3/時計塔、傘は差さず

クエストを開始します。
……今日は普通の雨のようだ。
[雨に紛れる]を覚えました。
……。
雨で噴水から水が溢れている。
ロザーリオ : (通り過ぎる人影へと会釈して見せた)
レグレス : ……。(会釈を返す)
レグレス : (そのまま奥の方へ歩いて行った)
ロザーリオ : (その姿を見送って)
メル・ルーナ : ……!(雨に紛れた中でベンチに座る人影を見つける)
メル・ルーナ : (見たことのない顔に驚いて、そそくさと反対方向から逃げるようにして歩いた)
ロザーリオ : (ふと視線を上げ、雨粒の最中に妙な跳ね返りを見出す、足音だけがそこに響いている)
メル・ルーナ : (地面を打つ雨音ではない、もっと柔らかいものが雨に打たれる音に振リむく)
ロザーリオ : おや、サジェじゃないですか。ご機嫌よう(傘をさす貴方を見出せばそちらへと視線を向けた)
サジェ : (長身には少し小さい赤い傘を差し、緩やかに歩いていたが声をかけられ目線を向けた)おっと。
ロザーリオ : もう一人居たような気がしたんですが。気のせいでしょうか?
サジェ : ようロザリオ、こんにちは。….ン、そうさなあ、いるかもな。
メル・ルーナ : 雨に紛れる
メル・ルーナは[雨紛れ]でなくなった
メル・ルーナ : あ……、ええ、と……こんにち、は……
サジェ : 話すのが苦手だったりなんだリで、雨に紛れてるやつが…ああ、ほら。
メル・ルーナ : (一度は挨拶をした知っている顔が現れたことで、少しの勇気を出す。いつまでも隠れていては交友が広がらない)
ロザーリオ : 随分可愛らしい方が隠れていたものだ。見つけられない無礼をすみませんね。仮面で少しばかり視界が狭いもので
メル・ルーナ : え……?あ……はい……、どうも、ありがとう、ございます……?
メル・ルーナ : ああ、いえ、……俺も、見つからないようにしてた、ので、お気になさらず……
サジェ : 手前は相変わらず口がよく回るなア。(ロザリオの方を見やり、少し目を眇めた)
ロザーリオ : ロザーリオと申します。次からは隠れずに出て来てくださいよ。折角こちらが暇を持て余しているのに、話しかける口実に恵まれない不幸な男になってしまうでしょう?なんて
フォローしました。
メル・ルーナ : え……、ええと……、が、頑張ります……?え、はい……す、すいません……
メル・ルーナ : (なんと返したらいいものか分からず、助けを求めるようにサジェを見た)
ロザーリオ : 戸惑う姿もまた良いものだ。お名前をお伺いしても?
メル・ルーナ : め……メル・ルーナ、です。メルでも、ルーナ、でも……
メル・ルーナからフォローされました。
サジェ : (目線を向けられたのに気づき、少し目を細めて)向こうさん初心なんじゃあねえの、もう少し手加減してやんなよ騎士様。
ロザーリオ : ではメルとお呼びさせて下さい。フフ、少しばかり熱心に求めすぎてしまいましたか。失礼。
メル・ルーナ : あ、ありがとう、ございます……(助け船を出してくれたサジェへ向けて)
サジェ : (返答代わりに傘をくるりと回した)
メル・ルーナ : こういう、風に、話されるの、あんまりない、ので……驚いて……すみません……
ロザーリオ : では私が初めてという事で?フフ、それは少し嬉しいかもしれません
メル・ルーナ : ひえ……そ、そうなり、ますね……
サジェ : (それで手加減してんのかねえと傘の中で小さく呟き)
ロザーリオ : どこか向かう所だったんです?
メル・ルーナ : あ、いえ、俺は……散歩してた、だけ、です……
ロザーリオ : 成程。サジェもそうです?その様子なら
サジェ : おれァ依頼帰り。誰かいりゃア話せるかと思ったんでね。そういう手前は?水も滴るたァよく言うが、なんかやってたんで?
ロザーリオ : いえ、特に何も。行き交う人を眺めていれば雨も然程気にならない物です。
サジェ : そうかね。んで、おれたち以外に収穫はあったんで?
ロザーリオ : エルフの女性を見かけましたよ。無口だが美しい人で、つい視線を向けてしまいましたが通り過ぎて行かれまして
メル・ルーナ : あ…、一度だけ、見たこと、ある気がします……
サジェ : へえ、エルフか。おれァ見たこと無ェなあ。新顔かね。
ロザーリオ : ああ、ほら、彼方のお嬢さん
レグレス : (探索していたところ抜け道らしいところを見つけ、ここに出るのか……と、辺りを見回し……そして、聞こえてきた声に足を止めた。)
レグレス : ……どうも。
サジェ : ?(仮面の男がむけた視線の方を見やり)ああ、噂をすれば?
メル・ルーナ : あ、ひぇ(いつの間にか後ろにいた足音に驚いて)
メル・ルーナ : こ、こんにちは……
ロザーリオ : フフ、先程は見て回っているようでしたから、ご挨拶も出来ずにすみませんね。ごきげんようお嬢さん。
レグレス : ……こんにちは。(少し俯きがちに挨拶を返す。低めだが女性の声だ。)
レグレス : こちらこそ、挨拶を怠った……すまない。
ロザーリオ : 構いませんよ。ロザーリオと申します。貴女の記憶の片隅に置いて頂ければ嬉しく思います。フフ
サジェ : こんにちは。その様子じゃ探索中ですかい。
レグレス : ……オレはレグレス。そう、だな……探索中だ。
ロザーリオ : 何か良い物は見つけましたか?雨風を凌ぐには困らない土地です。気に入る場所が見つかれば良いのですが
レグレス : ……まあ、まあだな……。建物には、確かに、困らない……。
サジェ : 雨漏りはしちゃアいるが、宿自体はけっこうあるしなァ。緑雲のほうは直すンだったか?
メル・ルーナ : ああ…、確か、フガクさん、がそんな感じのこと、を……
レグレス : ……結構、人が……多いのか……。
サジェ : まァ、それなりに?
ロザーリオ : ええ、私の知らない名もあるくらいだ。もう少し多いかもしれませんよ
メル・ルーナ : そ、そうですね……看板を見た、だけでも、結構……
レグレス : 昨夜数人の顔を、見たきりだ……。成る程……。
サジェ : もう少し夜になりゃ、仕事してたやつらとかも戻ッてくるだろうし、賑やかになるとこも出てくるかもな。
レグレス : ……談笑の、邪魔を……したな……。(少し顔を上げると、人々へ向けて軽く頭を下げる)
メル・ルーナ : みどりくも、にいつも人が多い、ですよね……
メル・ルーナ : あ、いえ、全く、そ、そんなことは
ロザーリオ : 今日は美しいお嬢さんにも会えたことだ、随分運が良いらしい。フフ、かしこまらずとも良いですよ。こうして談笑出来るだけでも嬉しいですから。
フォローしました。
サジェ : あァ、あそこはとりわけ…ン、気にせんでいいさ。そこまで込み入った話もしてねえんで。
レグレス : ………。(美しいお嬢さん、と言われれば難しい顔をした)
レグレスからフォローされました。
レグレス : ……そうか。それは……良かった。
ロザーリオ : フフ、すみませんね。美しい者には美しいと素直に伝えておくことを信条にしているもので。
メル・ルーナ : ひええ……(自分が言われたわけでもないのに何故か怯えた)
レグレス : いや、すまない……嫌、だったわけではない……。慣れなくてな……。(軽く手をあげて、大丈夫と)
サジェ : 何、誰にだろうが大体この調子だし気にせんでいい。
メル・ルーナ : だ、誰にでも、こうなんですね……
ロザーリオ : サジェ、そんな誰でも良いような言い方をしないでくださいよ。きちんと全員を見ていますよ、勿論貴方も
レグレス : ……。(目を細めてロザーリオを見て、肩を竦めた)
サジェ : ほらな?褒めてンのはほんとだろうから、素直に受けッとっといてやってくんな。
レグレス : ……分かった。えぇ……分かった。
レグレス : ……とは言っても、何だか、不思議な感覚だな……。(溜息を一つ)
メル・ルーナ : さ、されなれてない、と、吃驚します、よね……
サジェ : あんまり言われなれてないんで?美人なのは本当だろうがね。
ロザーリオ : 自ら証明してしまう事になるとは、一枚上手でしたね。
レグレス : いや、もう……全然、“美しいお嬢さん”だなんて……はじめて言われたよ。言うことは、あったが……。
レグレス : ……慣れるようにする。気をかけて……すまないな。
サジェ : 言う側かァ。エルフの美醜に関してはよくわからんが。
ロザーリオ : おや、意外な。言う事はあったんですか。文化が違えばまたそういうことも……なるほど
レグレス : そりゃ……言うことはあるだろ?(男なら、という前付けを省いた)
サジェ : まあ言うことはあらァな。言われる方は人それぞれだろうが。
メル・ルーナ : そう、なん、でしょうか……?
ロザーリオ : 先ほども言っていましたしね。私が。よくある事かもしれません
レグレス : そういうことだ……。ここにお嬢さんがいれば……オレも言ったさ。多分な……。
ロザーリオ : フフ、そうなったら二人で取り合う事になってしまったかも……なんて
メル・ルーナ : い、言うん、ですね……
サジェ : 修羅場なンざ見たかないねえ。
メル・ルーナ : お、俺もです……
ロザーリオ : 穏便に済ませますよ。勿論お望みとあれば剣で応えることも出来ますがね
レグレス : 色男と、女の取り合い、か……全く、荷が重いぜ……。拳で決着、つけて良いなら……話は別だけどよ。
メル・ルーナ : ほ、本当に、そうなったら、暴力の方が、早い、かもしれません、ね……
サジェ : (武器交えるのはいいのか….という顔)
ロザーリオ : フフ、同意していただけて嬉しい限りです。勝負を決めるのなら先に倒れるかどうかで決めるのが早いですし
サジェ : 手前ら、案外血の気多いのな。
メル・ルーナ : こ、口論で、ぐだぐだになるより、早い、かと……
レグレス : オレは、闘技場上がりなモンでね……。
レグレス : そういう“決まり事”は……いつも勝負だったぜ。
サジェ : フェーデだのなんだのってェのはホントにあるモンなんだなァ….。
ギムレット : (べちゃ、と足音をさせて)ヒト。
ロザーリオ : 闘技場に居る姿は想像できませんが、姿だけで人は読めませんしね
メル・ルーナ : た、確かに細い、ような……?あ、犬……
サジェ : 細身の嬢さんに見え…お?ギムレットか。
レグレス : 試してやっても、いいが……そろそろ、騒がしく、なりそうか……。
ギムレット : ゔぉふ。トウギジョウ?
ロザーリオ : フフ、興味はありますし、いずれ手合わせ願います。レグレス
メル・ルーナ : 良い、ですね……。お二人の戦いも、良ければ、見てみたい、です……
サジェ : おおよし、今じゃアねえがそのうち試合でもみれっかもなァ。(ぐるぐるとする犬を撫でた)
ギムレット : (撫でられた)
レグレス : フ……あぁ、いずれ、な……。色男をブッ飛ばすと、野次がひでェモンだが……アンタは、そう簡単に、ヤらせてくれなそうだ……。
レグレス : ……期待してるぜ。じゃ、オレは……戻るよ。
メル・ルーナ : あ、さ、さようなら……
ロザーリオ : 美女の顔に傷を付けぬように屈服させるのもまた面白そうですから。ええ、さようならレグレス。また
サジェ : エエ、じゃあなお嬢さん。戦うときゃ顔はやめてやんなよ。
レグレス : ……気を付けられるなら、気を付けるさ……またな。
ロザーリオ : フフ、話しに夢中になっていてすみませんね。ええと、この前話していらした喋る犬の……
ギムレット : タノシイコト、アル。イイコト。オレ、ギムレット
メル・ルーナ : あ……な、名前、あるんですね……
サジェ : (背を見送って)まあその仮面がベコベコになるのを見るのも興味はあるが。ああ、そうそう。ギムレット。
ギムレット : アル。
メル・ルーナ : ギムレット……、(雨の中ぱたぱた揺れる尻尾を眺めて)
ロザーリオ : ロザーリオと申します。お見知りおき頂ければ幸いです
メル・ルーナ : あ、メル・ルーナ、です……。メルでも、ルーナでも……
ギムレット : ?(青い髪を見上げた)……ソウ、イエ、バ。ナマエ、シラナイ、ダッタ……
ギムレット : ロザーリオ。メルるーな…メル。
ギムレット : タノシイ、ハナシ、シテタ? オレ、サエギル、シタ?
メル・ルーナ : あ、いえ、自己紹介を、して、ロザーリオさんと、レグニスさん、が戦う話が、上がって……
メル・ルーナ : それで、きりがいい、ところです
サジェ : あァ、概ねそんなとこ。気にせんでもいいさ。
ロザーリオ : フフ、盛り上がっていたことには違いありませんが、ちょうど貴方の登場で話題が切り替わる所ですよ。なんて。案外聡明でいらっしゃるらしい。犬はあまり得意ではないのですがね。仲良くしていただければ幸いです
フォローしました。
ギムレット : ゔぉふ。ワカッタ。タタカウ……ウンドウ。タノシイ。
ギムレットからフォローされました。
ギムレット : ソウメイ……オレ、カシコイ
メル・ルーナ : ロザーリオさんにも、苦手なもの、あるんですね……
サジェ : この前そんなこと言ってたなァ。噛まれでもしたんで?
ギムレット : イヌ、ニガテ? キヲツケル。
メル・ルーナ : (てっきり言葉が通じる万物を口説くのかと思っていたらしい。失礼な奴だ)
ロザーリオ : フフ、生きていれば苦手な物は増え続ける一方です。
メル・ルーナ : 確かに、そうかも、しれませんね……
ロザーリオ : どう思います?サジェ。想像に任せますよ。秘密がある男で居たいんですよ私も。フフ……
サジェ : おや、いいんで?おれの面白いように解釈しちまおうかなァ。
メル・ルーナ : ど、どういう、解釈をされる、んでしょう……?
ロザーリオ : 構いませんよ。貴方の頭の片隅を少し間借り出来るのならそのことの方が嬉しいですから
サジェ : ご想像にお任せしますがね。ンじゃあ好きなように楽しませてもらうかね、本望のようなんで。
ギムレット : (ぐにぐに首を傾げている)
ロザーリオ : メルもお好きにしていただいて構いませんよ。
メル・ルーナ : あ、ひえ……、じゃあ、まあ、噛まれた、と思っておき、ます……
ギムレット : ……ダイジョブ、オレ、ロザーリオ、カム、シナイ。
ロザーリオ : フフ、すっかり噛まれた事になされている。人がそれぞれ違うように犬もそれぞれ違うかもしれませんしね。そういう方だと覚えておきますよ。ギムレット
ギムレット : ゔぉふ。(頷いて)
ギムレット : イヌ、ニガテ、ホカニモ、イル。
ギムレット : ビックリ、サセナイ……ヨウ、キヲツケル……。
ギムレット : (よいしょとその場におすわりした)
メル・ルーナ : ギムレットは、結構知能があるんです、ね……
サジェ : まあ会話が効く分普通の犬よかやりやすそうではあるがなあ。(あ!座った。僅かに撫でやすい位置に来た頭を撫でた)
ギムレット : (撫でられてゆらゆら尾を振った)オレ、カシコイ!
メル・ルーナ : ふふ……(ギムレットの嬉しそうな様子につられて微笑み)
ロザーリオ : 犬、好きなんです?お二人は
∞ : おや。
サジェ : 嫌いじゃあないですぜ。悪い思い出も…多分ないし。
ロザーリオ : ああ、ラシュサハ。昨日ぶりですね。どうも
メル・ルーナ : あ、はい……。(と、後ろを振り返り)
ギムレット : ゔぉふ。
メル・ルーナ : こ、こんにちは……
サジェ : (とまで言って、新たにやって来た人影に目を向け)どうも。
ギムレット : コンニチハ
∞ : やあロザーリオ。メルにサジェ、ギムレットも。
メル・ルーナ : 犬は、匂いに、敏感ですし……、仕事も手伝って、くれますし……
ベル : …パッ
∞ : ン。(背後から現れた姿を見て)
メル・ルーナ : あ……、ベルさんも、こんにちは……
∞ : パ。
ギムレット : パ!
サジェ : お、双子の片っぽの方。
ロザーリオ : おや、貴方も一緒でしたか。
ベル : (人が…多い!)パープャ(挨拶の音)
ギムレット : パープャ
ベル : パプ…
ベル : プ?(何かお話を?の顔)
∞ : 私も今来たところでな。
メル・ルーナ : え、ええと……、犬が、苦手か、好きか……みたいな、話を……
ロザーリオ : フフ、今日も良い音色で喋るじゃないですか。愉快で何よりです。大した話はしていませんよ。メルの言う通りという感じで
サジェ : まあそんなところでさ。
ベル : プャ(なるほど)…(ギムレットを見た)
フォローしました。
ギムレット : オレ、イヌ、フツウ(フツウ)
ベルからフォローされました。
メル・ルーナ : 普通なんだ……
∞ : ああ、なるほど。(ギムレットを見て)
ギムレット : キライイヌ、スキイヌ、イル……
ベル : ププパ…(いるんだ…の顔)
メル・ルーナ : ああ……犬にも、色々、大きさとか、性格とか……ありますもんね……
ベル : パ(正面の人影に)パーパプャ(挨拶)
∞ : まあ人同士でも好き嫌いはあるだろうよ。
サジェ : まァ個人間とかあるしなァ。
メル・ルーナ : ひぇぇ……(どんどん増える人に身を縮こまらせた)
ロザーリオ : おやミュトス。ご機嫌よう。お久しぶりと言った方がいいかもしれませんね。また会えて光栄です
ギムレット : ミュトス。ホン、オモシロ、ダタ?
∞ : おやミュトス。夜ぶりだな。
サジェ : おや、どうも。今日は広場によく集まるなァ。
ミュトス : (雨の中佇む人と、見知った黒い毛並みの人が視界に入り……)わ、わ
メル・ルーナ : 広場は、座る場所もあるし、広い、ですしね……
ロザーリオ : フフ、驚かせてしまったようだ。雨の中これだけ集まるのも不思議でしょうしね。良ければ貴女もこちらへどうぞ。丁度ゆっくり話してみたいと思っていたんです。前は機会を逃してしまいましたから。ね?
フォローしました。
ミュトス : (挨拶の濁流。突然の詰め寄りナンパ。いぬ)……こんにちは、皆さん。広場で集会をされていたのですか?
ベル : パプー(自分は偶然と言うような顔)
サジェ : 示し合わせたワケじゃァねえんですが、いつの間にか集まりに。
∞ : 偶然と偶然の重なりというやつだ。
メル・ルーナ : そ、そんな感じ、です……
ロザーリオ : 初めは私一人だったんですがね。
ベル : パププパ……(すっかり大人数だなあと見て)
ギムレット : (ゆっくり立ち上がって、ちっちゃいのの隣へ……のす……びちゃ……)
ギムレット : (おすわり)
メル・ルーナ : じゃ、じゃあ……俺、は……人も増えてきた、ので……
ベル : パパ(傘をそっと差し出した)
メル・ルーナ : 散歩にも、戻ります……
メル・ルーナ : そ、それでは……
ギムレット : (傘を見上げて)アリガト
ベル : プ パーププパ(見送りの音)
ギムレット : サンポ。キヲツケテ。
サジェ : エエ、じゃあな。
∞ : おや、ではなメル。また。
ロザーリオ : ええ、またお話してください。次はゆっくり二人きりで
ミュトス : (脇には詩集。ギムレットさんと、去り行くメル・ルーナさんに会釈を)……なるほど、彼の周囲に自然と集まった、と
メル・ルーナ : ひええ……(去り際のロザーリオの台詞に怯えながら広場を後にした)
ベル : (怯えていた…の顔)
ロザーリオ : 驚かせてしまいましたかね。フフ
サジェ : 優男の周りにゃ人が集まるのかね。話がうまいのはそうなのかもしれんが。
∞ : フフ、いつかお前がナイフのハリネズミにならないことを祈っておこうロザーリオ。
ベル : パプ パパ?(ナイフのハリネズミを想像した)
ギムレット : ナイフ、ハリネズミ、アブナイ
ギムレット : ナラナイデ……
ベル : ブー…
ロザーリオ : おお怖い。ですが皆さんも私が平等に好意を持ってるのはすぐにわかるかと
ギムレット : ロザーリオ、ミンナスキ
ベル : プ…パプ? パー…
サジェ : ハハ、あくまでも博愛主義者なんだと。
ミュトス : 愛には愛をもて返しましょう。博愛は良い心掛けです……ええと(名前を呼ばれたからには知っているはずなのだが、記憶に当たりが無く、詰まる)
ロザーリオ : ほら、カジヤを案内しているときに話したでしょう。教会の……とまではお聞きしていますよ。この前はゆっくり話せませんでしたし、覚えていらっしゃらないのも仕方ないかと。
ミュトスからフォローされました。
ロザーリオ : ロザーリオと申します。覚えて頂ければ幸いです
ミュトス : それは、どうも失礼を。申し訳次第もございません。改めてよろしくお願いいたします(深々と頭を下げて)
ベル : パー…
ベル : (人を広く好きなのは良い事なんだな…と思いつつ)
ギムレット : ゔぉふ(うなずき)
∞ : 博愛か。嫌って回るよりかは円滑ではあろうな。フフ。
ロザーリオ : そりゃどうも。こうして雨に濡れるのもなんですし、近場の宿だかに移りませんか?せっかくですし、修理の予定のある緑雲の方にでも
ベル : パ? プ(そういえば掲示板にそんなことがあった気がする)
ギムレット : ゔぉふ。(のそ、と立ち上がる)シュウリ?
ロザーリオ : 美しいお嬢さんを雨に濡らし続けるのもあまり良くありませんしね。
∞ : ン?ああ、構わないとも。 あれだろう、カジヤが請け負ってくれるという。
ミュトス : ええ、はい。皆さんも、仲の良い方々のみならず、敵になった人々へも……ああ、左様ですね。立ち話は風邪を引いてしまうやも
ベル : パプパ プー
サジェ : 雨漏りとか直すんだと、入り口の掲示板に書いてあったんだったか?
ミュトス : 改めて、緑雲のエントランス掲示板にも書き記しておきました。ご興味のある方はご確認ください
ロザーリオ : ではお先に失礼(立ち上がれば雨粒が滴った。そこそこに長居していたようだ)
ベル : プ
ギムレット : ゔぉふ
ベル : パープ
ロザーリオ : (扉を開け、服の雫を払った)さて、誰か居ますかね
ギムレット : (入る……前に、今日は軒下でばたばたばたした)
ベル : (傘の雫をばさばさした)
∞ : 昨日は強い雨だったが、今日はそうでもないな。(軽く雨を払う。)
ギムレット : コレクライ、ナラ、オレ、カサ、イラナイ。
∞ : (通り際に掲示板を眺めた。)
ギムレット : ケイジバン
ロザーリオ : 今晩は。大所帯ですみませんがお邪魔しています(読書中の人影へとわざとらしく一礼してみせて)
ベル : パププ(ただいまの音)
∞ : ン、(ロザーリオの言葉にテーブルの方を振り向いて)
ダミアン : えっ。
ダミアン : わ、わぁああっ!(ぱたんと本を閉じた。)
サジェ : ああ、掲示板ってこれか。(横目に見つつ、先客がいたかと)
ロザーリオ : フフ、驚かせてすみませんね。気を付けたつもりだったのですが……それほど集中してらしたんですか?
サジェ : ああダミアンか。さっき図書館行くとかいってたしなァ。戻ったんで?
ギムレット : ダミアン
ダミアン : あ、えへ、ここここ、こんにちは……。初めましての方もいる……。
ミュトス : 図書館、ですか。近郊に在ったかしら
ギムレット : ダミアン、ヒト、コワガル、スル
∞ : やあダミアン。お邪魔したかな。
ベル : パプャパプ…(図書館という言葉に反応しつつ)
ダミアン : (ギムレットを隣にモサ……)
ギムレット : (モサ)
ダミアン : あぁ、はい。ミュトス……さん。先ほど、リーンより依頼から帰ってきたところで。
ロザーリオ : ロザーリオと申します。本の内容程熱心に、とはいかないでしょうが、頭の片隅に置く程度に覚えて頂ければ幸いです。
ダミアン : その帰り道に、図書館で本を借りてこうして読書に──と。
サジェ : ンや、さっき一緒に依頼に行ってたんで、多分リーンの方の図書館。ここにはあんのかねえ。
ダミアン : あっ……アッアッアッアッ、ダ、ダミアンですぅう……。(へこへこ)
サジェ : (あって読める本があるのかもわからんが、と小さく加え)
ダミアン : 魔術師で……生命哲学について研究しておりました。アンデッドです。ロロロ、ロザーリオさん……。
ダミアン : (知ってるの!? 的な視線を、向かいのサジェへ。)
ミュトス : (ピスタチオを一袋と、大皿と殻捨て用の皿を一つずつ)ベルさん、お席に座りましょうか
ベル : プ パ パ(何か持つと手を)
ロザーリオ : おや、アンデッドの知り合いは初めてかもしれません。フフ、死して尚追い求める物があるのは素晴らしいですね。その内ゆっくり聞かせてください。
フォローしました。
ダミアンからフォローされました。
ダミアン : ウェヒぃ……。
サジェ : (勘やら町にいるときの目線やらでなんとなく行ったのかもしれない。色のない目からは真意が窺えないように見える)
サジェ : (言った!)
ミュトス : あら。ふふ、ありがとうございます。善行ですね(しゃがんでピスタチオの袋を手渡そうと。皿は割れると危ない為)
ベル : プ(善行。ピスタチオの袋を持って向かった)
∞ : 青羽には本棚が多くあったようだし、本を集めて図書館にしてしまう手もあるな。
ギムレット : (すんすんと鼻を鳴らして、ピスタチオの匂いをかぐ)
ダミアン : (勿論のことなのだが、ミュトスはちいさなベルに対して優しかった。しかし普段の行いが行いであるダミアンにとっては新鮮に見え──少し、見方を改めながら。)
ベル : (ぴょんと座って)プ?(大皿にピスタチオを盛るのかとジェスチャーを)
サジェ : (隣に座った小さいのを見て、空席の方に足を組みなおした)
ダミアン : そ、その。ラシュサハさんといい、ロザーリオさんといい……。ノッカーさんなんかもそうですけど。
ミュトス : (机の真中に皿を並べて、ジェスチャーに頷きつつ)先日、ベルさんが買ってきてくだすった食べ物だそう。皆さんも食べてくださいね
ベル : パ(それではそれではと大皿にピスタチオを盛って)
ロザーリオ : フフ、ありがとうございますミュトス、ご厚意だけでも受け取っておきます。人前で食えない質でして。
ダミアン : この町には、世辞が上手な人が多すぎます。女性が勘違いしてしまったらどうするのですかあ……。(ピスタチオを前に、はわわ。)
∞ : ン?(ダミアンに視線を向けてから、ミュトスの言葉に) ああ、どうもベル、ミュトス。感謝しよう。
ロザーリオ : 世辞を口にする意味はありませんよ、美しい者は美しいと、そう語るのが信条でして。好ましいと思う事はなるべく伝えておきたいだけです
∞ : なんだやはり気が合うな。私もそんなようなものだよ。
ベル : パプパプ(返事をしつつ)(無理せず食べなくても大丈夫だというように鳴らした)
サジェ : また言ってら。(ザラーーと盛られるピスタチオを見て)
ミュトス : 左様ですか。ご厚意はベルさんからですので……(口説き文句は流れているようで)
ギムレット : ロザーリオ、ミンナスキ。
ダミアン : ……むぅ……。好意に謝意を伝えたいとは思いますが……。(ミュトスとベルに、ありがとう、と頭を下げ。)
∞ : 言葉を紡げるのであれば、やっておかねば勿体ないだろう?
ロザーリオ : (ね?とラシュサハの言葉に肯定してみせ、ベルへと笑みを向けた)ありがとうございますベル。
ベル : (なぜなら自分もつまむので)(ぽり…)
ダミアン : は、歯の奥がかゆくなりますぅう……
ベル : (頷いた)(一粒一粒よいしょと剥いて食べていく…)
サジェ : ダミアンはあんまり褒められ慣れてないのかね。そういうやつここじゃ結構見るが。
∞ : (ピスタチオを手に取り、指先に力を入れる。殻が易々と割れた…。)
ミュトス : ラシュサハさんとロザーリオさんは、言葉の善きところを使っていらっしゃる。教養とも呼べるものかと
∞ : (ぽいと口に放り込んだ。ぽりぽり…)
ダミアン : うぅ……。社交界ならば世辞は決まり文句なのですけれどね。
ギムレット : シャベル、ジョウズ、イイコト。ミナラウ、シタイ……
ロザーリオ : ではこれから馴れてくださいな。ラシュサハも私と同じタイプですし、きっとすぐに馴れますよ
ダミアン : な、慣れたら私……ヘンになっちゃいます……!!
ダミアン : (36歳 男性)
ギムレット : オレモ、ダミアン、チョトスキ
サジェ : マ囲まれてりゃ慣れるかもな。なんならおれも協力してやろうか?
ロザーリオ : 変になってしまったら、責任はとってあげましょうか。なんて。フフ……
∞ : ハッハッハッハ!!それは見てみたい光景ではあるな!
∞ : (笑い声が大きい。)
ダミアン : ミュ、ミュトス……?(いよいよもって味方が居ない。おそるおそる)
ミュトス : おや、責任……養われるおつもりでしょうか。(36歳児を尻目にクソ真面目な疑問を呈する)
ロザーリオ : 私無しで居られないというのであればそれも。フフ、流れ者には重い責務かもしれませんが。
ダミアン : ミュトスぅう!!
ベル : (すごいことになってる…の目)
∞ : ハリネズミの可能性が一段と濃くなったか?フフ
サジェ : (調子づいてんなあ~と面白いものを見る目で見た)
ミュトス : (無視はしていない。聞いてはいないだけである)
ダミアン : で、でも……相手の美点をすぐさま見つけられるというのは、確かに崇高なことだとは思います。
ダミアン : ひとを見る目が……あるのかと。
ダミアン : …………。
ダミアン : アッアッアッアッ(今のは彼らの真似ごとだ。)
ロザーリオ : 気になる質ですから。それに、この街は町並みの静かさに反して美しく魅力にあふれる人ばかりですから。
ギムレット : ア、ニナッチャッタ
ベル : (またすごいこと言ってるの顔)
サジェ : そりゃアまあそうさな。誰だって自分の事好意的に見てくれるやつのことは好きになるモンだ。
ギムレット : (ダミアンの膝に前足乗っけてぽんぽんした、おおよし)
∞ : クク、魔術師殿はいたく勤勉なようだ。フフフフ……
ミュトス : 優れた長所だと申せますね。ダミアンさんも、彼らの好意に好意で返すおつもりのよう
ダミアン : わ、私も……そこに裏側がないと確信できるのなら、うれしいです、から……。さっきのギムレットみたいに。
ギムレット : ダミアン、エライ。
ダミアン : (乗せられた前足を撫でる。)
ギムレット : ? オレ?
ロザーリオ : ならば裏があるか探ってみます?フフ……
ダミアン : ギムレットは純真ですからね、嘘をつくこともできない。
ダミアン : けど──
ダミアン : そこのお三方!(ロザーリオ・ラシュサハ・サジェ)
ダミアン : 胡散臭いです!!!
∞ : おや。
ギムレット : ウサンクサイ……
サジェ : おっとおれもか。…まあ言わんとすることは分かるよ。
ベル : パプ…
ダミアン : ベルもそう思いますよね!?(ベルはああ見えて強かだ。)
∞ : 酷いな。ああ酷い…傷ついたな…泣いてしまいそうだ……(目元を手で覆った。勿論嘘である。)
ベル : プ?
ロザーリオ : フフ、振られてしまったらしい。でもその程度で引き下がる男ではないとも皆知っていると思いますがね
ベル : (急に振られた)…プー パー ププパャプ(あ!ラッパ言語!)
サジェ : まあ好きに受け取ってくんな。元々いろんな奴に好かれて幸せですってえガラじゃアねえんで。
ダミアン : でしょお!(ラッパ言語に。そうか?)
ベル : パー(納得したぽいので適当に返事した)
ダミアン : 今、序列が付きましたね。ラシュサハさん、ロザーリオさん、サジェさんの順です。
ダミアン : 胡散臭ランキングです。
ロザーリオ : ラシュサハ、今回も私の勝ちらしいです。2勝してしまいました。なんて
∞ : ハッハッハッハ!!冗談だ冗談。お望みのようだったのでな。
サジェ : おやワースト。…いやこの場合はいいのか?
∞ : フフ、ではいつか追い越してみようかロザーリオ。楽しみが増えたな。
ギムレット : ウサンクサランキング
ギムレット : オレ、サジェ、スキ(犬には理解が追いつかなかったのでとりあえず好意を伝えた)
ミュトス : (大人しくやり取りを見守って。胡散臭いらんきんぐとは、また妙ちきりんなとか思ってたりしたり)
サジェ : そりゃどうも。お嬢さんに好かれて光栄だね。
ベル : …?(お嬢さんの言葉にギムレットを見た)
ダミアン : あ。
ダミアン : 彼女は、メスです。
ベル : パッ
ダミアン : いえ……お嬢さん、です。
ギムレット : オレ、メス
サジェ : ?ああ、そう。女の子だぜあいつ。
ギムレット : オジョウサン
ベル : ……プャ?(ほんと?の顔)
ダミアン : さっき女の子になったんですよ! 信じてください!
ロザーリオ : おや、そうなのですか。意外な秘密を知ってしまったらしい
ベル : パ
ダミアン : 女の子に!!!!(人型になった、らしい。)
∞ : なるほど。どちらか判別がつかないでいたが、 …?
∞ : 女の子に。
サジェ : なったなあ。(なった)
ギムレット : ?
ギムレット : モトモト、オンナノコ
ロザーリオ : ダミアン、それほど必死にならずとも信じますよ。他でもない貴方の言葉ですから
ベル : ……(昨晩の話のあれなのかな…と思いつつも)
ミュトス : なるほど。ではこれからは、彼女と称しましょう。人に成れるとはまた、凄い
ダミアン : アッアッアッアッ
∞ : お前の言葉に噓偽りは無いのだろう。信じるとも。
ダミアン : (この二人……ニガテ!)
サジェ : だとよ。よかったなあ信じてもらえて。
ギムレット : ? ヨカッタ、ネ
ダミアン : べつにそういう訳じゃなくてえ……。
ベル : パー…
ダミアン : こほん。えぇ、大変別嬪な女性でしたよ。長身で。
∞ : ほう。それは見てみたいものだったな。
サジェ : 確かに背丈はあったな。元が大きい犬種だからかね。
ロザーリオ : ええ、美しいお嬢さんにはどれだけ会っても嬉しいものですから。勿論皆さんと喋るのも同じくらいには嬉しいですがね
ベル : ……プャ(気になる…けど今日見れるかも?の顔)
ダミアン : …………。(この二人を前にして、どんな反応をするのか、確かに気になる。ミュトスは軟派男につれないであろうことがわかるし。)
ダミアン : ベ、ベルさん……なんだか気がかりそうな様子ですね?
ベル : プーパ パプ(今日なるんだよね?と言いたげにギムレットを見る)
ミュトス : あまり強いてはいけませんよ。ギムレットさんのご意志に委ねなくては
ベル : パ
ギムレット : ? ?
ベル : ……プ(ミュトスの言葉に頷いた)プャ(ギムレットへ謝罪を鳴らす)
ギムレット : カイモノ、ヒト、ナル。シナイト、ムズカシ……
ダミアン : あぁ、それは勿論ですが……。(喇叭と鳴き声のコミュニケーションを眺める。)
∞ : 勿論だとも。望まぬ行動、無理強いは私もしたくはないさ。
ダミアン : おっと。これから買い物に行かれるので?
サジェ : 疲れるッぽいしなあ。買いモンとき見られたらラッキーくらいで。
ギムレット : チョットアト。サケ、サガシニ
ベル : プ プ(首を横に。今ではないらしい) プ(ギムレットの言葉に頷いた)
∞ : 酒。
サジェ : エエ、酒場に酒を置きたいンだと。
ロザーリオ : 何もない場ですしね。おや、カジヤがこの前探していたようでしたがまだ酒は見つかってなかったので?
ベル : パプ…(なかった…の顔)
ダミアン : 先日のカフェでの話題ですか。
ギムレット : ゔぉふ。ソウ。
ミュトス : 先日、皆さんで買い物に出掛けるのも、と。そういったお話がございまして
サジェ : そう。ンで昨日リーンの商業区まで買いに行くかッてえ話に。
ダミアン : なるほど、そう繋がってくるのですね。
∞ : 目についたものを先ほど一瓶は買って来たが、まあ足りぬだろうしな。樽ででも仕入れてくるのか?
ベル : (頷きつつ)パー…プ(ラシュサハの言葉へ肯定を)
サジェ : ガキだけじゃ買えねえんで、大人の身なりの人間がいるでしょう?…ああそう、樽。
ギムレット : タル、サケ。ヒトタチ、ヨロコブ。
ベル : パプ!
ロザーリオ : 欲しがるくらいですし、一瓶では足りないでしょうね
ダミアン : あ、ベルさんも相当乗り気。
ギムレット : パプ!
ダミアン : ウフフ、皆を喜ばせたくてお使いに、ですか。
ベル : ♪(飲みはしないが、周りの物資として買いにいくらしい。だいたいそうかもと頷いた)
∞ : 私はあとは茶葉や豆などもあれば良いが。誰かどこか店を知っていたりするか?
ダミアン : えぇ、まあ、中身は酒ですけども。多分、これがリンゴでもベルさんはそうするのでしょうね。
ベル : プ?プ
サジェ : 商業区で買えるンなら買ってくるが…あ、ノッカーの旦那が茶葉買ってきてなかったか?
ロザーリオ : この近辺には詳しくないもので。流石に知りませんね
ミュトス : 聖餐の為の血と肉は用意しておかねば……(独り言ちるように)
ギムレット : チニク
ダミアン : あぁ、そうなんですよ。先日カフェで淹れた茶もそこから頂いたもので……。
ギムレット : カリ、ヒツヨウ?
∞ : おや、そうだったのか。では私も交渉して頂くとしよう。
ベル : パプパ?
ダミアン : では必要なのは酒、ピスタチオ以外の豆、血、肉……。
ギムレット : マメ、こーひ?
ダミアン : うん?(思わず拾ってしまった。)
ギムレット : こーひ、ノミモノ
サジェ : 最後2つを並べんのはちょっと….
ベル : プ…(例えなの?と聞くようにミュトスを見た)
ロザーリオ : フフ、必要ならばそちらも用意しては?誰のための物かは知りませんが
∞ : ああ、珈琲だな。器具はどこかに残っていたかどうか…。
ミュトス : 血と肉ですか?ええ、はい。典礼の為に必要な品です(誤解を解くことすらない)
ギムレット : ニク、スキ!(これはただの好物の宣言だ)
ベル : パプー……(そうなんだ…の顔)
ベル : パパャプ…(やはり必要なのは狩りなのだろうか。ギムレットを見た)
ロザーリオ : やはり貴女の信仰する宗教の為に?
ミュトス : 肉がお好きですか。ギムレットさんも聖体を拝領されたいのですね(パンのことである)
ギムレット : ?ゔぉふ。ミュトス、ニク、スキ。(すれ違う会話)
ミュトス : ええ、はい。教会に至ればもう少し規模を整えた典礼を執り行えるのですが。今は略さざるを得ませんね。亜使徒の祝いも叶いませんでしたもので
ギムレット : くぅん。カリ、シタラ、ミュトス、ワケル。
ギムレット : エモノ、ワケル。
ロザーリオ : 教会も見当たりませんでしたしね。奥の湖の他に道があれば或いは、という可能性もありますが
ミュトス : おや。ありがとうございます、ギムレットさん。嬉しいです(分けられるのは生肉であることを、少女はまだ、知らない)
サジェ : (なんか食い違ってるような気もするが面白いのでそのまま見ている)泉の奥なあ、まだ木があっていけてないとこも多いが、どうなってるんかね。
ダミアン : あぁ、教会……。確かにこの規模の町ですと、あってもおかしくはなさそうですが。
∞ : ちなみにミュトス。用意する血と肉について詳しく説明はできるか?血肉にも色々あるだろう。
ミュトス : ええ、はい。段々と道が開けているので、やがては至れると信じているのですが……はて
ベル : プ…(確かに野外はまだ行けそうだったような…の顔)
∞ : 儀式とは環境が整っておらずともなるべく正しく行わなくては……だろう?
ダミアン : 奇妙な質問ですね。とは言え、向こうの教会ですから……私のようなものと違って、妙なものはないかと思いますが
ダミアン : ああ、そういうこと。
ロザーリオ : そうですね、鳥の血肉と、獣の血肉ではまた違うでしょうし。
サジェ : そもそもパンと葡萄酒ってオチもあるかもだしな。
ギムレット : パンニク……!
ベル : パプ?
ミュトス : 正式には聖体祭儀とも申しますが、大いなる光の結晶たるパンと、恵みであるワインを分け合って……あら、サジェさんもご存知のようですね。
ベル : プー…?(ぶどう酒は赤いのでまだ分かる けどなんで肉がパン…?の顔)
ギムレット : パンニク、ダッタ……
∞ : おっと。大正解だな、サジェ。
ギムレット : パン、カル、スル
ベル : パプャ…(ミュトスの言葉を聞き)
ロザーリオ : へえ、それならば用意するのはそこまで難しくないやもしれませんね。
サジェ : おや当たっちまったか。じゃあ狩場は町だなァ。
∞ : ハハ!パンを狩るとなると窃盗に……いや
∞ : 世界は広い。野生のパンも居るやも知れんな?
ギムレット : ヤセイパン、カル……!
ダミアン : ギムレットがやる気満々だ……。
ベル : パプ…(野生の動くパンを想像した)
ミュトス : 日曜日や祭日には礼拝の後に会食やお茶という形で略して行うこともございます。アガペの食事とも呼び習わし……(うんたらかんたら)
ギムレット : 。◯(::🥐::)
ベル : 。○(🍞三)
ダミアン : ああ、また始まってしまった。(人のコト、言えない)
ロザーリオ : 教会できちんと執り行える際には教えていただくのが良さそうだ。ミュトスの専門分野でしょうし、興味深い話を多く聞けそうじゃないですか。
∞ : そうだな。知らぬ文化、知識というものは自らの世界が広がって好い。
∞ : ミュトスに限らず、他の者の話も是非聞きたいものだ。
サジェ : 宗教のことは分からんが、面白そうな話持ってそうなのは結構いるかもなァ。
ベル : 。○(🥐bakuhatu)
ミュトス : つまり、パンは体、ワインは血と見做して、大いなる光の福音を受けし初めの者に……ああ、ええ、はい?教会を早く見つけねば、皆さんに説教する機会も得られませんからね
ベル : パプ(解説っぽい言葉に気づいてハッとした)(パンが身体……)
ロザーリオ : フフ、知り合ってそれ程時間も経っていませんしね。追い追い知って行ければ嬉しい限りです。
ギムレット : パン、カラダ。ワイン、チ……
ギムレット : タトエ、ハナシ?
∞ : 何か所以があるのか、はたまた代用することにより広く儀式を行えるようにか。
ミュトス : ええ、はい。左様です。たとえて曰く、聖なるものの肉と血である、と
ダミアン : 私もあれから少し調べてみたのですが……かの教えは、主なるものが道理を、たとえ話によって伝えたとか。
ミュトス : 古来より普遍的でいて、主食として共に在る食事を……?
∞ : ほう。
ロザーリオ : 誰でもやれる事でないと広くは行えないから、ということで?
ミュトス : ええと、たとえ話でなく、大いなる光の福音(意訳:神の預言)として人に齎されたるものであり、聖餐は初めの福音を受けた者が催した晩餐を模して、我々のうちにその初まりの人が現存することを信仰の表れとして確かめるのです
ギムレット : (ちくたく、ちくたく……)
ダミアン : あぁ、いえ、失礼しました。パンとワインの──えぇと、かの有名な宗教画にもある。
ベル : ……(瞬き)
ロザーリオ : ほう、そういった意味のある行動だったんです?浅学なものですみませんね。
∞ : (ピスタチオぽりぽり。話は聞いている。)
サジェ : (なんとなく難しい話になってきた。暇になったのかとなりのまん丸いみみと頭を見降ろし)
ギムレット : マネ、スル。シテ、ヒト、オモイダス、スル?
ギムレット : ハジマリ、ヒト、イル。マネシテ、ワスレナイ、スル。
ダミアン : おぉ、ギムレット。
ミュトス : ええ、はい。メディオラーヌムの聖マリア修道院にあります、あの聖画です。つまり、パンとワインを食べ、呑むことによって聖性を己の……ええ、はい。初まりを、初心を忘れないように
ベル : ……(ちょっとずつ理解しようとしている)(なるほど…?の顔)
ミュトス : 小難しく言ってしまいましたね。私の……僕の悪い癖です。戒めようとはしているのですが
ダミアン : あぁいえ……その、それは、あの、分かりますから。
ロザーリオ : 構いませんよ。平易に語ろうとすれば言葉の意味は削ぎ落されてしまいますから、そう語るのが貴女なりの誠意なんでしょう?わかりますよ
ギムレット : ゔぉふ。ダイジョブ
ダミアン : そう。正しきを、正しきままに伝えようとしている……あ。
ダミアン : えへへ、その、これは、純粋に。ミュトスさんの……美点だと思います。
ベル : プ(頷いて)
∞ : 君が大切にしていることを、君の言葉で語る。君にしかできないことだ。私もそれを好ましく思うよ。
ダミアン : (ちら、隣のロザーリオに視線をやる。)
サジェ : まァ、ちゃんと伝えようとしてくれてンのはわかるしなあ。
ギムレット : オレ、コトバ、ニガテ……。ゼンブワカル、ムズカシ、ケド、ガンバル。マカセテ。
ダミアン : ギムレットは学びに対する意欲が豊富で、偉いですね。
ギムレット : ♥
ロザーリオ : フフ、気が合うじゃないですかダミアン……
ダミアン : (しっぽを振るいぬを撫でる。いいポジションだ……。)
ダミアン : (手が止まる。)
ダミアン : アッアッアッアッア、あへぇああ……。
ダミアン : いつのまに呼び名も変わってる……。
∞ : ギムレット。君も君の言葉で構わないとも。しかし学び、進もうとすることは善いことだ。
サジェ : (そこでダメになるのかと向かいを見てちょっと笑った)
ミュトス : …………ありがとう、ございます。ええ、はい。皆さんのご理解を支えとし、未熟ながら、道を修めるべく励んで参ります(皆さんを見渡して、頭を下げた。白象牙色の髪が揺れる)
ダミアン : 実際、あちらの教えというのは、政と結びつかない限り道理に叶っています。
ギムレット : オレノコトバ、ミミ、シッポ、カラダ、ツカウ……。
ダミアン : ミュトスさんに先生になって貰うのもいいかもしれませんね。
ギムレット : ミュトス、イイヤツ。スキ。
ミュトス : ロザーリオさんがダミアンさんを呼び捨てにされている……。ギムレットさんの優しい声掛けは、ご家族の心の賜物なのでしょうね。優しさが巡り、僕にも届いている。此れを善きことと言わずして、なんと表しましょう
ギムレット : (カゾクも褒められたと受け取って、たいへんよろこんだ)
ギムレット : ダミアン、ヒト、ホメル、シテル。マネ。
ダミアン : あ、あはは……私なんぞが申し上げるのも僭越ですが、これこそ隣人愛ですね。まさに、かの善い人のたとえにあるみたいに。
ロザーリオ : フフ、それほど珍しい事でもないですよ。ラシュサハ、ミュトスと呼び捨てているでしょう。だからそれほど身構えずとも構いませんよ。そのうち馴れます
ベル : プー…(良いことの連鎖を見守り)
∞ : だそうだダミアン。安心してヘンになっていくといい。
ミュトス : ダミアンさん……左様ですね。ありがとうございます
サジェ : (まあいい流れになっているならいいか~としかけた)いつ変になるか楽しみさね。
ベル : パププパ(変になるの前提なんだ…と言われてるダミアンを見た)
ダミアン : う、うう…………。(両手で顔を隠した。)
∞ : (男は愉し気な笑みを浮かべている。完全にからかっている。)
ミュトス : 申し訳ございません、話が逸れてしまって。して、買い物にはいつ参りましょうか。他の方に声を掛けてみるのもよろしいかと存じますが(助け舟では無いが、話題を戻すように話し)
ベル : パ(そういえばと)
ロザーリオ : そういえば、そういった話でしたね。興味深いお話でしたからつい、聞き入ってしまいました
ダミアン : (ほっ……)
ベル : プー…(確かに樽を運ぶなら人手もいるわけで)
サジェ : ああ、具体的にいつ行くとかは話して無ェなあ。フライデーの旦那は来るかねえ。
ベル : プャプ ププ?(何処に集合して出発するか…というところもある)
ロザーリオ : さて、楽しい時間はあっという間だ。私はそろそろお暇させて頂きます。またいずれお会い出来れば幸いです
ミュトス : ふむ……青羽や白鳥に滞在されている方々にもお話しをしてみるのも、と
ダミアン : えぇ、ありがとうございます、その、えと、ロザーリオさん……。
ベル : プ パープャ(見送り)
ダミアン : (距離が……取れない。)
サジェ : おっと、行くかね。じゃアなロザリオ。
ミュトス : ロザーリオさん、お気をつけて行ってらっしゃいませ。大いなる光のご加護があらんことを
∞ : そうか。ロザーリオ、ではまた。針が増えないようにな?フフ……
ロザーリオ : ロザーリオで構いませんよ。勿論ロザリオでも。いずれ共に仕事など出来ましたら嬉しい限りです。それでは
ダミアン : (と、見送って……。)
ロザーリオ : (傘も持たずに男は立ち去っていく)
∞ : (視線で見送った。)