「話したところで」

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グレイ : ただいま(杖を立てかけて座った)
イオラ : おや、おかえり
グレイ : イオラも戻ってたのか。追加は何を買ったんだ
ハイネ : おかえり、サムもいたのか。
グレイ : 居たよ。ノートを買うだの言って出て行ったがね
イオラ : ああ、ピザとケーキ用の小麦と、サラミと‥‥あと野菜を少しな
ミコ : ただいま。
グレイ : む、おかえり
イオラ : おかえり
ハイネ : ノート……?おかえり、ミコ
ミコ : おお…(いつの間にか下に大量に置かれたプレゼントを見て)
ハイネ : 圧巻だよな、朝見たときは驚いたぞ(とツリー下に目線をやり)
グレイ : この前お前と僕がポエムなんぞ書いただろ。そんで、他の連中にも何か書かせるだのの話になって……
グレイ : ま、掲示板は剥すから残る物があっても良いだろって事だ。
ミコ : 朝から既に?いつの間に…すごいねえ
イオラ : ああ、俺もびっくりしたよ、それだけ並べるとすごいな
ミコ : 誰がやったんだろうねえ…昨晩結構まで起きてたけど、その時は見かけなかったからなあ(キッチンの方へ)
ハイネ : 他の連中にも?それはまた……。
ハイネ : そういえば私もいくつか買い足しておいたんだった、台所に置いておくか……。
グレイ : プレゼント?
ミコ : 間に合うかな……今日に渡す予定に変わったからねえ
……?
いつの間にやら、ツリーの下には沢山のプレゼントが。
色とりどりのお菓子に……
もしかしたら、あなたの欲しかったモノも置いてあるかもしれない。
イオラ : そういえばミコは作り直すんだったか
ミコ : うん…と。聞きたかったんだ。
グレイ : (見てきた。最初から見とけよ)
ミコ : (キッチンから少し出てきて)昨晩クッキーを焼いたんだけど。……すごく膨らんでしまって。何が原因だったのか……
イオラ : ほう… 膨らんで…
ハイネ : あ、そうだ、私の作ったのは氷室か?アレは一日置くほうが美味いからもしあるならちょうどいいんだが。
ミコ : 今はエレシャもいないし見せていいかな……部屋に食べようと思って置いていたから、ちょっと取ってくるよ
イオラ : ああ、残った物は全て氷室と戸棚に仕舞ったよ
ハイネ : ありがとう、じゃ、ちょうどいいな。
ミコ : (クッキーが入った袋を取ってきた)
イオラ : ふむそれか‥‥
ハイネ : (と、チーズとハムの類をとりあえず置いておいた)
ミコ : そう、これ…(中から一枚取り出した。元は花型だったはずのそれが歪な形に大きくなっている…)
イオラ : …確かに膨らんでるな
グレイ : 食えるんならそれでいいんじゃないのか……(ぼそぼそ)
ミコ : 一応味は問題なかったのだけれど。やっぱりせっかく聖夜夜まで待ってもらったと思うとねえ…
ハイネ : ま、丁寧に型を抜いていたのを見るとその気持ちもな……。
ハイネ : む、アシュトン。おかえり。
グレイ : そういうもんかよ……
ミコ : と、アシュトン。おかえり
グレイ : む、おかえり
イオラ : う〜ん…生地を混ぜすぎると膨らむという話は聞いたことがあるが…ちなみに何を入れたんだ?
イオラ : お、アシュトンおかえり
アシュトン : (きらびやかなツリーに目をやりつつ)おう、ただいま。
ミコ : 普通にレシピ通りだったのだけれど……あ。
イオラ : ん?
ミコ : ……混ぜすぎたかも…
イオラ : 成程……
イオラ : ふふ、ではもう一度作り直せばうまく作れそうだな
ミコ : 混ぜすぎても良くないんだねえ……うん、ありがとう
アシュトン : (人のいる方に)案外集まってないな...あ、もしかしてもう終わっちまったとかかな 聖夜祭
イオラ : ああ、満足いく形に作れるといいな
ミコ : …と、今日また持ち越してやろうという話もあったし。終わったことはないと思うけれど…
グレイ : 知らん。昨日はしゃぎすぎて寝てるやつが多いんじゃないかとはサムと話したけどな
イオラ : ああ、俺が来た時はまだ誰もいなかったしまだだと思うよ
ミコ : (ひとまず作り直しにキッチンの方へ)
ハイネ : ま、静かに楽しむのも一興か。チーズくらい切っておくか?
アシュトン : ああ、はしゃぎすぎたのはありそうだな、俺も若干眠いし...。
イオラ : ああ、じゃあ切るよ
ハイネ : 眠いのは同感だ、出ていくときの欠伸を見られた時の受付嬢の笑い顔……。
イオラ : ちょっと失礼するよ(テーブルの隅でチーズをカットし)
ハイネ : じゃ、運ぶのを手伝ってくるかね……。
ミコ : ああ、大丈夫だよ(場所を開けるようにズレて)(材料を取り出して昨晩の手順通りに進める)
グレイ : 夜更かししすぎなんだよお前ら
アシュトン : (キッチンの方に行く人々を見送り適当な席に)
ハイネ : とりあえずは皿一つで何とかなるな(と取り出す)
アシュトン : 帰す言葉もないねえ...旦那は結構早寝だもんな。
イオラ : と、ああ。ありがとうハイネ。(皿にチーズをのせる。赤いのや黄色いのや白いのを少しずつ
グレイ : 僕でも十分遅い方だろ。
ハイネ : 気にせず、運んでしまって構わんか?
イオラ : ああ、大丈夫だよ
ハイネ : では持って行っておく。
ミコ : (様子を横目に混ぜすぎないように混ぜつつ)
アシュトン : それはそうかもしれんが...(キッチンから戻ってきたのを目で追った)
ハイネ : (とチーズを載せた皿を置いた)ま、とりあえず本当に摘めるものを、といった感じだ。
イオラ : うむ、ありがとう(チーズに合わせてパンも少し切った)
イオラ : ああ、メインはみんなが戻って来てからな(付け合わせのパンを置いた)
ハイネ : しかし街に出たんだが、本当にどこもかしこも、って感じだな……
アシュトン : ん、どうも。皆帰ってくる前に寝たくはねえんだよなあ....ああ、まあ 当日だしな。
イオラ : ああ、食材屋も大分賑わっていたな…おかげで随分遅くなってしまった
グレイ : 賑やかな事だよな。故郷じゃそこまでのは見ないから驚いたぞ
ハイネ : 本当にな、ロックハートの奴があそこまでの樹を担いできたのもうなずける……。
ハイネ : ま、のんびりしておくか……。(とチーズを口に放り込んだ)
イオラ : ああ、そのうちみんな帰ってくるだろ(チーズを食み…
ミコ : (生地をおおよそ混ぜまとめ終えると、また氷室に一旦生地を寝かせ…)
ミコ : (席に戻り)しかし、カードゲーム大会など楽しみにしていたんだけどねえ。皆が疲れてるなら後日に回すことになるかなあ
イオラ : ああ、折角なら人が集まっている時にした方がいいだろうしな
アシュトン : ああ、人が来なきゃあそうなるかもしれんな。まあ一日くらいなら誤差だろ(?)
ミコ : 誤差かあ(?)
グレイ : この場だけで盛り上がるんなら何時やったって一緒だろ
イオラ : うむ…
アシュトン : そうそう、最終的に楽しければいつやってもいいもんさ。そりゃあイベントがあるときにやった方がそれらしいってのはあるが。
ミコ : ふふ。そうだねえ、結果的に楽しければそれが一番か…と
ミコ : リュシー、おかえり
リュシー : ただいま〜……うわっ!なんか派手ねえ……
イオラ : おかえりリュシー
リュシー : うん、ただいま!
グレイ : おや、おかえり
アシュトン : ん、ああ。おかえりリュシー。
リュシー : だあれ、こんなに色々置いてったの
ミコ : ふふ、すごいよねえ。
イオラ : 誰だろうな、ここにいる奴らでは無いらしいが
リュシー : ふ〜……さぶさぶ
グレイ : 案外、受付がやったのかもな……
アシュトン : え、違うのかあれ ロックハートの旦那とかか?
ミコ : あの量のプレゼントを?
ミコ : …と、おかえ……
イオラ : ……
案内屋 : (玄関を開けてのそのそ入って来る)
リュシー : おかえ……あれ?
案内屋 : お、おわった……
イオラ : でかい小人…?
アシュトン : おお、おかえり.....
ミコ : ……案内屋?
グレイ : ……何だその恰好は
案内屋 : フォフォフォ、ぼくはサンタ屋さ、間違えた。はい、僕案内屋です
イオラ : ああ、案内屋か
ミコ : サンタ屋
イオラ : サンタ屋?
リュシー : どうしたの、その恰好?
アシュトン : サンタ屋かあ〜
案内屋 : いえ、昨日から短期労働を少しばかり。ダブルワークです。アルバイトです
イオラ : サンタ屋ってのは何のアルバイトなんだ?
案内屋 : 普通に客引きです
イオラ : 客引き…
ミコ : 成程…???
アシュトン : 客引き。
グレイ : まあ、目立つ衣装ではあるな……
リュシー : さっきから言ってるサンタってなあに?
案内屋 : ええ、お菓子屋さんの呼び込みのお仕事でしたので
ミコ : そういえば。サンタ屋ってことは何かの職業名かい?
案内屋 : いえ、サンタ屋は僕の自称です。正式には「サンタさん役の人」です。無味無臭を感じたので勝手に僕っぽさを加えてみました
グレイ : ああ、サンタと案内屋の組み合わせか……
案内屋 : サンタさんというのはですね、聖夜の晩に寝静まったお子さんのお宅に侵入してプレゼントを置いていく正体不明のおじいさんです
ミコ : 侵入
イオラ : こわい
リュシー : えー……
アシュトン : あってはいるが若干の御幣を感じるな....
ミコ : ……あ、じゃあツリーのプレゼントって。その人の…?か案内屋…?
アシュトン (語弊!!!!)
イオラ : 来たのかここにも……サンタ……
案内屋 : カギは閉まっているのにクッキーやミルクを置いておくとひとくちぶん減っているのだとか。恐ろしいです。
イオラ : こわい
グレイ : 随分悪辣な言い方だな……
ミコ : どうやって……
案内屋 : そういえばあちらにもたくさんプレゼントがありますね。いらっしゃったでしょうか、本当のサンタさん……
リュシー : なんでそんな人の役で呼び込みやってるのよ……
グレイ : もうちょっと世間一般的には牧歌的な感じじゃあなかったか……
案内屋 : これが子供には大人気なのです。タダで見ず知らずの子供にプレゼントをくれる方ですから
リュシー : まあ、そこだけ見れば……?
リュシー : ああ、でも確かに子供にプレゼントをくばる人のお話は聞いたことあるかも
イオラ : ふむ…
ハイネ : うお、なんだご先輩、派手な登場だな……!?
ハイネ : (顔を上げるとそう言う、なんか赤い!)
案内屋 : あらハイネさん。??????????????…(やたら流暢な発音)
アシュトン : (突然の流暢発音に小さく笑った)
ハイネ : 案内屋のご先輩、だな……。め、めりー……うん、ああ、うん???
ハイネ (ずるいやろ)
グレイ : 今日はサンタ屋なんだと。
リュシー : あんな……サンタ屋さんも座ったらどう?
案内屋 : さっき廃業しましたけどね。正直もう脱ぎたいです
リュシー : なんなのよそれ……(クスリとわらった)
ミコ : ふふ…っ(ちょっと笑い)
案内屋 : よいしょ、それではサンタ屋改め案内屋、はいりまーす(そう言って着席)
リュシー : もう、今月も終わり、今年も終わり……ね
グレイ : そうだな……随分長居した気もする
リュシー : まだ一か月よ?
アシュトン : 何やかやで一月か。早いもんだな。
案内屋 : ええ、早いもので。もっとずっと前からいるような気がします
ハイネ : 賑やかな面々ばかりだったからな……。
ハイネ : リーンに長居する気は無かったのにいつのまにやらだ。
リュシー : あははは!それはそうかも。夜に集まっておしゃべりしてねえ
ミコ : ふふ。毎日色々あったのはそうだねえ
イオラ : ああ、あり過ぎる位にな
ハイネ : こうして一年が終わってまた来年、ね……。
リュシー : おかげですっかり夜型が癖よ
グレイ : 一か月は十分長居だろ……、ま、悪か無いがね
アシュトン : そうだなあ、おかげで立ち時を見失ったような気がするが、まあたまにはいいかね。
リュシー : そうなの?一か月が長いなんて分からないなあ
グレイ : 僕は来月で発つつもりだ。ま、来年の今頃にまた来るかもしれないが……
イオラ : そうだな、一月も一つの宿にいるなんて滅多にない
案内屋 : 長居は長居ですけど、こう一所で同じお顔触れの方々と接し続けるのは初めてなので。新鮮だし楽しいです
ミコ : ふふ。こうして聞いてると、思ったよりここにいた人も多いみたいだねえ
リュシー : そうなんだ……冒険者やめるまでずっとここにいようかと思ったのに
ハイネ : 私も呼び戻されそうだ……指名の依頼があるらしくてな。
ハイネ : ま、護衛依頼専門にやっていたからな……。
ミコ : と、そうなんだ…
アシュトン : 俺も早けりゃ来月かな〜....まあ、多分また戻ってくるよ。
リュシー : お別れかぁ……寂しくなるわね
案内屋 : 僕はこの街の周辺の護衛ルートを開拓し終えたら……。それでもいつもよりは長くいようと思っていますが
イオラ : そうだな、俺もそのうちには、だな。まだ少しやる事があるが
グレイ : ああハイネ。貸した髪紐返せよ。来月の頭には返せって言っただろ
ハイネ : まーーーーだ覚えていたのか、お前。意外に出番があるんだ、もう少し貨しておけ。お前が出る前には渡してやる。
ハイネ : まだ年明けまでには時間がある、そうだろ。
グレイ : お前そう言って私物化したら承知しないからな……別に高いもんじゃないが貸したままってのは気持ち悪いんだよ
リュシー : 大丈夫よ、グレイさん。ハイネさんはそんなことする人じゃないから
ハイネ : そうそう、貸したものはきっちり返すさ……。
リュシー : ちゃーんと返してくれるって。ねえ?
グレイ : どうだかな……(疑いの眼)この前督促したときも返さなかっただろ。
ハイネ : あの時は使ってただろ、それに来月頭までに返せよって言ったのはお前じゃないか。
ハイネ : ま、私が嘘つきかそうでないか、来月になれば自ずとわかる……。
グレイ : ケッ、ああ言えばそういう……
グレイ : 此処の連中が証人だからな。返せよ
グレイ : (そう言って飲み物を淹れに立った)
何か作ろうか?(無入力でキャンセルになります。)
ハイネ : はいはいと……。
グレイが[コーヒー]を入力しました

………
……………
グレイはコーヒーを作った。
アシュトン : じゃあ返さなかったら何かしらのペナルティということでな...(しれっ)
イオラ : ふ、覚えておこう
ミコ : ペナルティも含めて覚えておけばいいんだね?分かったよ
案内屋 : いつ見ても飽きない仲良しさんですね。その後どうなったかは来月教えて下さい
ハイネ : おい、隙あらば玩具にの材料にしようとするなよ……。
リュシー : じゃあ返さなかったら猫耳つけちゃいましょ
アシュトン : はは、酒と話のタネはいくつあっても足りんもんなんでね。
グレイ : そりゃいいな。そうしたらハイネも反省するだろ
案内屋 : いいですね、かわいいです。きっとお似合いかと
ミコ : ふふっ
ハイネ : 空恐ろしいご先輩方に囲まれてよかったよ……って何で返さない前提なんだ。
リュシー : 私は返すって思ってるわよ?
アシュトン : ....そのほうが面白いから?
ハイネ : おい。
グレイ : ハ、そんなら僕はどっちに転んでも損はしないな。良い事だ
ハイネ : 途端に機嫌よくなりよってからに……。
案内屋 : どちらかというと返さなかった場合の方が面白そうなので、出来たらついうっかり返すのを忘れて頂いたりなんかすると言いかと
案内屋 (良いかと!)
ミコ : そうだねえ、うっかりが起きてペナルティの後に返しても遅くはないだろうし
リュシー : もう、みんなとたんに面白がっちゃって
アシュトン : 今から何してもらうか考えとかなきゃなあ〜
グレイ : ま、僕が出ていくまでが制限時間として……
案内屋 : 質のいい記録水晶を用意しておきませんと
グレイ : ……それじゃ僕はこいつが愉快になってるのは見れないな。そのうちよそで会った時に顛末を教えてくれよ
ハイネ : お前!ペナルティの話が出た瞬間、返してもらわなくてもまあ面白いからいいか、に思考が切り替わってるだろ!
グレイ : そんなに高い物じゃないって言っただろ
グレイ : ん……あの足音は
エレシャ : (た、た、た。)お、は、よ……お?
ミコ : と、おはよう。エレシャ
リュシー : あら、エレシャさんじゃない。おかえり……おはよう?
アシュトン : ん?...ああエレシャ。おはようさん。
イオラ : おはようエレシャ
リュシー : えっ、この時間まで寝てたの?
グレイ : 昨日はしゃぎすぎたんだろ。おはよう
エレシャ : し〜っ それは言わない約束だぜ……って と。 ……これは……(ツリーの下を見て、)
ミコ : ふふ、大分遅くまで起きていたからねえ
案内屋 : あら、グーテンモルゲン、エレシャさん
ハイネ : ああ、エレシャよく寝れた……ようだな。
エレシャ : ぐらえでりぐじゅ〜!手紙読んだぜッ案内屋〜!
エレシャ : 皆さんはもう大分お集まりのようで〜!(ツリーの下からお菓子を少しばかり頂き、シュトーレンも受付から貰って、テーブルの方へ)
案内屋 : ふふ、それはよかったです。日持ちしますから、美味しく食べて下さいね
リュシー : そういえば、エレシャさんって何歳だったっけ?
アシュトン : ああ、あの手紙やっぱあんたのだったのか 読んだしプレゼントも受け取ったぜ。ありがとなサンタ屋さんよ。
エレシャ : じゃあ今日はちょっと頂くぜ〜ッ!へへへ……
ミコ : そういえば。…ふふ、あれ、君だったんだねえ。私も、ありがとうサンタ屋さん
イオラ : ふむ‥‥あれは案内屋だったか。サンタが何なのか分からなかったが…こういうことか。ありがとう
ハイネ : ああ。シュトーレン、なるほど……私からもありがとうな。
エレシャ : オレ?オレは多分15かな。まァそんぐらい。
リュシー : 15歳ってサンタにプレゼントもらえるの?
グレイ : 15はまだガキだろ。
案内屋 : どういたしまして、僕の昨日のバイト代です。みんなの分くださいと言ったら快く譲って頂きました。 ……?よくわからないですがもらえるのでは?
エレシャ : ん〜?さァ……オレはそもそもサンタに詳しくないからなァ
アシュトン : 受付の姉さんからサンタさんから〜って渡されたときは誰かと思ったがな。....あーまあ 貰える歳ではあるんじゃないか?
ハイネ : 年齢制限でもあるのか?
案内屋 : さあ……
リュシー : それじゃエレシャさんはもしかしたらプレゼントもらえるかもしれないのねえ
エレシャ : お?オレはもう
エレシャ : 貰ったんじゃね?まだ貰えんの?(シュトーレンを手に、)
案内屋 : シュトーレンは僕からのですし、本物のサンタさんのがまだあるかもしれません
案内屋 : ちなみにシュトーレンはリュシーさんのぶんもあります。お渡しするタイミングを伺っていた案内屋ことサンタ屋なのでした(そういってシュトーレンを取り出した)
案内屋 : お部屋が分かる方には先にお渡ししていたのですが、リュシーさんにはまだでしたので
リュシー : あ、ありがとう!うれしい!
エレシャ : へェ〜。本物いるのかァ〜〜………
案内屋 : えへへ、ひとりお一つなので
リュシー : そういえば、部屋教えてなかったかしら?ごめんね、誰に教えたか分からなくなっちゃって
案内屋 : そう、本物がいるそうなのです。一度見てみたいですね
案内屋 : いえいえ、僕も中々ご挨拶に出て来れない事が多いのでお気になさらず。それじゃあ僕のお名刺もお渡ししておきますね
ミコ : …と(ふと視線を)アーサー?おはよう
アーサー : ……三倍豪華になってる……!!!
アーサー : おう! おはよ!
アシュトン : ん、おはようアーサー。
ミコ : やっぱり皆驚くよねえ……
エレシャ : そ!オレもびっくりしたんだよなァ〜おはよ!
グレイ : おはようアーサー
リュシー : おはよう。アーサーさん
アーサー : びっくりしたぜー、コレ驚くって
リュシー : お菓子もらっちゃったし飲み物いれよっかな……
リュシー : 飲み物いる人いる?
ミコ : あ、それなら…。……
ミコ : と、もういいかなそういえば(立ち上がり)
リュシー : ……?どうしたの、ミコさん
アーサー : はえ〜……(しばらく飾りをしげしげと眺め)
ミコ : ちょっと作っていたものがあって。私は自分で飲み物を淹れていくよ
リュシー : 他にいる人いるかしら?
案内屋 : あら、アーサーさん。グーテンアーベント
ミコ : (氷室から生地を取り出すと、邪魔にならない位置で作業を進め)
案内屋 : あ、飲み物なら僕も手伝いますよ
エレシャ : お。じゃオレも飲み物欲しい〜おまかせで〜
リュシー : はーい、お任せね
リュシー : あ、案内屋さんありがとうね
アシュトン : じゃあ俺も何か貰おうかな、何にするかは任せる。
アーサー : おう案内……うわ格好が違う
リュシー : アシュトンさんもね、わかった!(声を張り上げた)
案内屋 : (人数分のカップとティーポットを用意する。サンタのままで)
リュシーは白湯を作った。
案内屋 : ??????????????,アーサーさん(前半だけやたら流暢な発音)
リュシー : (白湯をカップに注いでいく)
リュシー : 案内屋さん、ありがとう。持っていくのはやれるから、大丈夫よ
イオラ : ああ、おはようアーサー(メモ書きに集中していた顔を上げ
アーサー : めっちゃ舌回るじゃん……おう、オハヨ!
案内屋 : いいんですよ、全部一人でやらなくても。東方では「立っている者は親でも使え」と言いますし、何より僕がやりたくてやっているので
ミコ : (二人が淹れているのを横目に、生地を抜き終わると並べてオーブンへ)
リュシー : うーん……なんかもう、これで慣れちゃってるからかな……
リュシー : (風味付けにレモンの果汁を少しだけ垂らした)
案内屋 : 確かに、慣れた事が一番しっくりくるのは分かります。なのであんまり無理強いは出来ませんが……
案内屋 : でも、僕は出来たらリュシーさんと半分こ出来たら嬉しいですね (わがままですかね?と言って2枚あるお盆の片方を差し出した。サンタのままで)
リュシー : ううん、そんなことない。ありがとう
リュシー : それじゃ、半分の方をお願いね
案内屋 : はい、勿論です
リュシー : ずっと一番上でみんなの面倒見てたから……でもここじゃ一番上どころか下の方なのよねえ
案内屋 : 本当です。僕もずっと一人でお仕事していますが、世の中大きな人がさくさんでつま先立ちや厚底ブーツじゃとても追いつけません
案内屋 : (お盆にカップを乗せて戻る)
エレシャ : なな、切るもんある?(シュトーレンを出して、ナイフとか無いか探す)
エレシャ : お、飲み物も……
イオラ : ああ、キッチンに行けばあると思うぞ
リュシー : よい……しょ
リュシー : (椅子をまたいだ)
アシュトン : キッチンに行けばあるだろうが...エレシャ自分で切れるか?
リュシー : はい、夜も遅いからお白湯ね
案内屋 : へいおまち!
エレシャ : お〜。じゃ取ってくるッ 大丈夫大丈夫斬る扱いは得意さァ
イオラ : ああ、ありがとう‥‥白湯…
イオラ : (ふと思い出し戸棚を見に行く)
アシュトン : ん、どうも(カップを受け取り)
案内屋 : (しゅぱぱと白湯を並べて行く)
エレシャ : (小皿の上にナイフを乗せて机の上に。)お。ありがとよ〜ッ
イオラ : (戸棚から飴のたくさん入った袋を取り出し)どうだミコ、いい感じに焼けそうか?
ミコ : …ん。うん。そろそろ…(言ってオーブンを開け)
ハイネ : 手際が良いな、案内屋のご先輩。
ミコは花型のココアクッキーを作った。
イオラ : おお…
ミコ : (前よりは随分と花型を保った形に出来た)…よし!
案内屋 : はい、迅速丁寧がモットーです
イオラ : ふふ、いいじゃないか
ミコ : (ミトンを装着して取り出して)ふふ、ありがとう。アドバイス通りにしたらいい感じにできたよ
イオラ : ああ、役に立てたのなら何よりだ
エレシャ : (シュトーレンを小さく切って頂きます。皿とナイフは他の誰かも使えるようにテーブルの真中へ。)
ミコ : (後は冷ましつつ皿に移して、一度戻る)
ハイネ : なるほどな……。
イオラ : 白湯といえばな、ロックが言ってたんだ…飴を入れると美味いって(割れ飴の入った大袋を出し)
ミコ : あ、それ。飴を溶かして飲む、だっけ。
アシュトン : へえ、飴か。
エレシャ : あ!聞いた気がするッ
リュシー : なるほどねえ、確かにおいしいかも
イオラ : ああ、折角だし試してみようと思ってな(ちゃぽ…と2個程落とすと大袋を机に置く)
アーサー : あー、そういや言ってたな。甘くてあったかそーな……
ミコ : 私もそれを飲もうかな。残りはまだある?
イオラ : ああ、まだたくさんあるぞ
リュシー : わたしは、このままでいいわ。今日は本当にお白湯に気分だったの
案内屋 : そんな飲み方があるんですね。さっきリュシーさんがレモンを少し入れてくれましたし、風味もあっていいかもしれません
イオラ : (カラ…と小さく音を立ててお湯の中へ沈み、2、3個水泡を浮かべると割れた先の方からお湯との境目が曖昧になる)
ミコ : ふふ、良さそうだ
ミコ : (残ってた白湯から自分の分を淹れ)
アシュトン : 俺もそのままにしとこうかね。飲んだらそのまま寝そうな気がする。
ミコ : 飴、入れてもらっていいかい?(イオラの近くへ)
イオラ : うむ(ころころと飴玉をお湯の中へ転がした)
エレシャ : じゃオレもオレも〜(黄色の飴を一つ、コップの中に落とす。煙めいた白い揺らめきが、湯の中に立ち上る……)
ミコ : ふふ、ありがとう(飴玉がじんわりと溶けていく)
リュシー : わたしも今度、はやい時間に飲むときはやってみようかしら
案内屋 : 僕はこのままにしようかな(カップを口に運ぶ。……つけひげが邪魔だ……)
案内屋 : (そっとつけひげを外した)
ハイネ : 私も飴を貰っておくか、どうせ暫く寝るつもりもない……。
グレイ : 夜更かしばかりかよ。僕はそのままでいい
イオラ : うむ……(カップに口を付け)レモンと酸味と甘みが丁度いい感じだな…
イオラ (レモンの)
アーサー : うまそーだなァ。お〜れも今度飲もっと
イオラ : (ハイネにも机に置いた飴袋から飴を出した)
ミコ : (自身も一口飲んで)…わ。ふふ、美味しい。
ミコ : 温まるし、味も飲みやすくていいねえ
ハイネ : ありがとうイオラ。
リュシー : う〜ん、お白湯を飲みながらシュトーレンいただくつもりだったんだけど……
リュシー : こりゃダメね。飲んでたらからだが寝る感じになってきちゃった。明日いただくわ
イオラ : ふ…もう夜も大分遅いしな
リュシー : みんな夜遅いわよねえ。すごいわ
アーサー : んはは、あったけ〜となァ
エレシャ : ヘッヘッヘ〜 ま、無理せず寝な寝なァ
リュシー : (思わず、大きなあくびをした)
グレイ : 早めに寝られるならそれに越したことは無いぞ
リュシー : ……っ、わー!ごめんなさい、気が抜けてた……
案内屋 : 日持ちする食べものですから、どうぞごゆっくり、ご都合のよろしい時に
ミコ : ふふ、そうだねえ。眠い時はしょうがないよ
アーサー : (あくびが移ってふわあと……)
リュシー : 恥ずかしいなあ、人前でこんな大きなあくび……
イオラ : ふふ
ミコ : ……と、おや(アーサーにもあくびが移ったのを見て)ふふ。
アシュトン : はは、子どもは寝られるときに寝ておいた方がいいぞ〜
エレシャ : お?アーサーもかァ?さては寝付き悪かったなァ〜
リュシー : うちの村じゃもう子供じゃないんだけど……
リュシー : (少しだけ冷めてきた白湯をぐっと飲みほした)
アーサー : んむむ。(目を擦り擦り)今起きたばっかてのに〜……
ハイネ : ふ、寝足りないんだろう、ま……ここ最近は準備から何から興奮し通しだったろうしな。
リュシー : まあ、そうね。体が寝ろって言ってるのは間違いないみたい……
アーサー : ホントそれかも。んあー……床で寝る前に引っ込む〜ゥ……
ハイネ : 無理をするほうが不味いからな、ゆっくり休むといい。
イオラ : ああ、二人ともゆっくりおやすみ
エレシャ : だなだなァ。猫耳付けられたりしたくなかったら戻りな〜。
グレイ : ここで寝ると玩具にされるぞ
リュシー : それじゃ寝るね。みんな、今日もおつかれさま
アーサー : (伸びをしつつ眠たげに立つ)おーう明日に……。……。……。部屋で寝る!!
ミコ : ふふっ、それがいいねえ。
アシュトン : おう、おやすみ二人とも。
案内屋 : グーテナハト、お疲れ様です。また明日
ミコ : 二人とも、おやすみ。良き明日を、またね
アーサー : リュシーもおやすみ〜。んでみんなもおやすみ、またな〜
エレシャ : だろ? お疲れ、おやすみィ〜
リュシー : アーサーさんも、おやすみなさい
ミコ : (ひらと手を振って見送って)…さて、もう、今のうちに出してしまおうかな。二人が寝てしまう前に出せるのが本当は良かっただろうけど…
エレシャ : お?例のアレ???
イオラ : ああ、そういえばそうだな。
ミコ : (立ち上がり)そうそう。例の。
案内屋 : ? なんでしょうか?(そわそわして様子を伺う)
アシュトン : (小さくあくびをした)....ん?何か作ってたのか?
ミコ : 揃うのを待ってもいいんだけれど、聖夜祭にって約束だからね。出来たのもあって、今日のうちがいいなって
ミコ : (言ってキッチンの方へ向かうと、置いていた皿を持って)
グレイ : ああ、あれか
ミコ : はい。(机に花形のココアクッキーが並ぶ大皿が置かれた。)甘いもの尽くしになってしまうけど…ふふ
ハイネ : ああ、そうだ……私もエレシャがいるうちにとりあえず提出しなくてはな。
ミコ : (ついでに席も移ろうと)アシュトン、隣いい?
エレシャ : (わくわくと文字通り浮足立ちながら待って、咲いている花々を見て……)お〜〜〜っ!これかァ!
アシュトン : ん、いいぞ〜(おいでおいでと手招きした)
エレシャ : 綺麗じゃんミコ〜〜〜!
ハイネ : 上手く焼きあがったじゃないか!
ミコ : ふふ、ありがとう(座って)……ふふ。イオラのアドバイスもあってねえ。無事になんとか…
案内屋 : わあ、とっても美味しそう!
アシュトン : へえ、うまいことできてんなあ。
イオラ : ふふ…上手く焼けたのはミコのやる気だよ
ハイネ : だな、よくやったものだ……。
ミコ : 好きなものという要望だったからね。考えて、ココアの味のものにしようと思って
エレシャ : イオラもナイスサポート〜〜ッ へへ、そっかァ?
エレシャ : 昔のココアこぼし事件の上に出来たものと考えると感慨深いなァ〜なんだか
アシュトン : ああ、そんなこともあったな。鍋いっぱいのココア
ミコ : ふふ、その時は本当に何も分からなかったからねえ……
案内屋 : それは……大変だったでしょうね……
グレイ : 懐かしいな、随分前のことのようだ……
イオラ : ああ、あの頃を考えても本当に頼もしくなったものだ
ハイネ : 一人2杯がノルマの、な……。
ミコ : コップ一杯のココアはもう入れないよ。ふふ
ハイネ : と、こっちは昨日見たかどうか知らんがな……私の宿題分だ(と乾燥を防ぐための蓋を開けた、林檎のケーキだ)
エレシャ : や〜あの時は飲んだ飲んだ……と、お!
ハイネ : アプフェルクーヘン、ま、こっちでいう平凡な林檎のケーキ……だが。好きな菓子で良かったんだろう?
ミコ : わ。ふふ、すごい!綺麗に焼けたんだねえ
イオラ : ほう…これもまた美味しそうだな、いい香りだ
ハイネ : 焼き上げたのは昨日だが、こいつは一日置くほうが美味い……ま、今日明日が食い時だ。ちょうどよかったかね。
案内屋 : わ、わ、こっちも美味しそうです!
エレシャ : ……う、うまそ!!!!上手ぇ〜なァハイネ〜〜〜!!
アシュトン : へえ、やっぱ器用だなあ旦那。
エレシャ : おうおう勿論勿論!好きな菓子ってのが見たかったんでね〜
ハイネ : お褒め頂き光栄だ。ま、今からには相当重い菓子だからな……明日の茶の共にでもしてくれ。
ハイネ : エレシャの宿題をうまくこなせたようでよかったよ、ま……やはり菓子作りは一筋縄ではいかなかったがね。
ミコ : 最初はあんまり、だったんだっけ。
グレイ : この出来でそれは嫌味に聞こえるだろ(小声)
ハイネ : いやあ、最初のアレは本当にお出しできるものでは……聞こえてるからなグレイ。再挑戦なんだよこいつは。
グレイ : 聞こえるように言ってんだよ
ハイネ : お前な……。
ミコ : ふふ。仲が良いことで…
イオラ : ふ、なんだ。じゃあ三人とも二回作ったという訳か
ミコ : ああ、そうな…二回?もしかしてイオラも?
ハイネ : そういうわけになるな……。依頼よりも難易度が高いかもしれん。
ハイネ : あー……。
イオラ : ああ、まあ色々とな。ふふ
ミコ : 色々と……(何かあったんだなあと思いつつ)
イオラ : (器に被せていた布を捲る、フロランタンのケーキだ)
案内屋 : 大変だったのですね。お料理の道は長く険しいです
イオラ : これが俺の一番好きなお菓子だよ。味はまぁ…食べられるものにはなってる
エレシャ : みんなして凝ってくれるもんだなァ オレにとっちゃ多少失敗してても十分ごちそうだ、け…… お!
ハイネ : へえ!焼き上がりを楽しみに、とはいったが素晴らしい出来じゃないか。
ミコ : …わ!すごい…イオラのももしかしてケーキ、なのかな。美味しそうだ
案内屋 : どれもとっても美味しそうです!ふふ、豪華豪華、です
エレシャ : きのみのケーキ? キラキラしてら!
アシュトン : いいねいいね、この宿はうまいものに困らないな。
イオラ : うむ。アーモンドと蜜のケーキだよ。
イオラ : 作ってもらっていた味には劣るが…まぁそれなりだな
ハイネ : 冒険者として動きまわっていなければこの宿でどれだけ肥えていたかと思うと、ぞっとするな……。
イオラ : きっとみんなボールのようになるな
エレシャ : いいじゃん超うまそうじゃん〜〜〜!ごっちそうだよォ〜〜〜
エレシャ : オレもう肥えてもいいかも
ハイネ : ご先輩はどれだけ食っても多すぎることも無さそうだがね……。
イオラ : ふ、エレシャが喜んでくれたならよかった。
アシュトン : 肥える...のは困るがうまそうなのは同感だな。
ミコ : ふふ。そうだねえ、喜んでもらえたのなら
エレシャ : へ〜っへっへへ気にすること無くどんどんく〜っちゃう〜
グレイ : それだけ動いてりゃ今日1日くらいは許されるだろうよ
ハイネ : ま、私の分は切り分けておくから明日にでも適当に食べて行ってくれ。
案内屋 : ボールのようになると困りますが、動いているので無問題です。ああ冒険者でよかった
エレシャ : ん!じゃ、今日はココアのクッキーと、アーモンドとみつのケーキ、頂くかァ!
エレシャ : 冒険者〜大正義〜
ハイネ : そうしてくれ、こいつは重いんだよな……。
ミコ : ふふ。私のも日持ちはするから、全部食べなくても、また後で食べてもらえばいいよ
ハイネ : 私もクッキーとイオラのケーキを頂いてしまおう、コーヒーもついで淹れてくるか。
ハイネはコーヒーを作った。
ハイネ : 白湯も飴入りのそれも悪くはないが、やはり夜には無いと落ち着かん……(と、戻ってくるとカップを傾けた)
イオラ : うむ。俺のも数日は持つよ
アシュトン : んん....持ちそうなら俺もう休もうかなあ。ちゃんと起きてるときに食いたい(?)
イオラ : ふ、では戸棚に入れておくから好きにな時に食べてくれ
ハイネ : どれもバターの産物だしな、夜に食べるにはどれも罪が重そうだ、無理せず休め。
エレシャ : お、そっかァ〜 分はちゃんと残しとくからなァ〜! 
ミコ : ふふ。そっか、それならゆっくりおやすみだよ。
アシュトン : 悪いな、そうさせてもらう。(空になったカップを持って席を立ち)
イオラ : ああ、おやすみアシュトン
エレシャ : おやすみ、おやすみィ〜!
ミコ : ふふ、良き明日を。またね
ハイネ : 良く休めよ。次の機会には軽い依頼でもな。
案内屋 : うーん、皆さんと一緒に頂きたいところですが、僕もさっきお仕事が終わったばかりで実はちょっとお疲れモードなのでおやすみしましょうかね……
アシュトン : おう、おやすみ旦那方。そうだなあ、依頼も行きたいもんだ。(空いている左手を軽く振った)
案内屋 : あとそろそろ着替えたいですし
エレシャ : 切実な話だ……
イオラ : そういえば案内屋も仕事帰りだったな。お疲れ様、ゆっくりお休み
ミコ : ふふ。帰って来てからずっとその恰好だったもんねえ。お疲れ様
案内屋 : ええ、今日のところは。明日ゆっくり頂きますね
グレイ : そういやそうだったな。お疲れ
エレシャ : おやすみおやすみサンタさん〜 ゆっくり休んでくれよ〜ッ
案内屋 : (よいしょ、と立ち上がって使っていたカップを手に取ると一礼をする)
ミコ : おやすみ、サンタ屋さん。良き明日を
案内屋 : はい、おやすみなさい。明日からはまた案内屋ですので
案内屋 : (最後に手を振ってその場を後にした)
ミコ : (手をひらと振り返し)
ハイネ : またな。
エレシャ : (ぶんぶんっと大きく振った)
ミコ : …ふふ、それじゃあ私もイオラのケーキを一つ貰おうかな
イオラ : ああ、いっぱいあるからな(器をエレシャとミコに差し出し
ハイネ : じゃ、ミコのクッキーから頂くよ。
ハイネ : (と花を一枚手にして齧った)
エレシャ : お!いただきますいただきます!えーっと、切り分けは……
ミコ : ありがとう…と。ふふ、どうぞ(ハイネへ)
イオラ : ああ、しっとりしてくっついて見えるけど切れてるから大丈夫だよ(フォークを差し出す
イオラ : 俺もミコのクッキーを頂こうかな(ひょいと一枚つまみ)
ミコ : ああ、そうなんだ。ふふ、蜜って言ってたし、確かにくっつきやすそうで(受け取り、一つ貰って食べ)
ハイネ : うん、美味いよ。見目も味も頑張った結果だな。
エレシャ : お!じゃァ、(受け取ったフォークで自分の器へとケーキをすくい、)
ミコ : …(サクサク、と)!美味しい!良いねえ、甘くて、食感も不思議で…ふふ…
イオラ : うむ…うまいな、花の形も綺麗だ
エレシャ : (クッキーをサクッと一口)おいし!(ケーキも一口)おいし〜!
ミコ : …食べてる最中に褒められるとどうしていいのかちょっとわからなくなるね。ふふ
グレイ : 笑っとけ。
エレシャ : やっぱこりゃ正解だ〜人の美味しいと思うもんが美味しいのはそう!へへへへ〜
ハイネ : 一番笑みが邪悪な奴が笑えとアドバイスするかよ……。
ミコ : じゃあそうする。ふふっ
イオラ : ふふ
グレイ : やかましい。ミコは邪悪な笑い方なんぞしないだろ
ハイネ : ま、確かに。理想の味への努力は惜しまなくなるな。
エレシャ : へへへへ……
ハイネ : お前が柔和な笑顔をするくらいにあり得んな。
ミコ : あはは!またそうやって…(二人の言い合いをニコニコと眺めながら食べて)
グレイ : 僕はそういうんじゃないだろ。
イオラ : ふっ、気が付くとじゃれ合うな
ハイネ : 20年前から変わってないからな……と劇を見せてるんじゃないんだぞ……。
グレイ : 20年か……そうだったな……
ミコ : ふふ。……そんなにずっと仲良しだったの?
イオラ : 20年経っても変わらず言い合えるような友達か…
グレイ : いいや、20年前にこいつと会ってだな……
ハイネ : ……ま、あれこれとな……。会ったのはその一度きりだ。
エレシャ : へェ〜 初対面なんじゃなかったっけ?と思ったけどそ〜いう……
グレイ : 再会する羽目になるなんぞ思ってもなかったし、正直顔も覚えてなかったからな……
ハイネ : 私も例の街で顔を見るまで気付かんかったしな……。
ハイネ : 実際は初対面ではなかったが……ここで会ったときは初対面と疑って無かったさ。
ミコ : へえ……?でも、再会したんだね
イオラ : 聞けば聞く程、不思議なめぐりあわせもあるものだな…
グレイ : なんぞ似たようなやり取りをした気もするがね……、ま、名前も名乗らなかった前回よりはマシな出会い方だったかもな
ハイネ : アレは……覚えてるぞ、私が名乗らなかったんじゃなくてお前が……。
エレシャ : 運命みたいなやつ〜? すげェな〜20年越し〜 ………(様子を見ている)
ハイネ : 運命ねえ……。ま、面白いことが起きるものだとは思ったさ……。
グレイ : 僕が名乗るなと言ったんだっけかな……もうあやふやだが……
エレシャ : だってほんとスゲ〜じゃんなァ〜 あ〜流石にどっちがどうだの争いにゃ発展しないんだなァ あ〜ん……(ケーキをパク。)
ハイネ : 私が名乗らない理由も無いだろ……なんだったか、名前を軽々しく他人にどうこう……。
ハイネ : ただ何か別の呼ばれ方をした記憶はあるんだが……そっちは全く思い出せないんだよ、ま、20年前だしな。
グレイ : ……間違って弟の名前で呼んだんだったな……そうか……
グレイ : お前も覚えてないか……
ミコ : 弟?(もく、と食べ進めながら)
ハイネ : そりゃあ、流石に覚えてないさ……何と呼んだんだ?
グレイ : …………、
グレイ : 弟は名前を取られていてね。……僕も思い出せないんだよ。お前ならもしかしたら覚えてるかと思ったが……
グレイ : ま、そんな上手い話は無いよな……
ハイネ : 何……?
イオラ : 名前を…
ハイネ : いや、私だけなら20年前の記憶など忘れているで済むが、お前が、分からないのか?
ミコ : ……名前を取られている、って…
エレシャ : 取られ……?
グレイ : 妖精共と喋る時は注意しろって言ってたんだがな……、僕の監督不足だよ。ハハ……
ハイネ : ……何処までも妖精絡みなのか。名前を取られる、って、……他人からの記憶からも名が消えるということはお前の話で分かったが……。
ハイネ : ……結局のところ、妖精に名を取られるとは、どういうことになるんだ。
エレシャ : 付け直せばいいとかそういう感じでも……ないよなァ
グレイ : 僕も2年くらいは弟の事をほとんど忘れてたよ。前例もほとんど無い。正直どうすれば戻せるのかわからんな……
ハイネ : ……まて、その言い回しだと、……名前だけ忘れたなんて単純なものじゃ……。
ミコ : ……ほとんどって、……
グレイ : 右眼を変えたときにやっと思い出せたかな。自宅に全く使っていない空き部屋があった時は驚いたものだがね。
イオラ : ……
ハイネ : ……そんな!だって私は覚えているぞ、お前に弟と妹の話をしただろう!?
ハイネ : その時にお前も……お前、も……?
グレイ : ほーう、そんじゃ僕がどんな話をしたのか覚えてるかよ
ハイネ : ……私が、弟の話を持ち出す度に、お前が、お前は、…?
ハイネ : …………。
グレイ : ハ、覚えて無いだろ。気にするなよ。
ハイネ : …………そういうことか…。
グレイ : 辛気臭い話題にして悪かったな。……もう寝るよ。お前らも早く寝ろよ。
グレイ : (立てかけた杖をひったくった)
ハイネ : …良く休めよ。
ミコ : ……おやすみ。グレイ 良き明日を…
グレイ : ケッ、言われずともだ
こちらは各部屋への通路のようだ。
部屋へ向かおうか?
エレシャ : お、おやすみッ グレイ〜!(大声、遠く)
イオラ : ああ…おやすみグレイ
グレイ : チッ……クソ、流れとはいえなんだって……
グレイ : …………
グレイ : ハァ……
グレイ : あいつらに言ったって何にもなんねえのにな……
グレイ : 寝るか……
グレイ は全回復しました。

Quest Link

望む夕明亭
Master/ancotrap様