「演劇」

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アルマ
「劇の邪魔をして回っている、なんて、
 変な人も居たものよね。」
グレイ : そうだな。
その依頼、受けるの?
ハイネ : ま、捕縛依頼だろう?つまりは。受けるよ。
ハイネが[受ける]を選択しました
アルマ
「……そう、じゃあ、これは剥がして、と。」
アルマ
「劇をやっている場所は分かる?
 広場を通ってこっちに―――。」
グレイ : 地図を見ればわかる。
ハイネ : 行ってみればわかるさ。
なんとか地図を覚える。
準備が出来たら出発しよう。
グレイ : 行くか。
ハイネ : ああ。(と、盾を持ち上げた)
舞台役者
「ああ、ああ、よく来てくれた」
ハイネ : どうも。
グレイ : 依頼について話してもらおうか。
舞台役者
「私が君たちに依頼をした者だ。
 依頼内容を改めて説明する必要はあるかい?」
ハイネ : ま、依頼書通りだろうが……聞いておくか?
グレイ : そうだな。一応は聞いておこうかな。概要しか聞いちゃいないだろ
ハイネ : では、頼む。
ハイネが[はい]を選択しました
舞台役者
「少し前からね、劇の途中になると
 必ずよく分からない男が乱入してくるようになったんだ。」
ハイネ : 劇の邪魔をして回っているという話だったな、確かに。
舞台役者
「だから、君たち冒険者に
 僕たち役者の代わりに舞台に立って貰って、
 その男が出て来たら捕まえて欲しい、という依頼だね。」
ハイネ : なるほどな、確かに依頼書通り……ハ?
グレイ : ……それは聞いていないが
グレイ : 客も入るのか?
グレイが[お客さんも居る?]を選択しました
舞台役者
「困ったことに、練習の舞台には、彼、現れないんだよね。」
ハイネ : 面倒な奴め……。
舞台役者
「だけど今日の観客は子供達にお願いしているから
 台詞を忘れて多少適当にアドリブを入れても
 きっと楽しく見てくれると思うよ。」
グレイ : 本当かよ……
ハイネ : 詐欺にならんのか。
………それでいいのだろうか。
ハイネ : ……で、何をさせられるんだ、私達は。
ハイネが[演目は?]を選択しました
舞台役者
「有名どころという事で『ロミオとジュリエット』だ。
 全く知らない話だと、台詞とかを今から覚えないとだろうしね。」
ハイネ : ……。
グレイ : 軽く読んだことはあるな
ハイネ : 私も軽くは、知っているが……。
舞台役者
「彼を捕まえてくれれば
 あとは僕たちが変わるから、
 最初から最後まで演じてくれる必要はないよ。」
舞台役者
「ああ、誰がロミオ役で、
 誰がジュリエット役か、は決めておいてね。」
グレイ : ……
ハイネ : ……。
グレイ : …………
グレイ : 帰るぞ。ハイネ
ハイネ : 珍しく意見が合うな、帰るか。
ハイネ : いや、アルマ嬢依頼書を引っぺがしていたな……。
グレイ : ……そうか。それだと他の冒険者は来ないな。しまったな……
ハイネ : クソ、ただの捕縛依頼と思って油断した…。
ハイネ : そもそもその原因の男は何なんだ…。
ハイネが[男に心当たりは?]を選択しました
舞台役者
「お恥ずかしながら、多分僕たちの知り合いだね。」
グレイ : 内輪揉めかよ……
舞台役者
「ちょっと前にクビになった役者が居るんだ。
 そいつが嫌がらせをしている、ん、だと思う。」
ハイネ : 私達に対する嫌がらせにもなってるとは夢にも思わんだろうな。
舞台役者
「仮面をつけているから確かめようもないけどね。
 クビになるような、困った奴だったから。」
グレイ : もういいよ。
グレイが[聞く事は無い]を選択しました
舞台役者
「そうか、それじゃあ頼んだよ。」
舞台役者
「ロミオ役とジュリエット役を決めたら、僕に知らせてくれ。」
ハイネ : ……いくら子供相手とはいえ、私達を見てよく依頼を続行しようと思ったな……。
グレイ : 本当にな。お前はまだしも僕が舞台に立つように見えるのかよ……
ハイネ : 白雪姫の魔女ならピッタリなんじゃないか。
グレイ : やかましい。で、どっちの役をどっちがやるんだ
ハイネ : どっちもなにも、体格から見たらお前がジュリエットだろう……。
ハイネ : ドレスだろう、衣装。私の体格で女物など生地が裂けるが。
グレイ : 僕に女物を着ろって言うのかよ……
ハイネ : 私に着ろという方がおかしいだろう。
ハイネ : 普段も大概ローブじゃないか、変わらんよ。
グレイ : チッ……クソ、わかったよ。貸し衣装代を弁償するのは御免だ。やってやればいいんだろ。
あなた(イベント起動者)がジュリエットを担当しますか?
グレイが[はい]を選択しました
グレイ
「私がジュリエットを引き受けましょう。」
ハイネ : ハ、話が分かるやつで良かったよ…笑ってやりたいところだが、私も巻き込まれているとなると笑えんな……。
あなた(イベント起動者)がロミオを担当しますか?
ハイネが[はい]を選択しました
ハイネ
「僕がロミオだ」
拍手の音と共に、幕が上がる。
グレイ : (溜息)
キャプレット家とモンタギュー家は古くから犬猿の仲。
そんな二つの家に生まれた『ロミオ』と『ジュリエット』は、
お互いの身分を知らぬまま恋に落ちてしまう。
後になってそれを知ったロミオとジュリエット、
しかし、恋の炎は既にそれぞれの身体を焼いていた。
ロミオは、キャプレット家へと忍び込み。
ジュリエットは、誰も居ないベランダで、
星へ向け、自分の思いを口にする。

―――さてさて、二人の恋の行方は。
グレイ
ああ!
ハイネ : (あいつ、明日は声出なくなりそうだな……)
グレイ : (クソが……!)
台詞、覚えてる?(ロミオ)
目標値:8 <= 3d++メモライズ
達成値:6([2,3,1])
判定に失敗しました
ハイネ : 何、盾で殴るという手もある。
まずい、台詞を覚えていない!!
ここはアドリブでなんとかするしかない!!!
ハイネ : っ、あ……(クソ……なんだった……!?)
グレイ : (おい!次のセリフを言え……!早く終わらせろ!)
ハイネが[わ、我が君、炎に愛されし愛しき花よ!汝が剣は、今此処に!]を入力しました
ハイネ
わ、我が君、炎に愛されし愛しき花よ!汝が剣は、今此処に!
グレイ : ……ハ!?
グレイ : (待て!台本と違うだろうが……!!)
ハイネ : (ぜ、絶対違う……騎士団の誓文が入ってないか……!?)
ハイネ : い、いいから続けろ!(と口パクで)
グレイ : チッ……馬鹿が……!
台詞、覚えてる?(ジュリエット)
目標値:8 <= 3d++メモライズ
達成値:18([4,5,6]+3)
判定に成功しました
グレイ : 造作も無い
グレイ
おお、ロミオ、ロミオ!
あなたはどうしてロミオなの?
グレイ
お父様に背き、その名を捨てておくれ、
それが出来ないのなら、せめて私に愛の誓いを。
グレイ
そうしてくれたのなら、
私はもうキャプレットではない。
ハイネ
ああ、このまま聞いていていいのだろうか。
それとも僕の方から声をかけるべきか。
ロミオが悩んでいるうちに、ジュリエットはさらに続けます。
台詞、覚えてる?(ジュリエット)
目標値:10 <= 3d++メモライズ
達成値:12([3,3,3]+3)
ファンブル!
判定に失敗しました
グレイ : フン
まずい、台詞を覚えていない!!
ここはアドリブでなんとかするしかない!!!
グレイ : えっ、あ、
ハイネ : どうしたあいつ……!?
グレイが[ああ、ロミオ、ロミオ……。何故あなたはロミオでいらっしゃいますの……?(自信なさげに続けた)]を入力しました
グレイ
ああ、ロミオ、ロミオ……。何故あなたはロミオでいらっしゃいますの……?(自信なさげに続けた)
いよいよ辛抱ならなくなったロミオは、
声をあげ、ジュリエットに応えます。
台詞、覚えてる?(ロミオ)
目標値:10 <= 3d++メモライズ
達成値:8([3,3,2])
判定に失敗しました
ハイネ : 何、盾で殴るという手もある。
まずい、台詞を覚えていない!!
ここはアドリブでなんとかするしかない!!!
グレイ : (お前のせいだぞ……!!頭から抜けただろう……!!)
ハイネ : (おい、なんか適当言っていないかアイツ!?)
ハイネ : クソ……っ……。
ハイネが[な、汝が我が君、我が光である限り、ロミオと名付けられた私は、君の剣として共に在る……!]を入力しました
ハイネ
な、汝が我が君、我が光である限り、ロミオと名付けられた私は、君の剣として共に在る……!
グレイ : ……
ハイネ : (絶ッ、対に、騎士団の誓文だ……!20年前に言ったぞコレ……!)
台詞、覚えてる?(ジュリエット)
目標値:10 <= 3d++メモライズ
グレイ : (クソ……絶対何か別の物と混ざっているだろうが!)
達成値:10([1,1,5]+3)
判定に成功しました
グレイ : 造作も無い
グレイ
そういうあなたは誰?
夜の帳に身を隠し、この胸の秘密を伺うのは。
台詞、覚えてる?(ロミオ)
目標値:8 <= 3d++メモライズ
達成値:9([1,2,6])
判定に成功しました
ハイネ : 中々のものだろ?
グレイ : (どうにか続きを頭から引きずり出した。もうつながりがめちゃくちゃ)
ハイネ
名前を聞かれても答える名前を持ちません。
僕は僕の名前が一番憎い。

ハイネ : (思い出したのはいいが……さっき名乗ったんだがいいのかこのセリフのままで……???)
ハイネ
優しきあなたには、それが敵なのだから。
紙に書かれたものなら、引き裂いてしまいたい。
台詞、覚えてる?(ジュリエット)
目標値:8 <= 3d++メモライズ
グレイ : (良いから続けろ!!)
達成値:16([2,6,5]+3)
判定に成功しました
グレイ : 造作も無い
グレイ
この耳は、その舌の送ってよこす言葉を
まだ百と飲み干していない。
グレイ
でも、わかります、あなたはロミオでは?
モンタギューの。
ハイネ
そのどちらでもない、君が望むなら。

グレイ
どうしてここまで?何のために?
庭の石垣は高く、容易く登れないはず。
グレイ
誰かに見つかり、ご身分が知れれば、
即ち命を失う事になるというのに。
台詞、覚えてる?(ロミオ)
目標値:8 <= 3d++メモライズ
達成値:8([6,1,1])
判定に成功しました
ハイネ : 中々のものだろ?
ハイネ
恋の翼を借りて、その石垣を飛び越えて参りました。

ハイネ
石の衝立で恋は遮れぬ。
恋の為し得る事なら、恋はなんでも叶えましょう。
石垣、見張り、そんなものは物の数ではない。
そうして、二人は、夜のささいな悪戯によって
お互いの気持ちを知り、恋人同士になる。
やがて、街から遠く離れた教会で、
密やかに結婚式を挙げる二人。
教会の司祭は、二人が結ばれる事で、
仲違えする二つの家が結ばれればと願ったのだ。

―――しかし
………突然の乱入者。

どうやらこの男が、舞台を邪魔している犯人のようだ。
ハイネ : ハ………やっと……来たな……(疲労困憊)
グレイ : やっと来たか……(いつにも増して疲れ切った顔)
ハイネ
我々の愛の前に
グレイ
どんな障害が立ち塞がっても!
グレイ : (渋々合わせた)
ハイネ : (あの座長後で覚えていろよ……)
ナレーター
「ああ、なんという事でしょう、
 怪人ティボルトが二人の結婚式を
 邪魔しようと乗り込んできました!」
ナレーター
「さぁ皆さん、舞台のロミオとジュリエットを応援しましょう
 
 せーの!!!」
子供たち
「「「がんばぇーーーー!!ロミオとジュリエット−−−!!!」」」
グレイ : (誰だよそれは……!)
ハイネ : (こんな話か!?おい!)
グレイ : (絶対違うが、さっさと終わらせるぞ!)
いつからヒーローショーになったのだろうか。

半分呆れつつ、あなたは武器を構えた。
Round 1
ハイネ : 今回は防御は無しだ!行くぞ!
元劇団員の男は移動した。
元劇団員の男は[4,3]へ移動した。
グレイは移動した。
グレイは[7,4]へ移動した。
グレイ : リンギンベル!仕事だぞ 『レルアバドの赫』!
グレイは杖を地に突き立てた 達成値:12 ([1,5,3]+3)
元劇団員の男は防御した。
ダメージを1軽減!  ([]+1)
元劇団員の男に26のダメージ  ([1,6,2,3]+9)
元劇団員の男は[重傷]になった
Round 2
元劇団員の男は移動した。
元劇団員の男は[6,3]へ移動した。
ハイネは移動した。
ハイネは[8,3]へ移動した。
グレイ : 『ラアナの白灰』!
グレイは杖を振り翳した 達成値:15 ([3,3,6]+3)
元劇団員の男に18のダメージ  ([6]+13)
元劇団員の男は[気絶]になった
ハイネは移動した。
ハイネは[7,3]へ移動した。
Round 3
ナレーター
「愛の力で見事怪人ティボルトを倒した二人」
グレイ : 僕しか働いてないがな
ナレーター
「しかし、ロミオにはティボルト殺害の疑惑がかけられ―――」
ハイネ : やかましい……。
グレイ : (僕しか手を出してないんだが……)
ハイネ : おい、待て、殺害したのジュリエットだぞ
ハイネ : おい!
どうやら劇は、無事に続いていくようだ。
グレイ : じゃあなロミオ……
ハイネ : このっ、クソジュリエット……ッ!
あなた達は―――。
ハイネが[このまま劇を続ける]を選択しました
劇団員
「何?折角ここまでやったから続けたいって?
 ………ふふ、いいよ、演じる楽しさが
 ちょっとでも伝わっているなら何よりだ。」
ハイネ : いやそういう話じゃなくこいつを――おい!
グレイ : ハ?いや続けるなら一人でやれよ……!!
ティボルトを殺した罪で追放されてしまうロミオ。
哀しみに暮れるジュリエットに、
パリスという男との縁談が持ち込まれます。
自分が生涯愛するは一人、と、
縁談を無かったことにしようとするジュリエット。
もはや他に手段はない、と、仮死の毒を飲みます。
この毒は、しばらく眠り、やがて目が覚める、そういう毒。
ああ、しかし、なんということでしょう。
ロミオにその計画が伝わる前に、
ロミオにジュリエットが死んだという知らせが届いてしまうのです。
ジュリエットの死をこの目で確かめ、そこで死のうと駆け付けるロミオ
彼を阻もうとするパリスを倒して、今、彼女の前へ―――。
台詞、覚えてる?(ロミオ)
目標値:8 <= 3d++メモライズ
グレイ : (う〜んそういえばそんな話だったな……といった顔)
達成値:16([6,4,6])
判定に成功しました
ハイネ : 中々のものだろ?
ハイネ
ああ、ジュリエット、僕の愛しい妻。
お前の命を奪った死神も、
この美しさには手が出せないと見える。

ハイネ : (文句を言いながら台本を読みなおした甲斐があったか、すらすらと台詞が出てくる……が、表情は明るくない)
ハイネ
君はまだ美しいままだ。
唇にも頬にも、まだ美の旗印が赤々と揺らめいている。
それもそのはず、ジュリエットは、
今まさに目覚めようとしているのだから。
しかしロミオは、毒薬を取り出して。
台詞、覚えてる?(ロミオ)
目標値:8 <= 3d++メモライズ
達成値:12([6,2,4])
判定に成功しました
ハイネ : 中々のものだろ?
ハイネ
ジュリエット、僕はいつまでも君の傍にいるよ。
決してこの薄暗い宮殿を出ない。
君の侍女の、蛆虫と共に。

ハイネ
眼よ、これが見納めだぞ
腕よ、最後の抱擁を

ハイネ
唇よ、おお、命の息の扉、
死神と口づけし、無期限の契約を交わすがいい。
ハイネ
飲みにくい案内人!
さぁ、僕をジュリエットのところへ案内しておくれ。
そういって、ロミオは毒薬を一気に飲み干し、
ジュリエットの側へ倒れました。
ハイネ : (……ポーションの味がするなこれ……)
しばらくして、ジュリエットは目覚めます。
彼女はまっさきにロミオを探し、
傍らに倒れるロミオを見つけて―――。
台詞、覚えてる?(ジュリエット)
目標値:8 <= 3d++メモライズ
達成値:14([4,3,4]+3)
判定に成功しました
グレイ : 造作も無い
グレイ
ああ、これは一体どういうことなの?
グレイ
これは杯、どうしてこれが愛する人の手に?
ああ、そうだわ、きっとこれで毒薬を飲み干して。
グレイ
なんてひどいの、みんな飲み干してしまうなんて。
私が追いかける分を、一滴も残して下さらなかったの?
グレイ
では、その唇に口づけを、
まだ毒が残っているかもしれない。
口づけをしても、温いばかり。
一向に死ぬ気配はありません。
ハイネ : !?(一瞬起き上がりそうになった……!)
グレイ : (そういう台本だろうが……!大人しくしてろ!)
グレイ : (頬に手を添えるフリをして起き上がろうとする首を抑えつけた)
ハイネ : (知らん!そこから先お前の台詞しかないのに読んでいるわけないだろう!)
グレイ : (良いからそこで死んでいろ!!)
ハイネ : (クソ……っ!)(おとなしく押さえつける手に従った)
やがて騒ぎを聞きつけたのか、人の気配も近寄って来て。
台詞、覚えてる?(ジュリエット)
目標値:8 <= 3d++メモライズ
達成値:15([5,2,5]+3)
判定に成功しました
グレイ : 造作も無い
グレイ
あ、あの声は、早くしなければ
グレイ
ああ、幸いここに短剣が。
この身体をお前の鞘に―――。
グレイ
どうか、私を死なせておくれ―――。
こうして、二人の恋物語は幕を閉じることになりました。
しかし、二人の純粋な気持ちは、
モンタギューとキャプレットの心を動かし、
ようやく二人の家は手を取って歩き出しました。
二人の哀れな若者の死をもって、
ようやく二つの家は争いをやめる事ができたのです。
哀れな物語はこの世にいくらでもあるでしょう。
でも、ロミオとジュリエットの恋物語ほど、
痛ましい物語は、他にないと言われています。
劇を終え、日の落ちた街を歩く。
ハイネ : …………。
グレイ : クソが……最悪の依頼だったぞ……
ハイネ : 私の台詞だ…………。
ハイネ : ……。
ハイネ : 絶対に、喋るなよ…………奴らにな……。
グレイ : お前こそ口を滑らしたら殺すぞ。
ハイネ : ハッ……よくよく覚えておくよジュリエット……。
ロミオとジュリエットは、
些細なすれ違いの果てに、
悲劇的な結末を迎えてしまった。
グレイ : やかましいぞロミオ
しかしそれは、劇の中の二人の話。
あなたたちの未来は、どうなっていくのだろうか。

それはまだ、誰にも分からないことだ。
ハイネ : お疲れ、よくやったな。
グレイ : 簡単な依頼だったかな

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『劇の邪魔をする男を捕まえて欲しい。』
Master/inuihimeko様