友人として

[決闘の礼儀]を覚えました。
ダミアン : ……おや、今日は随分と盛況なようで……。あ、ロサもいる。
ロザーリオ : おや、ダミアン。お久しぶりです。こういった場にも顔を出すようになったんです?
白い犬 : (テケテケテケテケ……)
ダミアン : ええ。(ちゃっかりと隣に腰掛け。)お久しぶり……、になるのかな。
ダミアン : 最近はここに滞在しておりますよ。営業周りに何かと便利ですので。
ロザーリオ : ああ、そうなんです。他とも上手くやれていますか?
ダミアン : (寄ってきた犬を撫でてやる)……他、他……ぅうん、え、えへへ……。じ、実は……。
ロザーリオ : 実は?
ダミアン : 他の滞在者の顔、あまり見ていなくて。(最悪だ。まあ、だが付き合いの長い貴方ならそう驚きでもないだろう。)
ロザーリオ : 多少は社交的にしているのかな、と思ったのですが。その調子だと靴の形しか覚えていないんじゃありませんか?人と話すなら目を見るべきかと。
白い犬 : (撫でられてまったりしている犬だ…大人しい)
ダミアン : な、なんて言い草!?(一方、こちらは全然まったり出来ていなかった。)
ロザーリオ : そうじゃないなら違いますと言えば良いじゃないですか
ダミアン : あっ……あのですね! 最近は本格的な組織運営に乗り出しており、色々と思索しなければならないことが多いのです。
ロザーリオ : へえ?
ダミアン : 忙しくて、人の顔を覚えるのにリソースが回っていないだけです。
ダミアン : ちゃんと前を見て歩いてます!
ロザーリオ : なら私と手合わせした後に依頼に出掛けた相手の名前、覚えてます?名前くらいは覚えてますよね。顔は覚えられないとしても。ああ、誰とも出掛けてないなら無回答でも良いですよ。
白い犬 : (首を傾げている)
ダミアン : えっ、えとーー……、あ、あのぉー、あ、あの日は、そのぉ……。
ダミアン : (YESでもNOでも無回答でもなく、濁した。これは白黒つけたがるダミアンにとって、珍しい反応である。)
ロザーリオ : なんです。歯切れの悪い。
ダミアン : ……そ、それより! 最近、ロザーリオのほうはいかがですか。
ダミアン : こちらの方に戻ってからも、変わらず冒険者家業をしているんです?
ロザーリオ : そこはご心配なく。鈍らない程度には仕事もこなしましたよ。
取引をしました。
[水] を手に入れた。
ダミアン : あぁ、良かった。最近カルロやフガクともまた会いましてね──そう! 手合わせのあと、フガクに戦術指南をして貰ったんですよ。
ロザーリオ : 1度くらいは勝てました?
ダミアン : 貴方もう少しこう手心とか無いんですか? ……まあ、相手はあの歴戦の武人ですから。
ダミアン : (腕を組みなおす。)結果はご想像の通り。
ロザーリオ : 一応は、次にどうするのが良いかを教えましたし。それを活用出来てるかは気になるところでしょう
ダミアン : あっ……………………。
ロザーリオ : 少しは思い切れました?
ダミアン : ロ、ロサぁあっ! 違うのです、これはですね! 熟慮の末、やはり絡め手のほうが良いのではという判断をたまた~ま下した模擬戦闘が続きっ……!
ロザーリオ : 好きなんです?そういうのが
ロザーリオ : 動けない相手を一方的にだとか。そういうのがお好みで?
ダミアン : 違っ──……。
ダミアン : (沈黙)
ダミアン : (目が泳ぐ)
ダミアン : (沈黙)
ロザーリオ : どうしたんです
白い犬 : (犬)
白い犬 : (つぶらな瞳でダミアンを見つめている)
ダミアン : あっ……。(犬の……、視線が…………刺さる。)
白い犬 : (じっ…………)
ダミアン : (それは現状のダミアンにとって、深く関連のある話題のようで。)
ダミアン : だってその……、わ、私、非力ですから! 相手の動きを封じないと、何もできない……、から……。
ダミアン : (犬とロザーリオの視線から逃れるように、注文をする。)
ダミアンは、紅茶を使った。
華やかな香りがふわりと漂う…
ダミアンは[紅茶を飲む人]になった
ロザーリオ : そうでしょうか。生命力を奪う術であれば、相手の抵抗を抜けられれば攻守ともに有利かと思いますがね
ロザーリオ : やけに狼狽えますね。何かそれで失敗でもしました?
白い犬 : (この辺で勘弁してあげますと言わんばかりに鼻を鳴らし、丸くなった)
ダミアン : (『貴方がトチらなければ、俺達は普通の隣人で、友人で。少し相性が良くなさそうな二人だよ。』)
ダミアン : (その言葉を反芻する。……べつに後ろめたいことなんて何もない。お互いに同意の上だし。)
ダミアン : (誰だってきっとそういう、心の膿を吐き出すための手段はあって。ただ、自分にとってはその形が──)
ダミアン : ……し、てません。戦闘では。(事実だ。)
ロザーリオ : 戦闘では?
ロザーリオ : 他ではやったんです?
ダミアン : そっ、そういう話でしたでしょう……! わ、私ほら、こういう言い回し、するでしょう……?
ロザーリオ : いえ、よく言葉に突っかかりはしますが。そこまで狼狽えるからには何かあるのかと。
ロザーリオ : 紅茶、冷めますよ。
ダミアン : あっ……。
ダミアン : (べつに、自分の中では幾らだって筋が通せる。これが悪いことだとも……あまり、思っていない。)
ダミアン : (嘘じゃない。卑劣な隠し事でもない。排泄行為を人に見せないのと同じこと。)
ロザーリオは、水を使った。
ゴクゴク…
ロザーリオは[水を飲む人]になった
ダミアン : (ただ、ロザーリオにだけは、無性に知られたくなかった。怖いのだ。)
ダミアン : (元・屍人形のロザーリオに──善なる死霊術師だと思われているであろう自分が、)
ダミアン : (生きている人間を、自分だけの都合の良い人形扱いしていることなど。)
ダミアンは、紅茶を使った。
華やかな香りがふわりと漂う…
ダミアンは[紅茶を飲む人]になった
ロザーリオ : 貴方は。此処で黙る方ではない、らしくない。痛い所でも突きました?
ダミアン : ……こ、この話題、やめましょうよ。ね。もっと、楽しい話題とか、沢山あるでしょう……?
ダミアン : (ダミアンは基本的に嘘が吐けない。視線が泳ぎ続けている。)
ロザーリオ : 気に食わない相手の事でも術で縛り付けて酷い事でも言ったんです?
ダミアン : そんなっ……! こと、しま──。
ロザーリオ : しました?
白い犬 : (耳だけピクリと動いた)
ダミアン : ……すみません。ゎ、私っ……。その、──!(突然立ち上がる。)
ロザーリオ : 何です
ダミアン : っ…………。(とにかく人の営みから距離を取るようにして、地下ラウンジへと走り出す。)
ロザーリオ : ちょっと
ロザーリオは[観戦客]になった
白い犬は[観戦客]になった
ダミアン : ひっ!
白い犬 : (フンス)
白い犬 : (ついてきたようだ)
ロザーリオ : 話、まだ途中だったと思うんですが。そんなに嫌な話題でした?後ろ暗い事でもあります?
ダミアン : ……嫌、じゃないっ……ですけどっ……!
ロザーリオ : 少なくとも、そういう反応をするならああ、やらかしたんだなと私は思ってそれで終わりですよ。それで良いんです?
ダミアン : ……ロザーリオ……。
白い犬 : (席に飛び乗って座った)
ロザーリオ : 一応は、友人でしょう。それに私は気になる事をそのまま置いておく方でもなし。嘘の薄氷は踏み抜かれぬよう常に厚く塗り固めなくてはならない。此処で誤魔化すのは得策でないかと。
ダミアン : …………。(ネグリジェをぎゅっと握りしめる。誘うようにソファに移った犬に続き、着席した。)
ダミアン : (犬を膝の上に乗せる……。)
白い犬 : (されるがままに大人しく膝の上に収まった)
ロザーリオ : (犬には近寄らない、苦手だった)
ダミアン : (し、知らなかった……。)
ダミアン : (行き場を失くした感情を犬を抱きしめることで抑え、その姿勢のまま、向き直る。)
ダミアン : ……ロザーリオ。すみません、その。隠すような真似、しちゃって。
ダミアン : 隠したいわけじゃない。……ただ、貴方の素性を知っています。伝えるのは、酷い行いである気がして。
ダミアン : 誤魔化すの、下手だったんですね。私。
ロザーリオ : 子供でも誤魔化されたと気付きますよ
ダミアン : …………。(顰めた眉がぴくりと動く。)
ダミアン : 私、生きた人間を人形扱いしているんです。
ロザーリオ : 相手の意思に関わりなく?
ダミアン : まさか。双方、同意の上に決まってる。
ロザーリオ : どうだか。私もこうなった時にはい、いいですよと言わされましたが。
ダミアン : ……そんなことしてませんっ! そんな個人の尊厳を無視した悍ましいこと、できる訳がないでしょう!
ロザーリオ : そうですか。でもそれを私に話すのは躊躇ったんですね
ロザーリオ : なら、多少後ろめたい所があるのでは?
ダミアン : ……だから嫌だったんですよ、これを伝えるの……。
ダミアン : (独り言のように呟いて。)
ダミアン : ……私にも、良心というものがあります。
ダミアン : 私はきっと倫理の一線を乗り越えられてしまう人間だから、人にそうする前には、必ず確認と了承を取る。
ダミアン : 検体を申し込む、貴方にそうしたように。
ダミアン : なんでも許せてしまう人、だったのだと思います。その在り方だけを見れば、少しフガクに似てる。
ダミアン : だから私はそのように、なんでもした。それだけの、とても筋の通った話です。
ダミアン : (腕を組みかえる。視線は床を向いていた。)
ロザーリオ : 何でも許してくれるからといって、何でもするのは人との付き合い方として、正しいと思いますか?
ダミアン : …………、正しくない。分かっています。
ダミアン : 分かっているから、きっとこうなったんです。
ダミアン : ロザーリオ。私が社会不適合な人間であるということは、よくよく分かっているでしょう。
ロザーリオ : 秘密に関してだとか何かと空気読めませんしね(小声で)
ダミアン : …………、社会に許される範疇を超えてしまう人間性を、どうにか枠組みの中に入れて生きてる。
ダミアン : 今の社会の仕組みが……とか、そういう話じゃない。カニバリズムと同じ。人として生きるのであれば、きっと許されない。
ダミアン : それを理性で抑えているのです。完璧な筈だった……のですが。多忙が祟ったか、どうにも歪が現れてしまったようで。
ロザーリオ : やりたい事をやらせてくれる相手が現れてしまったと。
ダミアン : (頷く。)
ダミアン : 私はその歪を、社会を営む人間の誰にも、向けたくなかった。
ダミアン : ……私の友人たちにも。可愛げなんて呼ぶには、そう、どうにもグロテスクすぎる。
ダミアン : そんな中で、人間以下として扱われてもいい、という方が現れたんです。
ダミアン : 人間以下として扱ってしまえば──私は、誰も人を傷つけなくて済む。
ダミアン : (明らかにねじまがった理屈だった。自覚はあるのか、やはり視線は交わらない。)
ダミアン : (ダミアンは生来の理屈っぽい人間だった。筋は通っているのだから、と思い込もうとしている様子だった。)
ロザーリオ : そういう事を正当化する相手に自分の死後や、友人の死後の、アンデッドとしての人生を任せられると思います?
ロザーリオ : まあ、貴方がどう思うかよりは、これは私がそうすべきだ、と思うという話ですが。
ダミアン : 分かっています! だから私は現場を離れたし──誰にも話したくなんて……ああ、もう……!
ダミアン : …………。(耳は傾けている。)
ロザーリオ : その人形とは”その関係”を切るべきでしょう。居心地が良くとも。別の関係性を築くべきだ。対等なね
ロザーリオ : 嘘や世辞を吐いたり、取り繕うのは苦手でしょう?誰にでも見せられる自分で居た方が貴方は楽だと思いますがね。まあ、参考にしてください。
ダミアン : (膝の上の犬を抱える。男は、犬が好きだった。可愛いし、利口で、従順で。裏表だとか、難しいことを考えない。)
白い犬 : (ゆっくりと尻尾を振っている)
ダミアン : ……そう、ですね……。
ダミアン : …………。
ダミアン : ここで、縁を断ち切ったとして。彼はきっとそれすらも受容するでしょう。……でも、そのあとは? 
ロザーリオ : 自分で考えて下さい。
ロザーリオ : 何が良いのか悪いのか。自分が大切だと思う相手や、自分が一番裏切りたくないと思う信念に恥じぬよう。
ダミアン : ロサ……。
ダミアン : ……ありがとう。
ダミアン : 少なくとも私は今、ひとつ理解しました。
ダミアン : 私があれだけ初め、これを話すことを躊躇ったのは、きっと。
ダミアン : 貴方の素性に関連する事柄だからってだけじゃない。
ダミアン : ……私の数少ない、大切な、友人だからだ。(噛み締めるように瞑目して。)
ダミアン : 改めてよく、考えてみます。
ダミアン : ……私の、いちばん得意なことの筈だから。
ロザーリオ : ええ。一朝一夕には出せないはずです。……それでも続ける方が良いと思うなら。
ロザーリオ : その時は剣でも抜きますよ。怒ったらそうすると言いましたし。
ダミアン : 承知しました。……ああ。それはきっと、貴方にとっての一線なのですね。
ロザーリオ : 戻りますか。何も食ったりせずに水だけで居座ってる上に出て行ったと思われるのも困る。
白い犬 : (話は終わったのかと、膝から降りた)
ダミアン : (首を振る。)私はもう少しここに居ます。
ダミアン : これだけして貰ったのです、支払いは私がしますよ。マスターに言伝しておいてください。
白い犬 : (入り口付近に移動して、首を傾げた)
ロザーリオ : なら一番良いのを食べるかな。なんてね。
ロザーリオは[観戦客]でなくなった
旅人は、珈琲を使った。
珈琲豆の香ばしい風味が漂う…
旅人は[珈琲を飲む人]になった
ロザーリオ : …………(亭主におすすめを聞いた、いざ何を食べるか選べと言われると困る方だった――)
旅人 : (朝食の供の暖かいコーヒーを飲みつつ、カウンターにふっと視線を向けた。)
取引をしました。
1ルド失った。
[オムライス] を手に入れた。
旅人 : (眠る者、亭主と話す者、なんか迷ってる者、様々だった。)
ロザーリオは、オムライスを使った。
ふわふわとろとろだ!
ロザーリオは[オムライスを食べる人]になった
ロザーリオ : …………特にマナーは不要のはず、問題無く食える……(ぶつぶつ言いつつスプーンで食べてる)
旅人 : ?(なんかぶつぶつ言いながら食ってるな…と見た)
旅人 : あ。いぬ。 あっ
旅人 : 行っちゃった。
ロザーリオ : っと、なんです、貴方の犬でした?(スプーンを落としかけたが掴んで、声に反応した)
旅人 : え?ああいや、違うんだけどさ。犬って見かけたら犬だ!ってならない?かわいいし……(犬が消えた方向から振り返り、微笑みながら言葉を返せば最後に「おはよう?」とも付け足した。)
ロザーリオ : なんだ、違うんですか
ロザーリオ : なら野良かな……、私はそうでもないですが、まあ、良かったですね?
旅人 : 野良かなあ。でもおりこうさんだ。(コーヒーをまた一口飲みこんだ)
旅人 : あっはは、うん、良いことだね。
取引をしました。
[水] を手に入れた。
ロザーリオは、水を使った。
ゴクゴク…
ロザーリオは[水を飲む人]になった
旅人は、パンケーキを使った。
生地がふかふかもっちりだ!
旅人は[パンケーキを食べる人]になった
ロザーリオ : (水を飲んだ、奢りなんだから好きに飲めばいいのに)
ロザーリオ : 下に私の友人が居るので、大方そっちに構いに行ったんでしょう。犬は自分を構ってくれる相手の方に行きがちですから。
旅人 : なるほど。あんたはどっちかっていうと猫と気が合うのかな。(いわゆるご飯系パンケーキとやら、サラダと軽いチキンが添えられたパンケーキをナイフで切り、口に運ぶ。)
ロザーリオ : 動物はあまり得意じゃないかな。言葉の通じる相手の方が好ましく映る。
旅人 : そっか。うん、言葉も大切なものだし。 ……うま。(もぐもぐとパンケーキを頬張る。)
ロザーリオ : (まだ戦っている、食べるのが遅い)
旅人 : あっ
旅人 : いぬ
旅人 : あっ
白い犬 : フス
白い犬 : (パタパタ尻尾を振った)
ロザーリオ : ああ、お帰りなさいダミアン。1Lです。支払いは頼みます。
旅人 : おはよ(そう声をかけて犬を撫でた。)
白い犬 : (撫でられて満足げだ)
ダミアン : あっ、(存外フラットだ。)……はい。
ダミアン : (微笑んで。)
旅人 : そっちの人も、おは…あ、もうこんにちはか。(なでなでもふもふ)
旅人 : (いぬの首あたりをもしゃもしゃした)
ロザーリオ : (完食できる程度の時間はあったのにまだ半分だ、遅い)
ダミアン : こんにちは。昼食の時間帯ですので、こんにちはで結構ですよ。(面倒くさい……)
旅人 : じゃあこんにちはだ。 ………………
旅人 : (食べるの遅くない?と気づいた。)
ダミアン : ………………。
ロザーリオ : 何です……黙って
ダミアン : いえ、純粋に話すことがないので。(コミュ障だ……。或いは何かを割り切ろうとしているのか……。)
ダミアンは、オムライスを使った。
ふわふわとろとろだ!
ダミアンは[オムライスを食べる人]になった
旅人 : ふはっ
ロザーリオ : あっ、真似しましたか
旅人 : (やべ、と口元を手で覆った。)
ダミアン : あのワンちゃんがあれほどバターと卵の匂いを連れて戻ってきたのです。純粋に食べたくなっただけですよ。
白い犬 : わふ(もしゃられてふわふわになっている)
ダミアン : それが何か。(あっ!! 何かにチャレンジしている!!)
旅人 : おまえおいしそうな匂いになってるって。(いぬに話しかける)
白い犬 : (おいしそうな匂いの犬だ)
白い犬 : (もす)(膝に乗ってきた)
ロザーリオ : 別に構いませんけど、此方のマナーがなってないだとか言い出したら怒りますよ(小声で)
旅人 : わっ あはは、人懐っこいなおまえ~~~(なでりなでり)
旅人 : なんかほしいのか~~~?
ダミアン : …………。(じっ……。ロザーリオを観察し……。)
白い犬 : へふへふ(嬉しそうだ)
白い犬 : (見上げて、小首を傾げた)
ダミアン : ……べつに構いやしませんよ。わざわざ貴方の食事の様子を今チェックするのなんて、店主か私くらいでしょう。(口元を緩める。)
旅人 : じゃあこっちの……ここらへんは調味料ついてないし、ほら。(皿に乗っていた蒸し鳥の切れ端を手に乗せて犬にそっと差し出した。)
ダミアン : 人工胃の調子はいかがです。
ロザーリオ : まあこうして食える程度には
ダミアン : 何より。味覚の有無は、あー……。
ダミアン : 美味しいですか?
ロザーリオ : 貴方が食べてるのと一緒です。どういう味なのかはわかるでしょう?
旅人 : (微かに聞こえる会話に診察…?と思いながらもいぬを愛でている)
ダミアン : 確かにこのオムライスは卵の過熱の加減が丁度良くて美味ですがね。
ダミアン : 貴方がどう感じたかを聞いているんです……。
ロザーリオ : ……あっ。
白い犬 : わふ(切れ端をもらって、そのまま食した)(口元をペロペロしながら尻尾を振る)
ロザーリオ : すみません。まあ、美味しいですよ。ええ。はい。
旅人 : おいしいか~?いい子だな~~~(わしゃ…)
旅人 : (片や謎の雰囲気の中の美味しいと片や和やかな雰囲気の美味しいが変に交わっている。)
白い犬 : ふすん(ご機嫌な犬だ)
ダミアン : なら良かった。(淡白な会話だ………………………………。)
ダミアン : (本人たちが満足そうなので、なんか、大丈夫なのだろうが。)
ロザーリオ : (最後の1手が上手く掬えない、下手くそ)
旅人 : おまえは~……野良…?(ネームプレートなどないか探してみる。)
白い犬 : (白い毛に綺麗な首輪が埋もれて付いているが、名札はないようだ…)
ダミアン : (興味を惹かれた事項はおよそ確認したので見ていない。セーフ。)
旅人 : あ。首輪ついてる。飼い犬?
旅人 : というか毛、すごいな……(モファ…)
ロザーリオ : (戦いに勝った)御馳走様でした
白い犬 : (冒険者手帳らしきものを机の上に置いて前足で示した)
旅人 : えっ!
白い犬 : わふ(冒険者らしい)
旅人 : 冒険者……冒険犬!?
白い犬 : フス
旅人 : 冒険犬なんだ………
旅人 : やるな……(?)
ロザーリオ : 貴方が食べ終わったら帰りますか
白い犬 : (ふふん、と得意げ…に見える)
ダミアン : ああ、そうですね。べつに待たなくても構いませんが、それで。
旅人 : (会話にふっとカウンターに顔を向ける。)
ロザーリオ : いえ、支払いを頼みましたし、払ったか確認してから出るべきかなと
ダミアンは、紅茶を使った。
華やかな香りがふわりと漂う…
ダミアンは[紅茶を飲む人]になった
ダミアン : ああ、成程。
ロザーリオ : 別に、信頼していないわけではありませんよ。
ダミアン : ? 個人間の”””友 情””””の固さに関係なく、必要な工程でしょう。
ダミアン : (先程の相談を経て、ダミアンからの好感度が20あがった!)
旅人 : (すごい強調したな…)
白い犬 : ?
ロザーリオ : やけに強調しますね。
ダミアン : (軽々と最後の一口を掬い上げ……。)
ダミアン : ご馳走様でした。美味しかったですよ、マスター。(と、二人分の支払いを済ませ。)
ロザーリオ : では戻りますか。ありがとうダミアン
ダミアン : お待たせしましたね、ロサ。ええ、こちらこそ。
ダミアン : あの。
旅人 : あ。(エスケープ犬)
ロザーリオ : なんです
白い犬 : (そろそろ席を立つ気配を察知し見送りに来たようだ)
ダミアン : ……私が結論を出した後、まだ貴方が私の友人でいてくれたその時は。
ダミアン : また一緒に、どこか依頼にでも行きましょう。
白い犬 : わふ!
ロザーリオ : 構いませんよ。それじゃ
ダミアン : (客に席を譲りつつ、席を立った。)
旅人 : (立ち去る者に軽く手を振った。)
ダミアン : またね。(犬に対し。)
ロザーリオ : (軽く会釈して)
ダミアン : (一礼して、去っていく……。)
白い犬 : (いってらっしゃいというように、あなたを見つめた)
 ……この通りを外れると、リーンの広場がある区域へと出られるが…
 そのまま銀色通りを抜けて先へ、先へ。
 …君は、そうして歩を進めていく。