まる、それも事実だとして……やはり効率が良いとは言えん。
ヘクター : ……効率が先に来るようで。
オルフェウス : 効率じゃなくて保険なんだよ。咄嗟に手が出るかどうかはそいつにどういう感情を持つかが左右する。
ラシアム : 感情は揺らぎの幅が大き過ぎる。咄嗟に手が出る、それが……作戦に悪い影響を齎すこともある、と思っている。
ラシアム : しかし、保険、か……それは面白い考え方だ。
オルフェウス : あは。難しかったかな。僕はそう思ってるよ。じゃ、そろそろ戻るね。このままじゃ寝そう。
ヘクター : 個人の感情を直接どうこうするのは難しいでしょう。ですが、味方を知り同じ時間を過ごすことは…悪くないと思います。
ラシアム : ……戻るか。
ヘクター : ……
オルフェウス は全回復しました。
*アメニティグッズが色々と置かれているようだ。
*髪の毛をしっかり乾かした。
オルフェウスは[ふわふわの髪]になった
ラシアム は全回復しました。
*アメニティグッズが色々と置かれているようだ。
ヘクター : (のぼせた…)
*髪の毛を束ねた
オルフェウスは[束ねた髪]になった
*アメニティグッズが色々と置かれているようだ。
ラシアムは[ふわふわの髪]になった
*アメニティグッズが色々と置かれているようだ。
ラシアムは[手入れされた髪]になった
ヘクター は全回復しました。
ヘクター は全回復しました。
オルフェウス : じゃ。またね。考えといて。仲良くする方法とかさ
ヘクターは[ふわふわの髪]になった
ラシアム : 検討する。
オルフェウス : 絶対ラシアムが言い出した方が効果あるから
ヘクター : ……ありがとうございました。
*システムメニュー