王立インヴァレリー魔法学校

ブリテンの高名な古い魔法学校。湖畔を臨む風光明媚な学舎。創設者はマグパイ師とスカロ師、その他数名の魔術師、当時のスノウホワイト女王や官僚のタイガー氏、宮廷画家のメッティ氏等が主に関わったとされている。現在も動く肖像画がいくつか学内に飾られている為、創立者の名前は知らないが顔は知っている生徒が多いとか。短い夏季休暇と長い冬季休暇が存在し、夏季休暇は寮で過ごす生徒が大多数だが、冬季休暇時には実家に帰るのが主流。敷地内は広く、現在は使われてない部分も多い。敷地内の旧校舎等は危険なので近付かないように言われているが、知らずに入ってしまう生徒も多いらしい。

コース制

特進コースと一般コースがある。両方8年制。特進コースは高度な魔術を学べ、複数の資格取得支援や現場見学の機会に恵まれており出世に有利な部分が多い。一般コースは一般的な魔術を学べ、魔術師の資格取得を目指す。

交通

現理事長が資産を費やして、ロンドンから魔法により一瞬で移動できる直通のゲートを敷いている。定期券を購入すれば都会から田舎までゲートで移動できる。立ち退き等でかなり敷設に時間がかかった経緯がある。

学生寮

2つの寮が存在する。実家から通う生徒も多いが、一応寮に所属する事になっている。西に位置するサーペント寮と、東に位置するガーゴイル寮。物静かで関わり合いを避けたい生徒の多いサーペント寮、周囲との交流を好む生徒の多いガーゴイル寮といった雰囲気。創立当初はスカロ師率いるサーペント寮、マグパイ師率いるガーゴイル寮といった雰囲気だったが現在ではそういった傾向は風化している。寮対抗での箒レース等、伝統的に何かと寮で対抗する傾向にあるが仲が悪い訳ではないようだ。箒レースを奨励しており、強豪校としても有名である。