13/良き隣人

メル・ルーナ : わっ……
メル・ルーナ : 雨に紛れる
メル・ルーナは[雨紛れ]でなくなった
ロザーリオ : (雨の中、傘も差さずに立っている。そして貴方の声に気付けば振り返って見せ)おや、こんにちは。珍しいお客さんだな
メル・ルーナ : そ、そうでしょうか……?た、たまに、散歩の時、ここによるんですが……
ロザーリオ : 大抵は、他の方が来るもので。私に挑みに
メル・ルーナ : ロザーリオさん、が、ここにいるのは、は、初めて見ました……
メル・ルーナ : い、挑みに
ロザーリオ : 貴方も腕を試して行かれます?怪我をさせるほどにはやりませんから
メル・ルーナ : えっ……、えと、い、良いんですか……?
ロザーリオ : 構いませんよ。闘技のルールはご存知ですか?大抵は相手が倒れるまで、概ねよくやるのは、4歩程度離れた場所から始めるのが多いかな
メル・ルーナ : あ、は、はい……。ええと……(ロザーリオからちょうど四歩分、数えて離れ)
ロザーリオ : そっち向きに離れると、貴方が後ろに下がる余地がなくなるかな
メル・ルーナ : あっそっか……
ロザーリオ : そう、その辺りで
個人用メニューです。
ロザーリオは[赤]になった
メル・ルーナは[青]になった
全体用メニューです。
ロザーリオ : さて、やりますか。
ロザーリオが[戦闘を開始する]を選択しました
開始します。
メル・ルーナ : え、えっと……、はい……、と、闘技は、慣れない、ですが……
メル・ルーナ : よろしく、お願いします……
メル・ルーナが[OK]を選択しました
Round 1
ロザーリオは移動した。
ロザーリオは[8,12]へ移動した。
メル・ルーナは移動した。
メル・ルーナは[8,10]へ移動した。
ロザーリオ : チェインスラスト
踏み込み、一閃 達成値:15([2,2,5]+6)
メル・ルーナ : ウェニーレ
光が攻撃を相殺する
ダメージを10軽減! ([]+1)/2+([6]+3)
ロザーリオは[8,10]へ移動した。
メル・ルーナに15のダメージ ([4,6,6]+13)
ロザーリオ : チェインスラスト
踏み込み、一閃 達成値:21([6,4,5]+6)
ロザーリオはWillを使用した!
ロザーリオは[8,10]へ移動した。
メル・ルーナに19のダメージ ([5,1,4]+13)
メル・ルーナは[重傷]になった
メル・ルーナ : や、焼かないで……!

Round 2
ロザーリオ : どうしたんです、構えなくては倒せませんよ……
メル・ルーナ : うう……、す、すみません……
ロザーリオ : へえ、それで防ぎきれますか?
メル・ルーナ : うぐっ……、な、殴る、ことしか、考えてこなかった、ので……
ロザーリオ : カウンター
機先の構え
ロザーリオは[見切り]になった
メル・ルーナ : チャージ
メル・ルーナは力をためた!
ロザーリオは[見切り]でなくなった
メル・ルーナは[チャージ]になった
ロザーリオ : レイスラスト
構え、連撃 達成値:18([3,6,3]+6)
メル・ルーナ : ウェニーレ
光が攻撃を相殺する
ダメージを10軽減! ([]+1)/2+([6]+3)
ロザーリオは[8,10]へ移動した。
メル・ルーナに7のダメージ ([5,3]+13)
ロザーリオは[閃光カウンター]を2つ獲得した。
メル・ルーナの骨砕きはAPが足りず失敗した。
ロザーリオ : チェインスラスト
踏み込み、一閃 達成値:18([2,4,6]+6)
メル・ルーナ : 朝よ、灯よ、来たれ ウェニーレ
光が攻撃を相殺する
メル・ルーナはWillを使用した!
ダメージを10軽減! ([]+1)/2+([6]+3)
消費SPを-2修整した。  
消費APを-2修整した。  
ロザーリオは[閃光カウンター]を1つ失った。
ロザーリオは[8,10]へ移動した。
メル・ルーナに5のダメージ ([4,1,1]+13)
メル・ルーナは[気絶]になった
メル・ルーナ : 埋められるのも、嫌だ……
ロザーリオ : チェインスラスト
踏み込み、一閃 達成値:15([2,4,3]+6)
ロザーリオはWillを使用した!
消費SPを-2修整した。  
消費APを-2修整した。  
ロザーリオは[閃光カウンター]を失った
ロザーリオは[8,10]へ移動した。
メル・ルーナに26のダメージ ([5,6,6]+13)
ロザーリオ : チェインスラスト
踏み込み、一閃 達成値:11([1,2,2]+6)
ロザーリオはWillを使用した!
ロザーリオは[8,10]へ移動した。
メル・ルーナに19のダメージ ([4,1,5]+13)

Round 3
全体用メニューです。
ロザーリオが[戦闘をやめる]を選択しました
終了します。
ロザーリオが[OK]を選択しました
ロザーリオはメル・ルーナを応急手当した。
メル・ルーナは[気絶]でなくなった
ロザーリオ : すみませんね。行儀の悪い真似をしたらしい。
メル・ルーナ : い、いた……、いえ……、お、俺も、あんまり、上手く動けなかった、ので……
ロザーリオ : 回復の術をお持ちかと思っていたのですが。使わないんですね。それとも殴る事しか考えられないほどに夢中にさせてしまいましたか?
メル・ルーナ : あ、あんまり、回復の術も使ったこと、なくて……あとは、そう、ですね……
メル・ルーナ : 素直に、焦ったのも、あります……
ロザーリオ : フフ、間合いの外から詰めるのが私の得意とするところですから。
メル・ルーナ は全回復しました。
個人用メニューです。
ロザーリオ は全回復しました。
メル・ルーナ : 俺の移動する位置を、読んで……、うーん……、真っ直ぐすぎます、ね……
ロザーリオ : ええ。そういうことです。寄らずに力をためておくかとも思っていました。一撃であれ、当たればただでは済まない威力でしょう?
メル・ルーナ : な、なるほど……。そ、そういう、考えすらなかった、です……
ロザーリオ : 相手に、己の一番得意な部分の対処を無理矢理にさせると、そう考えるんです。私であれば間合いの外からの連撃、貴方であれば防ごうとも貫けるその威力
メル・ルーナ : う、……なるほど、です……。どちらも、近づかないといけない、わけだし……、
ロザーリオ : それに、貴方の戦い方に見間違いが無ければ、傷付けば引いて、態勢を立て直すことも可能かと
メル・ルーナ : ああ……、相手に、当てる事ばかり……考えてたので……
メル・ルーナ : スカンデレ
輝きがメル・ルーナから闇を祓う 達成値:17([6,2,4]+5)
メル・ルーナは4回復した。 ([5]-1)
ロザーリオ : 時に冷静に立ち回る事も重要ですよ。一度しか使えない技は、ここぞという時に使うべきです
メル・ルーナ : なる、ほど……。あ、ありがとう、ございます……
メル・ルーナ : す、すみません……、色々、教えてもらって……
ロザーリオ : 構いませんよ。それに、此処で待つのも対戦相手を求めていたからにすぎません。
ロザーリオ : 次に、此方を脅かすかもしれない相手に、色々と教えるのもまた一興、ですよ。
メル・ルーナ : そ、そうなんですね……。戦うの、お好き、なんですか……?
ロザーリオ : 昔を、そうですね。かなり昔を思い出すことが出来ますから
メル・ルーナ : 昔を……。剣闘士、だったりしたんでしょうか……?
ロザーリオ : 普通の剣士でしたよ。貴方には話しましたっけ。私、もう死んでいるんです
メル・ルーナ : えっ
メル・ルーナ : は、初めて……聞きました……
ロザーリオ : フフ、日頃秘密にしていますから。顔を見たわけですし、察したかなとも思っていたんですがね
メル・ルーナ : あ、あの時は……、ちゃんと、見たわけでも、なかったので……(貴方が仮面を外すとき、いつも視線を外しているのだ)
ロザーリオ : フフ、穴が空いてるんですよ。生きている人間では到底あり得ない場所に。それを隠すための仮面なんです
メル・ルーナ : そ、そうだったんですね……
メル・ルーナ : …………、し、死ねない、のは、辛い、ですか……?
ロザーリオ : …………
ロザーリオ : どう思います……?貴方は
メル・ルーナ : え、お、俺、ですか……
メル・ルーナ : 俺の、国では……。アンデッドは、良くないものって、されてて……
メル・ルーナ : アンデッドの方も、死ねずに苦しんでる。だから……、殺さないといけない、と……
ロザーリオ : 私は、苦しんでいるように見えますか?
メル・ルーナ : ……、わ、分かりません……。俺は、誰かの心の中を、覗けるわけではない、し……
メル・ルーナ : 察することも、苦手、です
ロザーリオ : 意地の悪い質問をしてしまいましたかね
メル・ルーナ : い、いえ……、こちらこそ、すみません……歯切れの悪い、返事で……
ロザーリオ : 少なくとも、楽しい事と、嫌な事がそれなりに。生きている人間と然程変わりは無い。
ロザーリオ : ただ、
ロザーリオ : 摂理に反していると。
メル・ルーナ : ……、
ロザーリオ : そうは思いますね。そういう意味では、苦しむ一人と言えるかもしれません
メル・ルーナ : そう、ですか……。そう、ですよね……
メル・ルーナ : 俺は、冒険者になる前は、墓守でしたが……今は、アンデッドをただの死体に戻すような、そんな権限は、ありません……
メル・ルーナ : でも、ただ、貴方がいつか……、安息の眠りにつけるように、は、祈らせて、もらっても、いいでしょうか……
ロザーリオ : なら、土に還してくれとは頼めないな
メル・ルーナ : ……ごめんなさい
ロザーリオ : 構いませんよ。もう昔の知り合いも居ないんです。祈ってくれる相手が一人でも居れば、私も安心できるというものです
メル・ルーナ : こ、こんなことくらいしか、出来ませんが……。はい……、出来ることなら、ずっと、蝋燭の炎が、尽きるまで……覚えています
ロザーリオ : 蝋燭の炎、か……
ロザーリオ : 冷たい町だ、貴方のように微かな温もりのある方が居て、幸運だったと言っておきましょうか
メル・ルーナ : えと……、そ、そう言ってもらえると、ありがたい、です……
メル・ルーナ : ま、また……、ロザーリオさんが、ここで佇んでいる、時
メル・ルーナ : お手合わせを、お願いしても、良いでしょうか……?
ロザーリオ : フフ、構いませんよ。まだ連勝し続けなんです。一度くらい負けてやらないと拗ねる美女が居るんです
メル・ルーナ : れ、連勝……。す、すごいですね……
メル・ルーナ : あ、えと、そうじゃなくて……、ありがとう、ございます……
ロザーリオ : フフ、戻りましょうか。貴方も青羽でしょう?
メル・ルーナ : あ、は、はい……
メル・ルーナは、タオルを使った。
フカ……
ロザーリオ : (いつも座っている席に腰かけた)
メル・ルーナ : (タオルで軽く髪を絞って、ついでに服の水滴を取り払い、それから座る)
ロザーリオ : ああ、そういえば傘を差し忘れていたな……(と今更思い出した)
メル・ルーナ : そ、そういえば……。あそこで佇んでる時は、いつも傘をさして、ないんでしょうか……?
ロザーリオ : どちらかというと、大抵は差していませんよ。最近はうるさく言ってくる方が居るもので……
ロザーリオ : やむを得ず、傘を持つようにしていまして
メル・ルーナ : そ、そうなんですね……。リュカさん、ですか……?
ロザーリオ : いいえ。フライデーが
ロザーリオ : 昨日も危うく、傘を差していないところを見られる所でした
メル・ルーナ : フライデーさんが……、い、意外です……。他の人のこと、あんまり気にしてない、人に見えたから……
メル・ルーナ : あ、わ、悪口とか、ではなくて、ですね。えと……
ロザーリオ : 自分の事が一番大切そう?
メル・ルーナ : そ、そう……そう、見えて……
ロザーリオ : 自分に確固たる自信がある様子は、確かに貴方とは遠い印象がありますね。説明や、理解の範疇を超えていそうだ
メル・ルーナ : あ、はは……。だ、だからといって、苦手、というわけではない、ですが……
ロザーリオ : 初めは誰に対してもその調子ですから、人自体が全て苦手なのかと思っていました
ロザーリオ : ですが、思っていたよりも相手をきちんと見ようとしている方だなと。今は思っていますよ。メル
メル・ルーナ : そう、ですね……。な、何を考えてるのか、全然分からないので……、揉めごとを起こしたく、なくて……
メル・ルーナ : えっ……
メル・ルーナ : えと……、あ、ありがとう、ございます……。そう、あれてる、のは……嬉しいです……
ロザーリオ : 嫌われたものかと、少し思っていましたので。案外話してくださって良かったです。
メル・ルーナ : そ、そんなことは……!む、むしろ、俺に、色々教えてくださったりとか、声、かけてくださったり、とか……
メル・ルーナ : お優しいので、嫌いになることをされたことは、一度も、ありませんよ……。
ロザーリオ : それなら良かったな。出掛ける口実に使ってしまったりだとか、人によっては怒られることをしでかしたばかりだ
メル・ルーナ : そ、そうなんだ……、お、俺は、別に気にしません、し……
メル・ルーナ : 水族館、綺麗だったので……連れ出してもらって、良かった、ですよ……
ロザーリオ : なら、次も困った時は連れ出してしまおうかな。もっと面白い所に。どれが最後の思い出になっても困らない場所に
メル・ルーナ : は、はい……その時は、是非……。……、貴方の思い出が、楽しい日々で、終わることのできるように……
ロザーリオ : 良い墓守だったんでしょうね。
メル・ルーナ : ……。そんなことは、ないですよ……
ロザーリオ : …………少なくとも、私にはそう見えますよ。この街に居る間だけでも、私にとっては良い墓守で居て貰う事は、出来ますか
ロザーリオ : なんて重いですかね。すみません。つい
メル・ルーナ : それは……、それ、は、……、(しばらく考えて、言い淀んだ後)
メル・ルーナ : いえ、そ、そんなことは、ないです
メル・ルーナ : た、ただ……、俺のことを、何も話してない、のに、貴方から、良い墓守として、見てもらうのは……
メル・ルーナ : 自分で、ずるい、な……と、思ったので……
ロザーリオ : なら、少しは教えてくれますか?随分色々と話してしまいましたから。
メル・ルーナ : そ、そうですね……。ロザーリオさんに、お話してもらって、ばかりです……
ロザーリオ : 話しやすいのかもしれません、此方から、一方的に話してしまっている気もしますが。
メル・ルーナ : ……、俺の、国では、墓守は、埋葬する前に、その人が本当に亡くなったかどうか、を、確認する役割が、あるんです
ロザーリオ : ふむ、誤った葬儀をしては困りますからね。続けて
メル・ルーナ : 医者が、脈をとって……、墓守が、エーテルを、視る。そうやって、本当に亡くなったのだ、と判定します……
メル・ルーナ : あ、は、はい……
メル・ルーナ : その日は、る……、友達が、亡くなりました。俺は、自分が判断したいと、申し出て……
ロザーリオ : 友達、ですか
メル・ルーナ : ……、はい。一番の、大事な友達、です……
メル・ルーナ : それで……、その時は、その時は確かに死んでたんです。エーテルも肉体から離れて行ってた、医者も確かに死んだと言ってたんです
メル・ルーナ : (徐々に早口になっていく。あるいは切羽詰まっていくようにも、見える)
ロザーリオ : (話し込む彼をしっかりと見つめている)
メル・ルーナ : でも、でも……、ルーナは、その時はただ、仮死状態になっていただけ、で、生きていて……
メル・ルーナ : それに気づかないまま、埋葬しました。棺に眠らせて、土に埋めて……、やがて、ルーナは目を覚まして……、
メル・ルーナ : 呻き声と音に気づいた時、すぐ掘り返しましたが……、手遅れでした……
ロザーリオ : ……手違いが、あったと
メル・ルーナ : 俺は、友達を、間接的にとはいえ、殺害した上に、安息に眠るはずの墓まで掘り返してしまった
メル・ルーナ : (そこまで話して、短く浅くなっていた呼吸をようやく整える)
メル・ルーナ : 手違い……、という、言葉では、俺の中では決して、納得は出来ません……
ロザーリオ : …………今日事情を聴いたばかりの人間に、貴方の罪を許してやったり、後悔を理解してやることは出来ませんね。傲慢だし、酷い事だ
メル・ルーナ : ……、あ、す、すみません……。感情的に、なってしまって……
メル・ルーナ : (思い出し、言葉にするだけで必死で、精いっぱいだ。自分で"ルーナ"の名前を出した事にすら気付いていない)
ロザーリオ : 真面目な方なのだと、そう思わせる言葉でしたよ。メル。
メル・ルーナ : ……、真面目なだけでは、人は、良い人、ではいれませんから……
メル・ルーナ : でも、ありがとう、ございます……。すみません、素直に、受け取れなくて……
ロザーリオ : ……構いませんよ。口が上手いだけでは、どうにもならない事ばかりなんです。とうに諦めはついていますよ
メル・ルーナ : あ、えと、……す、すみません……
メル・ルーナ : あ、は、話を、戻すと……、ですね……
ロザーリオ : ええ、お願いします。
メル・ルーナ : こ、この話を、聞いても……貴方が、良い墓守だと……、呼んでくださる、なら……、俺には、それを止める権利は、ありません……
メル・ルーナ : それ、と、今の話を……、貴方が、他人にいうかどうかは、貴方に、お任せします……
ロザーリオ : 秘密は、守る方ですよ。私も秘密の多い身の上です。
メル・ルーナ : あ、……、ありがとうございます……。俺も、さっきの話、は、言いふらしたり、しないので……
ロザーリオ : 思ったより話し込んでしまったな。良い墓守なのだと、そう褒めるよりは、そうだな……
ロザーリオ : 良き隣人として、これからもよろしくお願いします。貴方の後悔を私の評価との板挟みにするのは、良くないと思いますから
メル・ルーナ : 、はい……。それは、もちろんです。……やっぱり、ロザーリオさんは、お優しい、ですね……
ロザーリオ : 剣の腕だけでないと、そう見せなくてはいけませんでしたから。フフ
メル・ルーナ : 充分、俺は見せてもらいました……。えと、手合わせの話から、たくさん……、お世話になりっぱなし、ですね……
ロザーリオ : 私も随分色々話してしまいました。こんなに話したのは貴方くらいですよ。
メル・ルーナ : ひえ……、そ、それは、えと……、お、お話し相手に、なれたなら、う、嬉しいです……
メル・ルーナ : ……、そ、そろそろ、散歩に行ってきます、ね……
ロザーリオ : ええ。随分引き留めてしまった。また
メル・ルーナ : い、いえ……こちらこそ……
メル・ルーナ : 俺も、きっと、誰かに話したかったんだと……思います、ので
ロザーリオ : (貴方へと手を振り、口元を緩く笑みの形へと変えた)
メル・ルーナ : (立ち上がり、軽く礼をして玄関口へと向かっていく)
メル・ルーナ : それでは、また……