「初歩の術」

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掲示板だ。
数人の書き置きが残っている。
掲示板だ。
数人の書き置きが残っている。
何を書こうか。(無入力でキャンセル)
グレイが[(終わった用事の伝言に斜線が引いてある)]を入力しました
掲示板に書き込みをした。
掲示板だ。
数人の書き置きが残っている。
ハイネ : む、なんだグレイ。お前いたのか。
ミコ : ただいま。…と、おや
イオラ : ただいま
グレイ : ん、ああ、おかえり(フードを上げて視線を向けた)
イオラ : 行き違いだったか
ハイネ : ただいまだ。
ハイネ : 今日は中々宿に人がいなくてな、半刻ほど前に3人で依頼をこなしに行って帰ってきたところだ。
ミコ : うん。二人に誘いに乗ってもらって
ミコ : (言いつついつもの席へ)
ハイネ : さて、コーヒーを淹れるか…グレイ、お前も飲むか?
ロックハート : よう
ハイネ : と、集まるな…。やあ、ロックハート。
イオラ : ん、おかえりロック
ミコ : ん、おや。ロックハートも。おかえりかな?
グレイ : じゃ、頼む。さっき淹れたのはもう飲み終わってしまったからな
ロックハート : まーそんなとこだ
ハイネ : 了解、と。ロックハート、君の分もコーヒー淹れておくぞ。
ロックハート : ありがとよ、頼まァ
ハイネは人数分のコーヒーを作った。
ロックハート : どっこいせっと(座る
ハイネ : 今日はお疲れ、ミコ(と、カフェオレに仕立てたものを置いた。
ミコ : ふふ、ありがとう。そちらも(受け取り)
ハイネ : どういたしまして。で、こっちがロックハートだ。お前のはこっち。
ロックハート : サンキュー
グレイ : どうも(受け取った)
ハイネ : イオラも今日はお疲れ様だ、助かった。(残りの一つを置いて、自分の席に戻った)
イオラ : ああ、ありがとう。(受け取り指をじんわり温める
ハイネ : やはり冷えたな…。私はそれなりに防寒の格好とはいえ、温かさが染みる。
イオラ : こちらこそ懐が温まって助かったよ
ミコ : あそこ、冷えてたねえ。水の精霊がいる場だから?
ロックハート : (コーヒーを啜り)依頼でも行ってたのか?
ミコ : あ、うん。二人が私の誘いに乗ってくれてね
ミコ : (と、ハイネとイオラを示し)
ハイネ : ああ、水の精霊の討伐にな。なかなか寒い場所だったぞ。
グレイ : 溺れなかったのか。
ハイネ : やかましい。
ロックハート : お前にゃ不吉なもんだろ。水の精霊なんて…
イオラ : この時期だとずっといたら風邪をひきそうなくらいだな
ミコ : ふふ。言われている
グレイ : 僕は心配してやったんだぞ。
イオラ : 定番だな
ハイネ : クソ、覚えていろよ。あえて水辺の依頼で汚名返上してやる…。
ハイネ : 水の精霊といったって、森の池に居を構えてるような奴だ、危なげなく終わったさ。
ロックハート : ほー 今後も見物だね
ハイネ : 同じ精霊という言い回しでも、こっちと私の知ってるのとではだいぶ違うしな。問題にならん。
ハイネ : 失敗しても絶対お前ら二人には言わん。
ミコ : そうだねえ。色々と守ってもらったよ。二人とも本当にすごかったし…
ロックハート : いーよ他の教えてもらうから
ロックハート : (他のやつらに!)
イオラ : うむ、ハイネが前を守ってくれたおかげで助かったしミコのあの跳ね返すような技も凄かったな‥‥
ハイネ : アットホームな宿も考え物だな…!
グレイ : お前がヘマしただの気絶しただのこの宿で秘密に出来るなどと思うなよ。すぐに周知されるだろ
ミコ : あはは!
ロックハート : けっけっけ
ハイネ : 私の醜態が晒されるということは自分がそうなったら同じ目に遭うことをよく覚えていろよ。
イオラ : ふ
グレイ : 僕は普段一人だ。語る奴は居ない。
ロックハート : 俺ァそんなヘマはしねェもんな!
ハイネ : ま、最近どうにも魔法攻撃をしてくる輩とばかり殴り合う羽目になっていたからな、幾らか魔力の護りを補助する装備を携帯するようにしたのがちょうど役立ったな。
ロックハート : ほぉー 更に頼もしくなってんじゃねえの
グレイ : なら僕の術に巻き込んでも問題ないな。
ハイネ : ま、状況によって変えるのが戦法というものだ。今日のだと、あれだけ魔法を打ち込まれていたら、普段通りのままだとだいぶ怪しかったかもしれん。
ミコ : そういえば。あの時装備を変えていたんだね
ハイネ : お前、後ろから盾で殴っても文句言うなよ。
イオラ : ああ、だから色々と変えていたんだな
ハイネ : ああそうだ、色々とな。ま、役に立ててよかったよ。
グレイ : フン(無視してコーヒーを飲んだ)
ロックハート : 魔法対策じゃハイネに先を越されたかァ……俺ァ中々どうしようもねェからそのうち頼らせてもらうかもだ
ハイネ : 逆に守りに専念すると私では攻撃手段が相当に乏しいからな。離れすぎると羽を使っての守りも難しい。
ハイネ : 十分な剣があってこそ盾も輝くというものだ、今日はミコとイオラがそうだったがね。私こそ、ロックハートに頼らせてもらうさ。
ミコ : ふふ。
ロックハート : そういうもんかァ。おう、機会を楽しみにしてら
イオラ : ミコも何度か自力で受け流していたがやはり魔術に長けていると同じ魔術の護りも身に付くものなのか?
ミコ : ん?うーん……そう、なのかな。
ハイネ : グレイの奴もそういった類が使えるしな。
ミコ : そこはグレイの方が詳しそうかも…
イオラ : ふむ・・・
グレイ : 僕の故郷じゃ大抵の魔術師が最初に習うのは防御の魔術だ。
ハイネ : へえ、そういうものなのか。
グレイ : 相手の術を見て、それに合わせて軌道を逸らす術というわけだ。ま、1回使えば種が割れる。2度は通じない。
ロックハート : ほほォ……すげぇな
ハイネ : ああ、だからお前…私に反射の類を張った時に、自衛に使えなかったのか。
ハイネ : 単純に連発が出来ないのかと思っていたが。
イオラ : 防御からか…なんだかイメージが変わるな‥
グレイ : どういった手順で逸らすかは人に依るがね。僕のやり方じゃ2回は無理だ。頭に負担がある。
ハイネ : 頭痛が?
ロックハート : 身体に負担かかんだな……魔術って
ハイネ : ま、魔術にしろ、剣を振るにしろ何かしらの負担はかかりっぱなしだろう。
グレイ : こっちの眼は元々僕の物じゃあないからな。使うのに負担があるわけだ。(眼帯を指した)
ミコ : 何事もという感じで……うん?
ロックハート : あ?他人の眼……?
イオラ : グレイのものじゃない…?義眼ということか?
グレイ : あっ……クソ、話し過ぎたな……(微妙な顔をした)
ハイネ : そこまで言ったなら、話しきれよ。
ロックハート : お〜? 気になるとこで止めるんじゃねえや
ミコ : ……あんまり聞かれたくないこと?でも、気になるな…
グレイ : どこから話したものだかな……
ハイネ : 最初から話して、最後で終われ。
グレイ : 僕は右眼を妖精に盗られていてな。それの代わりに入れたのが今の眼だ。
ロックハート : 盗られっ……
イオラ : 妖精に……
ミコ : ……
ハイネ : へえ、同じ眼帯とは思っていたが。中々複雑な事情だな。
グレイ : 若気の至りみたいな物だよ。リンギンベルの奴が今も持ってるはずだ。返しちゃくれないがな
ハイネ : お前みたいなやつがか、そうほいほいと自分の目を渡したわけでもないだろうに。
ハイネ : いや、若気の至りなら純粋素直なグレイも……いるわけ無さそうだな…。
ロックハート : いたら怖ェ!
グレイ : 盗られた話は置いておいてだ、今の眼はそこから数年後に流れの商人から買った。
イオラ : ……(少し考え)想像つかんな…
ミコ : 買えるものなんだ?
ロックハート : 売ってんのか!?眼が!?
イオラ : 他人の眼を入れて見えるようになるものなのか?
ハイネ : なら、いよいよ義眼か?いやでも、使うといったな…魔道具なのか?
グレイ : 見せた方が早いか(眼帯を取ろうと少し頭を下げた)
ミコ : (その様子を見つめ)
ロックハート : いいのか……見ても
イオラ : ふむ・・・(じっと見つめる)
ハイネ : 石になったりせんだろうな。
グレイ : 千里眼を持つ竜の眼なんだと。詳しい謂れは知らんが。魔力やらの流れは良く見える(右眼を指して)
ロックハート : り、竜の……!
ミコ : わ…(少し離れた席からじっと見て)
ハイネ : なるほどな…(じと、指先に示された右目を見た)
イオラ : 竜の眼……(食い入るように見つめる
ハイネ : 人に竜の目か、お前のそれは、隠すというより目を使いたくないんだな?
グレイ : 見え過ぎるのが難点でな。普段は隠しているというわけだ(眼帯を付け直した)
ロックハート : 千里眼つうくれぇだもんな……。なるほどなァ……
イオラ : 確かに常に見え続けていたら疲弊しそうだな…
グレイ : 人の身には余る代物だよ。10と数年だかの付き合いだからもう慣れたがね。
ハイネ : へえ……?そうか
グレイ : で、お前のはどうなんだよ(ハイネを指して)
ハイネ : ハ?私に振るか?
ロックハート : お前のも何か曰くが?
ミコ : そういえばハイネも、だよねえ
イオラ : 確かに。
グレイ : 眼帯が揃いだのなんだのと言われているんだ、気にならない訳がないだろ。
ロックハート : 色までオソロイだもんな〜
ハイネ : そんなこと言われてもな、お前のように面白い話など何もないぞ。
ハイネ : やかましい、あっちが真似をしているだけだ。
ロックハート : ハハハ!
グレイ : そっくりそのまま返す
ミコ : ふふ。…でも、気になるな。そっちも
ロックハート : 視力はあんのか?そっちの眼
ハイネ : 眼球があるかは想像に任せるがね、ま、前衛が片目を使わずにいるということで察してくれ。
ロックハート : ……、……そうかァ
グレイ : じゃ、無いのか。
イオラ : …ふむ
ハイネ : 布を取ろうが取らまいが、右の視界は無いさ。
ミコ : ……そっか。
ハイネ : ま、私も十数年ほどか、慣れたからこそ剣を振っているがね。
グレイ : そんなところまで真似するな。
ハイネ : そのままお前に全部返してやるからな。
ロックハート : おう、運命的だな〜
ミコ : ふふ。やっぱり仲が良い
イオラ : 眼帯を付けた冒険者は時折見るがそこまで合う者同士が集ってるのも珍しいな
ハイネ : シュトゥルーデルを焼くのが上手なお嬢さんなら大歓迎だが、枯れ木のような男はお断りだ。
ロックハート : くっくく
グレイ : 僕が仮にシュトゥルーデルを焼くのが得意な女だったとしてもお前みたいな脳筋は願い下げだ
ハイネ : ま、私の場合目を取られたわけでは…いや間接的にそうなるか…?
ロックハート : ハハハ!!
イオラ : ふ
ミコ : ふふ…うん?
ロックハート : 単なる負傷とかでは……ねぇのか
ハイネ : いや、原因がな。前に言ったろう、精霊と殴り合って契約を得たと。
ロックハート : ああ。……それと関連が。
ハイネ : だな。その時の代償がこれだ。無傷で勝ち取るというわけにいかなかったわけだ。
ミコ : ……
ロックハート : ……。高い代償だ
ハイネ : 死ぬより安い。
イオラ : 瞳一つと契約か…
ロックハート : ……まぁ、そうだが。
グレイ : 命あっての物種というのはどこも違いないらしいな。
ハイネ : まあな、その集大成のような男もいるしな、ここには。
ロックハート : ヘッヘ、ご紹介に預かりどうも
イオラ : 逆に生命力にあふれてるもんな
ロックハート : そんでも俺は両目は無事なんだよな。視界が半分無くなるってのは……恐ろしいや
ハイネ : 中々に面倒だぞ、机においてあるスプーンとの距離すら誤ったりな。
グレイ : 表皮や四肢を失う方が僕は恐ろしく感じるがな。そういうものか……
ハイネ : ま、君よりかは遥かにましと思うがね、私もな。
ミコ : ……どれも、本当なら失うべきではないんだろうと思うけれど……
イオラ : どちらもある者からしたらどちらも恐ろしいがな
ロックハート : ……そうかァ。
ロックハート : 俺ァまだ触覚は一部残ってるし……五感はあんだ。
ハイネ : 美味そうに飲み食いするものな、君。
ロックハート : ああ。幸いにも舌は無事だしな
イオラ : 触覚も感じられるのか…本当に内臓は全て元気なんだな
グレイ : これから先失わないよう用心しろよ
ロックハート : そらもう、人一倍な。……ああ、勿論。
イオラ : …ということは仮にの話だが、腕などが外れたりしたら痛覚も伴うのか?
ハイネ : 君らが私たちのように何かを失うことがないようにも祈っているがね。
ロックハート : んー、あ〜…… 腕ならそうでもねぇかな。
ハイネ : ふむ?
ロックハート : 動くのに最低限の感覚があるくれェだしな、手足は
グレイ : 取り外しが効くのか?つまり
イオラ : ふむ・・・
ミコ : 最低限…。
ロックハート : 痛みがあんのは胴体とか……生身の入ってるとこだな
ロックハート : ま、外そうと思えば外せるな
ハイネ : ああ、なるほど、魔術か魔導かはしらんが…動かすのに最低限の神経だけ生身と繋がれているんだな?
ロックハート : そういうこった
イオラ : 胴体や生身がある部分は痛覚が・・・成程、参考にしよう
ハイネ : だから意志通りに動くが、接続も切れると。なるほどな。
ハイネ : そりゃ、高いだろうな…なんの技術だろうと間違いなくな。
グレイ : 前に聞いた額はとんでもなかったしな(コーヒーを飲もうとし、空に気付いて机に戻した)
ロックハート : お〜よ 動く義肢なんてのが既に貴重もんだからな
ロックハート : ……早く完済してえなあ、借金……
ハイネ : ま……頑張って行け、としかいえんな……。
イオラ : ああ、見目だけは近しい物や杖替わりは見た事があるがそこまでのものは今まで見た事が無い
ロックハート : おう……
グレイ : 地道に返せばそのうち終わるだろ。追加で壊さない限りは。
ハイネ : 脅してやるなよ。
ロックハート : ぐっ……
イオラ : 機械修理は難しいが神経の応急術ぐらいは出来るように準備しておこう
グレイ : 可能性の話だ。ロックハートは前衛に立つし、攻撃を受けるんだからそうなる事もあるだろう。
ロックハート : おう、ありがてえや
ハイネ : それはそうだがな、お前は言い方が……いやいい。
ロックハート : まぁ、構造は機械ってほど複雑じゃねえのよ。板金自体の修理はそこまでではねぇから助かるとこだ
ロックハート : 紛失すりゃ大問題だがな。
ハイネ : 確かに、超精密なものだったらまずゴブリンと殴り合いはできんな……。
イオラ : 頭以外はブリキが繋ぎ合わさってるだけとかだと術が効かなそうだからな。神経だけでも通っててくれると助かるよ
グレイ : ……盗られるなよ
ロックハート : 冒険者なんてやれねえな……おう そこは注意を払ってる
ハイネ : まさに身を切り売るなんて洒落にもならんからな。
ロックハート : 馬鹿のすることだぜ 自分の部位を売っちまうなんてのは
ハイネ : ま、そんな馬鹿もいれば、馬鹿を食うものもいるものだ。
ロックハート : 回復術なんかもバッチリ効くんでな、そんときゃ頼むぜイオラ
ハイネ : しかし結局、代わりに精霊の目を入れている、なんて話は提供できなくてすまないな。
イオラ : ああ。任された
ロックハート : ……いや。仲間の背負ってるハンデが聞けてよかった。
ハイネ : ハ、それは良かった。頼むよ。
ロックハート : 右側の守備は任されようじゃねえの
ハイネ : ここまで頼もしい右翼側もないな。
イオラ : うむ、知れることがあれば今後の依頼での動きを考える判断材料になる
ロックハート : ケッケ
ハイネ : ま、さっきグレイが防御の術の際に頭に負担がかかるだのなんだといっていたが、あれは少し私にも覚えがあってな。
ロックハート : ほォ?
ハイネ : 私は契約をしているが、こっちでいう精霊使いの類ではないのでな、この羽を使って間接的に精霊の力を使うことしか基本出来ん。
ハイネ : ただ、行使することも出来なくはないんだ。ないんだが……その時に、精霊が右目側の傷を媒介に使うらしくてな、使い終わると最悪だ。
ロックハート : 傷を……媒介に…!?
ハイネ : んん、こっちの言い回しが難しいんだが……。
ロックハート : い、いやなんとなくわかんぜ
グレイ : 縁のある部位を辿って来るようなものだろ
ロックハート : そう、それ
ハイネ : なんだ、上手く言ってくれるじゃないか。
グレイ : 術の方向性としては近いからそう思っただけだ。
ハイネ : ハ、そうかい。
ハイネ : ま、結局私も行使できるのは護りの契約だ。連続して使ったことは無いが、多分ロクなことにはならん。
ロックハート : お、踊り子が来たぞ
エレシャ : おん……
ミコ : (カフェオレを飲みつつ、ほうと息を吐いて)あ。
ミコ : こんばんは。おかえりかな
グレイ : おかえり。エレシャ
エレシャ : (掲示板を確認して、ふら)ただいまあ〜……
ロックハート : あんま使わせたくねェなぁ、そりゃ……
ハイネ : 大概、グレイの使う反射と変わらんな……と、おかえりご先輩。
イオラ : 寝ぼけてるのか・・・?おかえり
ロックハート : 最近結構眠そうじゃねえか。大丈夫なのか
ハイネ : 基本夜更かしできん性質なんだろうな。
エレシャ : んん……
イオラ : ああ、なるべくなら使わせないように済ませられるといいな…
エレシャは、SPポーションを使った。
エレシャはSPポーションを飲んだ。
エレシャは7のSPを回復した。  ([4]+3)
エレシャ : (ごくごく。)ねむけざましならある……
ミコ : 昨日も…眠そうだったねえ。…眠気覚まし
ロックハート : 眠気覚ましかソレ?
グレイ : SPポーションの瓶に見えたが
イオラ : いや、もう遅いから眠れるなら眠った方がいいんじゃないか・・・?
ハイネ : SPポーション?SPポーションってカフェイン剤の類じゃあないだろう……。
エレシャ : (暖炉の前に進んで)気力は補える・・・・・・・・
ハイネ : 何がそんなにご先輩を駆り立てるんだ
エレシャ : んむむ……じゃあ温もったら………
ロックハート : エレシャ。まぁ今は夜だから眠いのかもしれんが……。不調がありゃすぐ誰かに言えよ
エレシャ : 足かなあ……… ……
ロックハート : 足…………。
エレシャ : ん……。
ロックハート : そりゃ 過剰に負荷がかかってねぇはずはねぇよなァ
ハイネ : 駆り立てられちゃあいるだろうがな……。
ミコ : ……痛い?
イオラ : …
エレシャ : 何だァ〜随分と心配が来るじゃ〜ん……
ロックハート : あたりめぇだろ
エレシャ : いいっていいって。オレは問題ないよ。今日もちゃ〜んとゴブリンを倒してきたんだぜ?偉くない?
ハイネ : 蹴り倒したか。
ロックハート : それは偉いが!!
エレシャ : いや、剣でこう、ずば〜っとね。踊りの勢いでさ……
ロックハート : 回転のついた剣なんてのはすげェだろうなァ
グレイ : それは自分に当たったりしないのか……
ハイネ : 剣舞か、確かに踊りながら振ればそうなるか……。
ミコ : 偉いし、すごいね。……でも、疲れない?やっぱり
ハイネ : 器用そうだからな、意外にそんなヘマはしなさそうだぞ。
エレシャ : そうよォ〜。今日にはいよいよ磨きがかかりましてゴブリンも一撃……
ロックハート : おお、そりゃすげェ
イオラ : 依頼をこなしてくるのは偉いが…ただでさえ踊りまわってるのに眠りかけて帰って来てたら心配になる者もいるだろう
エレシャ : 大丈夫大丈夫〜〜〜。オレはバッチリバッチリ。完璧完璧。
ロックハート : そうは見えねえから言ってんだがなァ…
エレシャ : 許してくれ〜ッ。まだ夢遊とかはやってないから〜。多分。
ハイネ : ま、そもそもの根本を私達がどうにもできんのも事実だからな……。
イオラ : それはまぁ・・・そうだな・・・
ハイネ : 本人の思う方にやらせたほうが、安寧になる場合もあるだろう。
ミコ : ……
ロックハート : むゥ……
ハイネ : あの状態でもう1依頼とか言い出すなら部屋に放り込んで鍵をかけるがな。
イオラ : 無論だ
エレシャ : そ、そ!いいこと言うねェハイネ〜やっぱりアイドルは違うぜ〜
ハイネ : 逆回転にされたいか、エレシャ。
エレシャ : 心得てるよ心得てるよ。流石に休むよオレは……
エレシャ : イヤ〜〜〜ッ
ミコ : ふふ。
ロックハート : おう、休めるだけ休んでくれよ……
イオラ : まぁエレシャが大丈夫と言うなら、俺もそれを信じるよ
グレイ : もう夜も遅い。僕は寝るよ。エレシャもあまり夜更かしをするなよ(杖を掴んで立ち上がった)
エレシャ : 信じてくれ。オレはちゃんと自分勝手な奴だから?自分が楽になる方には正直なので〜?
ロックハート : 元々が大丈夫じゃねえと思うが……まァチクチク言わねえでおくか
ハイネ : ま、大丈夫と言っている限り、倒れなければそれでいいということにしておこう。
ハイネ : お休み、グレイ。
ロックハート : おうグレイ、お疲れさんだ
ミコ : うん…おや、おやすみグレイ。良き明日を
エレシャ : お、おやすみグレイ〜。……オレも寝るか〜
イオラ : ああ、おやすみ
こちらは各部屋への通路のようだ。
部屋へ向かおうか?
イオラ : 俺もそろそろ寝るか…
ハイネ : ああ、おやすみだ。エレシャ。
グレイ : クソ……感傷に浸り過ぎたか……なんだってあんな幻覚を……
グレイ : ……「」、………………
グレイ : (名前は出てこない)
グレイ : もう、寝るか……考えた所で解決することでもない……
グレイ は全回復しました。

Quest Link

望む夕明亭
Master/ancotrap様