「暑い日の話」

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蓄音機だ。
今は「子供の情景」が流れている。
別の曲を流そうか?
ロックハート : うおっと
ロックハート : 何だサムか……同じタイミングだったな
サム : わ、お揃いですねぇ ただいま戻りました〜
ロックハート : おかえり!
サム : ただいま!!!!!!
グレイ : む、おかえり。
ロックハート : 声でけえ
ロックハート : おう、今日は少ねぇじゃねえか…
サム : フフフ…声の大きさなら負けませんよ…… っと確かに少人数ですねぇ お出かけでしょうか
グレイ : 知らんよ。僕もさっき来たところだ。
ロックハート : そうなのか。依頼にでもいってんのかなァ
サム : なるほど。勤勉ですねぇ…俺も頑張りませんと…
ロックハート : 特に書き置きはねえや
ロックハート : そういや昨日の台所男……は……
ロックハート : あ、いねぇ
サム : 台所男………?
ロックハート : いや、居たんだよ。不審な長髪の男が。
グレイ : 幽霊でも出たのか。
ロックハート : 幽霊じゃねえ と思う
サム : えっ不審者 フライパンの数足りてます!?
ロックハート : フライパン泥棒!?
グレイ : 何でフライパンをピンポイントで盗るんだよ。
ロックハート : いや、まあ恐らく新入りではあったらしいがな……
サム : だってフライパン…便利ですから……
ロックハート : 話せてはねえけど……
グレイ : 新入りなら宿帳に書くだろ。そっちを見りゃあ良い。
サム : あっ新入りさんですか なるほど……
ロックハート : オウルってあったからたぶんソイツだなァ
グレイ : (受付に話して宿帳について聞いた)
受付 : 何か御用かしら。
受付 : 名簿を見るのね?いいわよ、はいどうぞ。
サム : (その横から覗き込み)
グレイ : ほらな。書いてある。それだろ
ロックハート : (ハイネの頭をくしゃくしゃにしておいた)
サム : おや!本当ですね〜 この宿もいっぱいになってきましたねえ
グレイ : む、お帰りアシュトン。暫くぶりだな。
アシュトン : (小さくあくびをしながら掲示板の方に)
ロックハート : お、アシュトン。
サム : おや!おかえりなさいアシュ
アシュトン : ん、おう旦那方。暫くだな。ただいま!
ロックハート : 何だ、長期依頼でも行ってたか?
アシュトン : あ〜...まあそんなとこだな。ちょっと遠くの街まで配達をな。
グレイ : 遠方ならさぞかし疲れた事だろうな。おつかれ。
ロックハート : ほ〜。そりゃご苦労さんだ。
サム : お仕事偉いですねぇ おやつあげましょうね〜
ロックハート : 実入りはよかったかよ?
アシュトン : 子どもか俺は。まあ貰えるもんは貰うけどさあ...ん?まあぼちぼちってとこかな。
グレイ : じゃあ稼ぎ足りないだろ。何か依頼でも付き合えよ。ちょうど4人だろ
ロックハート : おう、行こうぜ
サム : (すすす…とそちらへ寄ってマシュマロを手渡し…)
サム : 依頼ですか!良いですねぇ 行きましょう行きましょう
アシュトン : (お菓子だ!わ〜い 受け取った)お、何だいいのか?んじゃあお言葉に甘えてついていこうかね。
グレイ : じゃ、準備して広場に来いよ。
サム : はぁい 了解です〜
ロックハート : おう、お前さんと同行したことねぇしな、マシュトン
グレイ : (出口に向かって行った)
ロックハート : じゃなくて
サム : フフ…マシュトン……
グレイ : 誰だよ(ぼそ)
冒険に出かけようか?
アシュトン : ん、了解。...マシュマロに引っ張られてねえか旦那。
ロックハート : アシュトンな……
サム : ウフフフ……
受付 : 行ってらっしゃい!頑張ってね。

アルマ
「ああ、あなた達。」
それはある夏の日の事だった。
アルマがそう声をかけてくる。
アルマ
「猫探しの依頼が来ているんだけれど、
 受けてくれないかしら……?」
猫探し、それは冒険者未満の駆け出し冒険者に頼まれる、
いわゆる、単なる雑用である。
そうはいっても、猫というのは思いのほかすばしっこい。
爪もあることだし、一般人が捕まえようとすると実は難儀なものであるのだ。
それゆえに、ごくまれに、
宿へと依頼が舞い込む事があるのだ。
そういうわけで、れっきとした依頼であり、
報酬もきちんと出る。
しかし………
*クエスト中の演出が少しだけ変わります。
ロックハートが[もういっぱしの冒険者なんだけど]を選択しました
アルマ
「………まぁ、そうよね。」
アルマ
「でも、他に思い当たる人もいなくて。
 ………引き受けてくれない?」
結局、アルマに押され、なし崩し的に引き受ける事になった。
猫探しか………。
いくつかの依頼を思い出したかもしれないし、
何も思い出さなかったかもしれない。
……ともあれ、あなた達は歩を進めた。
グレイ : 4人も要るのかよ……
ロックハート : まー人手多い方が手分けもできんだろ
アシュトン : わからんぞ、猫は生来すばしこい生き物だしな!
サム : それに捕まえるのも四方向から囲ったほうが楽そうですからね〜
ロックハート : そーそ グレイの足じゃ追いつけるかもわかんねえしな
グレイ : やかましい。走らずに済むのが一番だろうが
ロックハート : そう上手くいくかねェ。 ま、行くぜ
グレイ : ああ。
さて、出発しようか?
アシュトン : はいよ〜
サム : はぁい 頑張りましょ〜
外に出れば、綺麗な青空と
夏の日差しがあなたを出迎える。
木漏れ日というには鋭い陽光。
積み重ね放題の雲、揺らめく景色。
あなたは、そんな、揺らめく景色に目を凝らす。
グレイ
・・・・・・・・!
グレイ : む、
ロックハート (急に出てきた)
あれは、依頼の猫じゃないか。
運が良いにもほどがある、捕まえれば依頼終了だ。
アシュトン : お。いたか?
サム : 絶好の猫探し日和ですねぇ…っと?
ロックハート : お?
グレイ : あっちだ。さっさと終わらせるぞ
ロックハート : へいへい
サム : おお!早速ですか
猫を捕まえろ!
目標値:99 <= 3d+敏捷補正
アシュトン : いいねえ、早く終わりそうで何より...
グレイ:失敗・・(11)([4,5,3]-1)
ロックハート:失敗・・(9)([6,2,2]-1)
サム:失敗・・(7)([6,1,1]-1)
アシュトン:失敗・・(10)([2,3,6]-1)
グレイ : フン
アシュトン : や〜すまん、わからん。
ロックハート : クソッ……
サム : ?
猫は軽やかにぴょんぴょこと夏を駆けていく。
ロックハート : アッ速ェ
グレイ : あっ、おい……!待て……!!
サム : あっ…ああ〜〜……
アシュトン : そう思ってた時期がお兄さんにもあった。早いな〜〜...
残念ながら、後を追いかけるしかなさそうだ。
あなたは、石畳をからころと進んでいく。
サム : 元気な猫ちゃんですねえ 待て待て〜
アシュトン : あ〜あ向こう行っちまった 追うかあ
グレイ : クソ……結局走るのかよ……
ロックハート : あんま遠くへ行ってくれるなよ!
グレイ : 暑い……どこに行った……(杖を付きつつ)
ロックハート : なんかどうも賑わってんな
吟遊詩人
「〜〜〜〜〜♪」
吟遊詩人は軽やかな音楽を奏でている。
サム : 猫ちゃんどこですかねぇ〜
アシュトン : 旦那格好がもう暑そうだもんな。取らんのかそれ(フードを指し)
サムは、チョコミントアイスを使った。
すーっとさわやか!
サムは[ほわほわ]になった
グレイ : 脱ぐと日差しで更に暑いだろ……

ピザとパスタの店『カルマ・ヴェント』


ロックハート : 料理屋……喰ってる場合じゃね ってサム?
本日のオススメはトマトとナスの夏野菜パスタです。

サム : ん?おいしいですよ?
アシュトン : そんなもんかねえ(傍らの同業者を見)
ロックハート : おいしいですよじゃねーー
アシュトン : あ、サムアイス食ってら いいな!
サム : いいじゃないですか!暑いんですよ!一口どうぞ!
ロックハート : とはいえまァ…… 妙にうだる暑さでは…… いやいらねえ
サム : ええ……美味しいですのに…(パク…)
アシュトン : 旦那食わねえなら代わりに一口貰っていい?
ロックハート : おう全部食ってやれ
サム : いいですよぉ〜全部は流石にいけませんが…
アシュトン : やった〜 全部は貰わねえよ全部は 鬼か
ロックハート : 俺も水くれぇは買っておくか……
サム : 鬼じゃなくてよかった〜(一口分のアイスが乗ったスプーンを差し出し)
グレイ : 水があるのか……なら僕も……
屋台の店主
「いやぁ、今日も暑いね!
 ひえひえのアイスや飲み物はどうだい!?」
ロックハート : おう、水分は重要だ
取引をしました。
屋台の店主
「熱中症に気を付けて行くんだよ。」
6ルド失った。
アシュトン : お兄さんてば優しいお兄さんなのよな〜(スプーンを受け取って食べた)
アシュトンは、チョコミントアイスを使った。
すーっとさわやか!
アシュトンは[ほわほわ]になった
グレイ : ええと、それをくれ(指さして商品を指示している)
アシュトン : (おいしいのでよかったね〜の顔)
グレイは、デスレッドを使った。
う……っ!!!
もはや痛みでしかない辛さが容赦なくあなたを襲う!!
というよりもはやこれは物理的にあついのでは!?!?
なんという衝撃!!!耐えるしかない!!!!
辛さに耐えろ!!!
目標値:50 <= 3d+体力補正
達成値:14([5,1,6]+2)
判定に失敗しました
グレイ : フン
グレイは[デスノックアウト]になった
グレイ : ……
ロックハート : 妙に品ぞろえがいいな……観光客でも多いのかね ん?
グレイ : うぐっ!!””
サム : (にこ〜っ…)
ロックハート : グレイ?
サム : ……そっちはどうかしました?
アシュトン : ....何してんだ旦那(横を見)
ロックハート : グレイさん?
グレイ : (指す商品を間違えたようだ……)
サム : あ〜あ〜あ〜……
ロックハート : し、しんでる……(しんでない)
ロックハート : おい!!しっかりしろ!!!お前を担いでくなんて御免だぞ!!
サム : やっぱりアイスがいるのでは?一口食べますか?
アシュトン : あ〜あ 無事か旦那〜 無事ではねえか
グレイ : 僕は、もうダメだ……置い”て、行ってくれ……げほっ
ロックハート : くっ……しかたねえ、捨ておくか……
サム : グレイ……!そんな……!!
アシュトン : 後で骨はひろってやるからな旦那...
ロックハート : あばよ……惜しい奴を亡くしたぜ
ロックハート : …………おい(ベチ)
ロックハートはグレイを応急手当した。
グレイは[デスノックアウト]でなくなった
サム : ……(食べかけのアイスを供えた)
グレイ : うぐっ、え”っ”(咳込んだ)
グレイは、ラーンの天然水を使った。
きんきんに冷えてる!!!
ロックハート : 誰も介抱してやらねえんかい オラッ水飲め
アシュトン : いやあタイミング見失ってよ 平気か?
ロックハート : なんだ あの赤いのでも食っちまったのか!?
グレイ : 平気なように見えるのかよ……クソが……(微妙に声が枯れている)
ロックハート : あ そういや辛い物の後に水ってあんま……
アシュトン : いや〜どうかな お兄さん視力よくねえから(しれっ)
ロックハート : あれだ、あの、乳製品……
アシュトン : お?アイスか?
ロックハート : 練乳バーでも食っとけ
サム : アイス食べましょう!
グレイ : (微妙な顔をしたが大人しく従った)
屋台の店主
「いやぁ、今日も暑いね!
 ひえひえのアイスや飲み物はどうだい!?」
取引をしました。
屋台の店主
「熱中症に気を付けて行くんだよ。」
5ルド失った。
グレイは、満足練乳バーを使った。
おいしい!!
グレイは[ほわほわ]になった
ロックハート : へへ〜〜グレイがアイス食ってやがら〜
グレイ : 冷たい
アシュトン : だろうな。
ロックハートは[すずしい]になった
サム : おいしいですか〜?
グレイ : 味がわからん……
ロックハート : そりゃ気の毒に
サム : 舌がぶっ壊れちゃいましたか……
アシュトン : あ〜あ...
サム : あとでちょっといいポーションあげましょうね…
グレイ : クソ……遊んでないでさっさと探すべきだな……猫……
ロックハート : フーン 賑わってると思ったら祭りやってんのか……
アシュトン : ....そういや猫追ってたな どこかねえ
ロックハート : ま、先に猫だな
ばててる氷魔術師
「ぜーーーー・・・・ぜーーーーー・・・・・」
ばててる氷魔術師
「この時期は稼ぎ時だから頑張らないといけないんだけど……。」
ばててる氷魔術師
「さすがに………疲れて来たのだわ………」
氷魔術師はアイスや飲み物の
入った箱に氷魔法を唱え続けている。
入口の人
「この先では風結びのお祭りが開催されていますよ。」
入口の人
「東洋移民街の方から来た人がやっているお祭りなんですけど。
 『風鈴』っていうガラス細工に、皆の願い事を吊るしているんです。」
入口の人
「……風鈴って言うのは……見てもらう方が早いと思います。」
入口の人
「些細な願い事でも構いませんし、
 気になるのでしたら行ってみてはどうでしょうか。」
ロックハート : どこいったアイツ……
グレイ : 祭りか……関係は無いし、そっちに迷い込んでいるとしたら手間だぞ……
街の人
「ここから先はすごい階段になってるんだ。」
街の人
「体力がないと途中でばてて動けなくなるかもだから、
 ちゃんと飲み物を用意してから行った方がいいよ。」
街の人
「階段の下でも売ってるんだけど、
 あいつすっごいぼったくるから………。」
サム : 行ってみますか?行ってみます?行ってみますよね…?
ロックハート : 人混みに紛れられちゃあなァ
ロックハート : あ?
グレイ : ハ?
グレイ : 僕の話を聞いてなかったのか?
アシュトン : 猫〜猫や〜い ん?どこにだ?
屋台の店主
「いやぁ、今日も暑いね!
 ひえひえのアイスや飲み物はどうだい!?」
取引をしました。
屋台の店主
「熱中症に気を付けて行くんだよ。」
2ルド失った。
サム : 行きましょうよ〜〜〜最後に人ごみ行くことになるよりはまだ元気のあるうちに…
グレイ : ……遊びに行くんじゃあないからな。仕事だからな。
ロックハート : まあ……一理なくもないか……?
サム : 仕事ですよ。当然じゃないですか
アシュトン : 約一名さっきまで元気なかったけどな。まあ旦那方がいいなら俺はいいが。

ちりん、と、軽い音がする。

いちゃつくカップルC
「風鈴、綺麗だね。」
いちゃつくカップルD
「君の風に揺らめく髪の方が、
 君の美しい声の方が、
 そして、君の透き通る瞳の方が……。」
いちゃつくカップルD
「すきだ!!!!!!!!!!!!!!!!」
いちゃつくカップルC
「すぐに何かと比べる人嫌い。」
いちゃつくカップルD
「がーん!!!!!!!!!!!!!!!」
グレイ : 人が多いなやはり……
いちゃつくカップルA
「ねーねー、何てお願いしたの?」
いちゃつくカップルB
「それはもう、君と永遠に一緒に居られるようにに決まってるよ。」
アシュトン : おお〜...なんだったか 風鈴?
いちゃつくカップルA
「きゃーー!!!」
いちゃつくカップルB
「君は?」
いちゃつくカップルA
「うん?最強になれますようにかな☆」
いちゃつくカップルB
「そっか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
ロックハート : (カップルを白い目で見た)
あなたは風鈴を見上げる。

『立派な冒険者になりたい!』

サム : (はしゃいで奥まで駆けて行った)
グレイ : おい、遊びに来たわけでは……クソッ早いな
一人で来た人
「君、もしかして私の事を寂しい奴だと思ったか?」
一人で来た人
「ああ、そうだとも、私は寂しい奴なんかではない。
 ………ふふふ、今日も幸せなカップルを見ているのは最高だなぁ!!」
ロックハート : はしゃいでんじゃねえぞサム!!
アシュトン : 相変わらず元気だねえ旦那は。
サム : はしゃいでませんよぉ〜〜〜!!!!(あ!風鈴を持ってる)
イベントスタッフ
「ようこそ、風結びのお祭りへ。」
イベントスタッフ
「そうですか、どうか楽しんでいってくださいね。」
ロックハート : いねェだろ猫…… おい!!その手のは何だ
アシュトン : 土産か?
サム : 風鈴です!!!!!!!
グレイ : はしゃいでるだろうが……見りゃあわかるぞ
ロックハート : 風鈴ねェ。
サム : お願い事を書けるんですって〜風流ですねぇ〜
ロックハート : ほ〜ん……
グレイ : そうかよ
ロックハート : 願い事……か
アシュトン : 東の方で涼をとるのに使うやつだろ、風鈴。
グレイ : 書きたいなら書けば良いだろ。もういい知らん。
サム : 東方には面白いものがありますよねぇ… って、ええっそんな…
ロックハート : ほら、猫だ猫
ロックハート : こっちか?
ロックハート : 願い事してんの?お前ら
サム : (しょん…となりつつ風鈴を傍らの台に置いて)
アシュトン : するんなら終わるまで待つが。
グレイ : 僕は書いてないよ。真面目にやってるだろ
ロックハート : ほらッいくぞ!
サム : 俺はしましたよ〜
この先は森になっているようだ
ロックハート : げっ森
木の中に入れば、
突き刺すような日差しも少しばかり和らぐ。
ロックハート : セミ…………
流れる川の音は涼やかに、
森をさざめかせる風は心地よく。
………それでも、鳴くセミたちの声が
夏を忘れさせてはくれない。
サム : ………
グレイ : 少しはマシな暑さだな……
ロックハートは[びしょ濡れ]になった
グレイ : どうした?セミなんぞ珍しい物でもないだろ
アシュトン : そりゃいるだろ蝉くらい。虫きらいか?
ロックハート : ぐわあ
グレイ : お、おい!ロックハート!
アシュトン : あっ あ〜〜あ
ロックハート : ・・・・・・・・・・
サム : わぁ〜大はしゃぎですね
ロックハート : いーんだよ よくあることだ……
アシュトン : 涼しそうでいいねえ旦那!
ロックハート : うるせえ猫探せ
木ではセミが鳴いているようだ。
サムは[びしょ濡れ]になった
木ではセミが鳴いているようだ。
ロックハート : サム!おい!
釣りをする人
「それにしても……全然つれないな………。
 魚に嫌われてるのかな………。」
サム : ワハハ!涼しい涼しい
ロックハート : 遊んでんじゃねえよ!!
グレイ : お前ら……後でちゃんと乾かせよ。
ロックハート : わーってら
アシュトン : サムの旦那もか。しかしなあ〜...森にまで入られちゃあ骨が折れるんだが
サム : 遊んでませんよぉ〜ほら見てくださいよ!(カブトムシを掲げた 遊ぶな)
アシュトン : 遊んでんなあ....
ロックハート : お、カブトムシ……
グレイ : おい、猫はどうした猫は
ロックハート : この辺にゃいねえらしいな……
ロックハート : (そっとカブトムシをしまった)
サム : どこに行ったんでしょうねぇ……
グレイ : そうかよ……じゃあ次を当たるぞ

蝉の声が、あなたを見送る歌になる。


アシュトン : 一回街まで戻るか〜
ロックハート : 真面目に探せ〜お前ら〜
アシュトン : は〜い(生返事)
サム : わかってますよぉ〜(ティッシュペーパーより軽い返事)
グレイ : わかってる……(杖を付いた)
ロックハート : ・・・・・・・・・
グレイは[すずしい]になった
グレイ : (座ってる場合ではない……すぐに立った)
ロックハート : くそ……億劫だが階段上ってみっか……
ロックハート : 猫ってやつぁ高いとこが…… あ
グレイ : どうだ……居たのか……
ロックハート : いたぞ!!あっちだ!!
ロックハート : ぬおっ
アシュトン : お!じゃあ追うか
サム : え!どっちですか?
ロックハート : こっちだこっち
グレイ : クソ……本当に居たのかよ……(走って追いかけた)

かなり長い階段が見える…………。

あなたの目の前に、長い階段が目に入る。
うんざりした視界の果て、
青空に浮く黒シミのように見える影。
目当ての猫は、この階段の上のようだ。
サム : ワア〜〜〜〜………
グレイ : 嘘だろ……
ロックハート : げえ・・・・・
アシュトン : 高みの見物してらあな。登るか〜...
にへにへ笑うあくどい奴
「水は持ってるかい?
 真夏にこの階段を上るなら絶対必要だよ。」
サム : 頑張りましょうねぇ〜…
ロックハート : ハァー……
グレイ : とんでもない値段の水だな……(小声)
ロックハート : ああいう悪徳商売人は地獄へ落ちんだ
サムは[夏バテ]になった
夏の日差しが突き刺さり、
容赦なく体力を奪っていく。
夏に負けるな!
目標値:15 <= 3d+体力補正+アクロバット
達成値:13([2,5,4]+2)
判定に失敗しました
グレイ : フン
ぐにゃりと視界がゆがむ。
どうやら日差しにやられてしまったようだ。
グレイは[夏バテ]になった
サム : あ〜あついあつい…
グレイは、ラーンの天然水を使った。
きんきんに冷えてる!!!
グレイは[夏バテ]でなくなった
サムは、サイダーブルーを使った。
しゅわしゅわとさわやかになってしまう!
サムは[夏バテ]でなくなった
グレイ : 暑過ぎるだろ……
アシュトン : まあ夏だしなあ。
ロックハート : なんだァじいさん だらしねェぜェ
ロックハート : 水持ってるかよ?
サム : よく日の光を吸収しそうなお召し物ですしねえ…
グレイ : あるよ
ロックハート : そうかい じゃあいいか
ロックハート : 登るぞ〜(けだるげ)
無事に階段を登りきり、あたりを見渡す。
……どうやら猫は既に先へ進んでしまったようだ。
グレイ : ……
グレイ : 居ないな
サム : いませんねえ 猫ちゃん 本当に見たんですか?
ロックハート : くそッ またいねェ
アシュトン : ...もうちょい先かねえ
ロックハート : 居たんだよ!!!
ロックハート : 先だ先!!
グレイ : はいはい……
アシュトン : ほんとかあ〜?

再び、にぎやかな場所に出る


ロックハート : ほんとに見たんだよ
グレイ : 信じてやるって
サム (あ!固まった)
グレイ (ワタシもかも)
ロックハート (ヒョアー)
アシュトン (同じく....)
グレイ (ヨシ)
サム (ヨシ!)
ロックハート : 変なシャツ売ってやんの……
グレイ : 今は必要無いだろ……
アシュトン : 観光地によくあるやつ。
へのへのもへじTシャツを着ている店主
「階段お疲れ様!!
 汗かいたろ、名物の謎Tシャツ、買ってかない?」
へのへのもへじTシャツを着ている店主
「気に入った柄のTシャツがあったら言ってくれよ。」
サム : 買わないんですか〜?
ロックハート : 買わねえよ
グレイ : 着ない物は買わないだろ
キュート&ポップブラウニーTシャツだ。
へのへのもへじTシャツを着ている店主
「そいつが気に入ったのか?」
サム : 確かに着ないもの買ってもしょうがないですね 正論
へのへのもへじTシャツを着ている店主
「気に入った柄のTシャツがあったら言ってくれよ。」
ふくよかな店主
「階段を登って来て疲れたろう!
クレープや飲み物はいかがかな!!」
ロックハート : サムは濡れてるから着替えになるかもしれんが…
アシュトンは[すずしい]になった
サム : じゃあ買ってきますか…
ロックハート : おう思い出にでもしろ
アシュトン : 行動が早いなあ...
グレイ : 本当にな……(疲れた顔)
サム : (Tシャツをじろじろと見て…)
サム : (何も買わないで戻ってきた)気に入ったのがありませんでした〜
ロックハート : ンン……また甘そうなもん売ってんなァ
ロックハート : おう、そうか!
ふくよかな店主
「階段を登って来て疲れたろう!
クレープや飲み物はいかがかな!!」
取引をしました。
6ルド失った。
アシュトン : 気に入るも何も イロモン多そうだもんな
サム : いいのがあったら買ったんですけどねぇ…残念…
グレイ : 妙な物しかなかったしな。諦めろ
見下ろす人
「ここから人達を見下ろすのが好きなの。」
見下ろす人
「ムカつくアイツやアイツやアイツも、
 こうやって見下ろしたら豆粒みたいなんだなと思って」
見下ろす人
「全てがちっぽけな事に思えるんだよね。」
見下ろす人
「クク……ククク……ハッハッハッハ!」
アシュトン : (お大事に〜と小声で去り)
ロックハート : ビョーキだなこいつァ
遥か下に、広場が見える。
青い風があなたを撫で、後ろへと吹き抜けていく。
……猫探しの続きをしよう。
アシュトン : 暑けりゃ人も患うもんだよ 知らねえけど
ロックハート : いい加減なこと言ってんな……
サム : 脳が沸騰しちゃったんですよきっと
グレイ : 暑さで口に出すべきことと仕舞うべきことの区別が付かなくなってるんだろ
アシュトン : その場その時で適当言うのが詩人には大事なんだぜ旦那〜
ロックハート : あの赤いのでも食ったら良くなるんじゃねェ
ロックハート : ヘェ……詩人って信用ならねぇんだなァ〜
サム : 毒を以て毒を制すということですねえ 賢いですね〜
グレイ : 赤い奴はやめておけ……本当に……
ロックハート : あ!!!居やがった!!!
ロックハート : お前このッ……
猫は下り坂の道を駆けて行く。
アシュトン : おっと 信用はたくさんしてもらっていいんだがな?...と、今度こそほんとだな?
素早く駆ける小さな野獣は、
無策で追いかけても捕まえられなさそうだ。
何か策を考えた方がいいのかもしれない。
ロックハート : 誰か知恵しぼれ!!!
グレイ : おい!また逃げられるぞ!
アシュトン : 無茶。
サム : お魚ならありますよ 焼いたやつですけど
ロックハート : 今度こそ逃がさねえぞ!!!
ロックハート : おうソレだソレ!!
サム : はい……(焼き魚を差し出す)
ロックハート : あッ
売り物を運ぶ用の台車のようだ。
グレイ
…………!
あなたは
ロックハート : く……次近寄れれば……ソイツで……
グレイ : 荷台があるな。
サム : 荷台ですか……
ロックハート : あ!?荷台がなんだよ
アシュトン : あってもどうにかなるもんか?乗って下るじゃあるまいし
グレイ : いや、何か入っていないかと見たのだが……空だなと……
サム : ………
ロックハート : おうそうかよ!!追うぞ!!
サム : (片足を台車に乗せる…)
グレイ : サム?
ロックハート : !?
アシュトン : まてまてまて早まるな旦那
ロックハート : おい危ねえぞよせ
サム : この台車に乗って…坂道を爆走すれば追いつくのでは?
グレイ : ……
ロックハート : あ!?!?
アシュトン : な?その足を戻せ な?
グレイ : 正気かよ……
ロックハート : お前バッッカだろ!!!!
ロックハート : ・・・・・・・・・・・
サム : バカじゃないですよ!!!!でも楽しそうだな〜って
ロックハート : ・・・・・・・・・(坂道を見下ろす)
グレイ : …………
アシュトン : じゃあ冷静な事を言うとだな そのおんぼろ荷車に野郎四人が乗り込んだらどうなると思う?
サム : より…速くなる?
グレイ : 壊れると思うぞ
サム : そんなの乗ってみないとわからないじゃないですか!
ロックハート : 乗るとて全員なのか……
アシュトン : 早くなるのは荷車じゃなくて俺たちの寿命かな....
グレイ : ……(溜息)もう好きにしろよ……(諦め)
ロックハート : 俺保険入っとけばよかったかな……
ロックハート : ……
サム : (ニコ!台車に乗り込んだ)
ロックハート : 全員でしっかり操舵だ。いいな
グレイ : 抜け駆けで脱走するのは禁止だからな……
あなたは台車に乗り込んだ。
アシュトン : 正気で?お兄さん見学じゃダメ?
グレイ : さっさと乗れ。乗りかかった船だろ
ロックハート : 道連れだ道連れ
アシュトン : 泥船じゃ〜〜ん.....
アシュトン : ........。(クソデカため息)
台車に乗って坂道を爆走する冒険者達。
もはや止まる事は許されない、猫を捕まえるか、
横転縦転大悲惨、海の藻屑と消えるかのどちらかだ!
ロックハート : ・・・・・・・・・・・・・
アシュトン : ハ〜〜〜〜〜〜〜ア
サム : ワハハハハ!!!速いですねぇ〜〜〜〜〜〜
ロックハート : え?真向い海だったりする?
猫もこころなしか慌てたようすで毛を逆立てると、奥へと駆けて行く。
グレイ : ……!!はや、……!(喋れない)
だが、この速度ならば。
真夏の波すらぶっちぎる、この死を纏う魔物ならば!!
未だ射程圏内ッ!!!!!!!!!!
Round 1
アシュトン : 海だし人いるし
台車に乗って坂道を爆走する冒険者達。
もはや止まる事は許されない、猫を捕まえるか、
横転縦転大悲惨、海の藻屑と消えるかのどちらかだ!
猫もこころなしか慌てたようすで毛を逆立てると、奥へと駆けて行く。
だが、この速度ならば。
真夏の波すらぶっちぎる、この死を纏う魔物ならば!!
未だ射程圏内ッ!!!!!!!!!!
Round 1
通行人は移動した。
通行人は[2,1]へ移動した。
通行人は移動した。
通行人は[2,8]へ移動した。
通行人は移動した。
通行人は[3,14]へ移動した。
サム : 爆走!
台車が爆走する!!!
サムは[2,0]へ移動した。
ロックハート : 爆走!
台車が爆走する!!!
ロックハートはWillを使用した!
ロックハートは[3,0]へ移動した。
サムは移動した。
サムはWillを使用した!
サムは[2,0]へ移動した。
ロックハート : 爆走!
台車が爆走する!!!
ロックハートはWillを使用した!
ロックハートの失敗した。
サムは移動した。
サムはWillを使用した!
サムは[2,0]へ移動した。
サムは移動した。
サムはWillを使用した!
サムは[2,0]へ移動した。
風を切る台車!!
夏の太陽もなんのその、
冒険者達は駆ける駆ける!!!
サム : ヒャホ〜〜〜〜!
ロックハート : うおおおお
坂道を疾走し、仰天丸丸する猫を宙へとかっさらう!!!
アシュトン : あ〜あ ご迷惑おかけしま〜す
グレイ : (真顔)
ロックハート : 獲れえええええええ!!!!!!!
ロックハート は全回復しました。
グレイ は全回復しました。
アシュトン は全回復しました。
サム は全回復しました。
華麗に宙を舞う猫!!
そして同様に宙を舞う冒険者達!!!
ロックハート : アアアアアアアアア
グレイ : あああ””!!!!
サム : すごい!飛んでますよ!ワッハッハ!!!
アシュトン : (クソデカため息)
ロックハート : これ駄目な高さだろあああああああ
これが最大にして最後の好機だろう。
猫を捕まえる為、冒険者達はそれぞれの手段に訴える!
猫を捕まえろ!!!
目標値:15 <= 3d+器用補正+アクロバット
グレイ : ええいリンギンベル!!やれ!!
アシュトン : 一人だけなら蘇生できるぜ お兄さんが生きてたらな....
グレイ:成功!(24)([2,1,3,6,6,6])
ロックハート:成功!(22)([6,2,6,6]+2)
サム:成功!(27)([4,4,6,6,6]+1)
アシュトン:成功!(15)([5,2,2,6])
ロックハート : 余裕ッ!!
サム : フムフム、つまりこういう事ですね?
グレイ : 造作も無い
アシュトン : お兄さんに任せな〜?
ロックハート : 生きろおおおおおお
見事、猫を捕まえた冒険者達。

ロックハート : ッシャアアアアアア!!!!
サム : 獲ったど〜〜〜〜
ロックハート : で着地は!?!!?!?!!?!?
ワゴンはそのまま無事に着地して、海辺で止まった。
冒険者達は、無事に猫を捕まえた。
グレイ : 砂地に……落ちたらしいな……
ロックハート : ぜーーーー……マジに……死ぬかと……
アシュトン : 死ぬかと思ったな 獣の命一匹追うのに
ロックハート : オラックソ猫 観念しろ
サム : いや〜楽しい一日でしたねぇ
ロックハート : どこがだ!!!!!!
グレイ : 散々の間違いだろ……
アシュトン : もう旦那の前で変な提案すんのやめよ...
ロックハート : 並のダンジョンよりハードだわ
サム : ええ〜〜っ………
あとは、宿へと戻るだけだ。
驚く人
「いやあ、ナイスキャッチだったね」
驚く人
「いきなり台車が爆走してきた時はびっくりしたけど、
 その猫を捕まえたかったのかい?」
サムは、焼き魚を使った。
ほんのり塩味!
サムは[おいしい]になった
柵が建てられている、通るのはやめておこう。
グレイ : さっさと帰るぞ……
ロックハート : 自分で食うんかい
アシュトン : ハ〜〜〜 荷運び依頼より疲れた
サム : 猫は無事につかまったのでね(おいしい)
ロックハート : ああそう・・・・・
ロックハート : 帰るぞ〜
グレイ : ああ……
ふわふわしたお姉さん
「やーやー、海帰り?
 夏の思い出にアクセサリー、どう?」
ふわふわしたお姉さん
「まいどありぃー」
ロックハート : アクセサリーだぁ……?
サム : 買いますか〜?
グレイ : おい……余計な物を買うなよ……
ロックハート : ……
ロックハート : いや まぁ 買うわけねェな
帰る観光客
「お土産物を買って、ゆっくり歩いてると、
 帰るんだなぁって気持ちになるよ。」
サム : 買わないんですか……
帰る観光客
「1日ってあっという間に過ぎちゃうよな。
 なんだか、怖いほどに。」
帰る観光客
「楽しかった、けど、なんだか寂しい。
 ……けど、寂しいって思えるのはいい事なのかもね。」
帰る観光客
「それだけ、その時間が楽しかったって事なんだから。」
アシュトン : 買いたい奴だけ買ったらいいんじゃあないのか
ロックハート : お前は買えば……変な置き物とかよ……
サム : いやあ 歴史的価値の無いものに興味ないので…
ロックハート : (貝殻のペンダントを買ってそっとしまった)
グレイ : そんなもの買わせたら宿にがらくたが増えるだろ。やめろよ
ロックハート : オラッ帰るぞ
グレイ : ああ。

にぎやかさも、少しだけおさまったみたいだ。

アシュトン : チビたちは喜ぶかもな(笑いながら)
サム : ウェ〜ンまだ遊び足りないですよぉ〜
広場まで戻りますか?
ロックハート : は〜〜下りだ 転ぶなよ
グレイ : (杖を突きつつ歩いた)
グレイ : さっさと帰るぞ……日頃の数倍疲れた
ロックハート : ……腹減ったな メシでも食ってくか…?
サム : 帰ったら足でも揉んであげましょうか〜?
アシュトン : ハハ、そうだな 疲れた
グレイ : あ?……まあ良いよ。飯か……わかった
ロックハート : 憩っていこうぜ……
グレイ : 足は良い。触るな

ピザの焼けるいい香りがする。


ロックハート : たのもー
アシュトン : (小さくあくびをした)ん。
サム : ええ…痛いことしませんよ…
店主
「Ciao!ようこそ、ピザとパスタのカルマヴェントへ!!」
店主
「ちょっと席が狭いけど、勘弁しておくれよ
 味は保証するからさ!」
店主
「注文は席でどうぞ!」
ロックハート : おー、4人席空いてたな……
グレイ : (杖を立てかける位置を探してから座った)
サム : 空いててよかったですねえ〜
アシュトン : ついてきといて何なんだが食い気より眠気が勝ちそうなんだよなお兄さん
サム : ホラホラしっかりしてください!メニューもいっぱいありますよ!これとかどうです?(机に広げてあちこちを指差す)
アシュトン : おおよし旦那 指すなら一つずつにしてくれな〜
サム : じゃあこれ…(マルゲリータピザを指した)
ロックハート : 腹減ってるとどれも上手そうだな……
グレイ : 僕は野菜のパスタにしておいてくれ。
ロックハート : 俺はマリナーラにすっかなぁ〜
アシュトン : じゃあ旦那が指してるやつでいいや
ロックハート : お前らはパスタか?
サム : ペペロンチーノも食べたいですねえ〜
ロックハート : んーじゃそれで……(手を挙げて店員を呼ぶ
ロックハート : アシュトンはマルゲリータの方だったか?
アシュトン : おう
サムは、カブトムシを使った。
つよいぞー!かっこいいぞー!
0ルド失った。
ロックハートは、マリナーラを使った。
あつあつもちもち!!
ロックハートは[おいしい]になった
ロックハート : ング……んめェな……
グレイ : (少しずつ食べている。遅い)
サム : おいし〜ですねぇ 運動した甲斐がありました!(両手に一切れずつピザを持って食べている)
アシュトン : (ちゃんと食べています 食べているので)
ロックハート : は〜 腹が満ちる……
グレイ : (水を飲んでいる)
ロックハート : フー……物足りんな 俺も野菜パスタ食うか……
ロックハートは、ナスとトマトの夏野菜パスタを使った。
あっさりとしていて食べやすい!
ロックハートは[おいしい]になった
サム : いっぱいおたべ…
アシュトン : よく食えんなあ旦那 まあデカいもんな〜
ロックハート : (クルクルパク)……まァ 実際の体積はそうでもねェけどな……
グレイ : 僕はこれだけで十分だよ。多いくらいだ
ロックハート : あんま食い過ぎると医者に怒られるが まァ旨いからいいだろ……
サム : おや〜お医者様の注意を受けるのはまずいですよ ほどほどにしてください
ロックハート : おう こんくらいにしとく……
サム : よしよし…
グレイ : とんでもない動きもしたことだ。帰ってから医者に見て貰え。いや、技師か……?
ロックハート : ふー……腹の虫も治まったな…… ム いや別に診てもらうほどじゃねえよ
アシュトン : とんでもない動きというか考えというか
ロックハート : あれはサムの考えだからな……
サム : でも猫ちゃん捕まえられましたよ〜 俺のおかげと言ってもいいのでは?
ロックハート : はいはい えらいえらい……
アシュトン : もうそれでいいよお兄さんは....
グレイ : まあ、依頼がこなせたのは事実だ……僕じゃ思いつかんよ。あんな策は
サム : (やった〜!)
ロックハート : お前らちゃんと食ったか?腹足りたなら帰るぞ〜
サム : いただきました〜 満腹です
アシュトン : ん、俺はもう平気〜
グレイ : ああ。十分だ
ロックハート : おう、じゃとっとと猫を返しに戻ろう……
ロックハート : ごっつぉさん!!
サム : ごちそうさまでした〜
アシュトン : ごちそうさんでした。
店主&アルバイト
「Grazie!!」
こうして、冒険者達のある青い夏の日は、
飛行機雲のように過ぎて行った。
この依頼を、この夏の日を、
どう感じたかは冒険者達次第ではあるが。
ラムネを、あるいは各々の飲み物を片手に、
人も閑散とした広場で空を眺める。
赤い夕暮れに透けるラムネは、
青と赤の混じる、真ん中色だ。
そして瓶は、夜を透かす真っ黒と
キラキラ輝く、星になる。
冒険者達は、いつかの青い日を思い出しただろうか。
それとも、今もまだ、青いままだろうか。
どちらにせよ、きっとこれからも、
しゅわしゅわと弾ける、
サイダーブルーの1日を過ごすのだろう。
『サイダーブルー』
冒険者達の、夏の青空の下の一日。

―――これにて、おしまい。

グレイ : 簡単な依頼だったかな
アシュトン : めでたしめでたし、ってな。
サム : よくやった!さすがですね!
ロックハート : ッシャおらァ!


ミコ : 私は戻ってきたばかりだよ。…と、おや、また。おかえり
グレイ : (杖を暖炉の前に立てかけ、座った)
イオラ : うむ。 グレイもおかえり
アーサー : おー、帰ってくる時間か。おかえりおかえり
グレイ : ただいま。増えたな
ロックハート : 疲れたな。じいさん
ミコ : サムも。おかえり
サム : ただいま戻りましたよぉ〜
ロックハート : お〜
イオラ : おかえりサム なんだ、三人で依頼でも行って来たのか
エレシャ : いっぱいおかえりおかえり〜〜〜。
ロックハート : 4人だ アシュトン付きでな
ハイネ : む、グレイとサムもか、おかえりだ。
アーサー : 今からかァ、賑わいは
ハイネ : アシュトン?帰ってきてたのか、それは良かった。
ミコ : ん、アシュトン?戻ってきたんだ
ミコ : …噂をすれば、だね。おかえり、アシュトン
ロックハート : そーそ 長期依頼だったらし…… お
ハイネ : だな。おかえりだ、ご先輩。
イオラ : ほう…おお、アシュトンおかえり。
アシュトン : おう、ただいま。何、お兄さんの話か〜?
エレシャ : ほおほお、帰還祝い依頼かァ?おかえり〜
イオラ : 長期依頼後にまた仕事とは働き者だな
アーサー : お、噂のアシュトン!! ひっさびさだなァ〜
ハイネ : 何、長い間いなかったものだからな、久しぶりに会えて嬉しいよ。
アシュトン : まあそうだな、一週間くらい開けてたか。お兄さん居なくて寂しかったか〜?
ハイネ : そりゃあもう、と言ってやったほうが良いか?
サム : もう寂しくないですよ〜
グレイ : 煩いのが居なくて静かだったんだがな
イオラ : まあそれなりにな
エレシャ : おおボコボコ。オレは寂しかったよ……!
ハイネ : アレを訳すとな、「元気そうで何よりだ」になる。
ミコ : ふふ。私も。会えて良かったよ
グレイ : 勝手な翻訳を付けるな
アーサー : んはっはっは。素直じゃねー
ロックハート : へっへ
ハイネ : ハ、合ってるだろ?
グレイ : フン、やかましい(そっぽを向いた)
アシュトン : ハハ手厳しいのとそうでないのとがいるな!この通り元気だよ旦那〜(手を振り)
ハイネ : はは。と、さて。依頼に行くならこれ以上遅くなる前に出るか?
イオラ : そうだな、折角起きたアーサーがまた眠りこけないうちにな
ロックハート : おう、頑張ってこいよォ
ミコ : 出発かい?ふふ、いってらっしゃい。頑張ってね
アシュトン : 旦那方はこれからか。いってらっしゃい!
アーサー : お、と。ばっちり! 行くかー!
サム : 気をつけて!健闘を祈ります〜
イオラ : ああ、行ってくるよ
グレイ : そうかよ。じゃあな。
ハイネ : ああ、ではまたな。
ハイネ : と、そうだサム、すれ違わんうちに……。
アーサー : おーう、そんじゃーまた
サム : おや、なんでしょう?
エレシャ : よしよし、行くか行くかァ〜〜〜。
ハイネ : (手帳から切り離した紙片の一枚を取り出した。名前が流れるような文字で書いてある)
ロックハート : がっぽり稼いでこ〜い
アーサー : フフン、今日は仕事日和だぜ〜ッ
ハイネ : 整理していたら、君の名前だけなくてな。良ければ。
エレシャ : イッカクセンキン〜
イオラ : 出来るといいな
サム : ああ、ふふ。何回もしゃべっているのですっかり交換した気になっていました。ありがとうございます では俺からも〜(ポシェットから古い硬貨を差し出す。表面には乱雑に名前が刻んであるのがわかるだろう)
エレシャ : 出来るったらする〜〜〜〜〜
ハイネ : ふむ、洒落てるな……。ありがとう。
ハイネ : では、行ってくるよ。ちょうど会えてよかった。
アーサー : 気合入れとくぜー。……ちょっと先準備行ってんな〜
イオラ : ではまた広場で
サム : こちらこそ!頑張ってくださいね エイエイオ〜ですよ
ハイネ : ああ、すまない!先に行っててくれ!
ロックハート : 頑張れよ〜〜
ミコ : (手をひらと振って見送り)
ハイネ : ああ、ありがとう。ではすまない、急ぐよ!
アシュトン : おお、がんばってこいよ〜
エレシャ : (ひらひら〜っ)がんばりま〜す。
ハイネ : (と、重盾を持ち上げて、走って行った)
サム : (手を大きく振った)
ミコ : ふふ…さて。四人は依頼に行ってたと聞いたけれど。お疲れ様
ロックハート : おーよ……猫一匹捕まえるのに散々だ
グレイ : どうも。大した依頼じゃあないと思ったんだが存外疲れたよ
サム : 楽しかったですよ〜そりゃあもう
アシュトン : ん。一週間空けた依頼よりこっちのが疲れたなあ...
ロックハート : よかったな〜〜サム〜〜
サム : は〜い
ミコ : 猫…猫の捕獲依頼だったのかい? 何があったの?(興味津々で)
ロックハート : 何だ……アレだ……高低差……だな……
ミコ : 高低差。
サム : (ご機嫌で椅子に腰掛けた)
グレイ : 階段を登らされたり
アシュトン : サムの旦那が一番楽しくしゃべってくれると思うぜ〜
ロックハート : 甘いもんと祭りの話はカットな
ミコ : …ふふ。とりあえず楽しいことがあったのは分かったよ
サム : 面白かったですよ〜川遊びもしましたもんね〜
ロックハート : あ、でもグレイが間違えて辛いの食って死んでたのは報告すべきか……
ロックハート : 遊んでねえよ
ミコ : (グレイを見た)
ロックハート : 自ら川に飛び込んだバカはお前だけだ
ミコ : あっはは。…愉快なことがあったようだねえ
サム : ロックハートも大はしゃぎだったじゃないですか〜
ロックハート : はしゃいでねえよ
グレイ : そこは省けよ……死にかけたんだぞ
ロックハート : いいだろ。練乳アイスで一命取り留めたんだろ?
ミコ : ふふ
アシュトン : そういやいの一番にずぶぬれになってたのになあ旦那 アレなんでだ?こけたのか?
ロックハート : 川の石で滑っただけだ……
ミコ : ふふふ…(色々と面白い話が出てきて笑っている)
グレイ : まあそうだが……アイスの種類まで言及する必要は無いだろ
ロックハート : 別に俺のバランス感覚がとかじゃ…… いやアイスの種類は重要だろうが
ロックハート : あとは………… …… ま こんなとこか(一番のハプニングは省いた)
サム : もっとありますよ〜!坂道を爆走したじゃないですか!みんなで
ミコ : 今出て行った彼らにも聞かせたら大盛り上がりだっただろうねえ……うん?
ミコ : 爆走?
アシュトン : したけども したけども......
グレイ : 舌を噛むかと思ったぞありゃあ……
ロックハート : まァ そう ウン 命がけで……
サム : 台車に乗ってこう…坂道をですね……
ミコ : 台車
ロックハート : サムの立案だからな……
アシュトン : 爆走した。旦那が。
サム : すっごく速かったんですよ〜〜もう一回やりたいですね〜
ロックハート : もうやりたくねえ
ミコ : あっはは!大分愉快じゃないか
ロックハート : くっ・・・・・・楽しそうに笑いよる
アシュトン : や〜〜 俺も他人事で聞けりゃあなあ....体験した側はもう御免だね
グレイ : 僕も正直あれっきりにしてほしい。疲れた……
ロックハート : この宿にいるからにゃ傍観者面は無理ってやつだぜアシュトン
グレイ : 今日は……もう寝よう……(立てかけた杖を掴んだ)
ミコ : ふふふ…本当にお疲れ様
ロックハート : おー ゆっくり休めよ〜
グレイ : じゃあな……
ミコ : と、ゆっくりおやすみ。良き明日を、グレイ
サム : おやすみなさいませ〜〜
アシュトン : おう、おやすみ。
こちらは各部屋への通路のようだ。
部屋へ向かおうか?


Quest Link

『サイダーブルー』
Master/inuihimeko様