依頼、『サイダーブルー』

アルマ
「ああ、あなた達。」
それはある夏の日の事だった。
アルマがそう声をかけてくる。
カルロ : ん?
アルマ
「猫探しの依頼が来ているんだけれど、
 受けてくれないかしら……?」
ロザーリオ : どうしました……猫?
カルロ : ……猫探し…
猫探し、それは冒険者未満の駆け出し冒険者に頼まれる、
いわゆる、単なる雑用である。
そうはいっても、猫というのは思いのほかすばしっこい。
爪もあることだし、一般人が捕まえようとすると実は難儀なものであるのだ。
それゆえに、ごくまれに、
宿へと依頼が舞い込む事があるのだ。
そういうわけで、れっきとした依頼であり、
報酬もきちんと出る。
しかし………
*クエスト中の演出が少しだけ変わります。
ロザーリオ : まあ依頼としてあるのはわかりますが。
カルロ : 猫探しかあ……。
ロザーリオ : 役不足では?
カルロ : 冒険者としてはもう少しこう…ね?
カルロが[もういっぱしの冒険者なんだけど]を選択しました
アルマ
「………まぁ、そうよね。」
アルマ
「でも、他に思い当たる人もいなくて。
 ………引き受けてくれない?」
ロザーリオ : フフ、そこまで頼まれるなら仕方ありませんね
カルロ : そんなことある? あるかあ……しょうがないな。
結局、アルマに押され、なし崩し的に引き受ける事になった。
猫探しか………。
いくつかの依頼を思い出したかもしれないし、
何も思い出さなかったかもしれない。
……ともあれ、あなた達は歩を進めた。
カルロ : 意外とあったりなかったりするんだよな…猫…ね…。
ロザーリオ : 動物を手懐ける自信は?
カルロ : それなりに。
カルロ : 野山の動物とは随分ふれあったものだ。なんて…。
ロザーリオ : 私はあまり自信はありませんね。任せてしまおうかな
カルロ : 任せてよ。ま、ちょっとした休暇みたいなものだと思って。
ロザーリオ : この所立て込んでいましたしね。
カルロ : 余裕があったら遊んできていいって女将も言ってるしね。
アルマ
「夏だし、余裕があったら遊んできてもいいからね。
 がんばっていってらっしゃい。」
カルロ : うんうん。さ、行こう。
ロザーリオ : ええ
さて、出発しようか?
外に出れば、綺麗な青空と
夏の日差しがあなたを出迎える。
木漏れ日というには鋭い陽光。
積み重ね放題の雲、揺らめく景色。
カルロ : すっかり夏日だな……
あなたは、そんな、揺らめく景色に目を凝らす。
ロザーリオ : そうですね……眩しいくらいだ
カルロ : (陽光に目を細め、景色を見渡す)
カルロ
・・・・・・・・!
あれは、依頼の猫じゃないか。
運が良いにもほどがある、捕まえれば依頼終了だ。
カルロ : あ、いた。
ロザーリオ : おや、簡単で助かります
猫を捕まえろ!
目標値:99 <= 3d + 敏捷補正
ロザーリオ:失敗・・(13)([5,4,5]-1)
カルロ:失敗・・(12)([2,2,5]+3)
カルロ : む
ロザーリオ : おやおや
猫は軽やかにぴょんぴょこと夏を駆けていく。
ロザーリオ : あっ
カルロ : っと
カルロ : あ~……
ロザーリオ : 逃げられましたね
カルロ : すばしっこいやつ…
残念ながら、後を追いかけるしかなさそうだ。
あなたは、石畳をからころと進んでいく。
カルロ : 呼んで来るわけでもなし… 追いかけるかあ…
ロザーリオ : そうですね、猫相手なら然程時間もかからないでしょうし
カルロ : …と思うだろ。人じゃ通れない様な場所も平気で通っていくから侮れないぞ(後を追って駆けていく)
ロザーリオ : それは厄介だ、フフ
吟遊詩人
「~~~~~♪」
吟遊詩人は軽やかな音楽を奏でている。
カルロ : どこ行ったのやら…
ロザーリオ : さて、聞いてみるのが早いかもしれません
カルロ : ! …アイス……
カルロ : い、一応仕事中…仕事中…
ロザーリオ : 買っても構いませんよ。片手で食べられるでしょうし
カルロ : いいの?
ロザーリオ : 近場には居ないようですし、それに今食べたいんでしょう?
カルロ : う、うん…まあ… それにほらこの暑さだし…
カルロ : じゃあお言葉に甘えて。
ロザーリオ : ええ。どうぞ
屋台の店主
「いやぁ、今日も暑いね!
 ひえひえのアイスや飲み物はどうだい!?」
取引をしました。
屋台の店主
「熱中症に気を付けて行くんだよ。」
2ルド失った。
[ラーンの天然水] を手に入れた。
[ラーンの天然水] を手に入れた。
カルロ : …ガリアイスってなに…??
ロザーリオ : さあ?
カルロ : …????なぞだ……
ロザーリオ : 何にしました?
カルロ : あい(差し出す)
カルロは、チョコミントアイスを使った。
すーっとさわやか!
カルロは[ほわほわ]になった
ロザーリオ : ん……別に一人で食べても構わなかったんですが……
ロザーリオは、チョコミントアイスを使った。
すーっとさわやか!
ロザーリオは[ほわほわ]になった
カルロ : えへへ…せっかくだしね。
カルロ : んー、美味し……
ロザーリオ : ありがとうございます、好きなんです?この味
カルロ : いや初めて食った
ロザーリオ : ……冒険しますね
カルロ : 薄荷かな、チョコレートと合うんだね
ロザーリオ : 余り見ない組み合わせですよね。甘くなりすぎなくて良い。
カルロ : こう暑い中だと清涼感あって丁度いいや。
ばててる氷魔術師
「ぜーーーー・・・・ぜーーーーー・・・・・」
ばててる氷魔術師
「この時期は稼ぎ時だから頑張らないといけないんだけど……。」
ばててる氷魔術師
「さすがに………疲れて来たのだわ………」
氷魔術師はアイスや飲み物の
入った箱に氷魔法を唱え続けている。
カルロ : ……大変そう…
カルロ : えっと…いるか?(水を差しいれる)
ロザーリオ : ……こういった裏方の力によって我々は快適を享受してるんですね
入口の人
「この先では風結びのお祭りが開催されていますよ。」
入口の人
「東洋移民街の方から来た人がやっているお祭りなんですけど。
 『風鈴』っていうガラス細工に、皆の願い事を吊るしているんです。」
入口の人
「……風鈴って言うのは……見てもらう方が早いと思います。」
入口の人
「些細な願い事でも構いませんし、
 気になるのでしたら行ってみてはどうでしょうか。」
カルロ : ね… あんたも程々にがんばって。
カルロ : 氷魔術かあ…
ロザーリオ : やりたいんです?そういう仕事
カルロ : いや全然。でも使えたら便利そうだなと思って。
カルロ : アイス作れるし。
ロザーリオ : ふむ、例えば……そんなに好きなんです?アイス
カルロ : す、好きだけど……!?
ロザーリオ : 覚えておきます、折角ですし
カルロ : 子供っぽいって思ってないか? う、うん。
ロザーリオ : いえ、別に。子供でなくともこれほど暑ければ氷菓子が欲しくなることもあるでしょうし
ロザーリオ : それとも子供扱いして欲しかったんです?
カルロ : それはそう… って、違…意地が悪いぞ!
ロザーリオ : 自分から言うならそうなのかなと。なんてね
カルロ : (むっとしてそっぽをむいた…)
カルロ : ……風結び…祭り?
ロザーリオ : 東洋のと言われていましたが、カルロの故郷の物とは違います?
カルロ : …風鈴。へえ… うーん…うちではさすがに祭りまでは…
カルロ : でも、願い事を短冊に書いて笹に吊るすっていうのはあったよ
ロザーリオ : おや、そこは一般的なんですね。折角ですし見ていきますか?
カルロ : 行くか。音が聞こえてくるのはそういうことだったんだな…

ちりん、と、軽い音がする。

ロザーリオ : 鈴かと思っていました。こういう見た目なんですね
いちゃつくカップルC
「風鈴、綺麗だね。」
いちゃつくカップルD
「君の風に揺らめく髪の方が、
 君の美しい声の方が、
 そして、君の透き通る瞳の方が……。」
いちゃつくカップルD
「すきだ!!!!!!!!!!!!!!!!」
いちゃつくカップルC
「すぐに何かと比べる人嫌い。」
いちゃつくカップルD
「がーん!!!!!!!!!!!!!!!」
カルロ : そうそう、ガラス細工なんだ。
カルロ : ……(いちゃつくカップルを横目に)
ロザーリオ : 瓶なんかと似た工程でしょうか……
いちゃつくカップルA
「ねーねー、何てお願いしたの?」
いちゃつくカップルB
「それはもう、君と永遠に一緒に居られるようにに決まってるよ。」
いちゃつくカップルA
「きゃーー!!!」
いちゃつくカップルB
「君は?」
いちゃつくカップルA
「うん?最強になれますようにかな☆」
いちゃつくカップルB
「そっか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
カルロ : そうだよ、それをこう…逆さにして鈴のようにしているんだ(風鈴がずらりと並び揺れる様を見上げる)
ロザーリオ : ドアベルなんかでもなく風が鳴らすのに任せるのか……
カルロ : 西じゃ見かけないか。似たようなのありそうなものだけどな
あなたは風鈴を見上げる。

『恋人といつまでも幸せでいられますように』

ロザーリオ : 余り見かけませんね。そういえば
一人で来た人
「君、もしかして私の事を寂しい奴だと思ったか?」
一人で来た人
「ああ、そうだとも、私は寂しい奴なんかではない。
 ………ふふふ、今日も幸せなカップルを見ているのは最高だなぁ!!」
カルロ : ちょっと意外。鐘なんかは結構あるのにね。
ロザーリオ : 鐘で十分なんでしょう。そういえば、書いて行きます?願い事。
カルロ : 七夕でもあるまいし…と思ってたけどせっかくだしね。よし…
イベントスタッフ
「ようこそ、風結びのお祭りへ。」
イベントスタッフ
「毎年恒例のイベントなんですが、
 すっかりデートスポットのようになってしまって。」
イベントスタッフ
「結び、というのが『縁結び』と勘違いされてしまったのかもしれませんね。」
イベントスタッフ
「もちろん、それ以外の方も歓迎しておりますよ。」
ロザーリオ : (ペンを借りて暫し悩むようにして)
イベントスタッフ
「ようこそ、風結びのお祭りへ。」
イベントスタッフ
「畏まりました、こちらの紙に願い事をお書きください。」
イベントスタッフ
「書かれた願い事は、私の方で風鈴にぶら下げさせていただきます。」
イベントスタッフ
「誰がぶら下げた願い事かを確認する事はできませんが、
 他の方も見るという事をどうかくれぐれもお忘れなく。」
願い事を書いていきますか?
願い事を入力してください。
カルロ : (受け取ると、さらさらと書いて渡した)
ロザーリオが[これからも無事に過ごして欲しい]を入力しました
イベントスタッフ
「では、後ほどぶら下げておきます。」
カルロ : カップル多くない?(雑談している…)
ロザーリオ : ……(少し悩んだ後に書いて渡した)
カルロ : あ、毎年恒例なんだ。へー
カルロ : 縁結びねえ…
ロザーリオ : へえ、それで恋人揃いなんですか
カルロ : 既に結ばれてるならいい気もするけど…皆好きだな…
ロザーリオ : 何かと、かこつけて引っ付いて居たいからこそ口実に合っているんでしょう
カルロ : なるほど… ……
ロザーリオ : それで、何て書いたんです?(よその恋人同士の言葉を真似してみせて)
カルロ : (あれ?これもしかして恋人同士だと思われてる?間違ってないけど…何かとかこつけていたいのだって、間違いではないが…)……え?
カルロ : あ、ああ…
ロザーリオ : 見せられないような恥ずかしい事でも?
カルロ : そんなわけあるか。…これからも共にあれますようにって。
ロザーリオ : フフ、勿論そのつもりですよ
カルロ : ん… そういうロザーリオはなんて書いたんだ。
ロザーリオ : これからも無事に過ごして欲しいなと
カルロ : 当然。……俺のこと願われるのちょっとその…照れるな…
ロザーリオ : 自分の事よりも優先したいくらいには大切に思っていますから
カルロ : …自分を勘定に入れてくれ。
ロザーリオ : 願うまでもない。自分で希望通りにするつもりです
カルロ : それだけ大事にしてくれるのは、嬉しいけど… … うん…。
ロザーリオ : そういえば、猫、見かけませんね……そちらは……?
カルロ : (所在無さげな片手が、あなたの袖に触れようとしたところで止まった)え! あー…こっちには来てないみたいだな。
カルロ : 奥まで行ったか…?
ロザーリオ : ……そちらも探してみましょうか
この先は森になっているようだ
木の中に入れば、
突き刺すような日差しも少しばかり和らぐ。
流れる川の音は涼やかに、
森をさざめかせる風は心地よく。
………それでも、鳴くセミたちの声が
夏を忘れさせてはくれない。
ロザーリオ : ……こちらの方は人通りも少ないようで
カルロ : …ちょっとした木立と…川が。いいね、涼やかで。
釣りをする人
「はは、もしかして、おじさん、
 デートの邪魔になっちゃってるかな。」
釣りをする人
「まぁまぁ、大目に見ておくれよ、
 今日はまだ1匹も釣れてないんだ。」
釣りをする人
「ああ、そうだ、君もやってみるかい?」
釣りをする人
「あのあたりに立って、竿を振るんだ。」
釣りをする人
「良い感じの魚が釣れたら、
 向こう岸の倒木に座って食べるといいよ。」
釣りをする人
「近くにおじさんのキャンプキットがあるから、
 焼いたりもばっちりだしね!」
カルロ : は。
カルロ : い、いやデートでは…
ロザーリオ : フフ、邪魔だとは思いませんよ。
ロザーリオ : 人が居た所で困るような仲ではありませんし
カルロ : いやデートなのか…? ちょっと…!ああもう…
カルロ : ともあれ気にしないでくれ…ああ…。
ロザーリオ : おや、そのつもりじゃなかったんです?なら勝手に盛り上がってしまったかも
カルロ : う、……
カルロ : そうじゃなくて、えっと…改めて言われると、こう…
ロザーリオ : どう?
カルロ : ううう
カルロ : 意地が悪い!!
あなたは釣り糸をたらした。
フィッシュオン!!!!
ヤマメが連れた!!!!
[ヤマメ] を手に入れた。
カルロ : (逃げた!!)
ロザーリオ : あっ、カルロ……待ってください……
カルロ : ロザーリオのばか…わかってるくせに… ……ぁ…
ロザーリオ : ……(川岸で若干途方に暮れた、川の深さを図る)
あっ!
目標値:15 <= 3d + 敏捷補正 + アクロバット
達成値:12([2,4,4]+2)
判定に失敗しました
カルロ : ご、ごめん、つい…来れる…?
ロザーリオ : おやおや

足を滑らせてしまった……!

ロザーリオは[びしょ濡れ]になった
ロザーリオ : うわっ、
カルロは[びしょ濡れ]になった
ロザーリオ : …………(歩いて渡れる深さ、微妙な顔で向こう岸まで渡った)
カルロ : (咄嗟に駆け支えに行って自分も濡れた…)っはー……
ロザーリオ : すみません……
カルロ : いや別に謝ることは…俺こそごめん、不得手なの忘れてつい…
ロザーリオ : ……クソ、浮かれ過ぎました、いえ、無事なので……大丈夫です
カルロ : …っふ、あはは…
カルロ : 珍しいこともあるなあ…えへへ…
ロザーリオ : もう、揶揄ってます?
カルロ : ちょっとだけ。なんてね。 …嬉しいんだ、こんな風に過ごすのちょっと珍しい気もして。
ロザーリオ : 嬉しいなら良いです……うう
カルロ : 貴重な場面も見られたことですし。(くすくすと笑う)
ロザーリオ : (仮面を外してそっと水を払った、結構派手に転んでた)
ロザーリオ : クソ…………魚、釣ったんですけど一つだけです。食べて良いですよ(付け直して)
魚を調理するための道具が一式揃っているようだ。
ロザーリオが[ヤマメ]を入力しました
美味しそうな匂いがあたりに漂う……。
………。
[ヤマメ] を失った。
………。
………。
[焼き魚] を手に入れた。
カルロ : いつの間に…
カルロは[すずしい]になった
ロザーリオ : 貴方が逃げてる間に釣りました
カルロ : 地底湖でもそうだけど、実は結構慣れてるよな…
ロザーリオ : 気配を悟られづらいのかもしれません
カルロ : (いただきますと口にして頭から骨ごと食す。木陰を抜けていく夏の風に香ばしい匂いが混じる。暫く静かになった…)
カルロは、焼き魚を使った。
ほんのり塩味!
カルロは[おいしい]になった
カルロ : んまい。どことなく懐かしい味… …そういうことなのかなあ…
ロザーリオ : (静かに食べる様子を眺めている。静かな様子もたまにはいい)
ロザーリオ : 昔も食べてたのかもしれませんね
ロザーリオ : 料理も案外できますし(塩かけただけだろ)
カルロ : (最後に指についたのを軽く舐め、目が合ってぱっと逸らした)そんなに見られると恥ずかしいって… …
カルロ : 昔のこと、か…
ロザーリオ : ……いつも見てるじゃないですか
カルロ : (取れたての生きた魚に串を刺して塩かけて焼くだけでも案外難しいのだ)
カルロ : そうかもしれないけど…
ロザーリオ : なら見るのは控えようかな
カルロ : あっ… いいよ、減るものではない…だろ
ロザーリオ : ならこれまで通りに。
カルロ : …うん。
カルロ : ……そろそろ戻ろうか。依頼のこと忘れそうだ。
ロザーリオ : ……はい。
あっ!
目標値:15 <= 3d + 敏捷補正 + アクロバット
達成値:15([6,4,3]+2)
判定に成功しました
ロザーリオ : 造作もない

蝉の声が、あなたを見送る歌になる。

ロザーリオは[すずしい]になった
「にゃーん」
猫はかろやかに奥へと逃げていく。
ロザーリオ : あっ
カルロ : あっ
カルロ : 行っちゃったな…
ロザーリオ : ……逃げましたね

かなり長い階段が見える…………。

あなたの目の前に、長い階段が目に入る。
うんざりした視界の果て、
青空に浮く黒シミのように見える影。
目当ての猫は、この階段の上のようだ。
カルロ : あんなところに…
ロザーリオ : 此方においでなさいとでも言いたげですね
夏の日差しが突き刺さり、
容赦なく体力を奪っていく。
夏に負けるな!
目標値:15 <= 3d + 体力補正 + アクロバット
達成値:17([3,6,4]+4)
判定に成功しました
ロザーリオ : 造作もない
あなたは日差しに負けることなく、軽やかに階段を上っていく。
カルロは[夏バテ]になった
無事に階段を登りきり、あたりを見渡す。
……どうやら猫は既に先へ進んでしまったようだ。
カルロ : あ
ロザーリオ : ……カルロ?
カルロ : ……
カルロ : (眩暈がして、その場で立ち止まる)
ロザーリオ : っと、大丈夫ですか!
カルロ : ……ぁ、えっと… …ちょっと眩んだだけ…(という割に動けていないが…)
ロザーリオ : 水を飲んだ方が良い、私の買った分をあげますから
カルロ : ん…(冷えた瓶を火照る頬に当ててから、ゆっくりと口にして)……
カルロは、ラーンの天然水を使った。
きんきんに冷えてる!!!
カルロは[夏バテ]でなくなった
ロザーリオ : 大丈夫です?
カルロ : 冷た …ありがと。
ロザーリオ : 猫は行ってしまいました。追いかけましょう
カルロ : 浮かれてたのはあんただけじゃないらしい… ん、行こうか。

再び、にぎやかな場所に出る

遥か下に広場が見える。
それだけ上に登って来たという事か。
ロザーリオ : かなり高い場所まで来ましたね
カルロ : 随分上まで来たね
猫はどこへ行ったのだろう。
冷奴ーCOOL GUYーTシャツを着ている店主
「階段お疲れ様!!
 汗かいたろ、名物の謎Tシャツ、買ってかない?」
冷奴ーCOOL GUYーTシャツを着ている店主
「気に入った柄のTシャツがあったら言ってくれよ。」
カルロ : ……
ロザーリオ : ……
勇者のTシャツTシャツだ。
冷奴ーCOOL GUYーTシャツを着ている店主
「そいつが気に入ったのか?」
冷奴ーCOOL GUYーTシャツを着ている店主
「気に入った柄のTシャツがあったら言ってくれよ。」
お金がほしい守銭奴僧侶Tシャツだ。
冷奴ーCOOL GUYーTシャツを着ている店主
「そいつが気に入ったのか?」
冷奴ーCOOL GUYーTシャツを着ている店主
「気に入った柄のTシャツがあったら言ってくれよ。」
冷奴ーCOOL GUYーTシャツだ。
冷奴ーCOOL GUYーTシャツを着ている店主
「そいつが気に入ったのか?」
冷奴ーCOOL GUYーTシャツを着ている店主
「気に入った柄のTシャツがあったら言ってくれよ。」
カルロ : ……何…??
ロザーリオ : ……妙な柄ばかりですね
カルロ : 名物…なのか……
カルロ : どうみてもとうふなんだが…
ロザーリオ : とうふ?
カルロ : (冷奴柄を示す)水にひたした大豆を砕いて煮た汁を絞って、にがりで固めた白くて柔らかい食べ物。
カルロ : こう見るとただの白い四角だな…
ロザーリオ : クールガイとしか思わなかったのですが、食べ物だったんですかこれ
カルロ : えっ(えっ) ・…あ、うん
カルロ : 東の食品だしこっちじゃ滅多に見ないな。むしろクールガイは何?
ロザーリオ : いえ、綴りをただ読んだだけです。カッコいいとかそういうのかなと
カルロ : ああ… ……
カルロ : (とうふとあなたを交互に見比べている)
ロザーリオ : ……何です
ロザーリオ : 着てほしかったとか……?(微妙に困惑した)
カルロ : えっ(えっ) いやっ その
カルロ : かっこいいのは周知の事実で……何着ても似合うなと思ったのはそうだが……(しどろもどろだ、暑さのせいだろうか)
ロザーリオ : 疲れてます……?
カルロ : うう
カルロ : そうかも……
ロザーリオ : もう少し探しましょう
ふくよかな店主
「階段を登って来て疲れたろう!
クレープや飲み物はいかがかな!!」
カルロ : はい…
取引をしました。
5ルド失った。
[キャラメル&チーズケーキ] を手に入れた。
カルロは、サイダーブルーを使った。
しゅわしゅわとさわやかになってしまう!
ロザーリオ : おや、サイダーだけで良かったので?
カルロ : (持ってた…)(再び頬に付けてその冷たさを感じて)んえ
カルロ : いいの?
ロザーリオ : 別に怒りませんよ。
カルロ : 実は初めて見る…
ロザーリオ : フフ、なら私も貰おうかな……(と言って1つ頼んだ)
ロザーリオは、キャラメル&チーズケーキを使った。
おいしい!!
ロザーリオは[ほわほわ]になった
カルロ : このクレープってやつ…薄焼きの生地で包んでるのか…
カルロは、ストロベリー&生クリームを使った。
おいしい!!
カルロは[ほわほわ]になった
ロザーリオ : そうです、大抵は甘いのが多いかな
カルロ : ……!うまい… リュカが好きそうなやつだ。
カルロ : ね、そっち一口もらっていい?
ロザーリオ : フフ、実は好きかもしれませんよ、あ、どうぞ
ロザーリオ : リュカとは最近も仲良くやってるんです?そういえば
カルロ : えへへ、ありがと…甘くてくちどけ良い… こっちもどうぞ。
ロザーリオ : なら頂きます……(遠慮がちに少し貰った)
カルロ : うん!お陰様でね。浮島の調査も順調だよ
ロザーリオ : フフ、連れ立って行きがちですし、たまに帰りが遅いので少し心配でしたが……順調なら良いです
カルロ : 雨の町にいた頃から続けてやってるからね…機工がたくさんいたり、電車の駅があったり…
ロザーリオ : フフ、制覇して戻ってくるのは何時になるやら
カルロ : つい夢中で… あっ ご、ごめんって…あまり心配かけない程度にするから…
ロザーリオ : 別に気にしてませんよ。
カルロ : ホントかなあ(こういうとき気にしてるんだよなあ、と思いつつも口には出さなかった)
ロザーリオ : ……本当に気にしてるなら追いかけて行きますし
カルロ : フフ、それはそうだ。
見下ろす人
「ここから人達を見下ろすのが好きなの。」
見下ろす人
「ムカつくアイツやアイツやアイツも、
 こうやって見下ろしたら豆粒みたいなんだなと思って」
見下ろす人
「全てがちっぽけな事に思えるんだよね。」
見下ろす人
「クク……ククク……ハッハッハッハ!」
遥か下に、広場が見える。
青い風があなたを撫で、後ろへと吹き抜けていく。
……猫探しの続きをしよう。
ロザーリオ : ……確かに見下ろすと全てが小さい……
カルロ : ……(となりのあなたの横顔を見ている)
ロザーリオ : カルロも見て下さい、かなり下まで見えます……
カルロ : ぇ …ほんと、高い所まで来たな…
ロザーリオ : フフ、その調子だとあまり景色は見てなかったんです?
カルロ : あの町の時計塔みたい… …
カルロ : なんでわかったんだよ。
ロザーリオ : 少しくらい自惚れてみようかなと、本当にそうとは思いませんでしたが
カルロ : …………!
カルロ : …綺麗だなって思って… …
ロザーリオ : それはどうも。ありがとうございます……ええと、
ロザーリオ : 依頼に、戻りましょうか……
カルロ : …(景色を見るよりも、ずっと見ていたいなんて口にはし難い)
猫は下り坂の道を駆けて行く。
ロザーリオ : っと、居ました!
カルロ : あっ待て!
素早く駆ける小さな野獣は、
無策で追いかけても捕まえられなさそうだ。
何か策を考えた方がいいのかもしれない。
ロザーリオ : ……結構早かったですよね
カルロ : このままだといたちごっこだ、どうしたものかな…
カルロ : 追い込むか、もっと早く辿り着ければ…うーん…
ロザーリオ : 走るよりも早く……
カルロ : ともあれ行くしかないか
ロザーリオ : そうですね……

猫を追いかけ、あなたは駆ける。

あなた達は迷った末、走って猫を追いかける。
ロザーリオ : ……
ロザーリオ : 早くないですか?
カルロ : もうあんなところに…!?
ロザーリオ : 走りますよカルロ……ッ!全力で……
カルロ : ……ああ!!
猫は既に遥か彼方だ。
勝ち誇ったように鳴いた猫は、
ゆうゆうしゃなりと坂道を下っていく。
ロザーリオ : バカにされてますよあれは!!
カルロ : くっ……!
このままでは猫を見失ってしまう……!
Round 1
ロザーリオ : じゃあ競争しましょう
カルロ : それなら負けない…!
カルロは移動した。
カルロは[2,0]へ移動した。
ロザーリオは移動した。
ロザーリオは[2,0]へ移動した。
通行人は移動した。
通行人は[2,5]へ移動した。
通行人は移動した。
通行人は[3,16]へ移動した。
通行人は移動した。
通行人は[2,9]へ移動した。
カルロは移動した。
カルロは[2,0]へ移動した。
ロザーリオは移動した。
ロザーリオは[2,0]へ移動した。
カルロは、APポーションを使った。
カルロはAPポーションを飲んだ!
カルロはWillを使用した!
カルロは7のAPを回復した。  
ロザーリオは、APポーションを使った。
ロザーリオはAPポーションを飲んだ!
ロザーリオはWillを使用した!
ロザーリオは7のAPを回復した。  
カルロは移動した。
カルロは[2,0]へ移動した。
ロザーリオは移動した。
ロザーリオは[2,0]へ移動した。
カルロは移動した。
カルロは[2,0]へ移動した。
ロザーリオは移動した。
ロザーリオは[2,0]へ移動した。
カルロは移動した。
カルロはWillを使用した!
カルロは[2,0]へ移動した。
ロザーリオは移動した。
ロザーリオはWillを使用した!
ロザーリオは[2,0]へ移動した。
カルロは移動した。
カルロはWillを使用した!
カルロは[2,0]へ移動した。
ロザーリオは移動した。
ロザーリオはWillを使用した!
ロザーリオは[2,0]へ移動した。
人間の足ではさすがに追いつけるわけもない。
猫はするりとどこかへ駆けていく。
ロザーリオ : チッ、もう一歩行けたな……
カルロ : …っは、…この下り坂じゃこれが限度…!
じーわじーわと照り付ける太陽が、憎らしい。
ロザーリオ : クソ……もう少し!!
カルロ は全回復しました。
ロザーリオ は全回復しました。
一日中駆け回ってずいぶんと疲れた。
………宿へ戻ろう。
ロザーリオ : …………あ~……
カルロ : そのへんの依頼より……疲れたな……
[水かけ]を覚えました。
ロザーリオ : (波打ち際に立つ貴方を眺めている)
カルロ : (靴を脱ぎ裸足で、波打ち際に立つ。小さな飛沫が上がり、さざ波が心地よく撫でていく)
ロザーリオ : (そのまま眺めている、陽光の下の姿は眩く映る)
カルロ : (黒髪が風と踊り、潮の香りがかすかに混じる)…故郷は湖があってさ。海は近くになかったけど、繋がってるみたいに思えて不思議と落ち着くんだ。
ロザーリオ : ……なら、またそのうち、海にでも行きますか?
カルロ : …ん。改めてちゃんと、観光するのもいい。
ロザーリオ : それに、波の色は貴方の眼みたいで私も好きです。海まで追いかけては行けませんが、貴方がそこで楽しんでいるだけで十分だ
カルロ : (つま先で軽、波と砂地を弄ぶ。水音が跳ねる)……
カルロ : (ぱっと水から離れて、駆け寄ると、そのまま抱きついた)
ロザーリオ : っと、
カルロ : ……夏のせいだ。
カルロ : (そう言って背けた青い瞳が揺れる。熱っぽいのは残暑のせいだけではないだろう)
ロザーリオ : ……(そっと抱き締める、夏の暑さに反して冷たい手で頬を撫でる)
ロザーリオ : ええと、……一緒に楽しめるところにも行きましょう。一人にはしません……
カルロ : (手に手を重ね、鼻先を擦り寄せて、そっと食むように口づける)
カルロ : …うん。約束。
ロザーリオ : ……ええ。
ロザーリオ : 行きましょうか……そろそろ
カルロ : …い、いきますか!
海を眺める人
「そろそろ夕暮れ時か……。
 そろそろ家に帰らないとな。」
海を眺める人
「君たちも随分疲れた様子だし、
 そろそろ帰るべきところに帰った方がいいよ。」
[水かけ]を忘れました。
通行人
「随分と慌てて駆け回っていたみたいだけど、
 一体どうしたんだい?」
通行人
「うん?猫?そうだなぁ。
 ……案外家に戻って来てるかもよ。」
ふわふわしたお姉さん
「やーやー、海帰り?
 夏の思い出にアクセサリー、どう?」
ロザーリオ : 飾りか……増やしても置く場所が怪しいかも
カルロ : 完全に…観光地に来たみたいに… …
ふわふわしたお姉さん
「まいどありぃー」
カルロ : 青羽に飾っておこう、うん
ロザーリオ : それも良いかもしれませんね
カルロ : (たまに帰る場所というだけだが、ある意味家のようなものであった…)
カルロ : (青羽の宿のロビーに変なおきものが増えることになった…)
ロザーリオ : フフ、驚かれそうですね
カルロ : いつも変わらないよりか驚くくらいで丁度いい。(さめのような足の生えたまるっこい置物を仕舞って)
ロザーリオ : それもそうですね
帰る観光客
「お土産物を買って、ゆっくり歩いてると、
 帰るんだなぁって気持ちになるよ。」
帰る観光客
「1日ってあっという間に過ぎちゃうよな。
 なんだか、怖いほどに。」
帰る観光客
「楽しかった、けど、なんだか寂しい。
 ……けど、寂しいって思えるのはいい事なのかもね。」
帰る観光客
「それだけ、その時間が楽しかったって事なんだから。」

にぎやかさも、少しだけおさまったみたいだ。

カルロ : ……(少しだけ振り返り、帰路へと)
広場まで戻りますか?
ロザーリオ : ……すっかり夕方ですね
カルロ : ね…
カルロ : ……

ピザとパスタの店『カルマ・ヴェント』

本日のオススメはトマトとナスの夏野菜パスタです。

ロザーリオ : あ、
ロザーリオ : ……あの、カルロ。
カルロ : ん。
ロザーリオ : 少し食べてから帰りませんか。ええと……今ならこれも楽しめるので。
カルロ : ふふ。腕のいい医者のお陰様だな… うん。
ロザーリオ : では行きましょうか

ピザの焼けるいい香りがする。

店主
「Ciao!ようこそ、ピザとパスタのカルマヴェントへ!!」
店主
「ちょっと席が狭いけど、勘弁しておくれよ
 味は保証するからさ!」
店主
「注文は席でどうぞ!」
ロザーリオ : 依頼はこなせませんでしたが、まあ疲れましたし……何にしましょうかね
アルバイト
「はいはい、ご注文は?」
取引をしました。
アルバイト
「ごゆっくりー」
3ルド失った。
[ナスとトマトの夏野菜パスタ] を手に入れた。
カルロ : そのへんの魔物よりよっぽど強敵だった…
カルロ : んー…
ロザーリオ : 看板に書いてましたし、夏野菜のパスタで……
カルロ : 分けるか。
ロザーリオ : 色々食べましたしね。アイスだとかクレープだとか
カルロ : すっかり満喫したねえ…
カルロ : (といいつつピザを頼んでいる…若さ…)
ロザーリオ : ええ、遊ぶ方が中心になってしまったくらいです
ロザーリオは、ナスとトマトの夏野菜パスタを使った。
あっさりとしていて食べやすい!
ロザーリオは[おいしい]になった
カルロは、マリナーラを使った。
あつあつもちもち!!
カルロは[おいしい]になった
ロザーリオ : フフ、どうです?私も少しは上手く食器を使えるようになりましたよ……
カルロ : あつ…んまい。 …フフ…うんうん、かなり上達してる。
ロザーリオ : かなり食べますね……フフ、なら良かったです。カルロの方が上手いとなったらまた負けですから
カルロ : 思い出してきてるってことかもしれないけど。あはは、まだまだダミアン先生のテーブルマナー講座は続いてるから安心してくれ。
ロザーリオ : マナーの良さで対決することにならないよう祈ります。
カルロ : マナー自体は競うものじゃないだろうに(くすりと微笑む)
カルロは、イエローレモネードを使った。
しゅわしゅわとさわやかになってしまう!
カルロは、ストロベリージェラートを使った。
おいしい!!
カルロは[ほわほわ]になった
ロザーリオ : 上手さがある物は何でも競う対象になりがちですよ。なんてね。
カルロ : 負けず嫌いなんだから~
ロザーリオ : 2連敗ですよ、気にしなければマズいでしょう
カルロ : (といいつつデザートまでしっかり食して)暫くここに住んでいいレベルでおいしい。
カルロ : そんなに。
ロザーリオ : フフ、それは良かった……
ロザーリオ : 10連勝したかったです、当たり前じゃないですか
カルロ : その根性は嫌いじゃないがね… だが正直、勝てないことは他に…あるわけで…
カルロ : ……
ロザーリオ : ……ふぅん、何で勝てないんです?
カルロ : えっ あ、あ~……
ロザーリオ : 言わせたいな、何で勝てないんです?
カルロ : …当ててみなよ。…答え合わせは後でだ。
ロザーリオ : フフ、言うようになった。
カルロ : 成長してるので。(むんっ)
ロザーリオ : 口の上手さかなと思ったんですが、まあ帰りの道すがらにでも聞きましょう。
カルロ : …言わせるつもりか…
ロザーリオ : 言わせたいと言ったはずです
ロザーリオ : それじゃ、戻りましょうか
店主&アルバイト
「Grazie!!」
カルロ : そうだけど…(溜息をついたが、さして悪い気はしていない様子で、後に続く)
吟遊詩人
「~~~~~♪」
吟遊詩人は軽やかな音楽を奏でている。
今日のところはこれくらいにして、宿へ戻りますか?
ロザーリオ : 案外、家に戻ってるかもしれません。今日はこのくらいにしておきますか……
カルロ : (夕日に照らされる姿を見つめ、目を細める)…そうだね。
ロザーリオ : それじゃ、戻りましょう(片手をそっと握った)
カルロ : (頷く。指を絡めて、きゅっと握り返した)
ロザーリオが[はい(クエストクリアになります)]を選択しました
アルマ
「あ、ああ、皆さん、おかえりなさい。」
アルマ
「随分と疲れた顔をしているわね、お疲れ様。」
ロザーリオ : ……ええ、すみませんね。ダメでした。
カルロ : 今日のところはここまでで…。
ロザーリオが[今日はもうこれくらいにしておく]を選択しました
アルマ
「……そのう、そのことなんだけど。
 すごく言いにくいんだけど、言いにくいんだけどね?」
ロザーリオ : ……なんです
カルロ : ……言って
アルマ
「依頼の猫、凄く驚いた様子で
 家に駆けこんできたみたいで………。」
ロザーリオ : ……
カルロ : …帰ってきたんだなあ…。
アルマ
「あなた達、すごい勢いで猫を追いかけたりしたんじゃない?」
カルロ : ……
ロザーリオ : まあ、競争にはしました。
ロザーリオ : ただそこまではしてないかと。
ロザーリオが[(心当たりはない)]を選択しました
アルマ
「なんにせよ、無事に見つかったって事で、
 その依頼は取り下げになったみたいで………。」
カルロ : そ、そう…
ロザーリオ : なら、良かったです。ええ
アルマ
「だ、大丈夫、1日頑張ってくれたって事で、
 依頼人さんからも最低限のお金は預かってるから。」
カルロ : 何はともあれよかったよ。
ロザーリオ : おや、それは何より
アルマ
「本当にお疲れ様。
 ………このお金でラムネでも飲んで、ゆっくりしてよ。」
ロザーリオ : ええ。そうさせて貰いましょうか。
カルロ : ああ、そうしようか。
こうして、冒険者達のある青い夏の日は、
飛行機雲のように過ぎて行った。
この依頼を、この夏の日を、
どう感じたかは冒険者達次第ではあるが。
ラムネを、あるいは各々の飲み物を片手に、
人も閑散とした広場で空を眺める。
赤い夕暮れに透けるラムネは、
青と赤の混じる、真ん中色だ。
そして瓶は、夜を透かす真っ黒と
キラキラ輝く、星になる。
冒険者達は、いつかの青い日を思い出しただろうか。
それとも、今もまだ、青いままだろうか。
どちらにせよ、きっとこれからも、
しゅわしゅわと弾ける、
サイダーブルーの1日を過ごすのだろう。
『サイダーブルー』
冒険者達の、夏の青空の下の一日。

―――これにて、おしまい。

カルロ : さよならだけが人生だ
ロザーリオ : お疲れ様でした
[報酬袋] を手に入れた。